2024.7.10
2024.10.5
【2024年最新】Instagram動画広告の活用法!成果が上がる広告の出し方を紹介
サービスを詳しく知りたい方はこちら
「Instagram動画広告の活用法を知りたい」
「Instagram動画広告はどうやって出稿するの?」
上記のような悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
本記事では、Instagram動画広告の出し方や作り方、メリットや活用方法に活用事例を解説します。
Instagram動画広告を検討している方は、是非ご覧ください。
関連記事:【必見】Instagram広告を出す上で抑えておくべきポイントとは?!
【30秒でおさらい】Instagram動画広告とは?
Instagramの動画広告とは、Instagramに掲載できる動画形式の広告のことです。
「Instagram」と「動画広告」は、年々注目度が高まるキーワードです。
というのも、
・Instagramは、日本人の4人に1人が使用している
・表示される広告に好意的なユーザーが70%もいる
・MetaユーザーのSNS閲覧時間の50%は動画視聴によるもの
・動画広告視聴後にアクションを起こす人は、画像広告の7倍以上
・Instagramきっかけで商品サービスを購入したことがある人は60%
など、魅力的な特徴を兼ね備えています。
実際に、集客や認知度アップでInstagramを活用する人も増えてきました。
さらに、動画広告の市場は今後ますます発展するといわれています。
まだまだ今から参入するチャンスはあるでしょう。
今回はそんなInstagram動画広告について詳しく解説していきます。
・Instagram広告を運用したいけど成果が出るか不安
・Instagram広告を配信したいけど方法がわからない
・広告バナーを制作したいけど自社では難しい
\成果にこだわる広告運用ご提案/
Instagram動画広告3つの掲載場所
Instagram動画広告が掲載される場所は3つあります。それぞれの特徴をまとめました。
掲載場所 | 特徴 |
フィード | フォローしている人の投稿間に広告が表示される。アプリを開くと最初に表示されるInstagramのメインページ。広告にもいいねやシェアができる。 |
ストーリーズ | フォローしている人の投稿間に広告が表示される。モバイルの全画面に縦長で表示される。いいねはできないが、シェアはできる。 |
リール | フォローしていない人の投稿を含むおすすめリール動画間に広告が表示される。モバイルの全画面に縦長で表示される。いいねやシェアができる。 |
同じ動画広告を配信する場合でも、掲載場所によって特徴が異なります。
ターゲット属性に合わせた広告を狙って配信する場合は、特徴を考慮する必要がありそうです。
Instagram広告では、掲載場所を「自動配置」と「手動配置」のどちらかを設定します。
自動配置では、複数のプラットフォームに自動で掲載される設定です。
一方で、手動配置は、Instagramのみ、Facebookのみ、Instagramのストーリーのみなど、特定のSNS+掲載場所の指定設定が可能です。
ただし、掲載場所を指定する場合は、配信量(リーチ数)が限定されることに注意する必要があるでしょう。
リーチ数を確保したい場合は、掲載場所を限定しないケースが多いです。
関連記事:【必見】Facebook広告の配信面と設定方法
Instagram動画広告3つのメリット
Instagramの動画広告を検討するときに、知っておきたいメリットを3つ紹介します。
・動画広告のほうが広告効果が高い
・多角的なアプローチができる
・自然な訴求ができる
それぞれチェックしていきましょう。
動画広告のほうが広告効果が高い
2010年に電通が実施したiPhone向け動画広告効果調査では、動画広告の有用性が示されています。
なかでも、広告閲覧後のユーザー行動では、広告効果に明らかな差がでました。
動画広告では、広告を見たユーザーが「Webサイト訪問」や「検索」「口コミ」などのアクションを取る確率が高くなります。
動画広告のほうが、高い広告効果を期待できるでしょう。
多角的なアプローチができる
動画広告で多角的なアプローチができると、広告を見てもらえるチャンスが増えます。
ドラマのようにストーリー性がある広告や、ゲームのプレイ画面が再生される広告を「つい見てしまった」経験がある人も多いのではないでしょうか。
動画広告は、画像やテキストだけでは伝わりにくい情報を、音声や動きで伝えられます。
