2025.03.31
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2025.3.31
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「Meta(Facebook)広告の請求書は、どうやってダウンロードするの?」
「Meta(Facebook)の広告料金や支払い履歴を確認する方法が知りたい!」
「Meta(Facebook)広告に身に覚えのない領収書が届いたら、どう対処すればいいの?」
上記の理由でお困りの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Meta(Facebook)広告の領収書の発行・ダウンロードや確認方法の仕方を分かりやすく解説します。
また、Meta(Facebook)広告から身に覚えのない領収書が届いた時の対処方法も合わせてご紹介していますので、ぜひ、ご参考ください。
まず初めに、Meta(Facebook)広告の領収書を発行する前に、請求について解説していきます。
Meta(Facebook)広告で広告を掲載する場合、掲載する広告ごとに予算を設定していきます。
予算は広告の掲載期間を通して、なるべく平均的に消化されるように調節されているので、設定した予算を超えて請求されるようなことはありません。
また、消化金額は自分で調節することが可能です。
予算と消化金額は、混合されがちですが意味合いが異なります。
そのため、以下の違いがあることを理解しておきましょう。
予算:広告の掲載で消化される予定の金額
消化金額:実際に支払られる金額(合計予算の範囲内で実際に消化した金額)
例えば、週の予算を5万にしたとします。
しかし、広告パフォーマンスに基づいて、その週の消化された金額が3万のみだった場合、請求額は3万円になります。
予算を設定したとしても、その金額が実際に支払う金額になるとは限りません。
Meta(Facebook)広告には、下記の2種類の予算設定があります。
1日の予算:特定の広告セットに支払う1日あたりの費用の平均額。
通算(合計)予算:キャンペーンまたは広告セットの掲載期間全体で消化する用意のある合計金額。
1日の予算は、超過してはならない上限ではなく、1週間の中で1日あたりに消化する平均金額のことを言います。
毎日同じくらいの金額を消化し、安定した結果を得たい場合に有効的な設定です。
一方で、通算(合計)予算は、平均ではなく超過してはならない上限のことです。
特定の消化金額を超えたくない場合や1日あたりの消化金額を柔軟に持ちたい場合に有効的な設定です。
Meta(Facebook)広告の支払い設定には、以下の2種類があり、どちらの決済方法を選択するかで、支払いのタイミングが異なります。
自動決済は、事前に「請求単位額」を設定し、広告費が「請求単位額」に達した時に自動で請求が行われる支払い方法です。
また、残高がある場合は、毎月の請求日に請求されます。
支払い方法は、クレジットカードやデビットカード、PayPalで支払うことが可能です。
手動決済は、事前にアカウントに資金を追加しておき、広告が掲載されると、その費用が最大で1日に1回、残高から差し引かれるようになっています。
利用できる支払い方法は、オンライン銀行振込のみです。
手動決済は、自動決済のような請求単位額を設定することはできません。
手動決済を設定する場合は、初期設定の段階で手動設定を選択する必要があります。
クレジットカードやPayPalでの支払いを選択した場合、後から変更することはできないので注意が必要です。
参照元:Metaの広告料金の請求のしくみ
ここでは、Meta(Facebook)広告の請求書をダウンロードする以下の2種類の方法をご紹介します。
これで、選択した期間内の領収書を1枚のPDF(またはCSV)でダウンロードすることができます。
期間の選択肢以外にも、「参照番号で検索」を使って、特定の領収書を検索することができます。
ダウンロードの形式 | 詳細 |
---|---|
すべての取引をダウンロード(PDF) | 全ての取引が記載された1枚の領収書をダウンロード |
レポートをダウンロード(PDF) | 請求レポートをPDFファイルとしてダウンロード |
レポートをダウンロード(CSV) | 請求レポートをCSVファイルとしてダウンロード |
注意点:広告マネージャには、広告で獲得したクリック数またはインプレション数の合計数が表示されます。
請求の対象となる実際のクリック数とインプレッション数は、領収書で確認することができますが、領収書に記載されているクリック数やインプレション数は、広告マネージャに表示されている数値と異なる場合があるので注意しましょう。
ここでは、特定の請求について確認する方法をご紹介します。
特定の請求について確認したい場合は、「フィルター」ドロップダウンメニューをクリックし、[参照番号]を選択してから、参照番号を入力することで特定の領収書を検索することができます。
