2023.9.30
2024.10.3
Facebook広告のやり方・始め方ガイド!アカウント作成方法から特徴、設定方法を徹底解説!
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「Facebook広告を始めたいけど、やり方がわからない」
「Facebook広告の成果を上げたい」
上記のような悩みを持つ方は少なくないのではないでしょうか。
本記事では、Facebook広告のやり方・注意点・成果を上げるポイントを解説していきます。
Facebook初心者の方にもわかりやすく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
Facebook広告とは?
Facebook広告は、開発元であるMeta Platform社が提供するサービスに配信される広告です。
配信先は4つあり、個人のコミュニケーションツールとしてだけでなく、法人アカウントではサービスの宣伝にも利用されています。
- Facebook(フェイスブック)
- Messenger(メッセンジャー)
- Instagram(インスタグラム)
- Audience Network(オーディエンスネットワーク)
Facebook広告の特徴
2023年現在、Facebookのユーザー数(世界的)は約20億人です。
InstagramやTiktok・youtubeは、ニックネーム登録ができるため、顔の知らない人とも気軽につながれます。
Facebookは実名登録が基本となるために、年齢や職業、住んでいる地域などを細かく設定しているため特定しやすくなります。
そのため、自分の友人や知人だけとつながり、興味や関心がある内容のシェアが可能です。
企業側は、詳細な情報からターゲットを絞り込み、自社サービスや商材を宣伝できるのです。
自社サービスや商品に興味・関心があるユーザーに対して、宣伝ができるため成果につながりやすくなります。
1.4つの広告から配信目的に合わせて選べる
Facebook広告は下記の4つのフォーマットから選んで配信が可能です。
画像広告 |
商材やサービスを画像で表現 |
動画広告 |
動画を使い、商材やサービスを紹介 |
カルーセル広告 |
スライド方式で、動画や画像を表示 |
コレクション広告 |
画像下に商品を表示しサイトへ誘導できる |
画像広告
Facebook、Instagramどちらにも使える基本の広告フォーマットです。
画像とテキストを組み合わせてアピールできるため、サービスや商材の魅力を具体的に伝えられます。
ターゲティングにより、狙ったユーザー層へ広告を届けられるため、商品のニーズに気づいていない潜在層にアプローチできます。
sns広告は、フォロー相手の情報に信頼を持ちやすく、拡散効果が期待できる方法です。
知識を持ってもらうことにより顕在層が増えれば、購入の際には自社商品を検討してもらえるメリットが生まれます。
クリエイティブで訴求すれば、ニーズの掘り起こしに繋がり、サービスなどに関心を持つきっかけになるからです。
動画広告
webマーケティングとして、市場が拡大している広告方法です。
静止画像よりも動きと音が加わった動画広告の方が、盛り込める情報量が多くストリート性を持たせられます。
視覚に訴えると印象に残りやすくなるため、認知度のアップやコンバージョンにつながります。
広告は表示されると自動再生されるので、リーチさせたいタイミングとターゲットに合わせて長さを変えると効果的です。
通勤や通学時間は短めにしたり、帰宅後のタイミングは長くしたりと使い分けると印象に残りやすくなるでしょう。
コレクション広告
メイン画像や動画の下に、関連画像を4枚以上並べた構図で配信された広告です。
画像をタップするとフルスクリーン表示になり、スワイプで動画や画像が楽しめます。
商品をカタログのように見せられるため、アパレル系の広告に多く使われています。
画像をタップすると詳細が見られたりサイトに飛べるようになったりするため、コンバージョン率が高い広告です。
2.Instagramと連携ができる
Facebook広告はInstagramと連携すると、多くのメリットが得られます。
- 投稿がシェアできる
- Facebook投稿のビジュアルクオリティがアップする
- FacebookページからInstagramの運用も可能
- フォロワーを増やしやすい
- Instagramのショッピング機能が使用できる
Instagramと連携すれば投稿をシェアできるため、より多くのユーザーに広告を届けられます。
複数のアカウントを作ると運用が大変ですが、Facebookページがあれば1つにまとめられ便利です。