動画広告を活用すると、多様な訴求ができるというメリットがあります。
自然な訴求ができる
Instagramの動画広告は、広告感を抑えた広告配信が可能です。
例えば、掃除グッズや調理グッズの便利な使い方を紹介することで、自然な形で商品をアピールできます。
ユーザーのニーズに寄り添った広告は「いいね」や「シェア」「保存」などの好反応を得られる可能性も高くなります。
自然な訴求の広告は、広告に対する嫌悪感を払拭できるだけでなく、広告効果を高めることにつながるはずです。
Instagram動画広告と相性が良い商品・サービス
Instagram動画広告の活用がおすすめな商品・サービスを3つ紹介します。
・飲食フード関連
・美容ファッション関連
・暮らし生活用品関連
上記は、Instagramで検索したり情報収集する人も多いジャンルです。
Instagramの特性を最大限活かせる可能性があります。チェックしていきましょう。
飲食フード関連
フード関連は、数千万投稿を超える人気ジャンルです。
Instagramでは「美味しそうなお店」や「人気のお店」をエリア別に検索できます。
画像で視覚的にチェックできるので「行きたいお店」のリサーチに活用するユーザーも多いです。
価格帯・お店の雰囲気・メニューの種類・味のレビューまで体系的に情報が得られるフード系の動画は、広告にしてもいい反応が得られるでしょう。
美容ファッション関連
美容やファッション等は、Instagramのメイントピックの1つです。
トレンド志向で、情報感度が高いユーザーが集まるInstagramでは、情報誌やファッション雑誌をチェックするかのようにInstagramで情報収集する人も多くなりました。
数千万投稿を超える関連ジャンルも多く、ユーザーの興味関心が高いです。
フィットネスやダイエットなどの投稿も人気があります。
自社で関連商品を取り扱う場合は、Instagramの動画広告を活用することで宣伝効果を期待できるはずです。
暮らし生活用品関連
暮らし・生活用品関連は、Instagramの動画広告と相性がいいジャンルの1つです。
ただし、特定のキーワードでユーザーの興味関心に焦点を合わせる必要があるでしょう。
Instagramは、全世代の48%が使用しています(※総務省調べ)
特定のキーワードを使用して、特定のユーザー層にアピールするのが賢明です。
「一人暮らし」や「片付け」「料理」など、ユーザーの生活レベルや興味関心レベルに合わせた、広告の配信がポイントになりそうです。
Instagram動画広告の出し方
Instagramの動画広告は、5つの手順で出稿します。
手順①アカウントを連携する
手順②広告アカウントの登録
手順③キャンペーン設定
手順④広告セット作成
手順⑤広告配信・公開
手順にそって設定方法を解説します。
手順①:アカウントを連携する
Instagram動画広告を出稿するためには、Facebookページとの連携が必要です。
Facebookページは、Facebookのビジネスアカウントのようなものです。
個人ページと違って、提供サービスやブランドについて発信したり、広告を出稿する目的で使用します。
Facebookページを作成する場合は、作成ページ(https://facebook.com/pages/create)から、項目を入力するとページの作成が完了します。
Facebookページの登録が完了したら、Instagramの設定から[Facebookページにリンク]を選択してください(Facebookページの設定からInstagramアカウントをリンクすることも可能です。)
ここで設定するアカウントは、広告を出稿するときに、配信元として表示されるアカウントになります。
広告の内容と、アカウント名や発信している内容に相違がないように注意が必要です。
手順②:広告アカウントの登録
Facebookページの作成が完了したら、Facebook広告アカウントを開設していきます。(※すでに広告アカウントを保有している場合は手順③にスキップ)
広告アカウントとは、Facebook広告を統括して管理するページです。
広告成果のデータ確認や支払い関連の設定で使用します。
広告アカウントを開設する手順は、
①https://business.facebook.com/で「アカウント作成」
②ビジネスの詳細を入力して送信
③「ビジネス設定」に移動
④左側メニューのアカウントから「広告アカウント」を選択
⑤「追加」から「新しい広告アカウントを作成」
これで完了です。
手順③:広告キャンペーン設定
