2023.2.1
2024.3.30
Google広告の代理店を探している方必見!広告代理店に依頼するメリット・デメリットから選ぶ際のポイントを徹底解説!
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「Google広告の代理店に依頼をしたいがたくさんあってどこが良いか分からない」
「代理店を選ぶ基準はあるのか」
このように次のアクションが取れない方も多いでしょう。
しかし、信頼ができる基準があれば、見積もりを依頼する数社までは絞り込めそうです。
今回はGoogle広告代理店を利用するメリットやデメリット、代理店を選定するポイントを紹介していきます。
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1.Google広告とは
Google広告と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。
たとえば、検索結果の上部に出てくるスポンサー欄、閲覧したことのある商品の広告表示など、どれもGoogle広告の一つです。
Googleが提供している場で出せる広告をGoogle広告といい、全部で9種類あります。
なかでも主要な5種類を簡単に解説します。
Google広告の種類 | 特徴 |
---|---|
リスティング広告 | Google検索時に表示される広告 |
ディスプレイ広告 | Webサイトに表示されるバナー広告 |
動画広告 | WebサイトやYouTubeで表示される動画広告 |
アプリ広告 | アプリの画面内に表示される広告 |
ショッピング広告 | 検索時に、商品画像、商品名、価格が表示される広告 |
1つ目はリスティング広告。
検索したキーワードに合わせて表示される広告です。キーワードが最大のフックとなるため、見込みの高いユーザーを狙いやすいでしょう。配信の開始停止、内容修正がリアルタイムで反映されます。
2つ目はディスプレイ広告。
サイトの広告枠に画像や動画で表示され、バナー広告とも言われるものです。
画像や動画を使えるのでユーザーの気を引きやすく、潜在的な顧客にアプローチができます。
3つ目は動画広告。
名前のとおり、動画を用いた広告です。
テレビのCMや屋外のディスプレイで流れている映像も動画広告の一つ。しかし Google広告の範囲内で考えるとYouTube広告が一番身近な動画広告でしょう。
4つ目はアプリ広告。
アプリの画面内に表示される広告です。
たとえば、ほとんどの方が利用されているLINEでもこのアプリ広告が使われています。トーク画面の一番上やLINE ニュースの合間合間に挟まれています。
5つ目はショッピング広告。
商品画像に商品名と価格が表示されている広告です。
サイト閲覧中に「コレこの前調べてた商品だ」といった経験はありませんか。
クリックすれば直接購入サイトに誘導できるため、費用対効果は高めです。
Google広告にこれからかかわっていく上で、上記5つの広告を覚えておいて損はありません。
2.Google広告の課金形態
このGoogle広告を使用する際の課金には2通りの形態があります。
それが、CPC課金(クリック課金)とCPM課金(インプレッション課金)です。
それぞれでお金が発生する基準が異なり、目的によってどちらを選ぶかが決まります。
自社の広告はどちらを使うべきなのか、考慮いただきながら、一つずつ詳細を見ていきましょう。
2-1.CPC課金(クリック課金)
CPC課金とは、掲載された広告がクリックされるたびに費用が発生する形態です。
正確にはクリックされて次のページにジャンプしたタイミングで費用が発生します。
1クリックあたりの単価を高くするほど上位表示されやすく、入札方式で広告の順位が決定する仕組みです。
リスティング広告やディスプレイ広告で利用されるケースが多いと言えるでしょう。
メリットは、インプレッション(広告が閲覧された)数が、費用とは全く関係のないこと。
クリックされた成果に対してお金が発生するので、効果が出るまで無駄な費用は発生しません。
逆にデメリットとしては、人気のある場所に掲載する際は広告費が高くなることです。
人気のあるキーワードでの掲載費用には注意しましょう。
2-2.CPM課金(インプレッション課金)
インプレッション課金とは表示された回数によって費用が発生する形態です。
ディスプレイ広告に適用される場合がほとんどでしょう。
こちら側で表示回数、1表示あたりの単価の増減が変更できる仕組みとなっています。
メリットは、表示回数・表示単価を調整できるため、広告予算に合わせられること。
また、クリックされやすい広告であれば、1クリックあたりの単価が下がります。
デメリットとしては、成果報酬ではないため、逆にクリックされにくい広告は、クリック単価が高くなること。
加えて、表示されたタイミングで費用が発生するので、実際に見てもらえているかは確認ができません。
3.Google広告代理店に依頼するメリット
以上がGoogle広告に関しての基礎知識です。
これらを踏まえたうえで、本題のGoogle広告代理店に関しての情報を解説していきます。
まずは依頼をするメリットから。
代理店を利用する際の良さは大きく分けて3つあります。
ここからは特に、Google広告代理店の依頼を考えている方は必見です。
3-1.Google広告代理店に依頼するメリット1.最新のノウハウに基づいた運用
皆様もご存知の通り、Web業界は競合他社との勝負が非常に激しい世界と言えます。