「アクション」列でダウンロードボタンをクリックすると、フィルターされた特定の領収書をダウンロードすることができます。
※参照番号は、広告の領収書、請求書、銀行口座明細書に記載されている個有の10文字のことで、広告料金をクレジットカード明細などで確認する時に使用される番号のことです。
また、先頭に「FACEBK*」または「FACEBOOK INC.」が付いていて、その後に記載されている10文字の番号が参照番号です。
画像引用元:Metaの広告料金をクレジットカード明細で確認する
参照元:Metaビジネスヘルプセンター|Meta広告料金の領収書を確認・ダウンロードする
ここでは、Meta(Facebook)広告の領収書に記載されている宛名や住所変更する方法をご紹介していきます。
注意点:変更された情報は、変更を行った後の今後発行される領収書のみに反映されます。
ここでは、Meta(Facebook)広告の料金と支払い履歴を確認する方法をご紹介します。
海外の購入について:決済プロバイダーから国際手数料や為替手数料を請求される場合があります。
また、支払い履歴を表示した後に、領収書をダウンロードしたり、請求の詳細を確認することができます。
取引の領収書をダウンロードする場合:「アクション」欄のダウンロードアイコンをクリックします
請求の詳細を確認したい場合:該当する請求の取引IDをクリックします。
広告セット名をクリックすることで、インプレション数やクリック数などの広告結果も確認することができます。
参照元:Metaビジネスヘルプセンター|Facebookの広告料金と支払い履歴を確認する
ここでは、Meta(Facebook)広告の料金をクレジットカードの明細から確認する方法を解説していきます。
Meta(Facebook)広告のアカウントの取引には、それぞれの参照番号(固有の10文字)がついています。
先ほど先述した通り、参照番号は、広告の領収書や請求書、銀行口座の明細に記載されており、この参照番号を照らし合わせて、正しく請求が行われているかどうかを確認することができます。
広告料を確認する際は、デスクトップを使用すると作業がスムーズにおこなえるのでおすすめです。
参照番号:先頭に「FACEBK*」または「FACEBOOK INC.」が付いており、その後に記載されている10文字の番号
明細書によっては、10文字の参照番号がすべてが記載されていない場合もあります。
10文字の参照番号が確認できない場合は、銀行に問い合わせて番号を確認しましょう。
また、クレジットカードまたはデビットカードへの請求額が少ない場合、カードを確認するために一時的に認証請求される場合があります。
このような請求があった場合、すぐに明細から取り消されます。(通常3~5日営業以内で取り消されます)
しかし、明細が取り消されたにもかかわらず、明細に請求が残っている場合は、銀行などに問い合わせて確認しましょう。
参照元:ビジネスヘルプセンター|Metaの広告料金をクレジットカード明細で確認する
ここでは、Meta(Facebook)広告から身に覚えのない領収書が届いたときに考えられる原因を解説していきます。
突然、身に覚えのない請求書が届いた場合、以下のような原因が考えられます。
どのような原因が考えられるのか、それぞれの原因を詳しくみていきましょう。
広告アカウントの登録されている請求先住所に誤りがあり、間違って他の企業や個人宛に届いてしまう場合があります。
例えば、広告代理店などにMeta(Facebook)広告の運用を委託している場合は、設定されている請求先住所に誤りがないか確認が必要です。
同じ広告アカウントを複数の担当者などで共有している場合、他の担当者が広告を出稿すると、その広告の領収書が届くことがあります。
自分が把握していない出稿があった場合、身に覚えのない領収書として認識してしまう場合があります。
同じ広告アカウントを複数の担当者で共有している場合は、そのアカウント内の広告活動(誰が広告費を使ったかなど)をすべて把握しておく必要があります。
第三者による広告アカウントの不正アクセスで、無断で広告が出稿された場合、自分の知らない間に広告料金が発生し、身に覚えのない領収書が届いた可能性が考えられます。
ここでは、Meta(Facebook)広告から身に覚えのない領収書が届いた時の対処方法をご紹介していきます。
Meta(Facebook)広告から心当たりのない領収書が届いた場合は、以下の対処方法を実施しましょう。
どのような対処を取ればいいのか、それぞれの対処方法を詳しく解説していきます。
まずは、支払い履歴を確認し、その請求がどの支払いにあたるのかを確認しましょう。
支払い履歴は、広告マネージャにある「支払いと請求」のセクションから確認することができます。
特定の請求についての詳しい詳細を確認するには、、取引リストで確認します。
確認したい請求の「取引ID」をクリックすると、該当の請求書が表示されます。
広告の領収書には、支払い金額をはじめ、支払日や課金された支払い方法、対象の広告などの情報を確認することができます。
広告料金が支払い単位額に達したか、または毎月の請求日が来たのかを確認しましょう。
