【広告運用者必見!】Yahoo!広告の料金について徹底解説! - (株)GMSコンサルティング
<strong>【広告運用者必見!】Yahoo!広告の料金について徹底解説!</strong>

【広告運用者必見!】Yahoo!広告の料金について徹底解説!

2023.9.15

Yahoo!広告には3種類の広告形態があります。
ターゲット層や料金などが異なるため、自社商品とターゲット層・広告スケールや予算などを踏まえた上で最適な運用を行うことが大切です。
ここでは、Yahoo!広告の種類や料金、料金を最適化する方法などについて紹介しています。

Yahoo!広告には3種類の広告形態があります。

ターゲット層や料金などが異なるため、自社商品とターゲット層・広告スケールや予算などを踏まえた上で最適な運用を行うことが大切です。

ここでは、Yahoo!広告の種類や料金、料金を最適化する方法などについて紹介しています。

 

 

Yahoo!広告とは

 

 

 

「Yahoo!広告」は、以前はYahoo!プロモーション広告と呼ばれていたものでYahoo!JAPANに広告を掲載するためのサービスです。

Yahoo!広告のサービスには、「スポンサードサーチ」と呼ばれている「検索広告」と、「Yahoo!ディスプレイネットワーク(YDN)」と呼ばれている「ディスプレイ広告(YDN)」の2種類があります。

これらは2020年度から名称が変更になり、さらに広告運用に関するアルゴリズムもアップデートしました。

Yahoo!広告はリスティング広告としてサービスを展開しており、類似した広告にはGoogle広告があります。

Google広告との相違点は、ユーザー層や広告掲載先・マッチタイプ・広告表示オプション・ターゲティングなどです。

大きく異なるのはユーザー層で、Yahoo!は40〜60代のパソコンユーザーの利用が多いのですが、Google広告は若い世代のモバイルユーザーが多く利用しています。

ターゲット層が中年層の場合には、Yahoo!広告が強いといえるでしょう。

 

広告の掲載先は、検索広告ではYahoo!JAPANの検索結果や提携サイトに掲載されます。

ディスプレイ広告ではYahoo!ニュースや知恵袋などのサービス、提携サイトに表示されます。

これに対しGoogle広告の「検索広告」は、Googleの検索結果や提携サイトに、「ディスプレイ広告」はYouTubeやGmailのサービスや提携サイトに表示されるのです。

マッチタイプに関しては、両広告ともに「完全一致」「フレーズ一致」「部分一致」があります。

相違点は、Yahoo!広告の場合キーワード入力後にプルダウンから選択するのに対して、Googleでは決められた記号をつけて入力しなければいけません。

キーワードをそのまま入力した場合には「完全一致」「フレーズ一致」で設定されます。

広告表示オプションでは、Yahoo!広告の場合には電話番号・クイックリンク・テキスト補足・カテゴリー補足が搭載されています。

Google広告では、サイトリンク・住所表示・メッセージ表示・レビュー表示など10種以上のオプションがあり、広告表示オプションに関してはGoogleの方が充実しているといえるでしょう。

ターゲティング面で見てみると、Google広告では子供の有無といった設定内容・地域を半径まで指定が可能なのに対し、Yahoo!広告ではこれができません。

しかし、年齢設定ではYahoo!広告のほうは範囲を細分化して設定が可能です。

 

Yahoo!広告の種類

 

 

 

Yahoo!広告には、「Yahoo!検索広告(リスティング広告)」「Yahoo!ディスプレイ広告(YDN)運用型」「Yahoo!ディスプレイ広告(YDN)予約型」の3種類の広告配信ができます。

Yahoo!検索広告(リスティング広告)は、Yahoo!の検索結果画面に表示される広告です。

特徴はユーザーが実際に検索したキーワードによりターゲティングを行い、広告に対して興味があり購買意欲の高い顕在層ユーザーに対し広告配信を行うため、高CVRが期待できます。

