Google検索広告のキーワード追加・除外の設定方法を解説 - (株)GMSコンサルティング
Google検索広告のキーワード追加・除外の設定方法を解説

Google検索広告のキーワード追加・除外の設定方法を解説

2022.5.6

Googleの検索連動型広告を検討している場合、具体的にどのようなキーワードを設定したら良いか分からない担当者は多いでしょう。キーワードを設定する際は、設定方法ばかりではなく、種類や優先度、キーワードを選定する要素を知っておかなければなりません。こちらでは、Google広告初心者の方に向けて、キーワードの追加・除外の設定方法から選定するコツまで、分かりやすく解説します。これから検索連動型広告を検討している方や、広告運用で成果が出ていない方は、ぜひ参考にしてください。


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1.Googleの検索連動型広告とは?

 

 

検索連動型広告とは、Googleなどの検索エンジンに、ユーザーが入力したキーワードに連動して表示される広告です。詳しい内容や広告とキーワードの関係を解説します。

 

 

1-1 検索連動型広告

 

検索連動型広告は、PPC広告(Pay Per Click広告)やリスティング広告とも呼ばれます。広告の位置は、検索窓のすぐ下に表示される場合が多いようです。ユーザーが検索したワードと関連した広告を出すことで、商品やサービスの購入を能動的に探しているユーザーにアプローチ可能で、費用対効果が高いのが特徴と言えます。

 

 

1-2 広告とキーワードの関係

 

Google広告の検索連動型広告は、ユーザーが検索エンジンに入力した検索キーワードに対して、関連した広告が表示される仕組みです。成果を上げるためには、キーワードの選定がとても重要です。キーワードにマッチした訴求内容をアピールすることで、ユーザーが広告をクリックし、サイトに訪れる機会を増やせます。

 

 

2.Google広告のキーワードの種類

 

設定したキーワードに一致する語句をユーザーが検索すると、広告はオークションの候補に入り、掲載されるかどうかが決まります。キーワードとユーザーの検索語句が、どの程度一致したかを判断するのがキーワードのマッチタイプです。キーワードのマッチポンプには、「完全一致」「フレーズ一致」「部分一致」の3種類あります。それぞれ詳しくチェックしてみましょう。

 

 

2-1 完全一致

 

完全一致とは、設定したキーワードとユーザーの検索語句が完全に一致した場合に、広告を表示させることです。ただし、類語や語順の入れ違いなどがあっても、検索意図が同じとみなされれば、広告表示されます。キーワードを限定することで、想定したユーザーにピンポイントでの訴求が可能です。サービス名やブランド名の配信を目的とした場合は、無関係な検索語句に反応しないメリットもあります。

 

設定キーワード

「東京 病院」

広告が表示される語句の例

「東京 病院」「病院 東京」

広告が表示されない語句の例

「東京 病院 皮膚科」

 

 

2-2 フレーズ一致

 

フレーズ一致とは、登録したキーワードを含み、かつ語順(前後)が同じ場合に、広告を表示させることです。

 

設定キーワード

「東京 病院」

広告が表示される語句の例

「東京 病院」「東京 病院 皮膚科」「東京 病院 渋谷」

広告が表示されない語句の例

「病院 東京」「東京 皮膚科 病院」「東京 渋谷 病院」

 

 

2-3 部分一致

 

最も出稿範囲が広いマッチタイプが部分一致です。部分一致とは、キーワードに追加した語句だけでなく、関連する語句に対しても広告を表示させます。例えば、皮膚科は病院のため、「東京 おすすめ 皮膚科」は表示されます。渋谷も東京に含まれるため「渋谷 病院」でも表示されます。ただし、東京ではない「神奈川 病院」や、病院ではない「東京 スーパー」は、基本的に表示されません。

 

設定キーワード

「東京 病院」

広告が表示される語句の例

「東京 病院」「東京 おすすめ 病院」

「東京 おすすめ 皮膚科」「渋谷 病院」

広告が表示されない語句の例

「神奈川 病院」「東京 スーパー」

 