Instagramでは画像の加工も簡単にでき、Facebookよりも感度の高い投稿ができます。
Instagram投稿はFacebook広告にも使えますから、フォロワーが増えれば多くの人に広告を届けられるようにもなるでしょう。
メリットの方が多いですし、アカウント管理が楽になるため、担当者の負担を軽減できます。
3.Messenger(メッセンジャー)との連携
Messengerーは、チャットや無料通話を備えたメッセージアプリです。
lineとよく似た機能ですが、国内では利用者がまだ少なく認知度は低いです。
ユーザーと広告主はメッセンジャーでコミュニケーションが取れるため、情報が伝えやすい
だけでなく、反応を見られるのがメリットになります。
Facebook上に配信した広告を、Messengerメッセージ画面に誘導可能です。
4.Audience Network(オーディエンスネットワーク)との連携
Audience Networkは、Facebook提携のアプリに配信可能なアドネットワークです。
Facebook広告のターゲティングを利用し、アクセスが多い媒体にリーチできるために、Facebook単体よりもコンバージョン率を上げられます。
広告マネージャを活用すれば、広告の一括管理や効果検証も簡単です。
5.配信方法が2種類ある
Facebook広告は、ビジネスマネージャから広告を作成して配信します。
この配信方法を使うと、サイトへのアクセスや商品購入につながりやすいように広告が最適化されるため成果が出しやすくなります。
広告レポートでは、効果分析結果も確認できるので運用しやすいのが特徴です。
クリエイティブをカスタマイズしたり精度の高い広告を配信したりできますから、顕在層へのアプローチやリターゲティングに効果があります。
Facebook広告を出す場合、自分のページのファンを増やし認知度を高めていく必要があります。
フォロワーがいないと、いいね!コメントがつきませんし、ページ評価があがりません。
ファンになってもらい、企業やサービスを利用してもらうためには、魅力的な投稿が必要不可欠となります。
そこで利用したいのは「投稿の宣伝」です。
過去に掲載した投稿でフォロワーから反応が良かったものを、Facebook広告の宣伝として配信する方法です。
過去のコメントやいいね!はそのままに、より多くの人に見てもらえますから、認知度アップにつなげられます。
使い方もシンプルですし、FacebookやInstagramのフィードに掲載されるため、より多くのユーザーに見てもらえます。
Facebook広告ではリーチしないユーザーにも目にとめてもらえるため、認知度アップに有効です。
目的にあった配信方法を使うと、より多くの人に広告を見てもらえるチャンスが生まれます。
Facebook広告を使うメリット
webマーケティングにはいろいろな方法がありますが、その中からFacebook広告を選ぶメリットとはなんでしょうか。
1.ターゲティング精度の高さ
Facebookは、実名登録制でsnsでは珍しいスタイルになっています。
多くのsnsでは、実名を隠しニックネームで登録する場合が多く、趣味や好みが近い人同士がコミュニケーションを取ります。
電話番号やメールアドレスで登録できるため、複数のアカウントを持つ人も少なくはありません。
Facebookユーザーは、プロフィールに年齢や性別、地域などの基本的な情報を登録します。
さらに細かく、職業や子供の有無なども登録できるため、ピンポイントでターゲティングの設定が可能です。
ユーザーの趣味嗜好はデータとして管理されていますし、いいね!やシェアなどの行動データについても蓄積されています。
ユーザーの興味やニーズに合わせて広告配信すれば、確実にコンバージョンにつなげられるでしょう。
2.マーケティング目的に合わせて対応できる
広告の目的に合わせて、フォーマットや手法も変えていかなければなりません。
認知度を拡大したいのであれば、視覚に訴えかける動画広告が適していますし、潜在層には別のアプローチが必要です。
豊富なフォーマットから最適なものを選び利用できるのも、Facebook広告のメリットです。
3. 運用コストがかからない
Facebookページを使った広告運用は、精度の高いターゲティングによって費用対効果が高められるでしょう。
広告運用はかかりますが、アカウントがあれば無料で作れるため無駄なコストもかかりません。
4.ユーザーの反応が観測できる
個人アカウントでは、フォロワー以外は閲覧やアクションができませんが、Facebookページはいいね!やコメントが自由に入れられます。
投稿をみたユーザーの反応がわかりやすく、管理者からコメント返すなど、距離が近くなるのが特徴です。
5.拡散性がある