広告アカウントの開設が完了したら、広告マネージャーの管理画面の左上「作成」から広告キャンペーンを作成します。
購入タイプで[オークション]を選択して、広告キャンペーンの目的を選択します。
キャンペーン予算の最適化をオンにして、キャンペーン予算を設定してください。
予算は[1日の予算]または1ヶ月あたりの[通算予算]で選択可能です。
1日の予算を設定すると、1日あたりの配信量をある程度均等にできるメリットがあります。
手順④:広告セット作成
広告キャンペーンの作成が完了したら、広告セットを作成しましょう。
ただし、広告キャンペーンを作成したあとにそのまま広告グループを作成する場合は、[広告セット名]の入力からはじめてください。
[新しい広告セットまたは広告]をクリックして、キャンペーンを選択します。
広告セット名を入力して[次へ]で[コンバージョンの場所]を選択します。今回の参考画像では[ウェブサイト]を使用しました。
次に、予算と掲載期間を指定します。
手順⑤:広告配信・公開
最後に、広告で使用する素材を登録します。
[メインテキスト][説明]などのテキストを入力して、遷移先のWebサイトURLを追加します。
これで広告の入稿設定は完了です。
Instagram動画広告の費用
Instagram動画広告の費用は1日あたり数百円から出稿可能です。
とはいえ、数百円で出稿できる配信量は多くありません。
広告から、問い合わせやリスト獲得などのコンバージョンを取りたい場合は、まずは1日1000〜3000円で1週間〜10日程テスト配信してみるのがおすすめです。
配信データから、コンバージョンを獲得するのに必要な広告費用が算出できます。
ちなみにInstagram広告の料金形態は、4種類です。
料金形態は、広告キャンペーンを作成するときに設定する、キャンペーンの目的によってどれが適応されるか決まります。
また費用は、キャンペーン目的とそれぞれのコンバージョン獲得難易度に関連しています。
予算と目的を考慮しながら、広告運用するとよいです。
広告運用についてのご相談やお問い合わせはこちら
Instagram動画広告の入稿規定
Instagram動画広告の入稿規定は、掲載場所によって異なる場合があります。
複数箇所に掲載する場合、1080×1350のサイズが推奨です。
広告文は上記記載文字数よりも多く掲載できますが、[続きを読む]をタップしないと表示されない可能性があります。
Instagram動画広告の作成ポイント
Instagram動画広告を作成するときのポイントは5つです。
ポイント①最初の1~3秒で興味を惹きつける
ポイント②描写の切り替えテンポを意識する
ポイント③音声/キャプションを追加する
ポイント④推奨サイズに合わせて作成する
ポイント⑤動画の長さは15秒程にする
それぞれ解説します。
参照:Instagram for Business
ポイント①最初の1~3秒で興味を惹きつける
ユーザーは、広告の見る/見ないを冒頭の1〜3秒で判断するといわれています。
興味のない動画は、視聴してもらえません。
広告効果を上げるには、冒頭でユーザーの興味を惹きつける必要があります。
短いキャッチコピーを大きく表示したり、印象的なファーストビューを使用したり工夫するのがおすすめです。
自社の広告に関連する人気動画の、冒頭や構成をリサーチしてみてください。
ポイント②描写の切り替えテンポを意識する
動画のテンポを意識することで、最後まで飽きずに視聴してもらえる可能性が高くなるでしょう。
フラッシュカードのような描写の切り替えは、動画を軽快にします。
Instagramの動画は、短尺でさくっと見れるものが好まれる傾向があります。
動画のテンポを軽快にしたい場合は「ジェットカット」と呼ばれる編集方法で作成してみてください。
Instagramの動画広告では、間延びしないように注意が必要です。
ポイント③音声/キャプションを追加する
音声と字幕キャプションの追加は必須です。
というのも、Instagramユーザーは、スキマ時間に動画を視聴しているので、いろんな状況下を想定する必要があります。
家事や作業をしている間の「ながら視聴」では、音声情報で伝わる動画でなければいけません。
また、外出先や通勤時間に、無音で視聴するユーザーも多くいます。
字幕キャプションや、テキスト情報のみで伝わる動画の需要も高いでしょう。
ポイント④推奨サイズに合わせて作成する
Instagramの動画広告では、掲載場所(配置)の設定によって推奨サイズが異なります。
どの掲載場所にあわせるか想定しながら作成する必要があるでしょう。
