YDA(Yahoo!ディスプレイ)広告とは?最新基礎知識から効果を最大化するコツまで徹底解説! - (株)GMSコンサルティング

YDA(Yahoo!ディスプレイ)広告とは?最新基礎知識から効果を最大化するコツまで徹底解説!

2022.6.15

「Yahoo!JAPANやYahoo!提携パートナーサイトに広告を出したいけれど、何から始めたら良いか分からない」、「Yahoo!ディスプレイ広告という言葉を聞いたことがあるけれど、意味が分からない」といった方は多いと思います。そこで、Yahoo!ディスプレイ広告の基礎をはじめ、Google広告(GDN)との違いや成果を最大限にするコツを細かく解説します。



1.ディスプレイ広告とは?

 

ディスプレイ広告とは、リスティング広告の一部です。リスティング広告は、「検索広告」と「ディスプレイ広告」に分けられます。ディスプレイ広告は、Webサイト内やアプリ上の広告枠に表示される広告です。



1-1 検索広告との違い

 

検索広告とディスプレイ広告の違いは、以下のように、配信面が異なる点です。検索広告は、GoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンに、ユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告なのに対して、ディスプレイ広告は、Webサイト内やアプリ上の広告枠に表示されるといった違いがあります。

 

 

ディスプレイについての詳細は、こちらをご覧ください。

ディスプレイ広告とは?最新基礎知識から検索広告との違いまで解説



1-2 アプローチできるターゲット層

 

検索広告とディスプレイ広告では、アプローチできるターゲット層にも大きな違いがあります。検索広告は、ユーザーの検索キーワードに連動して広告配信を行います。ディスプレイ広告は、検索行動だけでなく、閲覧したページ内容など、過去のWeb上での行動や検索行動を基に広告を配信するので、ニーズが明確なユーザーに絞っての広告配信が可能です。

 

また、検索広告は、ユーザーが検索した際に広告が配信されますが、ディスプレイ広告は、ユーザーの興味・関心が顕在化していないタイミングにも広告が配信されます。つまり、ディスプレイ広告は、検索広告よりも幅広いターゲットにアプローチできるといった点が大きく異なります。

 

 

1-3 広告形式

 

検索広告の形式は、基本的にテキストのみです。ディスプレイ広告の形式は、テキスト・画像・動画などが選べます。これまでご紹介した「検索広告」と「ディスプレイ広告」の違いをまとめると、以下のとおりです。

 



2.YDA(Yahoo! ディスプレイ広告)とは?

 

YDAとは「Yahoo Display Ads」の略で、「Yahoo!ディスプレイ広告」といった意味です。Webサイトやアプリ上の広告枠に画像で広告表示できるディスプレイ広告の一種で、「Yahoo!ニュース」や「Yahoo!ショッピング」、「Yahoo!天気」などのYahoo!JAPANの各サービスや、以下のYahoo!の提携パートナーサイトに出稿できます。

 

提携パートナーサイトは、「朝日新聞DIGITAL」や「毎日新聞」などのビジネス向けのものから、「LINE」や「クックパッド」、「食べログ」などのあらゆる年齢層のユーザーが利用するサイトまで、幅広いユーザーにアプローチできるのが特徴です。

出典:Yahoo!JAPAN マーケティングソリューション

 

YDAは、YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)といった名称でしたが、2020年からリニューアルされました。画面の見た目や仕様が変わった部分もありますが、基本的にはYDNとは大きく変わりません。



3.YDAとGDNの違いは?

 

Yahoo!にYDAがあるように、GoogleにもGDN「Google Display Network(Googleディスプレイネットワーク)」があります。Googleと比較してから検討したい方のために、YDAとGDNとの違いを解説します。



3-1 配信面の違い

 

YDAとGDNとの違いのひとつに、配信面があります。GDNには提携サイトが多いといった特徴があります。YDAは、ブログなどの個人サイトではなく、Yahoo!JAPANの各サービス、提携サイトの「朝日新聞デジタル」や「LINE」などの法人サイトを対象としているのが特徴です。比較的信頼性が高いとされている媒体に掲載される点は、強みと言って良いでしょう。

 



3-2 広告フォーマットの違い

 

YDAとGDNには、以下のように広告フォーマットの違いもあります。YDAは、Yahoo!トップページの上部に掲載できる「ブランドパネル枠」や、Yahoo!ニュースなどの記事と記事の間に溶け込む「インフィード枠」がある点が強みです。

 

 

 

3-3 ターゲティングの違い

 

YDAとGDNは、配信可能なターゲティングも異なります。ユーザー属性をターゲティングする場合の違いは、以下のとおりです。ユーザー属性ごとに入札調整やターゲティングが行えます。YDAでは、GDNでは行えない「家族構成」や「学歴」、「仕事」や「ライフイベント」でターゲティングできる点が強みです。

 

 

次に、 ユーザー行動(人)をターゲティングする場合の違いは、以下のとおりです。YDAでは、GDNでは行えない「サーチターゲティング」でターゲティングできる点が強みと言えます。

 

 

 

配信面(場所)をターゲティングする場合の違いは、以下のとおりです。

 



4.YDA特有のターゲティングメニュー

 

