Facebook広告の広告料金の支払いに利用可能な決済方法
広告料金が請求されるタイミング
広告料金の支払いに失敗した時の対処法

上記はFacebook広告を利用するにあたり非常に重要なポイントです。

また、Facebook広告の広告料金の支払い方法はしっかり設定をしておかないと最悪の場合アカウントが停止されてしまう可能性があります。

今回は、Facebook広告を始める方向けに、支払い方法の解説や請求書のダウンロード方法を詳しくご紹介します。

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Facebook広告とは？

Facebook広告とは、Facebookのフィードやストーリーズに出稿可能なSNS広告です。低価格から配信可能で広告フォーマットの種類も多く、ターゲティングの精度が高いなどのメリットがあります。

1.Facebook広告の支払い方法

Facebook広告を作成して配信する際には、支払い方法の設定が必要です。支払い方法の設定ができていない場合は、広告が配信されないケースもあるので注意しましょう。日本のFacebook広告の支払い方法は下記の3通りです。日本以外の広告アカウントでは、銀行引き落としが対応可能な国もありますが、日本の広告アカウントでは銀行引き落としの支払い方法には対応していません。

1-2.Facebook広告の支払い方法1.クレジットカード

Facebook広告の支払いは、以下のクレジットカードまたは国際ブランド付きデビットカードが対応しています。

• American Express 
• Mastercard
• Visa

Metaビジネスヘルプセンター*1では、JCBカードでも支払い可能となっていますが、実際には選択できないため注意が必要です。American Expressカードは、米ドル、ユーロ、日本円などFacebook広告で利用可能な通貨に限られます。ほかの通貨を利用している場合は、Metaビジネスヘルプセンター*2でカードの利用ができるか確認しておきましょう。

*1Metaビジネスヘルプセンター「Facebook広告で利用できる支払い方法」

*2Metaビジネスヘルプセンター「American Expressで利用できる通貨」

1-3.Facebook広告の支払い方法2.PayPal

PayPalとは、デビット・クレジットカード・銀行口座から支払いと受け取りができるオンライン決済サービスです。世界2,400万以上の国で使用でき、3億人以上のユーザーがいます。PayPalは、米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円など、20種類以上の通貨に対応していますが、クレジットカードと同様にFacebook広告で利用可能な通貨*には制限があるので注意しましょう。

PayPalの取引手数料は、Facebook広告側が支払います。ただし、PayPalアカウントの通貨がFacebookアカウントの通貨と異なる場合は別途、外国為替手数料が発生するケースがあるため注意が必要です。Facebook広告のアカウント通貨とPayPalのアカウント通貨が同一の場合は、追加料金は発生しません。PayPalで使える支払い方法は以下のとおりです。PayPalでは、以下を登録してPayPalを経由して支払いを行います。

*Metaビジネスヘルプセンター「PayPalで利用できる通貨」

1-4.Facebook広告の支払い方法3.オンラインでの銀行振り込み

Facebook広告は、オンライン銀行振り込みにも対応可能です。ただし、以下の条件があります。2つの条件をクリアしなければ、オンライン銀行振込を支払い方法として選択できません。また、初期設定の段階で、クレジット支払いやPayPal支払いを選択すると、今後オンライン銀行振り込みはできなくなるので注意しましょう。

• 初回の設定で手動決済を選ぶ

• 支払い通貨が日本円である

2.Facebook広告の支払いのタイミング

Facebook広告の広告料金の支払いには「自動決済」と「手動決済」の2種類があります。それぞれ支払いのタイミングが異なるので、事前に確認しておきましょう。また、広告アカウントを「自動決済」または「手動決済」のいずれかに設定すると、別の支払い設定に切り替えができないため、将来的な支払いも考慮して設定する必要があります。

2-1.Facebook広告の支払いのタイミング1.自動決済

自動決済は、請求日と請求金額の単位を事前に決めておき、金額に達したタイミングで支払いが行われる仕組みです。「クレジットカード」「国際ブランド付きデビットカード」「PayPal」などの支払い方法が該当します。