Yahoo!ディスプレイ広告(YDN)運用型は、Yahoo!運営サイトや提携サイトに表示する広告です。

特徴としては、画像や動画配信での広告配信が可能であるため、テキストのみで行うリスティング広告に比べて多くの情報をユーザーに届けられます。

最後にYahoo!ディスプレイ広告(YDN)予約型ですが、これはYahoo!のトップページのカスタマイズを行うなどインパクトのある大きな広告の配信を行えるのが特徴です。

主に認知度の向上やブランディングに高い効果を発揮し、大規模なマーケティング戦略に向いている広告形態となっています。

 

 

Yahoo!広告の種類別料金について

 

 

 

Yahoo!広告は種類によって、料金が異なります。

Yahoo!広告の中でもっともよく利用されているものは、リスティング広告やディスプレイ広告なのですが、これらは費用対効果の高い広告運用が期待できるでしょう。

一方、予約型のディスプレイ広告はYahoo!ユーザーに対して大きなプロモーション効果が可能ですが、費用は高額となってしまうのです。

どのようにするのかは、その広告がどこに訴求するのかなど、料金のバランスが大切です。

課金の方式によってマーケティング戦略の適性も異なるため、料金体系を理解した上で適切な広告を運用しましょう。

 

 

Yahoo!広告の種類別料金について1.Yahoo!検索広告(リスティング広告)

Yahoo!検索広告(リスティング広告)の料金形態は、課金型の広告です。

課金型とは、ユーザーが表示された広告をクリックすると、1クリック単位で費用が発生します。

この形態では、表示された広告に興味を持たないユーザーはクリック行動を起こさないため、無駄が発生しません。

的確に目的ユーザーにアピールできると同時に、費用対効果が高くなります。

費用目安としては、1クリックあたり数十円〜数百円程度となっており、1日あたりの広告費上限を事前に設定が可能となっています。

これにより、クリック数が伸びて莫大な費用が発生してしまう心配もありません。

支払い方法は銀行振込かクレジットカードが利用できます。

事前に広告費をチャージした上で運用を行うため、即時入金の反映がされるクレジットカード決済が便利でしょう。

 

 

Yahoo!広告の種類別料金について2.Yahoo!ディスプレイ広告(YDN)予約型

Yahoo!ディスプレイ広告(YDN)予約型は、利用する広告によってvimps購入型(変動型)と時間帯ジャック購入型・枠購入型の3種類の課金方式があります。

費用目安は、市区郡のブランドパネルパソコンで20万円からとなっており、ブランドパネルパノラマパソコンはさらに高額となり2000万円からです。

他の広告に比べると基本的に高額のため、予算やマーケティング戦略をしっかりと考慮した上で慎重に選択する必要があるといえるでしょう。

支払い方法は、銀行振込もしくはクレジットカードですが、前金制になっています。

 

 

Yahoo!広告の種類別料金について3.Yahoo!ディスプレイ広告(YDN)運用型

Yahoo!ディスプレイ広告(YDN)運用型は、一部を除いてクリック課金方式になっています。

クリック課金を採用することで、広告に対して興味のないユーザーにかかる課金を回避し、さらに潜在層へのアプローチも可能であるため費用対効果が維持できるのです。

Yahoo!ディスプレイ広告(YDN)運用型のクリック単価は、リスティング広告よりもやや低くなる傾向です。

しかし、リスティング広告のように顕在層へのピンポイントな訴求ができないため、CVRの低下によりトータル費用が高騰してしまうリスクがあるので注意しましょう。

1日あたりの広告費はリスティング広告と同様に制限が可能となっているため、予算に応じた運用が可能です。

支払い方法も、リスティング広告と同様に、銀行振込かクレジットカードの利用が可能です。

事前に広告費をチャージして運用を行うため、やはり即時入金の反映が可能なクレジットカード決済がおすすめでしょう。

 

 

