Webマーケティングの相場とは?Webマーケティングの自社費用・外注費用からコンサルティング費用まで徹底解説! - (株)GMSコンサルティング
Webマーケティングの相場とは?Webマーケティングの自社費用・外注費用からコンサルティング費用まで徹底解説!

Webマーケティングの相場とは?Webマーケティングの自社費用・外注費用からコンサルティング費用まで徹底解説!

2023.1.27

webマーケティングを始める前に、どれくらいの時間と料金が必要なのかを知ることは、マーケティングを成功させるために知っておくべきことです。

今回はwebマーケティングの相場について自社費用・外注費用からコンサルティング費用までを紹介していきます。


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1.webマーケティングとは

 

近年はインターネットショッピングがメインになり、集客に必要なマーケティングスタイルにも変化が起きています。

マーケティングは購買意欲をかきたてるために、商品やサービスの魅力を最大限に引き出す戦略を指します。

 

すなわちwebマーケティングとは、インターネットサイトやサービス上での顧客拡大や購買意欲をかきたてる活動を指しています。

 

webマーケティングの手段は多岐にわたり、検索エンジンやアフィリエイトはもちろんですが、SNSを使った動画マーケティングなども非常に有効と考えられています。

このような活動を継続して、顧客拡大や売上アップに繋げていくのがWebマーケティングです。

 

 

2.webマーケティングの施策の種類

 

webマーケティング施策は、認知・コンバージョン・リピートの3つからできています。それぞれにターゲット層がや媒体が異なりますので、それを理解し活かしていきましょう。



こちらに手法を一覧にして簡単に特徴を表にまとめると読者に優しいです。

 

2-1.リスティング広告

 

コンバージョン施策の1つで、顕在層向けのマーケティング方法です。

検索や閲覧した結果を分析し、ユーザーが関心を持つような広告がweb上に自動的に表示されるようにします。

たとえば、ダイエット関係の記事やレシピを検索しているユーザーには、ダイエット食品やサプリメント、スポーツジムの広告がおおくなります。

このように、ユーザーが知りたい・求めている事柄にマッチした広告を表示し消費意欲をかきたてるのです。

リピート率が高い・知名度がある・一時的な時期にニーズが高まるサービスや商品に向いている広告です。



2-2.SEO(検索エンジン最適化)

 

Googleなどでキーワード検索した時に、自社サイトが上位に位置するようにする施策です。

検索エンジンが理解しやすくなれば、必然的に上位に設置されるようになるので、コンテンツ制作などの施策を行っていきます。

検索エンジンに評価されることで、ユーザーの目に留まりやすくなり情報が届きやすくなるということです。

どのようなキーワードで検索すれば、商品やサービスにたどり着くのかを考えコンテンツを作成し品質を高めます。

検索順位が上がり、流入が増えれば認知度が上がり集客が増えるので、顕在層ユーザーを引きこむこともできます。

ブランディング効果が高いのが、SEO(検索エンジン最適化)のメリットです。



2-3.アフィリエイト広告

 

webサイトやブログ、SNSのスペースを使って広告を掲載し、訪問ユーザーに対してアピールする方法で、一般的には成功報酬型をアフィリエイトと呼んでいます。

アフィリエイターのwebサイトなどに自社リンクを掲載してもらうことで、訪問したユーザーがコンバージョンすることを狙います。

ユーザーがリンクからサービスなどを利用すると、アフィリエイターへの報酬が発生するしくみです。

企業は仲介サービスASPというサービスに登録し固定費を支払い、アフィリエイト広告を掲載してもらいます。



2-4.アドネットワーク広告

 

複数の媒体で広告を掲載する場合、それぞれに入稿する方法や課金システムが異なると時間と手間がかかってしまいます。

また、媒体によってデータ提供に違いがあると収集や分析が難しく、マーケティングに活かすことができません。

これらを解決するのがアドネットワークで、入稿を一括して任せることができる広告配信サービスのことです。

多くの媒体を一括することで、データ入稿が楽になるだけでなく受注や掲載を任せられるので広告主には大きなメリットです。

形式の揃ったデータを受け取れるので、効果検証がしやすく内容を精査しやすくなります。



2-5.リターゲティング広告

 

 

リターゲティング広告は、以前にサイトを訪問したユーザーに対して広告を配信する方法です。

Cookieで訪問者をリスト化しアプローチするので、傾向的にコンバージョン率が高くなります。

ユーザーから見ると、興味を持ったことがある、もしくは興味があるサービスの広告を目にすることになるので、クリックする確率が高くなるのです。



2-6.SNSマーケティング

 

視認性や拡散性の高いSNSを使ったマーケティングで、自社アカウントを作成し広告を投稿する方法です。

SNSでは気になる情報をフォロワー同士でシェアやリツイートで、素早く拡散できます。当事者同士は同じ趣味や考え方などで繋がっているために、拡散後の同調率が高いためにマーケティングとして非常に有効であると考えられるでしょう。

SNSマーケティングでは、担当者がリアルタイムで投稿しユーザーともやり取りしながら、訴求していきます。

こうすることで、アカウント名の認知度が上がれば、インプレッション回数が増え購買行動に繋げられます。

PR TIMESの調査によると、SNS情報から購入した人の約76%が「購入予定はなかった」と答えています。

SNSマーケティングの結果、購買意欲が刺激されて購入するユーザーがいることがわかるでしょう。

参考:プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES



2-7.インフルエンサーマーケティング

 

