自社のサイトにアクセスを増やしたいものの、正しい運用ができず、更新しても効果が得られないことがあるでしょう。
効率の良いWebサイトの運用を検討しているのであれば、他社に依頼して代行してもらうのがおすすめです。
今回はWebサイトの運用代行のメリットや運用代行会社を選定するポイントを紹介していきます!
8つあるWebサイトの種類も詳しく紹介するので、参考にしてみてください。
目次
1.Webサイトとは
Webサイトとは、インターネット上にある同じドメインを有しているWebページの集まりです。
ドメインとは「.jp」「.com」「.net」などのことで、それぞれWebページがあります。
画面で見ているこのページもWebページであり、Webサイトのうちの一部です。
2.Webサイトとホームページとの違い
ホームページとは、Webサイトのトップページのことです。
開いた最初のページがホームページであり、ホームボタンを押すことで表示されます。
つまり、ホームページはWebページの中にある関係性です。
しかし、ホームページの意味の捉え方は人によって異なり、プラウザを起動した最初のページも該当することがあります。
Webサイトとホームページの用語を、日本国内で使えば問題ありません。
海外で使用したり、IT知識のある方に使用したりすると、認識の違いが発生する可能性が高いです。
3.Webサイトの種類
Webサイトには大きく分けて8つの種類があり、それぞれ特徴や目的、メリットなどが異なります。
違いを理解しておくと、Webサイトを制作するときに軸がブレる心配がないでしょう。
3-1.Webサイトの種類1.コーポレートサイト
コーポレートサイトとは、企業サイトのことを指します。
ほとんどの企業が採用している種類で、主に企業情報を掲載するのが特徴です。
具体的には採用情報や商品・サービスの紹介、問い合わせフォームなどが該当します。
コーポレートを活用することで、自社の魅力が外部へ伝わりやすいです。
消費者や取引先に伝わると、商品・サービスの購入や他社からの営業が来る可能性が高まります。
例えば消費者は問い合わせフォームから資料請求がしやすくなり、興味を持ってもらえるでしょう。
取引先となる企業は自社が信頼できる会社かを判断するために、企業情報を確認します。
いわゆる名刺のような役割を担うことで、顧客からの信頼を得られやすいです。
ビジネスチャンスを逃さないためにも、コーポレートサイトは重要と言えるでしょう。
3-2.Webサイトの種類2.ブランドサイト
ブランドサイトとは、ブランド価値を高めて消費者に商品のイメージを売り出すサイトを指します。
普通の商品ではないブランディングをアピールすることで、ロイヤルカスタマーが付いてきやすいです。
仮に売り出す商品が単一でも、ブランドサイトの活用ができます。
興味を持ってもらうために商品の特徴や魅力を伝えるのも重要ですが、競合他社にはないコンテンツを加えると効果的です。
自社の商品・サービスを購入しても、簡単に競合他社の商品・サービスに乗り換えないようなサービスが重要視されます。
取引実績や導入事例など、顧客が自社を利用する価値が見いだせるWebサイトを活用すると良いでしょう。
ブランドサイトで直接販売しなくても、コーポレートサイトやECサイトに繋げるのも1つの手です。
紹介するブランドの価値やストーリー、メリットなどを提示して、顧客の訴求ポイントを抑えるようにしてください。
3-3.Webサイトの種類3.プロモーションサイト
プロモーションサイトとは、宣伝を目的とするWebサイトです。
英語のプロモーション(promotion)は昇進や振興、販売促進などを意味します。
しかし、日本のビジネスシーンにおいては、消費者に購買してもらうための誘導および活動として使われるのが一般的です。
主な使い方は、特定の商品・サービスを期間限定で売り出す運用方法になります。
ブランドサイトのように特定の商品・サービスを紹介するのは似ていますが、目的が違うので覚えておきましょう。
プロモーションサイトは宣伝による売り上げが目的で、ブランドサイトはイメージや認知の拡大が目的です。
顧客に訴求することで、プロモーションサイト内で成約に繋げられる特徴があります。
正しい構成を組み込み、ページからの離脱を防げて、納得のいく購入をしてもらいやすいです。
3-4.Webサイトの種類4.サービスサイト