掲載場所(配置) | 推奨サイズ | アスペクト比 |
フィード | 1080px × 1080px/1080px × 1350px | 1:1/4:5 |
ストーリーズ | 1080px × 1920px | 9:16 |
リール | 1080px × 1920px | 9:16 |
3つの掲載場所すべてにおいて汎用性が高いのは、1080px × 1350pxです。
テキストや広告画像を、推奨サイズ内に配置してみてください。
ポイント⑤動画の長さは15秒程にする
Instagramで配信できる動画広告は最長60秒ですが、15秒程の動画を作成するのがおすすめです。
というのも、ユーザーの多くはスキマ時間にInstagramを閲覧しています。
そのため、じっくり長い動画をみるより、さくっと見れる動画がいいでしょう。
また、動画を最後まで見てくれる人の視聴完了率が高いほうが、動画の評価が高くなります。
短めに作成したほうが、途中で離脱されるリスクを減らせるはずです。
Instagram動画広告の活用事例
Instagram動画広告を活用している企業の事例を3つ紹介します。
広告運用で参考になるポイントをまとめた記事もあわせてチェックしてみてください。
関連記事:【BtoB必見】広告で抑えておくべき知識や成功事例|運用効果を最大化するポイント
パナソニック株式会社
パナソニック株式会社では、高級トースターのPRでInstagram動画広告を配信しました。
モバイル全画面に映し出された、美味しそうな焼きたてトーストの見た目がアピールポイントになり、高級トースターの売上を2倍伸ばすことに成功しています。
同社は消費者ニーズをリサーチする段階からInstagramを活用しています。
ニフティ不動産
投稿動画を広告に使用したニフティ不動産のキャンペーンでは、リーチ数を4倍に伸ばすことに成功しました。
不動産情報を検索するアプリのインストール数は23%向上しています。
三越伊勢丹
三越伊勢丹のオンラインギフトショップムードマークは、ホワイトデーに向けてInstagram動画広告を配信しました。
このキャンペーンでは、Instagram広告のAI自動配信機能を活用しています。
購入者の動向や類似オーディエンスに最適な広告が配信されたことで、販売数1.5倍増という成果をあげています。
Instagram動画広告3つの注意点
Instagram動画広告を配信するときに知っておきたい注意点は3つです。
スマホでプレビューしてから出稿する
広告視聴後のコンバージョンも考慮する
広告に複雑な装飾を使用しない
それぞれみていきましょう。
スマホでプレビューしてから出稿する
Instagramユーザーはモバイルで広告を視聴する人が多いです。
スマホでみると、見え方が違うこともあります。
出稿前にスマホでプレビューするといいでしょう。
広告視聴後のコンバージョンも考慮する
Instagram広告では、広告視聴後、後日Webサイト訪問や購入などのコンバージョンにつながるケースも少なくありません。
そのため、広告が配信されたあとの成果を考慮する必要があります。
広告配信直後のコンバージョンだけでなく、アトリビューション[間接効果]も測定するのがおすすめです。
広告セットの[最適化と配信][アトリビューション設定]を選択していきます。
広告に複雑な装飾を使用しない
Instagram動画広告のなかでも、ストーリー広告では、装飾に使用できる要素は5つまでという決まりがあります。
@メンションやハッシュタグ、リンクや位置情報などは多用できません。
絵文字やGIFの使用も極力避けたほうがいいでしょう。
まとめ
この記事では、Instagram動画広告の出稿方法や活用方法について解説してきました。
Instagram動画広告は、活用メリットが多い広告フォーマットです。
Instagramの動画広告を、認知拡大や売上アップに活用する事業者は、今後さらに増え続けることが予測されています。
今のうちに導入することで、より多くのユーザーに訴求できるはずです。
>Instagram広告運用の課題ご相談はこちら
▶広告運用の要点が把握できる
▶広告の設定項目がわかる
▶配信設定の確認に役立つ
Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部
私たちは現在の自分に甘んじず、チャレンジをすることで、お客様にプロとしての価値を提供いたします。常に知識・技術をアップデートし、お客様の成長に貢献してまいります。
広告運用でお困りの方はお気軽にお問い合わせください