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2023.1.16

2025.7.6

【初心者向け】Facebook広告で実績を出すためのポイントを徹底解説!

【初心者向け】Facebook広告で実績を出すためのポイントを徹底解説!

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Facebook広告は、豊富な掲載媒体や高いターゲティング精度などの理由から、費用対効果が高く、多くの実績を作っています。

しかし、その配信設定の幅は広く、目的に合った設定でないと広告の効果が出ないだけでなく、無駄な広告費を払うことになってしまうのです。

せっかく広告費を払っているのに、そういったことは避けたいですよね?

本記事では、Facebook広告を行う際の設定の仕方や実際にFacebook広告で成功した実績、同様の成果を出すポイントをご紹介します。

これからFacebook広告を始める方や、現状Facebook広告の効果が出ず悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

Facebook広告とは

 

Facebook広告とは、Facebookの中で表示される広告やそのプラットフォームのことを指します。

Fecabook広告は、世界中で26億人を超えるユーザーにアプローチできる規模の大きさや、ターゲティング精度の高さなどの理由から、費用対効果が高い広告として人気です。

 

Facebook広告の配信先と掲載場所

 

Fecabook広告はFacebookだけでなく、Instagramなど4つの媒体で広告を掲載できます。

それぞれの媒体に特徴があるため、ターゲットや目的に応じた選択が可能です。

またFecabook広告には「自動配置」機能があります。

自動配置機能とは、広告の目的や予算を決めることで、広告を最適な掲載場所に自動で配置できる機能です。

自動配置を活用することで、Web広告の運用が初心者な方でも、簡単に効果的な広告展開が可能になります。

 

Fecabook広告の配信先と掲載場所

  1. Facebook
  2. Instagram
  3. Messenger
  4. Audience Network



1. Facebook

 

Facebookは、日本国内に2,600万人以上、全世界には26億人以上のユーザーがいるSNSです。

Facebook上では、ニュースフィードやストーリーズの他に、カルーセルやスライドショーなど多くの方法で広告掲載ができます。

ニュースフィードは一部PC版のみでしか表示されない、カルーセルは多くの画像を挿入できるなど、各掲載方法ごとにも特徴があります。

Fecabook広告は、ターゲットや広告のクリエイティブに合わせて幅広い運用が可能です。



2. Instagram

 

Instagramは、日本国内で3,300万人に利用されており、若者を中心に利用者が多いSNSです。

Instagramでは、フィード(タイムライン)やストーリーズなどでの広告掲載ができます。

その若者中心のユーザー層や画像メインの広告形態から、ファッションや美容などのBtoC広告との相性がいいのが特徴です。

また魅力的な画像により視覚的にユーザーにアプローチできるため、ブランドの認知拡大やイメージアップの効果もあります。



3. Messenger

 

Messengerは、Facebook社が提供する、全世界で13億人以上に利用されているメッセージアプリです。

コロナ禍に合わせて「Messenger Rooms」というオンラインミーティング機能が追加されるなど、ビジネスシーンを中心に利用されている特徴があります。

Messengerでの広告は、ユーザーのチャット内に表示され、そこから自社サイトやアプリケーションのインストール画面に遷移されます。

さらにMessenger上でユーザーと直接やり取りが可能で、チャットボットを使うことで、24時間体制でユーザーからの問い合わせ対応やWebサイトへの誘導が可能です。

広告をみたユーザーからの質問に答えられるのがMessenger広告最大の魅力です。



4. Audience Network

 

Audience Networkとは、Fecabook社が提携しているWebサイトやアプリケーション上に広告を配信できるサービスです。

Facebook広告のターゲティング設定やクリエイティブをそのままに、Fecabook外の媒体で広告の展開ができます。

またAudience Networkでは、自社が意図しないWebサイトやアプリへの広告配信を防ぐための、パブリッシャーリストという機能があります。

パブリッシャーリストには、広告の配信可能性があるサイトが一覧になっており、自社のイメージに合わないサイトへの配信の停止が可能です。

 

Facebook広告の配信先について詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

参照:【必見】Facebook広告の配信面、設定方法を徹底解説!

 

Facebook広告の課金方式

 

Facebook広告の課金方式には、「インプレッション課金(CPM)」と「クリック課金(CPC)」の2種類があります。

課金方式とは、広告の掲載費が発生する仕組みのことであり、目的や予算に合わせて課金方式を選択します。

 

  • インプレッション課金:広告が1,000回表示されるたびに課金。新商品の告知やブランドの認知度アップなどの目的との相性がいい。
  • クリック課金:広告がクリックさせるたびに課金。購入や申し込みなどユーザーのアクションを目的にした広告との相性がいい。

 

Facebook広告のオークションの仕組み

 

Facebook広告をはじめとする多くのWeb広告では、オークション形式で広告が表示されます。

Facebook広告では、入札価格や広告の質など3つの基準からオークションが行われます。

入札価格が高いだけでは、広告が配信されないこともあります。

推定アクションと広告品質を高めることで、費用対効果の高い広告運用が可能です。

 