ユーザーが投稿を気に入った場合、フィードに流してシェアできます。
アクションも同時にシェアされるため、いいね!やコメントが多い投稿はユーザーの目に止まりやすい傾向にあります。
ユーザーは実名登録していますから、拡散の信頼性が高く炎上しにくいのもメリットです。
6.質の高い投稿に改善できる
Facebookページは、インサイトでユーザーの反応を確認できるので、的確にブラッシュアップしやすくなります。
ターゲットに合わせて配信時間を変更したり、広告の長さやクリエイティブに修正を入れたりなど、調整によって品質の高いページができるでしょう。
Facebook広告のやり方ー手順
Facebook広告の特徴をつかんだところで、実際にどのような手順で広告を出していくかを説明していきましょう。
大まかには下記の順で、Facebook広告を出稿していきます。
- アカウントの作成
- ビジネスマネージャアカウントの作成
- Facebookページの追加
- 広告アカウント作成
- 広告の作成
- 支払い方法の設定
配信用のアカウントが必要ですが、すでに企業用のページがあればそれを使えます。
利用目的が違うのであれば、配信用のアカウントを作成した方がいいでしょう。
入稿前に準備すること①Facebookのアカウントを作成
広告配信のためにアカウントを作成しましょう。
パソコン・タブレット・スマホ、どれを使っても簡単にアカウントは開設できます。
Facebookの「新規アカウントを作成」をクリックし、氏名・メールアドレス・パスワードに生年月日を入れて登録します。
これでFacebookを利用するための、アカウントができました。
次は広告を配信するために、作ったアカウントをビジネス用に登録していきます。
ページを持っていれば広告配信はできますが、ビジネスマネージャアカウントを利用すれば
広告の成果を高められます。
②Facebookビジネスマネージャのアカウントを開設する
アカウントを作成したらログインし、ビジネスマネージャアカウントを開設しましょう。
個人アカウントとビジネスアカウントでは、商用利用ができる以外にもメリットがたくさんあります。
ビジネスマネージャアカウント |
個人アカウント |
|
登録 |
企業名 サービス・商品名 |
本人の実名 |
アカウント数 |
無制限(複数のアカウント管理ができる) |
本人アカウント |
運用可能人数 |
5人まで |
本人のみ |
公開範囲 |
一般公開 |
フォロワー、友人・知人など |
友達申請 |
自らは不可 |
可能 |
アクションの対象 |
Facebookページのみ |
個人アカウント、Facebookページに可能 |
広告配信機能 |
〇 |
ー |
予約投稿 |
〇 |
ー |
インサイト機能 |
〇 |
ー |
ビジネスマネージャアカウントがあれば、運用担当者に権限の付与もできるため、業務の効率化がアップします。
複数のFacebookページを利用したい場合や、Instagram広告を検討しているのであれば、管理しやすくなるビジネスマネージャアカウントはおすすめです。
ビジネスマネージャから、Facebookアカウントでログインしアカウントを作成します。
- ビジネス及びアカウントの名前
- 担当者名
- 社用メールアドレス
上記の3つを記入し、送信します。
ビジネスマネージャアカウントは、個人につき2つまで作成可能です。
③Facebookページを追加する
Facebookページの手順は以下の通りです。
1、ビジネスマネージャーアカウントにログインし、「ビジネス設定」をクリックします。
2、「ページを作成」画面から「ビジネスまたはブランド」を選択し、スタートをクリックしてください。
3、左にある「ページ」をクリックすると「ページ追加」画面が表示されますから、追加ページを選んで完了です。
Facebookページは、サービスや商材別に作成ができます。
一般ユーザーにページが解放されるため、誰でも閲覧できるなどのメリットがあります。
④広告アカウントを作成
広告アカウントを作成できるのは、ビジネスマネージャの管理者及びアカウント保有者です。
1つの広告アカウントには、1つのビジネスマネージャしか紐づけはできません。
ビジネスマネージャのメニューから、「ビジネス設定」をクリックし「広告アカウント」を選んでください。
「広告アカウントを管理」の画面になったら、「新しい広告アカウントを作成」を選択します。
最後に、広告アカウント名を記入し完了です。
⑤広告を作成する
アカウントが作成できたら、広告を作成しましょう。
Facebook広告は、リスティングなどとは違い、3段階から成り立っています。
詳細を設定し、適切な広告を配信するのであれば、キャンペーン・広告セット・広告の順に設定しましょう。