しかし、Google広告代理店であればプロとして最新のノウハウに基づいた運用方法とこれまでの多くの企業を担当した経験から、精度の高い広告運用が可能です。
また、広告の運用では正解がないため、仮説と検証、分析、改善を繰り返して向上していきます。
そのため、長期間の契約をすることで、広告運用の質は高められるでしょう。
結果的に自社のみで運用するよりも、早い段階から安定した成果を見込めます。
3-2.Google広告代理店に依頼するメリット2.リソースがかからない
Google広告代理店に依頼をすると自社の人員リソースがかからないこともメリットの一つです。
もちろん自社で管理できる人材がいれば一番良いのかもしれません。ですが、現状広告担当がいない場合、イチから育成をするよりもプロに頼むのが早いでしょう。
人を雇っても人件コストがかかりますし、その分を外注すると考えれば何も問題はありません。
Google広告代理店とのやり取りをする営業担当がいれば、それ以外の広告業務は一任できます。
広告に関することは外部に一任することで、無駄なリソースを割かず、現在やらなければいけないことに集中ができるでしょう。
3-3.Google広告代理店に依頼するメリット3.媒体の拡大を実施しやすい
Google広告代理店のほとんどではさまざまな媒体での発信が可能です。
出稿した広告が順調な時には他の媒体にも拡大をする、一方で不調な時には他の媒体に切り替える、といった対応がスムーズにおこなえます。
また、これまでにそれぞれの媒体で発信経験があり、特性を理解しているため、よりユーザーからの反応が期待できます。
多数企業で試した広告データを持ち、あらゆる選択肢を持っている点は、間違いなく Google広告代理店の強みと言えるでしょう。
4.Google広告代理店に依頼するデメリット
ここまではGoogle広告代理店に依頼をするメリットを解説しましたが、正直なところ、デメリットもあります。
しかし、事前に知っておけば納得の上での依頼となり、代理店との気持ちよい関係づくりにつながるでしょう。
実際に依頼をするタイミングで後悔することのないよう以下で確認をしていきます。
4-1.Google広告代理店に依頼するデメリット1.手数料が発生する
Google広告の運用を代理店に依頼する際、広告費用とは別で手数料が必要です。
そのため実績や運用力、自社のビジネスに対する理解をしっかり見極めましょう。
4-2.Google広告代理店に依頼するデメリット2.代理店によってスキルにバラつきがある
Google広告代理店は多数存在しますが、すべての代理店の質が高いとは考えにくいでしょう。
代理店もしくは担当者の関わる業界によって、広告の出し方が変わる可能性がありますので、スキルのばらつきがある可能性は十分にあります。
対応策としてはたくさんの情報源から代理店の評価や口コミを集めることです。
親密な企業や知人から紹介をしてもらうのも、一つの手。
どうしても情報が集まらない場合は、複数社に問い合わせ、実績を開示してもらい、比較してもよいでしょう。
4-3.Google広告代理店に依頼するデメリット3.広告運用のノウハウを蓄積できない
広告運用を代理店に依頼をすると運用のノウハウは自社に蓄積されづらくなります。
代理店側としてもデメリットが多いため、運用のための全ては教えられません。
やはり実際に広告運用のために手を動かしているからこそ、学んでいるノウハウも多々あるでしょう。
ただし、なかにはサポートや指導をしてくれる代理店もあります。
将来的には自社で広告運用ができるようになりたいとお考えの方は、運用のサポートや一部ノウハウの共有をしてくれる代理店を探すのがおすすめです。
5.Google広告代理店の手数料相場とサービス範囲
ここからは具体的にかかる費用に対してどのくらいのサービスを受けられるのかに移りましょう。
かけられる予算をベースに月10万円の場合、月20〜30万円の場合、月50万円以上の場合と3通りに分けてご紹介します。
基本的な内訳としては「初期費用」「広告費」「代行手数料」から構成される場合がほとんどです。
参考までに、運用の手数料は広告費の20%という割合の企業が多め。確実に結果を残した実績があれば別ですが、あまりにも手数料が安い、高い企業には事前に料金設定の理由をご確認の上、発注を検討するようにしてください。
金額 | 実施イメージ |
---|---|
月10万円~ |
初期構築などのサポートがメイン 手厚いサポートは期待できない可能性がある |
月2~30万円 |
改善サイクルの実行 |
月50万円~ | LPを含めた全体のサイト改修まで |
5-1.Google広告代理店の手数料相場とサービス範囲1.月10万円の場合
初めての外注で不安、予算をできるだけ抑えたい、Google広告運用の一部を外注したい、このようにお考えの方に10万円は最適な相場です。
月10万円の範囲内では、できることが限られます。
また、初月は初期設定のみ(初期費用10万円として)となる可能性も。
これは、どのような顧客に向けての発信か、どのような方向性で進めていくのかを事前に決めておかなければいけないためです。
したがって、次月からは本格的に運用してもらえるよう、自社で済ませておけることがあれば対応しておき、外注すべきことを中心に代理店にお願いするのが賢明です。
アカウントの作成は自社で済ませておきましょう。
その上で、競合他社の調査、一部の広告運用代行、目標・実行計画の設定などをお願いしたいところ。