サービスサイトとは、自社の商品・サービスを紹介することで、売り上げを増やすのを目的としたWebサイトです。
売り上げが目的と聞くと、宣伝を利用したプロモーションサイトと混同してしまうでしょう。
しかし、プロモーションサイトは公開期間が限定されるのに対して、サービスサイトは公開期間が長期的です。
長期的に行えると対策ができて、独自性のあるコンテンツにブラッシュアップができます。
例えばサービスの利用に不安な方がいるのを想定した場合、お客様の声を入れると効果的です。
他にも導入事例を紹介して、実際にどのような変化が起きたかを見せると、サービス利用後の未来が見えてくるでしょう。
自社商品の認知が広がっていないとき、サービスサイトの活用は有効です。
他にも認知はされているもののCVが少ないときは、ニーズに細かく焦点を当てた訴求をするのが重要になります。
3-5.Webサイトの種類5.ECサイト
ECサイトとは、オンラインで商品・サービスを購入できるWebサイトです。
出品していれば顧客がいつでもどこでも購入できて、営業する必要がありません。
検索機能が充実していて、求めている商品を見つけやすいです。
決済機能も利便性が高く、状況に合わせて都合の良い支払いができます。
具体的な支払い方法は、クレジットカード決済・コンビニ決済・銀行振込・代金引換の4つです。
ECサイトの市場規模は拡大する見込みがあり、販売経路を確保しておく必要があります。
代表的なECサイトはAmazonや楽天などですが、専門的な商品を取り扱っているECサイトが豊富です。
自社の商品を購入するファンを増やすために、ECサイトの導入は必要と言えるでしょう。
3-6.Webサイトの種類6.ランディングページ
ランディングページとは、商品・サービスの申し込みをしてもらうためのWebサイトです。
1ページで完結する特徴があり、読者はスクロールすることで読み進められます。
上から読むことで購買意欲を高める構成になっていて、CVに繋げるための訴求力が高いのがメリットです。
集客の入口は広告や検索流入なので、ランディングページのサイトに来てもらうための導線づくりが欠かせません。
自社商品を利用する方の年齢・性別・悩みなどを洗い出して、細かく設定すると効果的な訴求ができます。
同じ商品を販売しても、ターゲットを絞るケースに比べて、ターゲットを絞らないケースでは訴求が上手くいかないです。
ライフスタイルにも着目して、ランディングページを制作するのが重要になります。
3-7.Webサイトの種類7.オウンドメディア
オウンドメディアとは、企業自身が運営するメディアの総称を指します。
顧客の獲得が目的で、自社が発信したコンテンツに興味を持ってもらうのが狙いです。
潜在顧客や見込み顧客などを集客するので、SEO対策が欠かせません。
商品名でキーワード流入を増やすだけではなく、商品に関連したキーワードも選定する必要があります。
例えばダイエットサプリを販売するなら、効率よく健康的に体重を減らしたいという大枠のニーズがあるでしょう。
そこから「ダイエットサプリ 口コミ」「ダイエット 10キロ」「痩せる方法」など、コンテンツに繋げられるキーワードが豊富です。
幅広く集客できるチャンスがあるので、ターゲット層をしっかり把握してコンテンツを作成してください。
3-8.Webサイトの種類8.リクルートサイト
リクルートサイトとは、新入社員を確保するために作成した独立的なWebサイトです。
コーポレートサイトのようなステークホルダーに情報受発信をするために、リンクを設置しません。
求人ポータルサイトとも異なり、自社で完結するのが特徴です。
わざわざ求人ポータルサイトに掲載しなくても、自社に興味がある方のみが応募してくれます。
自社サイトであれば、社員のインタビュー記事や社内の雰囲気が伝わる画像・動画など、幅広いコンテンツが提供可能です。
求職者のニーズに応えられる情報を掲載することで、新入社員の確保に繋がります。
4.Webサイトの運用代行を利用するメリット
Webサイトは自社で運営するのではなく、運用代行に任せておくと多くのメリットが得られます。
事業の成長に役立てるために、Webサイトの運用代行を検討してみてください。
4-1.Webサイトの運用代行を利用するメリット1.コスト削減
Webサイトの運用代行を利用すると、コスト削減ができるメリットがあります。
運用代行は月額1万円程度で、自社の負担が少ないです。
