【カンタン解説】Instagram広告のターゲティングの種類・設定方法・成果が出る活用法 - (株)GMSコンサルティング

【カンタン解説】Instagram広告のターゲティングの種類・設定方法・成果が出る活用法

2022.5.23

Instagram広告の出稿を考えている方向けに、ターゲティングの種類・設定方法・成果が出る活用方法を解説します。Instagram広告の全容が分かるようになるので、出稿の際は、ぜひ参考にしてください。

 

 

1.そもそもInstagram広告とは?

 

Instagramとは、2010年10月にリリースされたアプリです。写真や動画を共有することで、コミュニケーションを楽しむことを目的としています。日本では「インスタ」の愛称で親しまれており、公開した際に、ひときわ見栄えの良い写真を「インスタ映え」と言うようになりました。流行に敏感な若者を中心に、多くの人に利用されています。Instagram広告とは、Facebookが提供するインターネット広告のうち、Instagram上で配信できる広告です。

 

 

2.Instagram広告のターゲティングの特徴

 

Instagram広告には、以下のように2つの大きな特徴があります。それぞれ詳しく解説します。

 

 

2-1 Facebookデータと連動している

Instagram広告は、Facebook広告と同じプラットフォームから配信されており、ターゲティングとなるデータがFacebookと連動しているのが特徴です。個人情報の入力が少ないInstagramですが、Facebookデータと連動しているので、ユーザーの生年月日や年齢などの詳細情報を基にしたターゲティングができます。

 

 

2-2 細かいターゲット設定が可能

 

Facebook広告は、ユーザーが実名で利用していることもあり、精度が高く、細かいターゲティングが可能です。Instagram広告のターゲティングは、Facebook社の膨大なユーザーデータを基にターゲットを設定できるので、Instagram上で実名登録していなくても、ターゲットに合った広告を配信できます。ペルソナが明確な「ブランド」「商品」「サービス」や、ターゲティングをできるだけ細かく設定して、見込みの高いユーザーに広告を届けたい企業にとっては、大きなメリットとなるでしょう。

 

 

3.Instagram広告のターゲティングの種類

 

Instagram広告のターゲティングは、大きく分けて以下の4種類あります。実際に、どのようなターゲティングができるのか、それぞれのターゲティングを細かく解説します。

 

 

3-1 ユーザー属性ターゲティング

 

ユーザー属性ターゲティングでは、「年齢・性別」「エリア」「属性」を細かくターゲティングできます。それぞれどのようにターゲットを設定できるのか、チェックしてみましょう。

 

 

3-1-1 年齢・性別

 

ユーザーのFacebook上の生年月日データを基に、「年齢」でターゲティングが可能です。ただし、Facebookを利用していないユーザーの場合は、生年月日のデータではなく、フォローしているアカウント情報から年齢を推測して配信します。そのため、リーチしたい年齢を設定しても、プラスマイナス10歳程度のズレが生じる場合があるので、注意が必要です。年齢を基にしたターゲティングを行う際は、多少のズレが生じることを想定しておきましょう。「性別」による絞り込みも可能です。商品やサービスを届けたいターゲット層に合わせて、男女を設定、あるいは両方を設定できます。

 

 

3-1-2 エリア

 

エリアターゲティングでは、広告を配信したいエリアを、国や都道府県をはじめ、市区町村や郵便番号単位で設定可能です。特定の地域にいるユーザーに絞って配信できます。また、特定の地域を除外しての広告配信も可能です。「特定の地域に最近訪れた人」といった設定もできるので、旅行者や観光客もターゲットにできます。

 

3-1-3 属性

 

属性とは、大まかに言うとユーザーが持っている「情報」を指します。明確な商品・サービスの場合は、ユーザーの属性までターゲティングしておく

と、より高い効果が見込めるでしょう。属性は、基本的にFacebook上のデータを基にターゲティングを行います。仕事やライフイベント、子供の有無などは、ターゲティングを絞り込むうえで効果的な情報になるでしょう。ターゲティング可能な属性は以下のとおりです。

 

・学歴

・仕事

・収入

・ライフイベント(誕生日など)

・政治

・交際

・子供の有無

 

 

3-2 インタレストターゲティング

 

インタレストターゲティングは、ユーザーのパーソナルな情報を基にした、「興味・関心」「行動」といったターゲティングが可能です。細かなターゲティングができるSNS広告は少ないため、Instagram広告を利用する際は、インタレストターゲティングのメリットを存分に活かしましょう。具体的な内容は、以下のとおりです。