部分一致の詳細はこちらをご覧ください。

 

 

 

3.Google広告でキーワードを設定する方法

 

 

広告とキーワードの関係やマッチポンプの種類が分かったところで、設定方法を確認していきましょう。追加キーワードを設定する場合と除外キーワードを設定する場合に分けて、ご紹介します。

 

 

3-1 追加キーワードの設定方法

 

追加キーワードの設定は、広告の管理画面で、以下のように行います。

 

1.キーワードを追加したいキャンペーンをクリックする

2.キーワードを追加したい広告グループをクリックする

3.青い「+」ボタンをクリックする

4.追加したいキーワードを入力して「保存」をクリックする

 

完了したら、追加したキーワードが表示されているかをチェックしましょう。

 

 

3-2 除外キーワードの設定方法

 

次に、除外キーワードの設定方法を解説します。手順は以下のとおりです。

 

1.管理画面左側の「キーワード」をクリックする

2.管理画面上部の「除外キーワード」をクリックする

3.青い「+」ボタンをクリックする

4.除外設定したいキャンペーンもしくは広告グループを選択する

5.除外するキーワードを入力して「保存」をクリックする

 

完了したら、「除外キーワード」として表示されているかをチェックしましょう。

 

マッチタイプの詳細は、こちらの記事をご覧ください。

 

 

 

4.Google広告で設定したキーワードが複数ある場合の優先度

 

設定したキーワードが複数ある場合の優先順位は、下記のようになっています。それぞれ具体例を交えながら、細かくチェックしてみましょう。

 

 

4-1 【1】検索語句と同じ完全一致のキーワード

 

ユーザーが入力した完全一致のキーワードは、ほかのマッチタイプよりも優先して掲載されます。

 

ユーザーが入力した検索語句

男性 シューズ

完全一致のキーワード

男性 シューズ

 

 

 

4-2 【2】スペル修正された検索語句と同じの完全一致キーワード

 

スペル修正された検索語句とは、スペルミスした検索語句のことです。検索結果ページに、「次の検索結果を表示しています:」のようなメッセージとあわせて表示される場合です。例えば「シューズ」と打ちたかったのに、句読点をつけ忘れて「シュース」となった場合は、「次の検索結果を表示しています:男性 シューズ」と表示されます。

 

ユーザーが入力した検索語句

男性 シュース

スペル修正された完全一致キーワード

男性 シューズ

 

 

4-3 【3】検索語句と同じフレーズ一致キーワードまたは部分一致キーワード

 

次に、「フレーズ一致キーワード」または「部分一致キーワード」が優先されます。

 

ユーザーが入力した検索語句

男性 シューズ

「フレーズ一致キーワード」または「部分一致キーワード」

「男性 シューズ 黒」

「男性 おすすめ シューズ」

 

 

4-4 【4】スペル修正された検索語句と同じのフレーズ一致キーワードまたは部分一致キーワード

 

次に、「フレーズ一致キーワード」または「部分一致キーワード」のうち、スペル修正されたものが優先されます。先ほどと同じように、シューズの「ズ」を「ス」と打ち間違えてしまった場合などが該当します。

 

ユーザーが入力した検索語句

「男性 シュース 黒」や「男性 おすすめ シュース」

スペル修正されたキーワード

「男性 シューズ 黒」や「男性 おすすめ シューズ」

 

 

4-5 【5】検索語句と同じキーワードがない場合は関連性と広告ランクの最適な組み合わせを含むキーワード

 

最も優先順位が低いのは、検索語句と同一でなかった際、最も関連性の高いキーワードが広告表示される場合です。関連性の高いキーワード候補が複数ある場合は、広告ランクが加味されて選定されるようです。

 

関連性が高いキーワード(優先)

「男性 おすすめ シューズ」

関連性が低いキーワード

「男性 祭り用 靴」

 

 

5.Google広告のキーワードの選定方法

 

 