例えば、請求単位額を1万円にした場合、広告料金の総額が1万円に達した時点で1万円が請求されます。総額が2万円になると追加でまた1万円の請求が行われる仕組みです。ただし、広告料金の総額が1万5,000円の場合は、請求金額の1万円で割り切れません。5,000円の残金は、その月の請求日に請求されます。 希望すれば、請求日を待たずに残金を任意のタイミングで支払えます。 

2-2.Facebook広告の支払いのタイミング2.手動決済

手動決済は、広告を配信する前にアカウントに資金を手動で入金をしておき、広告が掲載されると、その費用が1日に最大1回、残高から差し引かれます。手動決済に利用できる支払い方法は、オンライン銀行振込のみです。手動決済では、自動決済のように請求単位額が決められません。

3.Facebook広告の支払い方法の設定

Facebook広告の支払い方法の設定手順は以下のとおりです。

1. 支払い方法を設定したい広告アカウントを選択する
2. 左側の「ビジネスホーム」の中から「広告マネージャ」をクリックする
3. 「ビジネスツール」の中から「請求と支払い」をクリックする
4. 右上にある「支払い設定」をクリックする
5. 支払い方法を追加する（請求書や領収書などもこの画面から発行可能）
6. 「クレジットカード」か「PayPal」を選んで「次へ」をクリックする
7. 支払い情報を入力し「次へ」をタップする

4.Facebook広告の支払い方法の変更方法

Facebook広告の支払い方法を変更する場合は、先にご紹介した支払い方法1～4の設定手順と同様です。それ以降は以下の手順で変更します。

1. 「支払い方法」のセクションの編集または更新する支払い方法の横にある「編集」をクリックする

2. 変更したい情報を書き換える

3. 保存をクリックする

5.Facebook広告で支払いができないときの対処法

Facebook広告では、銀行振り込みやクレジットカードで支払いができないケースがまれに起こります。主な対処法は以下のとおりです。

5-1.Facebook広告で支払いができないときの対処法1.銀行振り込みができない場合

銀行口座の残高不足によって支払いができないケースがあります。まずは残高を確認しましょう。オンラインバンキングの口座からの支払いが拒否されたときは、未払い金が支払われるまで広告アカウントは停止されます。新しい支払い方法を追加して現在の残高を手動で支払う方法もあります。。

5-2.Facebook広告で支払いができないときの対処法2.クレジットカード振り込みができない場合

以下のような原因で、クレジットカードの支払いができないケースもあります。

• 設定の際にクレジットカード番号を間違えて入力した
• クレジットカードの有効期限が切れている
• カードの限度額が超えていて使用不可となっている

一度でも広告アカウントが停止されると、アカウントに紐付いていたクレジットカードは使えなくなります。他のクレジットカードを再び登録しなければなりません。クレジットカードが1枚しかない場合は、PayPalの支払い設定でクレジットカードを選択し、Facebook広告の支払い方法をPayPal支払いに変更しましょう。

6.Facebook広告の支払いの請求書ダウンロード方法

Facebook広告の支払いで請求書を確認する場合は、ビジネスマネージャ内で確認します。広告アカウントの請求書を確認するには、アカウントのファイナンスエディターであるかファイナンスアナリストである必要があります。支払い管理上の請求書は、PDFファイルとしてダウンロードも可能です。取引IDの横にマウスオーバーすれば、ダウンロード用のアイコンが表示されます。アイコンをクリックするとダウンロードを開始します。1ヶ月分の請求書をまとめてダウンロードしたい場合は、日付を指定して請求書を絞り込み、「すべての支払明細書をダウンロード」をクリックすると良いでしょう。一括ダウンロードの場合は、以下のダウンロード形式から選択可能です。

7.まとめ

Facebook広告を始める方向けに、支払い方法の種類や支払いのタイミングなどをご紹介しました。Facebook広告の支払いは、設定の順番や勘違いをしてしまうと変更できないケースがあるので注意しましょう。また、銀行の残高不足で支払いができなかったり設定時の入力ミスでアカウントに紐付いていたクレジットカードが使えなくなったりするケースもあります。ご紹介した内容や注意点をよく読み、慎重に設定を行ってください。 

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GMSコンサルティング編集部

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