 

 

3-2-1 興味・関心

 

ユーザーが「いいね!」をしたページから、ユーザーの興味・関心を洗い出し、広告に興味を持ってくれそうなユーザーにターゲットを絞れます。具体的には、以下の興味・関心カテゴリーからターゲティングできます。例えば、買い・ファッションに関するFacebookページに、頻繁に「いいね!」をしているユーザーなら、買いやファッションに対する興味・関心が高い認識です。

 

・スポーツ・アウトドア

・テクノロジー

・ビジネス・業界

・フィットネス・ウェルネス

・買い・ファッション

・趣味・アクティビティ

・食品・飲料品

 

 

3-2-2 行動

 

ユーザーの行動データやスマホの利用状況などを基に、ターゲティングもできます。ターゲティング可能な行動は、以下のとおりです。

 

・記念日

・旅行

・モバイルデバイスユーザー

・海外駐在

・消費者の分類

 

 

3-3 カスタムオーディエンス

 

カスタムオーディエンスとは、既に獲得している顧客の情報を基に、ターゲティングする機能です。既にある情報を参考に顧客リストに向けて配信する、特定のアクションを起こしたユーザーに対して配信する、などのターゲティングができます。また、既に獲得している顧客を避けて配信することも可能です。自社が保有している顧客情報を活用して、ターゲティングを行いたい場合に向いています。顧客情報の例は以下のとおりです。

 

・電話番号

・メールアドレス

・FacebookユーザーID

・Appleの広告用IDなど

 

 

3-4 類似オーディエンス

 

類似オーディエンスとは、カスタムオーディエンスを基にターゲティングを行う方法です。既に自社が獲得している顧客と、「よく似たユーザー」にターゲットを絞って広告を配信できます。見込みの高いユーザーに広告を届けられる効果的なターゲティングです。

 

 

4.ターゲティングの設定方法

 

Instagram広告でターゲティングの設定を行う際は、Facebook広告マネージャーの「広告セット」から行います。初めての方でも分かりやすいように、細かな手順を解説します。

 

 

4-1 入力項目をチェック

 

入力項目は、カスタムオーディエンス・地域・年齢・性別・言語・詳細ターゲット設定・つながりの全7項目です。それぞれ解説します。

 

 

4-1-1 カスタムオーディエンス

 

既にサイト訪問の情報を蓄積している場合は、利用可能です。自社サイトに訪れた顧客に広告を発信したい場合は、カスタムオーディエンスを通じて設定します。

 

 

4-1-2 地域

 

日本国内はもちろんのこと、全世界が対象です。指定した地域に、いつユーザーが訪れたのか、現在居住中なのか、旅行中なのかを決めることが可能です。国内をターゲットにする場合でも、サービスの提供範囲に応じて、地域の設定が大切です。例えば、実店舗を持つサービスであれば、店舗から5キロ以内など、暮らしている人を対象にすることで、実店舗にアクセスしやすい顧客に絞って広告を配信できます。

 

 

4-1-3 年齢

 

年齢は、13歳以上から65歳までの間を1歳単位で設定可能です。Facebookに登録されている情報も利用できるので、詳細なターゲティングができます。商品の対象年齢や、リーチしたい年齢を基に決定しましょう。

 

 

4-1-4 性別

 

性別は、Facebookに登録されている情報を基に設定可能です。男女または両方で設定できます。Instagramのみの登録ユーザーの場合は、年齢や性別は「みなし属性」です。まれに、リーチしたい顧客と違う年齢層や性別の利用者に広告が届くことも、可能性として理解しておくことが大切です。

 

 

4-1-5 言語

 

日本語や英語など、ユーザーが利用する言語の設定が可能です。ただし、通常は設定しない方が、より多くのユーザーに広告配信できます。日本国内で、英語を使用しているユーザーのみにリーチしたい場合にはおすすめです。

 

 

4-1-6 詳細ターゲット設定

 

ユーザーの趣味・関心を検索窓にキーワード入力すると、キーワードに合うカテゴリが出てくるので、選択して設定を行うのが詳細ターゲット設定です。興味・関心は、アウトドア、スポーツ、食品、買い、家族との交友関係など、多彩な設定ができます。ただし、利用者が持つ興味・関心が、広告効果と必ずしも直結しているとは限りません。例えば、新車の広告の場合、自動車に興味・関心があるユーザーであっても、ユーザーは必ず新車購入を検討しているわけではないでしょう。想定されるユーザーの行動を考えて、キーワードを選択することも必要です。