予算が多くないので、確実に売り上げアップのような手厚いサポートは期待できません。
5-2.Google広告代理店の手数料相場とサービス範囲2.月20~30万円の場合
全体的な運用をお任せしたい、確実な売り上げアップを見込みたい、ある程度の費用は掛けられるといった方には、代行費用平均の20〜30万円ほどの予算がおすすめです。
上記の「月10万円の場合」に加え、毎月の状況レポートの作成、新媒体で掲載のための広告コンテンツの作成などプラスで行えます。
毎月のレポート作成によって、試す、分析する、改善するサイクルまで回せるようになります。
そして、継続的に依頼をするほど、精度の高さが磨かれていくでしょう。
広告コンテンツの作成とは、たとえばディスプレイ広告のバナー作成のこと。
通常、バナー作成には進行管理費、デザイン費等がかかり、費用がかさみます。
これらがまとめて代行費用として依頼できるので、広告効果の出やすい施策が期待できます。
5-3.Google広告代理店の手数料相場とサービス範囲3.月50万円以上の場合
月50万円以上となると、広告運用にとどまらず、Webコンサル・マーケティング業務も依頼できるレベルです。
競合他社に差をつけた広告運用がしたい、自社コンテンツを作成したい、長期的に多めの広告予算が用意されている方におすすめ。
月20〜30万円と比較し、Webマーケティングの戦略立案、サイト運営代行、アクセス分析の業務もお願いができるでしょう。
目標とするのは、広告がなくても自社サイトへの流入が増え、売上の向上につながるようなサイトに改善することです。
そのために、サイトの分析・改修・更新業務、流入増加のためのコンテンツ追加などをおこなっていきます。
よりできることが広がり、本格的なWeb集客のための施策ができる予算感と言えるでしょう。
6.Google広告運用を担う広告代理店を上手に選ぶポイント
Google広告運用をおこなう上で欠かせないのが、ポイントを押さえてしっかり確認を行うことです。
確認をしておきたい事の中でも重要な以下の3つの点について紹介しますので参考にしてください。
- 広告の実績
- 運用体制
- 業界に精通した担当者がいる
6-1.Google広告運用を担う広告代理店を上手に選ぶポイント1.広告運用の実績
Google広告の運用実績があるか充実しているかは必ずチェックしましょう。
それも入念に。
なぜなら、領域の広いWeb広告には、Facebook広告やLINE広告など、別の媒体の実績が得意な可能性があるからです。
ですから、Google広告の実績があるかどうかに着目して選定することをおすすめします。
さらに、どのような点に着目したらよいかも2つご紹介しましょう。
1つ目は、過去の運用実績のプロセスを明確に説明できるか。
説明できなければ、極端な話、根拠のないやり方で実績を得たことになります。
そのような場合、再現性がなく、まぐれな可能性もあります。
2つ目は、業界での運用経験があるかどうか。
まったく業界経験のない場合、基礎知識を得るところからのスタートです。過去に経験し、その業界で広告を運用する上での特徴や成果に繋がるポイントを持っていたほうが有利なはず。
完璧な代理店はいませんが、選定のときにできる努力はしておきましょう。
6-2.Google広告運用を担う広告代理店を上手に選ぶポイント2.運用体制
どのような運用体制かを確認しておくと自社とのミスマッチが防げます。
広告代理店の運用体制は専業型と分業型の2通りです。
専業型では、一人の担当者がすべての業務をおこないます。
一方、分業型では広告運用や戦略の策定、レポートの作成などそれぞれの業務を担当者ごとに分けて進めるやり方です。
たとえば、低予算からスタートし業務がそれほど多くない場合。
専業型の運用体制をとる代理店のほうが、一貫して担当をしてくれるため、伝達ミスや余計に時間がかかるケースは減ります。
しかし、逆に業務が多ければ、一人で対応するのは難しいでしょう。
代理店によって異なりますが、どこかで確認できれば安心して依頼ができる材料になります。
6-3.Google広告運用を担う広告代理店を上手に選ぶポイント3.業界に精通した担当者がいるか
ポイント1とも重なる部分はありますが、業界に精通した担当者がいるかどうかは非常に大切です。
その理由は、広告運用がメインでも、やはり専門用語を使う場面がたくさん出てくるからです。
そこで何度も詰まってしまうと、本来の目的である広告の質を上げることに十分な時間を使えない可能性があります。
また知識がなさすぎると、出稿予定の広告内容が、こちら側のターゲット顧客のニーズからズレてしまう恐れも出てくるでしょう。
質の高い広告とするためにも、様々なリスクを回避するためにも、自社の業界知識に長けている担当者がベストです。
7.まとめ
今回はGoogle広告の代理店を探している方向けに、依頼をすべきかどうか、依頼をするときに判断基準となる情報を、解説しました。
Google広告代理店の利用は、費用がかかるデメリットはありますが、それを上回る運用に努めてくれるでしょう。
Google広告を利用して、認知拡大や利益に繋げたいのならば代理店への依頼をおすすめします。
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Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部
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