Google検索連動型広告を運用するうえで、最も重要なのがキーワードの選定です。どんなに素晴らしい広告を作成しても、検索されなければユーザーに届けられません。キーワード次第で、クリック率(CTR)やコンバージョン(CV)の獲得は大きく変わります。キーワード設定で活用できる3つの要素を解説します。

 

 

5-1 指名ワードと一般ワード

 

キーワードには、指名ワードと一般ワードの2種類あります。それぞれの具体的な内容は以下のとおりです。

 

 

5-1-1 指名ワード

 

指名ワードとは、ブランド名や商品名など、特定の「固有名詞」を指定したキーワードです。指名ワードで検索しているユーザーは、既にブランドや商品を認知しています。主体的に検索しているので、一般系ワードで検索しているユーザーよりも、コンバージョン率(CVR)が高く、関連している広告のCTRも高い傾向があります。

 

 

5-1-2 一般ワード

 

一般ワードとは、「化粧品」や「サプリ」などの、ブランド固有の商品名ではない「一般名詞」です。指名ワードとは異なり、広告オークションの競合も多くなります。指名ワードに比べて、競合も同じキーワードで広告を出している場合や、ユーザーがいくつかの企業の商品を比較検討している場合が多いので、CTRが低く、クリック単価(CPC)も高くなる傾向があります。

 

 

5-2 ビッグワードとスモールワード

 

ビッグワード、スモールワードとは、検索数の大小を表す際に使われる言葉です。それぞれに明確な境界線はありません。CTRやCV数が多い、または少ないのに対して使われます。

 

 

5-2-1 ビッグワード

 

ビッグワードは、検索ボリュームが大きいキーワードを指します。明確な検索ボリュームの定義はありません。一般的に、月間検索ボリュームが1万件以上の検索数が多いキーワードを指します。ビッグワードで広告の上位に表示できれば、より多くのユーザーに広告配信できます。ただし、競合も同じキーワードで広告を出稿してくる可能性が高いのがデメリットです。競合が多い場合は、CPCも上昇します。

 

 

5-2-2 スモールワード

 

スモールワードとは、検索ボリュームが小さいキーワードを指します。一般的に、月間検索ボリュームが1,000件以下の、検索数が少ないキーワードに対して使われるのが多い傾向があります。基本的に認知度が低い商品や、複数のキーワードからなる複合キーワードが多いようです。競合が少ないので、CPCが低く、検索された際には表示される可能性が高まる特徴があります。

 

 

5-3 顕在層と潜在層

 

顕在層、潜在層とは、ユーザーの分類に使われる言葉です。一般的にブランド・商品・サービスなどの認知・関心度で分けられます。

 

 

5-3-1 顕在層

 

顕在層とは、ブランドや商品・サービスへの興味や関心が高く、ある程度の知識を持ち、前向きに商品やサービスの購入や利用を検討しているユーザー層を指します。ニーズが明確な場合が多く、欲しい商品のブランドやジャンルの知識がある状態が多いです。検索を行う際は、「ブランド名+商品名」や「商品カテゴリ+商品名」などの固有名詞を使って、具体的なキーワードを入力する傾向があります。

 

 

5-3-2 潜在層

 

潜在層とは、具体的なブランド・商品・サービスの知識が少なく、自社の商品も認知していないユーザー層を指します。潜在層は、商品やサービスのジャンルに漠然とした関心はあるものの、具体的なブランド名や商品名は知識がないため、固有名詞で検索する可能性が少ない傾向があります。入力例としては、「男性用 シューズ」「男性 シューズ おすすめ」など、ざっくりしたワードで検索します。

 

 

6.まとめ

 

Googleの検索連動型広告で重要とされるキーワード選定方法や具体的な追加・除外の設定方法を解説しました。キーワード設定する際は、マッチポンプの種類や設定キーワードが複数ある場合の優先度、キーワード選定する際の要素を知っておくことで、関連した広告として表示される可能性が高まります。これから広告を検討される方も、広告運用で成果が出ていない方も、ご紹介した内容を参考に、キーワードを設定してみてください。

 

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