キャンペーン
Facebook広告を始める前に、目的を設定します。
キャンペーン目的をはっきりさせないと、広告が作成できません。
どのような広告を配信したいのか、ペルソナを設定しておけばスムーズです。
キャンペーンの目的 |
概要 |
---|---|
認知:ブランド認知度アップ |
これからブランドに興味を持ちそうな人が対象 ローコストでインプレッションを増やす |
認知:リーチ |
オーディエンス内で多くのユーザーに配信 |
検討:トラフィック |
イベント・アプリ、LPなどにユーザーを誘導 |
検討:エンゲージメント |
イベントの参加 いいね!やコメントなどのアクションを増やす |
検討:アプリのインストール |
apple storeやgoogle playストアにユーザーを誘導 |
検討:動画の再生回数アップ |
動画広告の継続視聴ユーザーやシェア率が高いユーザー |
検討:リード獲得 |
商品の購入及び会員登録 |
検討:メッセージ |
メッセンジャー広告のクリックユーザーとコミュニケーション |
コンバージョン |
顕在層で利用や購入確率が高い人にアクションを起こしてもらう |
カタログ販売 |
商品カタログを自動表示 |
来店数の増加 |
実店舗への来店を促す広告を表示 |
キャンペーンを選択したら、キャンペーン名やカテゴリ、詳細などを設定していきます。
「新しいキャンペーンを設定」の下にある、購入タイプについても説明しておきましょう。
これはFacebook広告の費用タイプを指し、オークションとリーチ&フリークエンシー購入の2種類が用意されています。
オークションは、運用型広告で使われているオークションと仕組みは同じです。
キャンペーン目的を設定し、手動か自動入札で最適化しながら購入するタイプで、多くの広告主が利用しています。
配信結果を予測はしにくいですが、細やかな設定ができるため、効率的な広告が出せるでしょう。
リーチ&フリークエンシーの課金方法はcpmのみで、Facebook広告で自動算出された金額が適応されます。
リーチとフリークエンシーを細かく管理できますが、オーディエンス国は1か国のみ、20万人以上の規模が必要です。
ダイナミッククリエイティブは、クリエイティブ要素の組み合わせをユーザーに合わせて最適化します。
画像や動画メインのFacebook広告であれば、各ユーザーにフィットした広告を配信できるので効果的です。
最適化と配信は、どのようなユーザーに広告を表示するかを指定できます。
ターゲット層のユーザーに対して多く配信したいのであればインプレッション設定で、ランディングページやサイトに誘導したいならリンククリック設定がいいでしょう。
広告セット
設定したキャンペーンを選択し、広告マネージャ経由で広告セットを作成しましょう。
Facebook広告をどのように配信していきたいか、ターゲット・予算や掲載期間・配信スケジュールを決められます。
広告セットを開き、編集したい広告セットにチェックを入れると編集画面が開くので順番にセットを進めてください。
予算は、1週間のうち1日ごとに消化する平均金額か掲載期間の通算として設定します。
成果が高まると予算が超過する場合がありますが、掲載期間全体で予算を超える可能性はありません。
通算予算の場合のみ、配信曜日と時間指定ができます。
メールでの問い合わせ以外に、チャットや電話での問い合わせを増やしたい場合には、配信時間を営業時間内にもできます。
最初から高額な予算にするよりも、少額から始めデータを見ながら増やしていくのがいいでしょう。
広告料金については、合計消化金額と獲得する各結果の単価で決定します。
予算と入札戦略によってコントロールできるため、予算の使いすぎなどの心配もありません。
オーディエンスの設定は、保存したオーディエンスを使う、Facebookが用意している3つから選びます。
設定が終わったら「完了」を押し、広告が出せるようにセットして終了です。
広告
誰がどのような広告を出しているのかがわかるように、広告主アカウントを設定した後に、画像設定します。
配信するのが動画の場合にも、同じような設定が必要です。
クリエイティブ設定に画像や動画のあとは、表示テキストやリンクを設定し完了です。
⑥支払設定を設定する
広告の設定が終わったら、支払い方法を選択・設定し審査を待ちます。
ビジネスマネージャのメニューから「ビジネス設定」「支払い」を選択してください。
ビジネスマネージャ全体の支払い方法と、広告アカウントとリンクさせればメインの支払い方法として設定できます。
広告アカウント別に支払い方法を選択したい方は、「広告アカウント設定」から「支払い設定」をクリックして設定できます。
支払い方法は、下記の3つから選んでください。