Yahoo!広告における予算の決め方

 

 

 

Yahoo!広告の利用を検討している際に、予算をどのように決めればいいか悩ましいポイントです。

重要なのは「予算の上限」をしっかりと決めておく事です。

予算の上限がしっかりと決められている事で、広告運用の戦略が異なってきますが、ここではYahoo!広告における予算の決め方について説明していきます。

 

 

Yahoo!広告における予算の決め方1.キーワードプランナーで単価を確認する

Yahoo!広告を運用する際の予算を検討する一つの方法として、キーワードプランナーで単価を確認する方法があります。

大まかな入札金額は、キーワードごとに異なるため、キーワードプランナーで予算を見積もってみましょう。

まず、キーワードプランナーにログインを行い、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックしてください。

その画面で入札を想定しているキーワードを入力すると、月額費用や1日の平均予算、クリック数などが算出されます。

この試算を目安とし、運用に現実的かどうかを確認し、必要に応じてキーワードの見直しを行うと良いでしょう。

 

 

Yahoo!広告における予算の決め方2.成果から逆算する

予算を決める際には、成果から逆算してみるのも一つの方法です。

大まかな費用の確認をした後、利益やコンバージョンといった目標達成から逆算してみましょう。

コンバージョンから予算を算出するための計算式は、コンバージョン1回にかかる広告費に目標コンバージョン数をかける事で月額予算がわかります。

まず目標コンバージョン数を求めなければいけませんが、これは「目標売上÷1コンバージョンあたりの売り上げ」で算出が可能です。

次に目標コンバージョンを達成するために使用可能な広告費を算出します。

算出するには指標ROI(投資収益率)が重要ですが、これは費用に対して得られる利益の割合です。

ROIは(1商品の利益×コンバージョン-広告費)÷広告費×100で算出します。

このROIが最適な数値となるように広告費を調節していきましょう。

ROIは投資に対する利益割合を示す指標なので、ROIを100%以上にする必要があります。

 

 

自社に合うYahoo!広告の選び方

 

 

 

Yahoo!広告といってもさまざまな形態があり、価格やターゲット層も異なります。

そのため自社にあった広告を選ぶことが大切になりますが、どの形態が自社に合うのかを選ぶのは難しいかもしれません。

ここでは、自社に合ったYahoo!広告の選び方について紹介しているので参考にしてください。

 

 

広告戦略に合う広告を選ぶ

Yahoo!広告を選ぶ際には、広告戦略に合った特徴のものを選ばなければいけません。

リスティング広告は、商品の購入を促し、CPAでCVを最大化するのに最適な広告といえるでしょう。

一方、ブランディングに重点を置いた広告戦略を考えているのなら、ディスプレイ広告がマッチします。

 

 

自社の運用体制に合わせて選ぶ

自社でYahoo!広告の運用を行う際には、運用体制の確認も必要です。

リスティング広告であれば、テキスト形式のため問題はありませんが、ディスプレイ広告では画像や動画などのクリエイティブな制作が必要です。

クリエイティブの質は非常に重要なポイントのため、十分な制作体制が不可欠といえるでしょう。

このため、制作体制が整っていない場合には、外注先を探すなどの準備が必要です。

 

 

予算に見合った広告を選ぶ

予算に見合った広告を選ぶのも大切です。

少額予算で広告費を調整しながら運用を行うのであれば、リスティング広告や運用型ディスプレイ広告が良いでしょう。

ただし、予約型のディスプレイ広告は基本的に費用が高額となり、運用しながらの調整も難しいため予算が大きく投入できる場合に限られます。

 

 

Yahoo!広告の料金を最適化するポイント

 

 

 

Yahoo!広告を出す際に、料金と訴求効果のバランスはとても大切です。

このバランスを最適化するためには、広告の品質や適切なターゲットなどいくつかのポイントがあります。

また、広告を展開したのちに、分析を行って改善をする必要もあるのです。

ここでは、Yahoo!広告の広告料金を最適化するためのポイントについて説明します。

 

