Google広告の基礎 種類・特徴・コツ・非常時の対処法を徹底解説 - (株)GMSコンサルティング
Google広告の基礎 種類・特徴・コツ・非常時の対処法を徹底解説

Google広告の基礎 種類・特徴・コツ・非常時の対処法を徹底解説

2022.1.10

運用初心者やWEB勉強中の方向けに「Google広告」の基本について紹介していきます!
キャンペーンの特徴や始め方から、運用のコツまで書いているので是非読んでみてください。

 

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1.Google広告の種類について

 


Google広告とは、Googleが提供している広告出稿サービスのことです。出稿された広告は、Googleのサービスや、livedoor、gooなどの提携しているサイトや、Googleアドセンス※に登録しているサイトなどに表示されます。検索連動型広告やディスプレイ広告、YouTube広告は有名ですが、他にも5種類あります。広告の種類によって、配信面や、ターゲティング方法が変わるので、目的に合わせて選びましょう。

広告の種類と特徴、配信面について説明していきます!

※Googleアドセンスとは、Googleが提供しているGoogleの提供しているコンテンツ連動型広告配信サービスのこと

 

 

1-1 検索連動型広告

 

 

ユーザーが検索した内容と関連して、検索結果に広告が表示されます。商品やサービスに合ったキーワードを設定して配信をすることで、見込みの高いターゲットにアピールすることができます。ユーザーが積極的に検索しているので、他の広告と比べて質の高いユーザーにアプローチできるのが特徴です。

検索連動型広告について、詳しく知りたい方はコチラをご確認ください。

 

 

1-2 ディスプレイ広告

 

 

画像やテキスト、ロゴなどで構成されていている広告です。年齢や、性別、興味関心に合わせて、Googleと提携しているWEBサイト内にある広告枠に表示されます。潜在層にアピールできるのが特徴で、興味ありそうな人や、類似商品を検索している人、など、今後買ってくれそうな人にアプローチすることができます。

ディスプレイ広告について、詳しく知りたい方はコチラをご確認ください。

 

 

 

ターゲティングについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

 

 

1-3 動画広告

 

動画広告は、YouTube内で配信される広告とモバイル専用の動画広告の大きくわけて2種類あります。YouTube内で配信される広告の中にも、5秒でスキップできる広告や、15秒間スキップできない広告、音声なしで再生が開始される広告など種類が豊富です。

どのキャンペーンに動画を出すかで、作成する動画は変わります。

例えば、モバイル専用の動画広告は、ニュース記事の間やゲームのプレイ前など、ユーザーが画面に関心を向けているタイミングで広告が表示されます。音声なしで自動再生されるのが特徴で、音がなくても目を引く内容にする必要があります。

動画広告の種類を詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

 

 

1-4 ショッピング広告

 

 

 

 

ショッピング広告では、Merchant Center ※で指定した商品属性をもとに、関連性の高い検索に対して広告が表示されます。検索連動型広告よりも上に表示されるので、視認性が高いのが特徴です。

ショッピング広告(ショッピングキャンペーン)に関して詳しく知りたい方はコチラをご確認ください。

※Google Merchant Center とは、Google ショッピングタブを管理するものです。
ショッピングタブに無料で掲載することもできるので、閲覧数を増やしたいと考えている方は、登録をオススメします。

Google Merchant Centerを登録したい方はこちらをご確認ください。

どんな情報を登録できるのか知りたい方はコチラをご確認ください。

 

 

1-5 ファインド広告

 

 

YouTube やDiscover※、Gmail に表示されます。商品を購入したことがある、YouTube チャンネルを視聴したことがある、ウェブサイトを訪れたことがあるなど、関心の高いユーザーにアピールすることができます。広告は、広告文、画像、ロゴなどで構成され、設定された入札目標と予算に基づいて広告が配信されます。

※Discoverとは、Google アプリの Discover 、またはスマートフォンのブラウザーで表示されるページのことです。お気に入りのスポーツチームやニュースサイトなど、興味のある対象の最新情報を検索せずに表示されます。

Discoverの開き方がわからない方はこちらを確認ください。

ファインド広告(ファインドキャンペーン)に関して詳しく知りたい方はコチラをご確認ください。

 

 

1-6 アプリ広告

 