- クレジットカード(american express/jcb/master card/visa/pay pal)
- クレジット機能付きデビットカード
- オンライン銀行振込(手動決済)
Facebook広告のやり方ー設定する時の注意点
Facebook広告の利用には、いくつかの注意点があります。
守られていない設定やミスがあると、審査を通過できませんので以下の点に気をつけてください。
広告ポリシー反していない配信設定をする
Facebook広告では、許容されないコンテンツ・危険なコンテンツ・不適切なコンテンツと特有の制限があります。
Facebook広告ポリシーに反した内容や行為が合った場合には、広告出稿ができません。
必ず広告ポリシーを一読し、広告内容や会社の理念に反していないか確認しましょう。
許容されないコンテンツ
社会的や人道的に許容されない内容や、虚偽や詐欺などに当たるコンテンツは、Facebook広告には掲載できません。
- 違法な製品やサービス
- 誤った情報
- 反ワクチン運動
- 差別的な行為
- 扇動的なコンテンツ
- 軍国主義的な社会運動、暴力を誘発する陰謀ネットワーク
- 偽装コンテンツ
- 許容されないビジネス慣行
- 不正行為および詐欺行為
- 非現実的な結果
- システムの回避
- 禁止されている金融商品や金融サービス
- スパイウェア、マルウェア
- 存在しない機能
危険なコンテンツ
- 人々の健康や安全に悪影響を及ぼしかねないコンテンツ
- 危険な物質
- 武器、爆弾、爆発物
- タバコおよび関連製品
不適切なコンテンツ
- ネガティブなエクスペリエンスにつながる可能性がある
- 成人向けコンテンツ
- 文法と不適切な表現
- 低品質または邪魔なコンテンツ
- 個人の特性
- 扇情的なコンテンツ
- 災害や賛否の分かれる出来事の商業的利用
- 個人の健康および容姿
- 人体の一部の販売
コンテンツ特有の制限事項
- アルコール
- 成人向けの商品やサービス
- デート・出会い関連
- 美容処置とウェルネス
- オンライン薬局
- 市販薬
- 処方薬
- 薬物およびアルコール依存症の治療
- 金融商品や金融サービス、保険商品や保険サービス
- 暗号通貨に関連する商品やサービス
- オンラインギャンブルおよびオンラインゲーム
- ソーシャルカジノゲーム
- 購読サービス
- cbdおよび関連製品
- 知的財産権の侵害
- サードパーティの権利侵害
- ブランドの支持
- 広告におけるブランド利用
- 著作権および商標権
- ユーザーインターフェイスのスクリーンショット
差別的な行為や違法である、安全でない商品は扱えません。
金銭や個人情報の搾取、詐欺を疑われるようなサービスやスキームなどの宣伝も禁止されています。
暴力的や性的描写、人権侵害や差別を含む言葉や映像の広告も禁止です。
健康やダイエット関係では、ネガティブな表現や含意・喚起したりするコンテンツも認められていません。
社会問題、選挙、政治に関する広告についても好ましくないとして配信されません。
ターゲットは適切に設定できているか確認する
より多くの顧客にサービス認知やコンバージョンしてもらうための広告ですが、適切なセグメント設定をしなければ最大効果が引き出せないでしょう。
無駄なコストを発生させないためには、絞り込みすぎて集客効果が少なくならないようにする点が大切です。
セグメントの中からターゲットにする顧客層を決定し、ペルソナを作ります。
具体的な対象が明確になれば、ターゲットのニーズを満たすアプローチがしやすくなります。
最低でも性別や年齢、好みまでは細かく設定し、目的に合わせて調整していきましょう。
オーディエンス設定後に潜在リーチを確認し、「オーディエンスが狭すぎます」と表示がないかチェックしましょう。
Facebookユーザーに対象者が少なすぎると、成果を得られなくなります。
潜在リーチを見ながら調整していけば、大きな誤差はでないでしょう。
広告配信の効果を分析したい場合はあまり頻繁に変更しない
短期間に設定変更を繰り返すと、Facebookが学習できないために正確なデータが出せなくなります。
Facebookでは、情報収集や分析を行い潜在リーチなどに反映させています。
最初の段階でターゲット設定がしっかりできていれば、大幅な変更はなくても十分な成果を出せるはずです。
下記の変更を頻繁に行ってしまうと、正確なデータが取れずに効果を半減させるので注意しましょう。
頻繫に変更すべきではない項目
- ターゲット設定
- クリエイティブの変更す
- 予算の金額変更
- 最適化イベント変更
- 新しい広告の追加する
- 広告セットの停止が7日間以上
画像内のテキスト量を確認する