 

 

4-1-7 つながり

つながりとは、ページやアプリへのアクセスを行ったユーザーや、「いいね!」を行ったユーザーを対象とするかどうかを決める項目です。「特定ページへのアクセスがあった」ユーザーを、この項目を利用して除外することもできます。

 

 

4-2 オーディエンスを確認

 

ターゲティングの項目を入力したら、ページ内にある「オーディエンス」の確認が必要です。オーディエンスでは、設定したオーディエンスサイズで得られるリーチや、投稿のエンゲージメントの推定が行われます。オーディエンスが広い場合は、潜在リーチは増えるものの成果が上がらない可能性があり、オーディエンスが狭い場合は、利用者に適切に広告がリーチできると成果が上がる特徴があります。まずは、中程度のオーディエンスサイズを設定するのがおすすめです。設定したオーディエンスを保存すれば、ターゲティングの設定は完了です。

 

 

5.ターゲティングを設定する際の注意点

 

ターゲティングを行う際には、注意しなければならない場合があります。特に注意したい5つの注意点を詳しく解説します。

 

 

5-1 ターゲティングを絞りすぎない

 

精度の高い絞り込みを目指すあまり、ユーザーを絞り過ぎてしまう場合があります。しかし、ユーザーを絞り込み過ぎると、自動最適化の精度が落ちる、競合との競争率が上がり広告単価が上がってしまうなどのデメリットがあります。結果的に、成果を上げづらい運用となってしまう恐れがあるので、ユーザーの絞り過ぎには注意しましょう。

 

 

5-2 広告費用の高騰

 

広告単価は、配信するユーザーごとに、広告を配信したい他社と競売することで決定します。つまり、購入見込みが高いユーザーのみに配信を行うことは、広告費用の高騰に繋がり、結果的に費用対効果が下がってしまうデメリットがあります。

 

 

6.Instagram広告で成果を上げる秘訣

 

Instagram広告で成果を上げる秘訣を、3つご紹介します。それぞれの特徴を把握・実践し、広告成果が上がるようにしましょう。

 

 

6-1 こまめにクリエイティブを変更する

 

広告を配信したら終わり、というわけではありません。配信後は効果測定を行い、広告の修正やターゲティング・キーワードの見直しを、何度も繰り返して行うことが重要です。いつもより成果が上がった場合は、なぜ成果が上がったかを分析することで、継続的な利益をもたらします。ユーザーの反応をキープ、もしくはアップさせるためには、最低でも月1回以上のクリエイティブの変更が必要です。

 

クリエイティブは複数用意し、反応の良いものを探りながら作成するのがおすすめです。テキストの位置、内容、サイズ、色などのパターンを用意するか、全く異なるクリエイティブ訴求を試して反応を見ましょう。広告の配信内容を変更するだけではなく、予算調整なども行い、費用対効果を最大化していくことも大切です。

 

 

6-2 ターゲットを明確化

 

ターゲットを明確にすることは、広告を配信するうえで重要です。誰に、どのような目的で、広告を配信するのかを細かく設定しておけば、商品やサービスに興味を持つユーザー層に対して、的確なアプローチができます。既にご紹介した「ユーザー属性マーケティング」や「インタレストターゲティング」、「カスタムオーディエンス」を活用し、精度の高い広告をピンポイントに届けましょう。

 

 

6-3 視覚や感情に訴える

 

Instagramは、写真や動画を投稿、共有するのがメインのSNSです。ユーザーが関心を持つ画像、思わず見入ってしまう動画、続きが見たくなるような動画などでなければ、見てもらうのが難しい媒体と言えるでしょう。美容系であれば、「同じ商品を使ってみたい」「美容情報として参考になる」と思ってもらえるような、写真や動画が必要です。使用シーンの画像や動画を掲載すると、商品を使うイメージが伝わりやすくなります。

 

 

7.まとめ

 

Instagramは匿名性のあるSNSですが、Facebook広告と同じプラットフォームから配信されているので、詳細なターゲティング設定が可能です。今回は、ターゲティングの種類、設定方法、注意点などを解説しました。ご紹介した内容を、ぜひInstagram広告の運用に活かしてください。

 

この記事のURLをコピーする

ディスプレイ広告