実際に自社で負担するのを想定すると人件費がかかり、専門的な知識を有している方がいないときは社員の採用から始めなければなりません。
勉強から手を付けると時間がかかり、なかなかWebサイトを最大限に活用できないです。
しかし、運用代行を依頼すれば、削減したコスト分を別の経費に使えます。
コスト削減で自社の負担を軽減した場合は、代行がおすすめです。
4-2.Webサイトの運用代行を利用するメリット2.社内の負荷軽減
社内の負荷軽減のために、運用代行を利用した方が良いメリットがあります。
大規模な事業者は、Webサイトの運用を社内で任せられる人的リソースを用意できるケースが多いです。
しかし、中小の事業者に関しては人的リソースが用意できず、負荷が大きくなります。
特に他の業務と兼務してしまうと、効率が悪くなって事業の成長速度が落ちてしまうでしょう。
さらに新しいコンテンツの追加やSNSの運用など、事業が増えてしまえば担当者のみでは仕事を捌ききれません。
運用代行を始めれば担当する会社に委託できて、人員の確保が不要です。
問い合わせがあっても、代行会社が決まった返答作業をしてくれます。
4-3.Webサイトの運用代行を利用するメリット3.ノウハウの活用
自社のWebサイトに課題が見つかっても、代行会社のノウハウを活用して対応できるメリットがあります。
何か課題を解決したい場合は、代行会社に相談してWebサイトをリニューアルしてもらうようにしましょう。
また、ツールを活用することで、自社が把握できない課題を洗い出してくれます。
例えばアクセス解析を利用すると、Webサイトにどのような方が訪れているのかが分かるので便利です。
PVは増えているものの、離脱するページが集中していれば、コンテンツを修正する必要があります。
集客やブランディングなど、会社によって目的は異なりますが、最適なプランを提案してくれるでしょう。
「現在はノウハウを有している担当者がいる」といった会社でも、離職リスクに備える必要があるので注意してください。
Webサイトの運営に関して何も知らない方が引き継ぎをすると、膨大な時間がかかります。
代行会社に依頼すれば、技術的な問題があっても解決可能です。
5.Webサイトの運用代行会社を選定するポイント
運用代行をしてくれる会社を闇雲に選ぶのではなく、いくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。
依頼して後悔しないように、ここではWebサイトの運用代行会社を選定するポイントを解説します。
5-1.Webサイトの運用代行会社を選定するポイント1.運用目的を共有する
Webサイトの種類が8つあるように、運用目的が会社によって異なるでしょう。
そのため、あらかじめどのような運用目的があるのかを代行会社と共有しておく必要があります。
修正箇所はどれくらいあるか、新規のページを作る本数は月に何本かなど、1つ決めるだけでも見積もり金額が異なるからです。
自社のWebサイトの目的を明確にして、目的達成のために未解決な課題が何かを把握しておきましょう。
事前に決めておけば、話し合いがスムーズです。
5-2.Webサイトの運用代行会社を選定するポイント2.業務内容について確認する
業務内容を把握しておかないと、認識のズレによってトラブルが起きてしまうので注意してください。
例えば緊急の要件でWebサイトを修正依頼したくても、土日祝日に対応していないと解決に時間がかかります。
仮に緊急時に対応してもらった場合、高額の請求がかかる可能性も考慮しておかなければなりません。
業務内容はどこまで対応してくれるのか、契約書にサインする前に必ず確認・質問をするようにしてください。
6.まとめ
Webサイトの運用代行をすると、自社で管理するよりも圧倒的にコストを削減できるメリットがあります。
また、社内の負荷軽減に繋がり、事業の成長スピードを落とす心配が少ないです。
運用代行会社を選定するには、運用目的を共有したり、委託先の得意分野を把握したりすると良いでしょう。
契約前には業務内容を確認して、緊急時の対応に問題ないかを確認してください。

私たちは現在の自分に甘んじず、チャレンジをすることで、お客様にプロとしての価値を提供いたします。常に知識・技術をアップデートし、お客様の成長に貢献してまいります。
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