Facebookでは、画像内のテキストは20%未満の設定が推奨されています。
調査によると、テキストを20%未満にした広告はパフォーマンスが高まると分かっています。
商材やサービスによっては、画像だけでは表現が難しいものもあるでしょう。
しかしながら、簡潔なテキストにしてユーザーの興味や関心を持ってもらえれば確実に成果につながります。
テキストが多すぎる広告は、視線が定まりにくいために離脱率が高くなる傾向にあります。
広告がテキストだけであれば自然な流れで見てもらえますが、そうでない場合には効果はありません。
広告は視認性が大切ですから、目に入ってわかりやすく興味を引けるものでなければ意味がないのです。
snsはスマホで閲覧される場合が多いため、ユーザー目線でテキストの大きさや文字数を考えて見ましょう。
人の目は左から右に動くといわれ、「Z」のように左上から右上、左下から右下に視線が落ちていきます。
この視線の動きに合わせた配置にすれば、少ないテキストでもユーザーの心に残せるでしょう。
Facebook広告のやり方ー成果を出すポイント
どのような広告も始めてみなければ、どれくらい成果をあげられるのかはわかりません。
Facebook広告は、精度の高いターゲット設定ができる点から、比較的簡単で費用効果の高い宣伝ができます。
ところが、「なかなか成果が得られない」、「一時的な効果しかなかった」と焦ってしまう担当者も少なくありません。
Facebook広告は、ポイントを抑えてしまえば、誰でも簡単に成果につなげられます。
ここでは、4つのポイントを紹介しますので「成功させたい」「確実に成果につなげたい」方は実践してみてください。
予算・ターゲティングを絞りすぎないようにする
Facebookだけでなく、広告で成果を出すためにはターゲット設定が重要になります。
多くのユーザーに広告を見てもらえれば、ブランドや企業の認知度は確かに上がるでしょう。
目的が「認知の上昇」であれば成功と言えますが、サービス利用や商品購入の場合はどうでしょうか。
「見たことがある」「聞いたことがある」だけで、離脱されてしまうと広告費が無駄になってしまいます。
Facebook広告は実名登録であり、住んでいる地域や趣味嗜好なども設定できるため明確なターゲティングが実現できます。
ターゲットを明確にすれば、その層が興味を持つようなクリエイティブ作りができ、高い効果が期待できるでしょう。
ペルソナを作りピンポイントに働きかける点は、広告運用の基本ではありますが、絞り込みすぎてしまうのは良くありません。
あまりにも細かくターゲット設定をしてしまうと、Facebook上で該当するユーザー数が減少してしまいます。
配信数が少ないと、データ不足のため機械学習がうまく働かず成果につなげられません。
広告の評価を高めるには、データから改善すべき点を見つけ出し、ブラッシュアップしていく方法が大切です。
オーディエンス設定を開くと、推定オーディエンスが表示され、設定したターゲティングがどうなのかを確認できます。
適切であれば緑のラインとなりますので、定期的にチェックしながら運用していきましょう。
適切なクリエイティブサイズに設定する
Facebook広告では、画像・動画ともに1:1(スクエア)と9:16(縦長)の2サイズが推奨されています。
広告の配信面に合わせて、いくつか使えるサイズもありますが、ユーザーが見やすく印象に残りやすいクリエイティブでなければいけません。
フィードは「1:1(スクエア)」サイズで画像・動画ともに1,080×1,080px以上がベストです。
ストーリーズは「9:16(縦長)」の画像・動画ともに1,080×1,920px以上がベストサイズになっています。
これはFacebookの推奨サイズですが、すべての広告にこのサイズが適しているとは限りません。
広告の内容によっては、別のサイズの方が成果につながるケースもあるため、サイズ検証を試してみるのも重要です。
あるアパレルメーカーでは異なるサイズの広告効果を比較したところ、コンバージョン率に大きな差があったと報告しています。
それぞれのフォーマットに適したクリエイティブサイズ、文字数上限などがありますのでガイドを参考に適切なサイズを設定してください。
動画クリエイティブを活用する
動画広告は、以下の6つの場所で配信ができます。
- フィード
- マーケットプレイス
- ストーリーズ
- インストリーム
- 検索結果
- インスタント記事
通常はフィード上に配信されますが、広告枠やストーリーズにも配置できます。
広告目的によって配信場所を変えれば、より高い成果を見込めるでしょう。
動画クリエイティブは視認性が高く、テキスト中心の広告よりも短時間で様々な情報を届けることができます。