Facebook広告オークションの3つの基準

  1. 入札価格:広告主が設定した入札価格
  2. 推定アクション率:広告をみたユーザーが実際にアクションを起こす可能性
  3. 広告品質:ユーザーからのフィードバックなど

 

Facebook広告の構造と設定方法

 

Facebook広告は、キャンペーン・広告セット・広告という3つの階層で構成されています。

広告マネージャーというツールを用いて各構成の設定を行うことで、目的に合った広告展開が可能です。



1.キャンペーン

 

キャンペーンでは、Facebook広告で達成したい目的の設定を行います。

自身に合った目的を、「認知度」「検討」「コンバージョン」の3つのカテゴリに分けられた合計11個の項目から選択可能です。

広告の配信はここで選択したキャンペーンに最適化された形で行われるため、重要な設定になります。

 

キャンペーンの設定

カテゴリ

目的

詳細

認知

ブランドの認知度アップ

ブランドの認知度を高める

リーチ

できるだけ多くのユーザーに広告を表示させる

検討

トラフィック

自社のWebサイトやLPなどのURLへの誘導

エンゲージメント

広告への反応が高いユーザーへのリーチ

アプリのインストール

アプリのインストールへの誘導

動画の再生数アップ

動画の再生数を増やす

リード獲得

メルマガの登録など、リードの獲得を行う

メッセージ

ユーザーとFecabook上でつながり、コミュニケーションを図る

コンバージョン

コンバージョン

商品の購入や資料請求などのアクションを促す

カタログ販売

商品を掲載して、売り上げを増やす

来客数の増加

実店舗への送客を行う



2.広告セット

 

広告セットでは、広告を配信するオーディエンス(ターゲット)や予算、広告の配置や期間など具体的な内容を設定します。

広告セットの設定をもとに広告が配信されるため、キャンペーンと同様に広告効果に大きく関わる設定です。

 

広告セットで設定できる項目

  • オーディエンス:年齢・性別・地域の基本設定から趣味など詳細な設定が可能
  • 配置:広告をFecabookやInstagramな4つのどの媒体で配信するかの設定が可能
  • 予算と掲載期間:広告にかける予算と配信スケジュールの設定が可能。予算は1日単位で設定でき、休日や祝日に多く設定することもできる。



3.広告

 

広告では、実際に配信される広告のクリエイティブや、その効果計測に関する設定を行います。

画像のアップロードやテキストの追加など、設定したキャンペーンと広告セットに合ったクリエイティブを作成します。

クリエイティブを作成し広告が配信された後も、広告効果を測定しさらなる改善が可能です。

 

Facebook広告のターゲティング方法

 

Facebook広告では、そのターゲティング設定の細かさからターゲティング精度が高い広告として人気です。

「コアオーディエンス」「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」の3つの設定を組み合わせることで、ターゲティング設定を行います。

ユーザーの年齢などのプロフィール情報に加えて、趣味や興味・関心をターゲティング設定に反映させることで、狙ったユーザーにのみ広告を配信できます。



1.コアオーディエンス

 

コアオーディエンスでは、ユーザーのプロフィール情報やFecabook上での行動を元に、オーディエンスの作成ができます。

設定項目が多いことに加えて、「and設定」や「or設定」を用いることで、「東京にいる半年以内に転職をした30代男性」などターゲットを絞った広告展開が可能です。

 

コアオーディエンスの設定

利用者データ

年齢・性別・学歴・役職・言語などの情報に合わせた設定

位置情報

ユーザーのいる、国や地域を細かく設定

興味・関心

ユーザーの興味や関心に合わせた広告配信

行動

過去の購入履歴やデバイスの利用状況に合わせた広告配信

つながり

すでにFecabook上でつながりがあるユーザや、つながりがないユーザに配信



2.類似オーディエンス

 

類似オーディエンスは、既存顧客やサイト訪問者などによく似たユーザーに広告を配信できます。

既存顧客に類似したユーザーにリーチできるため、効率のよい新規顧客の開拓が可能です。

類似度が高い人を1〜10%で指定でき、類似度とリーチする人数を調整しながら広告を配信できます。


Facebook広告の類似ターゲティングについて詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

参照:Meta(Facebook(広告)の類似オーディエンスとは⁉️作成、活用方法、注意点を解説

3.カスタムオーディエンス

 

カスタムオーディエンスでは、過去に商品やサービスの購入などのアクションを起こしたユーザーにターゲティングできます。

すでに自社の商品やサービスの顧客になっているユーザーや興味を持っているユーザーに向けて広告を展開できるため、コアオーディエンスよりも費用対効果が高くなる傾向があります。

カスタムオーディエンスはすでになんらかのつながりのあるユーザーへのアプローチが基本なため、新規顧客の開拓などの際には注意が必要です。

 

カスタムオーディエンスで設定できるユーザー

カスタマーリストに基づくカスタムオーディエンス

メールアドレスなどの情報を保有しているユーザー

ウェブサイトカスタムオーディエンス

自社のWebサイトを訪れたことのあるユーザー

エンゲージメントカスタムオーディエンス

自社のFecabookコンテンツにアクション(いいねなど)したユーザー

モバイルアプリカスタムオーディエンス

自社のアプリにアクションしたユーザー


Facebook広告のカスタムオーディエンスについて詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

参照:Facebook広告のカスタムオーディエンスとは?仕組みや設定方法、エラー時の対処法までわかりやすく解説!