 

Yahoo!広告の料金を最適化するポイント1.広告品質を高める

Yahoo!広告の料金に最も大きく影響を与えるのが「広告品質」です。

広告品質の向上は料金の最適化につながり、結果として限られた予算内でも上位表示が可能になります。

この「広告品質」は、Yahoo!広告ヘルプによると、以下のようないくつかの指標をはじめとした複数の項目によって決定しているようです。

 

 

・推定クリック率

・表示URLの過去のクリック数

・ランディングページの利便性

・広告文と検索クエリの関連性

・アカウント全体における広告が掲載される地域別の掲載実績

・インターネットユーザーの検索クエリ

・各種デバイス(パソコン・スマートフォン・タブレット)においての広告の掲載実績

 

 

この指標の中でも最も重要なのが「指定クリック率」「ランディングページの利便性」「広告文と検索クエリの関連性」の3つです。

この点に留意し、広告文の改善を行うと必然的に推定クリック数が上昇します。

運用データをしっかりと分析し、広告文の最適化に取り組むと広告品質の向上につながるでしょう。

 

 

Yahoo!広告の料金を最適化するポイント2.適切なユーザーに広告を配信する

Yahoo!広告の魅力は、多くのユーザーにアプローチできる点にあります。

しかし、自社商品のターゲット層と離れているユーザーに広告を配信しても、コンバージョンにつながる可能性は低いでしょう。

ユーザー層の相違は、余計な費用の発生原因にもなりかねません。

こうならないためにも、オプションやターゲティングの設定をしっかりと行い、自社に最適なユーザーだけへの広告アプローチが大切です。

 

 

Yahoo!広告の料金を最適化するポイント3.分析と改善を繰り返す

Yahoo!広告はたとえ広告品質を高めたり最適なユーザーへ向けた発信を行ったとしても、運用開始した後が重要になります。

運用開始後は広告データが蓄積されるため、そのデータを確認し、表示回数やコンバージョンといったパフォーマンスを確認しなければいけません。

パフォーマンスの悪い広告をそのまま出稿を継続するのは、費用対効果の悪化につながるためです。

普段から常に、アカウント管理画面を確認する習慣をつけておくとよいでしょう。

定期的に広告パフォーマンスを確認していると、広告効果向上への小さな変化にも気がつきます。

また、データ分析は想起に役立ち、ユーザーの行動理由・特定の時間帯によるアクセス上昇理由などを考えられるでしょう。

定期的にパフォーマンスを確認し、マインドセットを身につければ、効果的な分析にもつながります。



Yahoo!広告の料金を最適化するポイント4.ABテストを実施する

広告の効果を最適化するために、ABテストを実施するのが重要です。

ABテストとは、異なる仕様の広告を比較して、どちらに効果があるのかを評価する方法です。

異なる広告文や画像、キーワードなどをテストし、最良の結果を得るバージョンを選択できます。

ABテストを通じて、クリック率(CTR)やコンバージョン率を向上させ、広告の品質を高められるでしょう。

 

 

Yahoo!広告の料金を最適化するポイント5.時間帯別設定

広告を特定の時間帯に配信できます。

特定の時間帯に需要が高い場合、予算をその時間帯に集中させると、効果的な広告運用ができます。

逆に、需要が低い時間帯に広告配信を減らすと、無駄な費用を節約できます。

時間帯別の効果をモニタリングし、適切な調整を行いましょう。



まとめ

 

 

Yahoo!広告は運用の仕方によっては非常に訴求効果も高く、高いパフォーマンスを発揮します。

しかし、ただ広告を載せただけでは、目的を達成するのは難しいでしょう。

自社商品に適した広告と、ターゲット層へのアプローチがとても大切です。

そのため、広告展開した後にも適切な分析と改善を行い、適切な取り扱いが重要です。

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