かつては、モデルやタレントがSNSで商品やサービスの特徴や魅力を発信すると、拡散され消費行動が高められていました。

最近では、SNS上で世間に大きな影響を与える人をインフルエンサーと呼び、その人達にPRしてもらい消費行動を促進させるのがインフルエンサーマーケティングです。

企業PRとの違いは、友人や知人の口コミから紹介されるようなイメージで購買意欲がかきたてられる点です。

インフルエンサーは、ソーシャルスコアリングサービスで個人の影響力を測定し選びだします。

プラットフォームによって評価基準が異なりますし、ユーザーの利用目的や年齢なども異なりますので、自社がアプローチしたいSNSを的確に選ぶことが大切です。



3.webマーケティングの費用相場と外注費

 

 

自社にwebマーケティングに詳しい社員がいる場合、費用をかけずに企画できますが効率的とはいえません。

そこで検討したいのは、コンサルティングや外注によるwebマーケティングです。

自社で行う場合と外注では、費用にどれくらい差があるのか比較検証します。

 

こちらに自社と外注の場合の違いを表をまとめた方がいいと思われます。



3-1.Webマーケティングの費用相場.自社費用の場合

 

自社でwebマーケティングを行う場合には、リスティング広告を利用するのが一般的です。

リスティング広告ではキーワードごとに単価を決めていますので、クリック数×単価が広告費となります。

単価は競合の高さで決まりますし、広告媒体でも変動しますので、GoogleやYahooなどの広告管理画面で調べておきましょう。

記事コンテンツも社員が代行すれば費用を抑えられますし、SNSマーケティングは発信自体にかかるコストを抑えられます。

自社でwebマーケティングを行う場合、年間数万円で行えますが、社員の負担が増えるだけでなく時間がかかってしまいます。



3-2.Webマーケティングの費用相場.外注費の場合

 

webマーケティングを外注する場合には、リスティング広告だけでなくリターゲティングやSNSなどを利用した広告を活用します。

広告費用に手数料がプラスされたものが、外注相場になり平均的なマージンは20%です。

このマージン20%を基準に広告代理店を選びますが、費用が安いから広告効果が低い、高いから集客が見込めるとは限りません。

運用にはマージン以外に、LPを制作し運用する費用や効果を持続するために費用がかかります。

LPは安価に制作できますが、構成やライディングスキルを求めるのであれば25万〜50万程度が必要です。

月に数本程度であれば、この金額以下で外注も可能ですが、戦略やコンサルティング、アクセス解析なども任せるのであれば、30万程度と覚えておくと良いでしょう。

また、この他に月額料金やSEOのための記事外注、オウンドメディア制作、SNS代行などは、別途料金がかかります。

どこまで外注するのかをよく考え、広告代理店との比較検討をおすすめします。



4.webマーケティングのコンサルティング費用相場

 

ユーザー目線で適切なアドバイスを受ければ、欠点を改善し有用なwebマーケティングが行えます。

コンサルティング能力を身に付けさせるための研修や、特定の広告媒体や手法に限定したコンサルティングもあるので自社が弱いと感じることから始めると良いでしょう。

また、高額にはなりますが幅広い領域に対応し、企業全体のスキームレベルを高める戦略コンサルティングも受けられます。

費用はサポートの範囲や担当者の力量によって変動しますが、改善点のアドバイスで月額10万〜50万円が相場です。

短期間で効果を得たい場合には、広告代理店やSEO対策業者などのコンサルティングサービスを受けるのをおすすめします。



5.Webマーケティングの費用・予算の立て方

 

 

webマーケティングを外注するには、目標を設定してから予算を立てていきます。

初めから高い目標を立てると、先を見越した予算を決められます。

始めてすぐ効果を求めるのではなく、最終目標に向けて初期、中期と段階を踏まえながら改善していけるようにすると効果的です。

段階を踏んでwebマーケティング目標を形にしていくためには、外注する企業をしっかり見極めるのが大切です。

長期的な戦略を考えるのであれば、経営コンサルティング目線でのマーケティングを行う企業が良いでしょう。



6.webマーケティングの代理店を選ぶ際のポイント

 

webマーケティングの代理店を選ぶ際には、幾つかポイントを抑えながら複数の企業を比較していきます。

ここからは、抑えておくべき3つのポイントをご紹介します。



6-1.Webマーケティングの代理店を選ぶ際のポイント1.運用実績の確認

 

自社がメインで利用したい広告媒体の運用実績があるのか、高い効果を発揮しているかをチェックします。

HPなどで運用実績は確認できますが、具体的な施策は直接聞かなければ分かりません。

自社と同じような業種や会社との取引があるか、何社くらいのwebマーケティングを担当した実績があるかを確認しましょう。



6-2.Webマーケティングの代理店を選ぶ際のポイント2.運用担当者のスキル

 

効果的なwebマーケティングを行うには、豊富な知識スキルが必要です。

自社が求める広告媒体に対して高いスキルを持っている担当者がいるのか、担当者が多く綿密な打ち合わせができるのかも確認しましょう。

また、連絡が取りやすくPDCAサイクルもスピーディーであるかも重要です。



6-3.Webマーケティングの代理店を選ぶ際のポイント3.運用手数料の設定

 

運用手数料は毎月発生するものですから、選定条件を確認しておきましょう。

一般的には、広告費用の20%が運用手数料として支払われますが、価格交渉はできます。

ただし、広告代理店は運用手数料で会社を経営していますので、無理な値引きを嫌がられやすく仕事を引き受けてくれなくなるケースもあります。

「運用手数料は広告費用の20%」が相場ですので、あらかじめこの金額で受けてもらえるのかを確認した方がいいでしょう。



7.まとめ

 

新型コロナの影響もあり、社会の仕組みが一気にデジタル・リモート化しています。

従来のオフラインからデジタルマーケティングへと移行していますので、今後はwebマーケティングは多くの企業に求められていくでしょう。

webマーケティングを行うのであれば、基礎を知ったうえで代理店を利用し、施策から効果を発揮できるようなwebマーケティングにチャレンジしていきましょう。

 

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