Facebook広告の実績事例

 

ここまで紹介したようにFecabook広告では、目的に合った最適な設定を行うことで、高い効果を出せます。

ここからは実際にFacebook広告で成功した事例を紹介します。どの実績もFacebook広告の設定の豊富さを活かした実績ばかりなので、ぜひ参考にしてください。



1.エリア配信を活用し集客数増加

 

Facebook広告のエリア配信を活用することで集客数を増加させた実例があります。

Facebook広告では、イベントや展示会などへの集客を目的とした場合、エリアを絞って配信することで、その会場の近くの人に集中して広告の配信が可能です。

また実例では、広告からのWeb予約者には来場特典としてプレゼントを用意することで、さらなる集客数の増加を実現しています。

本件では、エリア配信を活用し従来の広告手法より獲得効率が3倍になっています。



2.チャットボットを活用し、顧客獲得単価削減

 

Facebook広告では、Messengerでのチャットボットを利用することで、顧客の獲得単価を約70%削減した実例も存在します。

チャットボットとはMessenger上の機能で、24時間365日でユーザーからの問い合わせ対応やWebサイトへの誘導ができる機能です。

ターゲットをMessengerへ誘導する広告を配信し、Messenger上のチャットボットによりターゲットと会話形式で商品やサービスの申し込みを促せます。

実際にFecabook for Businessのサイト内では、チャットボットを活用した広告戦略で顧客の獲得単価を約70%削減した実例が紹介されています。



3.動画広告を活用して約100万人にリーチ

 

Fecabook for Businessのサイト内では、慈善団体の認知向上のためにFacebook広告の動画広告が活用された実例が紹介されています。

実際の広告活動では、広動画広告は約100万人にリーチされ、慈善団体の認知拡大につながりました。

Facebook広告は商品やサービスの販売だけでなく、ブランドや団体の認知・イメージ向上への活用も可能です。



Facebook広告で実績を出すためのポイント

 

Facebook広告は、ターゲティングなどを適切に設定することで高い広告効果を出せます。

しかしFacebook広告の設定項目は多く、複雑な面も存在します。

Facebook広告を初めて利用する方にとって、最初から高い広告効果を出すことは困難です。

ここからは、Facebook広告で実績を出すための3つのポイントを紹介します。

これからFacebook広告を始める方や、広告効果が出ずに悩んでいる方は参考にしてみてください。

 

Facebook広告で実績を出すための3つのポイント

  1.  目的を明確に定義する
  2. ターゲットに合わせた広告を選ぶ
  3. データをもとに広告を改善していく



1. 目的を明確に定義する

 

Facebook広告で実績を出すためには、設定を行う前に目的を明確に定義することが重要です。

Facebook広告ではその目的に合わせた一貫性のある設定にすることで、広告効果が最大化されます。

目的が明確でないと、その後の設定にも一貫性がなくなり、広告の効果が低くなります。

「ブランドの認知向上などのエンゲージメント向上」や、「商品・サービスの販売などのコンバージョン獲得」のような明確な目的を設定しましょう。

明確な目的を決めた後は、その目的に合った広告セットやクリエイティブを作成することで、最適な広告展開が可能です。



2. ターゲットに合わせた広告を選ぶ

 

Facebook広告では、ターゲティング設定はもちろんですが、設定したターゲットに合わせた広告を選ぶことも重要です。

Facebook広告では、画像広告以外にもストーリーズ広告やMessenger広告など、広告の配置場所の種類が多い特徴があります。

設定したターゲットの年齢や性別・よく使うSNSに合わせた広告を選ぶことで、広告を見たユーザーのコンバージョン率を高めます。



3. データをもとに広告を改善していく

 

Facebook広告をはじめ、Web広告でよい効果を出すために重要なのが、広告の効果測定と改善です。

Facebook広告では、A/BテストやFecabookピクセルなどの方法で広告の効果を測定できます。

Facebook広告は、新聞などのマスメディア広告と異なり、広告の変更が簡単に行えます。

広告を配信した後も、効果測定のデータをもとに広告を改善していくことで、より費用対効果の高い広告運用が可能です。



まとめ

 

Facebook広告は、配信設定の豊富さや高いターゲティング精度などの理由から費用対効果が高く、多くの実績を作っています。

しかしその配信設定の幅は広く、目的に合った設定でないと広告の効果が出ないだけでなく、無駄な広告費を払うことになってしまうのも事実です。

この記事では、Facebook広告で行える設定をまとめ、実際に効果を出すためのポイントを紹介しました。

Facebook広告を運用する際は広告の目的を明確にし、広告の目的に合った設定をぜひ見つけてください。

Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部

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