2025.03.31
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2025.3.31
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「Instagramの発見タブ広告って、どんな広告?」
「Instagramの発見タブ広告を使うメリットってあるの?」
「Instagramの発見タブ広告の配信方法を知りたい」
上記のような悩みでお困りの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Instagram発見タブ広告の概要やメリット、設定方法、配信する際のポイントを分かりやすく解説しています。
Instagram発見タブ広告をご検討中の方は、ぜひご覧ください。
画像引用元:Meta公式 、Instagram発見タブでの広告について
Instagramの発見タブとは、Instagramのアプリを開いて画面下部にある虫眼鏡🔍のアイコンをタップしたときに表示される画面のことです。
発見タブには、ユーザーの興味関心(過去に閲覧、反応した投稿)に基づいてInstagramが自動的に選定し、おすすめの投稿を表示してくれます。
例えば、ユーザーがよく「グルメ」関連のアカウントをフォローしていたり、「いいね」をしていたりする場合、発見タブにはグルメに関する投稿がおすすめとして表示されます。
このように発見タブは検索をしなくてもInstagramのアルゴリズムに基づいて関心度の高い投稿と出会えることができるのです。
画像引用元:Meta公式 | Instagram発見タブ
ここでは、Instagramの発見タブ広告の配置枠について解説していきます。
Instagramの発見タブ広告は、発見タブのトップ画面(虫眼鏡をタップした時に表示される画面)には直接表示されません。
発見タブのトップ画面に投稿されている何らかの投稿をタップし、下にスクロールしていくと、投稿と投稿の間に現れる仕組みになっています。
発見タブは、上記のようにInstagramフィード広告と同じフォーマットで表示されます。
ここでは、Instagram広告を発見タグに掲載するメリットを解説していきます。
発見タブに掲載するメリットには、下記のような点があげられます。
それぞれのメリットを詳しくみていきましょう。
発見タブは、「いいね!」などユーザーの行動履歴に基づいて、おすすめの投稿が表示されています。
言い換えれば、ユーザーの好みに近いコンテンツが集められているということです。
そのため、他の配信枠に配信するよりも、自社のコンテンツや広告に対してユーザーが興味・関心を持ちやすい状態です。
また、発見タブを利用しているユーザーは自ら情報を探しているアクティブユーザーなので、うまく活用することで、効率的に顕在顧客にアプローチすることができます。
Instagram広告は、配置によって指定サイズが異なるため、各広告フォーマットによって推奨されているサイズでクリエイティブを作成する必要があります。
しかし、Instagramの発見タブ広告は、フィード広告と同じサイズで広告掲載することができます。
そのため、フィード広告のクリエイティブをそのまま発見タブ広告に使用できるので、新しくクリエイティブを作成する手間が省けます。
また、Instagram広告は複数の位置に同時配信ができるので、ターゲットが同じであれば、オーディエンス設定も必要なくフィード広告と併用して広告配信することができます。
このように、発見タブ用に一からクリエイティブを作成する必要もないので、広告作成にかかる手間を大幅に減らすことができます。
Instagramの発見タブを活用することで、リーチを拡大することができます。
統計データ会社 statistaによれば、Instagramの利用者は全世界で12億8,000万人と発表しています。(2022年5月時点)
また、Instagramの運営元であるMeta社は、「発見タブは全アカウントのうち50%が利用している」と報告しています。(2019年5月27日時点)
上記のデータからもInstagramの発見タブは、非常にPV数が多いことが分かります。
そのため、発見タブ上に広告を配信することで効率的にリーチ拡大をすることができます。
すでにInstagramのフィード広告を配信しているなら、発見タブと併用して広告配信することで、より多くのユーザにリーチでき、広告効果の向上も期待できます。
参照元:Instagram、発見タブにおける広告の提供開始を発表
発見タブに広告を出すことで、エンゲージメントを得られやすくなります。
なぜなら、発見タブにはユーザが求めている情報にマッチした広告が表示されるからです。
例えば、化粧品の広告を発見タブに配信したとします。
すると配信した広告は、普段からコスメや美容関連のアカウントや投稿を閲覧しているユーザーに優先的に掲載されます。
もともとコスメや美容に関心が高いユーザーなので、自社の広告にも反応しやすい傾向にあるでしょう。
このように、エンゲージメントを高めやすくすることができます。
また、発見タブに広告掲載し、「いいね!」コメントやコメント、保存などのエンゲージメントが高まることで、より多くのユーザーにおすすめされるようになります。
発見タブ広告は、一般のフィード投稿とほとんど変わらないデザインでフィード投稿と同じように掲載されます。
そのため、広告感が少なく、ユーザーに違和感を感じさせずに自然な流れでみてもらうことができます。
投稿を閲覧しているユーザーの邪魔をしないので、ユーザーにストレス感を与えることなく広告配信することができます。
ここでは、Instagramの発見タブ広告を配信するための設定方法をご紹介していきます。
発見タブ広告の配信設定には、以下の2通りがあります。
それぞれの設定方法を詳しくみていきましょう。
1.広告マネージャにアクセスし、発見タブに配信したい広告の広告セットを開きます。
2.広告セットの「配置」に移動します。
3.配置の設定が「自動配置」に設定されているか確認する。
設定が自動配置の場合、「Instagram発見タブ」が配信先に含まれているので、特に何も設定しなくてもInstagram発見タブ広告が配信されます。
発見タブは、「手動配置」で設定することが可能です。
1.手動で設定する場合は、「配置」にある「手動設定」を選択します。
2.「デバイス」で「Instagram」にチェックを入れます。