アプリ広告を使うことで、自社アプリのインストールを増やしたり、エンゲージメント※を増やしたりすることができます。掲載先※はGoogle Play以外にもYouTubeや、ディスプレイなどと同じ広告枠に配信されます。Google Playの掲載情報から広告を自動的に作成されるため、広告を自分で作成する必要がないのが特徴です。

配信に必要な作業は、広告で使用する数行の広告文、開始入札単価および予算を指定し、広告がターゲットとする言語と地域を設定するだけなので、手軽に配信を始められます。

エンゲージメントとは「ブランドと、ユーザーの親密さ・結びつき・絆・共感」を意味します。Google広告では、ユーザーが広告を操作するとカウントされます

■掲載先
Google 検索、Google Play、YouTube、Google ディスプレイ ネットワーク、AdMob、Google 検索の Discover、Google の検索パートナー、アプリ広告をホストするサイト運営者

アプリ広告(アプリキャンペーン)に関して詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。
アプリ広告(アプリキャンペーン)

 

 

1-7 ローカル広告

 

 

店舗への集客に役に立つ広告です。場所や営業時間などが表示されるのが特徴で、ユーザーが店舗を訪問する際に知りたい情報を表示することができます。広告を出すには、Google ビジネス プロフィール アカウントとリンクするか、アフィリエイトの住所を選択し、店舗情報を入力するかの2つのパターンがあり、成果をあげるためには、配信範囲を調整するのがカギになります。

管理画面で住所設定する方法を知りたい方はこちらをご確認ください。

Google ビジネス プロフィールはこちらから登録いただけます。

■掲載先
広告は Google 関連サイト全体に掲載されます。Google 検索ネットワーク、Google ディスプレイ ネットワーク、Google マップ、YouTube

ローカル広告(ローカルキャンペーン)について詳しく知りたい方はコチラをご確認ください。

 

 

1-8 スマートアシスト広告

 

初心者向けのキャンペーンです。ターゲット設定、入札、広告作成などを自動で最適化してくれるので、広告を手軽に作成・配信ができるのが特徴です。広告は Google 検索、Google マップ、YouTube、Gmail、Google パートナー ウェブサイトに自動的にユーザーに表示することができます。

スマートアシスト広告(スマートアシストキャンペーン)の設定方法に関して知りたい方はコチラをご確認ください。

スマートアシスト広告(スマートアシストキャンペーン)と他の広告の違いについて知りたい方はコチラをご確認ください。

 

 

2.Google広告の特徴

 

詳細なターゲティングをすることができ、低予算から始められるのが特徴です。
詳しく紹介していきます。

 

 

2-1 クリック単価での入札

 

日予算は、100円から設定できます。広告がクリックされた時点で課金され、費用は、「平均クリック単価×クリック数=費用」で計算することができます。予算が少ないと、配信量も少なくなってしまうので、検証や、成果が出るまでに時間がかかるという、デメリットがあります。

クリック単価について知りたい方はこちらからご確認ください。

 

 

2-2 ターゲットを絞って広告出稿できる

 

目的にあわせてターゲットを絞って配信することが出来ます。性別や、興味関心などを絞ることにより、商品やサービスに関心がありそうな人を狙って広告を出稿できますまた、広告文や画像などのクリエイティブで、ターゲットを明確にすることで、より関心の高いユーザーをサイトに誘導することもできます。

 

 

2-3 キャンペーンごとに地域、時間帯を決めて広告出稿できる

 

キャンペーンごとに配信したい地域や、配信したくない地域を絞って配信することができます。例えば、店舗などの営業時間中のみに設定したり、店舗から5キロメートル以内など絞って設定することで、来店見込みの高いユーザーに配信されます。

 

 

2-4 広告内容を常に変更できる

 

広告や設定は変更したい時にすぐに変えることができます。管理画面に成果が反映されるまでのタイムラグが少ない※ので、成果が合わないと感じた時、リアルタイムで変更ができ、無駄な費用を抑えられます。

※通常 3 時間未満で反映される

 

 

3.Google広告のはじめ方

 

Google広告の始め方について説明します。

 

 

3-1 アカウント作成

 

Google公式ページから、今すぐ開始をクリックします。

スマートアシスト広告画面が表示された場合は、下のエキスパートモードから変更することも出来ます。

 

 

キャンペーンの目標設定

 

 

広告で達成したい目標を設定します。

キャンペーンタイプを設定

 

キャンペーンは、商材や目的に合わせて設定しましょう。詳しくは「1,Google広告の種類について」で説明しているので、ご確認ください。

キャンペーン、広告グループ、広告の作成

 

キャンペーンや広告などの設定をおこないます。後で変更することも可能です。
また、設定する項目は選択したキャンペーンによって違いますので、指示に従い記載していくようにしましょう。

支払い情報入力

 

支払い情報を入力し、最初の設定が完了します!