広告の領収書には「請求理由」が記載されています。
そのため、領収書を発行することで、請求された理由を確認することができます。
該当の請求理由が、「支払い単位額に達した請求」なのか「毎月の請求日による請求」なのかを判断することができます。
Meta(Facebook)広告では、広告を作成した際にすぐ広告料金を支払うわけではありません。
そのため、1か月に複数回の請求をされたり、広告掲載を停止した後に請求されたりするのは、よくあることです。
Meta(Facebook)広告の請求のタイミングには、以下の2つのタイミングがあります。
広告料金が請求単位額に達した際の請求は、広告料金が支払い単位額に達するたびに請求されるので、1か月の間に何度も請求される可能性があります。
月の請求の回数は、支払い単位額の設定や広告の消化金額で異なってきます。
広告料金が請求単位額に達しなかった場合は、毎月の請求日に請求されます。
一方で、毎月の請求は、毎月決まった日に請求されるようになっています。
その他にも、広告購入の後や広告掲載が停止した後に請求が発生する場合もあることを知っておきましょう。
Meta(Facebook)広告では、広告セット(もしくはキャンペーン)全体の予算をコントロールすることができます。
予算には、下記の2種類があります。
1日の予算:1つの広告セットやキャンペーンに対して支払ってもよい1日の平均費用額です。複数の広告セットがある場合、予算の設定は、広告セットごとにおこないます。
通算予算:広告セットまたはキャンペーンの掲載期間全体で支払ってもよい費用の上限額です。予算の消化は、掲載期間全体内でできるだけ平均的に自動で消化されるようになっています。
注意点:通算予算を設定したつもりで1日の予算を設定すると、請求金額が予想していた金額と異なる場合があるので注意が必要です。
特定の金額を広告掲載期間全体で消化したい場合は、「1日の予算」を設定しないようにしましょう。
予算設定は、必ず「通算予算」を選択するようにしましょう。
同じアカウントを複数の担当者で共有している場合、他の担当者が広告を出稿し、その領収書が届いた可能性があります。
広告アカウントに身に覚えのない領収書が届いた場合、まずは共有している担当者に確認してみましょう。
広告アカウントを誰と共有しているのかは、広告マネージャで確認することができます。
また、アカウント履歴を確認すれば、広告アカウントの最近のアクティビティも確認できるので、請求に関するアクティビティがあったのかを確認することができます。
アカウントの共有者を確認する方法
広告マネージャを開き、身に覚えのないアクティビティがないか確認しましょう。
広告アクティビティ(広告の作成や編集、支払いなどの履歴)は、「アクティビティログ」で確認することができます。
第三者による不正アクセスの疑いがある場合、速やかに対処しましょう。
広告アカウントのパスワード変更、2段階認証を設定するなど、セキュリティの強化をおこないます。
そして、不正に出稿された広告がある場合は、すぐに対象の広告を停止します。
広告アカウントに不正アクセスがあった場合や身に覚えのない領収書が届いた場合、Metaビジネスヘルプセンターに直接問い合わせましょう。
状況に応じた適切な解決策を知ることができます。
ここでは、身に覚えのない請求を防ぐための3つの対策をご紹介します。
それぞれの対策を詳しくみていきましょう。
広告のアカウントに2段階認証を設定し、セキュリティを強化しましょう。
パスワードに加えてSNSなどで受け取った認証を入力しログインすることで、第三者から不正アクセスのリスクを軽減することができます。
二段階認証の設定方法
参照元:Metaビジネスヘルプセンター|ビジネスポートフォリオで二段階認証を必須にする
パスワードは、定期的に変更することをおすすめします。
パスワードを変更する際は、他で使用しているパスワードと同じものを使いまわさないようにしてください。
広告アカウントのアクティビティを定期的にチェックしておくことで、不正アクセスのリスクをさげることができます。
身に覚えのないアクティビティ履歴(出稿、支払いなど)を確認し、不審なアクティビティがあった場合は、速やかに対処しましょう。
本記事では、Meta(Facebook)広告の領収書の発行やダウンロード、確認方法の仕方を解説しました。
領収書の発行・ダウンロード、広告料金の確認は、広告費用の管理や会計処理などで必要となるので覚えておくと良いでしょう。
また、身に覚えのない領収書が届いた場合、不正アクセスや請求先の登録情報の誤り、複数の担当者での広告アカウント共有などが原因として考えられます。
他人による不正アクセスが疑われる場合は、速やかに対処しましょう。
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Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部
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