動画投稿はユーザーの関心をひきつけやすく、エンゲージメントの向上や購買行動につなげられるなどメリットが多い方法です。
テキストと違って、作った後に修正を入れるのは大変な作業ですし、わかりやすい内容でなければ途中で離脱されてしまいます。
youtubeなどは最初の10秒がポイントになりますが、Facebook広告では最初の3秒で印象をつけなければいけません。
動画広告を見るユーザーは、自分の悩みが解決するのかを気にしている傾向があります。
最後まで視聴すれば、解決策がわかるかもしれないと思えば見てもらえますが、そうでない場合には途中で離れてしまいます。
そうならないためには、共感できる内容やポジティブな気持ちになれるものにしましょう。
通勤や通学中に動画を視聴する場合、音が聞き取りにくかったりするケースもあるので、ポイントとなる部分には字幕を入れるなどの工夫も必要です。
広告動画は長すぎると飽きられてしまいますから、テンポよくわかりやすい動画作りを心がけましょう。
音楽を上手く組み合わせると、ユーザーの興味を引きやすくなり拡散効果も期待できます。
定期的に配信結果をチェックする
広告を配信したら定期的に配信結果をチェックし、ターゲットの動向を調べておきます。
配信結果は、キャンペーン・広告セット・広告を一覧で表示もできますし、配信時間や配置でも確認可能です。
広告レポートで結果をチェックすると、効果だけでなくユーザーのアクション状況も理解できます。
どの広告にどのようなアクションがあるかがわかれば、pdcaサイクルを回すのに役に立つでしょう。
詳細な情報がわかりますから、定期的にチェックして活用するのが大切です。
チャートの確認
キャンペーン・広告セット・広告のいずれかを選択し「チャートを見る」をクリックするとインサイトが表示されます。
クリックやリーチ数はパフォーマンスから、利用者データからは、年齢や性別ごとに結果をチェックできます。
ターゲットと現状に誤差がないのか、ターゲティングしたユーザーに届いているのかは重要なポイントです。
広告の配信場所によって結果も違ってきますから、配置もチェックしておきましょう。
注意したいのは、広告の表示回数やエンゲージメント、成果測定です。
表示回数が少ないのはターゲティングに問題があり、届いていない可能性が考えられます。
インプレッションとリーチ数は、ターゲットに対して適切に広告が配信されているかを確認できる指針です。
インプレッション回数は多いのにリーチが少ないのは、同じユーザーに何度も広告が見られている可能性があります。
この事象によって、フリークエンシーが増加傾向にある場合は、見直しが必要です。
同一ユーザーに何度も同じ広告が表示されれば、認知度の向上にはつながりますが、ネガティブな印象を持たれる可能性もあります。
パフォーマンスが上昇していれば問題はありませんが、低下傾向にあるならばターゲティングの変更などで、繰り返し広告が表示されないようにしましょう。
エンゲージメントの確認
ユーザーに興味を持ってもらわなければ、広告が成功したとは言えません。
多くのユーザーは好意的であり、広告に興味や関心をもってくれると成果へつながります。
結果的に、クリック率がアップします。
「リンクのクリック」が多ければ、コンバージョンに繋がっていると言えるでしょう。
反対に「クリック(すべて)」が多いのは、Facebookページやいいね!やコメントなどのアクションを含んでいます。
認知度の向上が目的であれば、「クリック(すべて)」が多い点は成果につながっているといえます。
コンバージョンにつなげる点が目的であれば、CTRが高くなるような広告が必要です。
このように「数字が良いから成果につながる」ものではなく、目的に対してのエンゲージメントを確認する点が重要になるでしょう。
まとめ
Facebook広告は成果にもつなげやすく始めやすいですから、初心者の方はやり方と手順を覚えて初めてみましょう。慣れてしまえば、広告出稿までに時間がかかりません。
身近なものだからこそ、気軽に始められるメリットもありますが、確実な成果を求めるのであれば分析や調整が重要です。
Facebookではデータ管理もしていますので、定期的にチェックしながら、広告のブラッシュアップも進めましょう。
ビジネスの種類や目的に合わせて、クリエイティブを作成しFacebook広告に取り組んでください。
Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部
私たちは現在の自分に甘んじず、チャレンジをすることで、お客様にプロとしての価値を提供いたします。常に知識・技術をアップデートし、お客様の成長に貢献してまいります。
広告運用でお困りの方はお気軽にお問い合わせください