 

 

3-2 広告の設計に関して

 

キャンペーンや、広告グループできるだけまとめるようにしましょう。予算やターゲット、地域設定などを分ける必要がある場合は、キャンペーン階層でわけます。広告グループは具体的なテーマごとに作成することを推奨しています。

アカウント設計に関して詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

 

 

3-3 タグの設置

 

成果を計測するために、タグの設置が必要になります。タグの計測ができていないと正しい成果を確認することができないので、正しい場所に設置するようにしましょう。また、タグを一括で管理できるGoogleタグマネージャーを使用するのがオススメです。

タグに関して、もっと詳しく知りたい方はコチラを参考ください

 

 

Googleタグマネージャーはこちらから設定いただけます。

Googleタグマネージャー

 

 

4.Google広告でさらに成果を出すためには

 

よりよい成果を上げるために、改善するべき3つのことを紹介します。

 

 

4-1 詳細設定、広告表示オプション

 

電話番号や住所など設定できるものは全て設定しましょう。
毎回必ず表示されるというわけではありませんが、設定することで、広告ランク※が上がりやすくなったり、画面の占有率が増えるメリットがあります。

広告表示オプションについて詳しく知りたい方はコチラをご確認ください。

※広告ランクとは、広告の表示可否や掲載順位の基準となる数値のこと。

広告ランクと掲載順位の仕組みに関して詳しく知りたい方はコチラをご確認ください。

 

 

4-2 ターゲットの見直し

 

想定通りに成果が出る事もありますが、期待する成果が出なかった場合には、定期的にターゲットの見直しをする必要があります。成果の悪いターゲットや地域を停止したり、オーディエンスの配信比率を変えたり、また、予算に余裕がある場合は、配信面を増やしてみるのも一つの手です。

オーディエンスターゲティングについて知りたい方はこちらをご確認ください。

 

 

4-3 ランディングページの改善

 

最終的にコンバージョン※するかどうかは、ランディングページ※に左右されます。

「欲しい商品が見当たらない」「購入方法がわからない」「サイトが重くてなかなか開かない」など、サイトのUIやUXがあまり良くないと、離脱が増え、成果に大きく関係してしまいます。コンバージョン率が悪い場合は、広告の改善と合わせて、ランディングページも見直す必要があります。

※コンバージョンとは、達成したい成果のこと。(お問い合わせ、商品購入など)

コンバージョン率=広告クリック数/コンバージョン数

※ランディングページとは、広告クリックして始めに到達するページのこと

 

 

5.Google広告で困ったときの対処法

 

配信方法や、改善方法に関して紹介していきました。初心者の方は特に設定や運用でわからないことが出てくると思います。

困った時の相談先を紹介します。

 

 

5-1 Googleにお問い合わせ

 

最初の設定で不安がある方向けに電話やLINEなどでサポートしてくれます。また、運用していてわからないことがあった場合は、ヘルプから電話やメール、チャットで質問することもできます。

 

 

5-2 Google アカウント のヘルプ コミュニティを使って相談

 

オープンチャットで質問することができたり、同じような悩みを持った人が相談した内容と回答を見ることができます。操作方法など丁寧に書いてくれているので、参考にするのも一つの手です。

Google アカウント のヘルプ コミュニティはこちらから確認いただけます。

 

 

5-3 広告代理店に相談

 

自社で運用を行うのに限界を感じた場合、広告運用を委託するというのも一つの手です。アカウントをそのまま引き継いで運用してもらうことで、現状の課題や、改善策など提案してもらうことができる場合があります。また、インハウス支援をおこなっている会社もあるので、コンサルとして専門家に見てもらうのもいいかもしれません。

 

 

6.まとめ

 

Google広告は検索、ディスプレイ、動画、ショッピングなど8つのキャンペーンがあります。目的に合わせてキャンペーンを選択することで、より高い成果を見込めます。成果を上げるために、こまめな設定の変更や、検証が必要になります。

 

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