YDAとGDNのターゲティングの違いをご紹介しました。こちらでは、YDA特有のターゲティングメニューを解説します。



4-1 サーチターゲティング

 

サーチターゲティングとは、指定した特定のキーワードで検索したユーザーに対して、広告を配信できるターゲティングメニューです。検索連動型広告でクリック単価(CPC)が高いキーワードだったとしても、サーチターゲティングを使用すれば、ディスプレイ広告のCPCで広告の配信ができます。一般キーワードだけでなく、固有名詞も指定可能です。競合商品を調べているユーザーにもアプローチできる特徴があります。なお、指定できるキーワードは一定の検索ボリュームが必要です。



4-2 オーディエンスカテゴリ

 

オーディエンスカテゴリとは、属性やライフイベントでの絞り込みを目的とするカテゴリータイプです。家族構成や年収、学歴や仕事など特定の属性を持っているユーザー、もしくは就職や結婚などのライフイベントを迎えるユーザーに対して広告を配信します。

 

出典:Yahoo!広告「オーディエンスカテゴリーの一覧」(2021年1月時点の情報)



5.YDAで用意すべき画像サイズ

 

クリエイティブは、大きく分けて「レスポンシブタイプ」と「バナータイプ」の2種類です。それぞれの内容と画像サイズを解説します。



5-1 レスポンシブタイプ

 

レスポンシブタイプは、画像・動画とテキスト(見出し・説明文)で構成される広告です。YDAでは「レスポンシブ広告」と呼び、GDNでは「レスポンシブディスプレイ広告」と呼びます。規定サイズの画像・動画とテキストを入力しておけば、デバイスに合わせて最適なサイズで広告が表示されるので便利です。レスポンシブタイプは、YDAとGDNに共通するアスペクト比(横縦比)の画像を使用できます。つまり、YDA用のサイズで準備しておけば、GDNの推奨サイズ要件も満たします。

 

※画像サイズは横*縦、単位=px



5-2 バナータイプ

 

レスポンシブタイプが、画像・動画とテキスト(見出し・説明文)で構成される広告なのに対して、バナータイプでは、見出しや説明文は設定しません。バナータイプは、画像または動画単体で構成される広告です。YDAでは「バナー広告」と呼び、Google広告では「イメージ広告」と呼びます。YDAのバナー広告の画像サイズは、以下のとおりです。YDA用と記載しているものは、YDAオリジナルのサイズです。

 



6.成果を最大化するコツ

 

最後に、Yahoo!ディスプレイ広告で、成果を最大化する3つのコツを解説します。



6-1 静止画・動画の両配信が重要

 

動画広告は、クリエイティブの制作コストが高いので敬遠されがちですが、動画は情報量が多く、ユーザーの理解度を高めるのに便利な広告です。ユーザーが理解することで、好感や購買意向を高めてコンバージョン率(CVR)を引き上げることが期待できます。

 

Yahoo!JAPANが2021年6月に行った調査*によると、教育業界(スマートフォン)、金融・保険業界(パソコン)などでは、CVRが静止画よりも2倍以上あったことがわかりました。静止画、動画のいずれかを作成すると決めつけず、静止画も動画も作成するのがおすすめです。静止画と動画の両方のクリエイティブを配信することで、ユーザーのクリックやコンバージョンを、より網羅的に獲得できることが期待できます。それぞれの効果を見ながら、PDCAを回すのが最適と言えるでしょう。

 

*YDA(Yahoo!ディスプレイ広告)における静止画 vs 動画の傾向



6-2 リターゲティング広告を活用

 

リターゲティング広告は、商品・サービスの購入や資料ダウンロードなど、アクションする可能性の高いユーザーへ配信できるWeb広告です。訪問履歴のあるユーザーに対して、一定期間後に広告を配信できます。ディスプレイ広告を最大化したい場合は、リターゲティング広告を活用するのがおすすめです。

 

自社と関わりのあるユーザーに対して広告運用ができるだけではなく、リターゲティングリストを作成し、リストを基に類似ユーザーを利用することで、ターゲットを拡大できます。類似ユーザーとは、リマーケティングリストのユーザー行動を基に、似たユーザーにディスプレイ広告を配信する方法です。類似ユーザーによって自社に興味を持ちやすいユーザーを見つけられるので、広告成果の向上が期待できます。

 

 

6-3 フリークエンシーキャップを設定する

 

フリークエンシーキャップ設定とは、1人のユーザーに対して、広告を何回表示するかを設定できる機能です。ユーザーの中には、繰り返しの広告によって「しつこい」「わずらわしい」と思うこともあるでしょう。何度も同じ広告を繰り返し見せることで抱かれる嫌悪感を避けるために、フリークエンシーキャップ設定を行います。自社の企業イメージにも関わるため、フリークエンシーキャップは必須の設定です。



7.まとめ

 

ディスプレイ広告の内容をはじめ、Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)の最新基礎知識、YDAとGDNの違い、YDAのターゲティングメニューや画像サイズを解説しました。YDAは、Yahoo!JAPANの各サービスを中心に、多くのYahoo!提携パートナーサイトに配信できます。YDAで成果を最大化するコツもご紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。



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