3.「配置」で「発見タブ」にチェックを入れます。
アプリで発見タブに広告を配信したい場合は、次の設定を実施してください。
1.Instagramのアプリを開き、プロフィール画面にある「プロフェッショナルダッシュボード」を選択します。
2.「広告ツール」をタップします。
3.「プロフィールのコンテンツを宣伝」をタップします。
4.宣伝したい画像を選択し、「次へ」をタップします。
以上で、アプリからの発見タブへの広告配信の設定は完了です。
Instagramのアプリを利用した場合、広告はフィード、ストーリーズ、発見タブの3つに自動的に配信されるようになっています。
手動で配置を設定することができないので、発見タブのみの広告を配信したい場合は、広告マネージャから設定する必要があります。
また、アプリでの広告配信は、既存の投稿をそのまま広告として宣伝することしかできないので、クリエイティブを修正したい場合は、広告マネージャから編集する必要があります。
ここでは、発見タブでの広告効果を確認する方法を解説していきます。
発見タブへ広告配信した成果は、広告マネージャで確認することができます。
1.広告マネージャを開き、レポートの「内訳」をクリックします。
2.「配置」にチェックをいれます。
以上で、発見タブでの広告パフォーマンスを確認することができるようになります。
ここでは、Instagram発見タブ広告で効果を最大限にするためのポイントをご紹介してきます。
発見タブへ広告を配信する際のポイントは、以下の5点です。
それぞれのポイントを詳しくみていきましょう。
Instagramの発見タブへ広告を配信する際は、アカウントの方向性を明らかにし、InstagramのAIに自社のアカウントがどのようなジャンルに属しているのかを正しく認識させましょう。
発見タブは、それぞれのユーザーの興味や関心に基づいてコンテンツを表示しています。
アカウントのジャンルをInstagramのAIに認知させることで、興味・関心を持ちやすいユーザーに広告を表示させやすくなるからです。
例えば、美容に関する投稿をメインに発信しているアカウントの場合、InstagramのAIがこのアカウントは美容に関連するジャンルのアカウントだと認識します。
このようにアカウントの方向性を統一し、Instagramにアカウントのジャンル認識をさせることで、美容に興味関心を持ちそうなユーザーへ優先的に広告表示させることができます。
「いいね」や「保存」などのエンゲージメントを高める内容のクリエイティブを作成しましょう。
なぜなら、エンゲージメント率が高い投稿ほど、発見タブやおすすめに優先的に表示されやすくなるからです。
また、高いエンゲージメント率を獲得すると、より多くのユーザーに拡散されていくので、リーチ数を格段に伸ばすことができます。
エンゲージメントでも特に重要なのが「保存」です。
発見タブのアルゴリズムは、保存があるか否かを特に重視しているため、ユーザーが「保存してまた後で見返したい」と思わせるようなクリエイティブを作成するように心がけましょう。
発見タブ広告の効果を高めるためには、ユーザーとのコミュニケーションが重要な要素になります。
発見タブ広告にコメントなどのリアクションがあった場合、必ず返信をしましょう。
返信する際は好意的な返信を心がけることで、ユーザーの好感度はあがり、親密度を高めることができます
距離感が縮まったユーザーは、他の投稿にも反のしてくれる可能性が高くなります。
そのため、コミュニケーションを取ることでエンゲージメント率の改善が期待できます。
他にも、ストーリーズでの質問ボックスやアンケートを設置するのも有効的な方法です。
このようにユーザーとのコミュニケーションを積極的に取ることで、ユーザーとの距離感を縮めることができ、より多くのインプレション数の獲得を獲得できるようになります。
また、ユーザーと良好な関係を築くことで、発見タブのアルゴリズムから優先して広告が表示されるようになるでしょう。
発見タブの効果をさらに高めるためには、リールの運用にも力を入れましょう。
リールとは短尺動画のことで、最大90秒のショート動画を作成、共有することができます。
リールを活用することで、フォローしてないユーザーの発見タブだけでなくリールタブにも投稿が表示されるようになります。
より多くのユーザーに見てもらえる機会が増えるので、リーチ数が増加し、フォロワー数が伸びやすくなります。
また、リールを活用する場合、以下のポイントを意識して作成してみてください。
Instagram広告には、発見タブ広告以外にも「フィード広告」や「カルーセル広告」などさまざまな広告フォーマットがあります。
そして、商材によっては各フォーマットで広告のパフォーマンスが異なる場合があります。
そのため、どの商材にどのフォーマットを使用するのが適切なのかを見極める必要があります。
発見タブ広告と他の広告フォーマットのパフォーマンスがどう異なるのかを把握するためにも、同時配信することをおすすめします。
なぜなら、商材によっては、発見タブ広告以外の広告フォーマットの方が効果的な場合もあるからです。
どの広告フォーマットで配信する方が、より高い効果が得られるのか確認しておくことが大切です。
本記事では、Instagram発見タブ広告の概要やメリット、設定方法、配信する際のポイントなどを解説しました。
発見タブは、Instagramのアルゴリズムによってユーザーの興味関心に基づいておすすめ投稿を表示しています。
そのため、自社の商材に興味関心を持ちそうなユーザーにピンポイントでアプローチすることができます。
また、発見タブを利用しているユーザーは非常に多く、フォローしていないユーザーにもリーチできるので、新規顧客獲得や認知拡大に効果的です。
Instagram発見タブへの広告をご検討の方は、ぜひ活用してみてください。
弊社では、Instagram広告の配信において、ターゲティング設計から広告作成、成果改善までサポートしております。
Instagramの発見タブ広告の出稿にてお困りの方は、是非お気軽に弊社までお問い合わせください。
Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部
私たちは現在の自分に甘んじず、チャレンジをすることで、お客様にプロとしての価値を提供いたします。常に知識・技術をアップデートし、お客様の成長に貢献してまいります。
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