2023.1.19
2024.9.20
Facebook広告の出稿方法から出稿後の効果を出すポイントを解説!
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「Facebook広告を出稿したいけど、どうしたらいいかわからない」
「Facebook広告の出稿したけど、効果がでない」
上記のような悩みを抱える方は少なくないのではないでしょうか。
本記事では、Facebook広告の出稿を行うための流れや効果の出し方を紹介します。
これからFacebook広告を始める方やすでに行なっている方もぜひ参考にしてください。
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1.Facebook広告とは
Facebook広告とは、FecabookやInstagramなどFecabook社が保有する媒体で表示される広告や、そのプラットフォーム全体のことを指します。Fecabook広告は、世界中で26億人を超えるユーザーにアプローチできる規模の大きさや、ターゲティング精度の高さなどの理由から、費用対効果が高い広告として人気です。
2.Facebook広告の特徴
さまざまな業界の広告手法として利用されるFecabook広告には、魅力的な特徴が多くあります。本記事では、以下の4つの特徴を紹介します。これらの特徴によって、誰でも簡単に効果のある広告展開が可能になるのです。
Fecabook広告の4つの特徴
- ターゲティング精度が高い
- 広告の効果測定が容易
- 広告出稿の手順がシンプル
- 少額からの広告配信が可能
2-1.Facebook広告の特徴1.ターゲティング精度が高い
Fecabook広告の一つ目の特徴が、ターゲティング精度の高さです。Fecabookでは、ユーザーは実名が登録された個人アカウントを所有します。アカウントには年齢や居住地、仕事内容などの情報が登録されています。Facebook広告ではこれらのプロフィール情報に加えて、ユーザーの興味・関心やFecabook上の行動をもとにしたターゲティング設定が可能です。
さらにFacebook広告には、カスタムオーディエンスや類似オーディエンスというターゲティング設定が存在します。これらの設定では既存の顧客情報をもとに、既存の顧客や顧客になりやすいユーザーに絞った広告展開ができます。カスタムオーディエンスや類似オーディエンスを利用することで、より効率的な広告配信が可能です。
2-2.Facebook広告の特徴2.広告の効果測定が容易
Facebook広告には、広告の効果測定が容易という特徴もあります。広告を運用する際に重要なのが広告の効果測定です。効果測定を行うことで、広告の改善や費用対効果の算出などが行えます。Facebook広告では、A/BテストやFecabookピクセルなどの方法で広告の効果を測定できます。
広告を出稿した後も、効果測定のデータをもとに広告を改善していくことで、より費用対効果の高い広告運用が可能です。
2-3.Facebook広告の特徴3.広告出稿の手順がシンプル
Facebook広告では、シンプルな手順で広告の出稿が行えます。Fecabook広告の出稿手順にはFecabookビジネスマネージャーという無料ツールを使用します。広告の目的や予算、オーディエンス(ターゲティング)などのすべての設定がFecabookビジネスマネージャー上で設定可能です。
2-4.Facebook広告の特徴4.少額からの広告配信が可能
Facebook広告では、100円という少額からの広告配信が可能です。Fecabookは1日単位での予算設定が可能で、初めての方でも安心して広告配信ができます。また少額設定で広告配信を行うことで、広告の改善を行いながら予算を上げていく運用も可能です。
またFacebook広告はターゲティング精度の高さなどの理由から、他のリスティング広告と比べてクリック単価が低い傾向があります。クリック単価が低いことで、少額設定であっても多くの広告配信が可能になります。
3.Facebook広告の出稿前に準備しておくこと
Facebook広告出稿の際は、以下の項目を事前に準備しておきましょう。あらかじめ広告の目的や予算などを決めておくことで、配信設定をスムーズに行えるだけでなく、広告効果をより大きくするなどメリットがあります。
Facebook広告出稿の前に準備しておくこと
- Facebookページの作成
- 目的を明確化しておく
- 予算とKPIの設置
3-1.Facebook広告出稿の前に準備しておくこと1.Facebookページの作成
まずはFecabookアカウントと効果配信を行いたいビジネスのFecabookページ、Fecabookビジネスマネージャーアカウントの作成が必要です。
Fecabookアカウントは、Fecabookホームページの「新規アカウント作成」のページから簡単に作成できます。またFecabookページは、ページの管理者となる人が自分のFecabookアカウントを使って作成します。個人アカウントのメニューにある、ページタブから「新しいページを作成」を選択することで作成可能です。
またFecabookページ作成時には、ページ名などの必要最低限の情報だけでなく、プロフィール画像や会社情報などの情報も入力することをおすすめします。ページを充実させることで、ユーザーが自社をより深く知ることができます。
最後にFecabookビジネスマネージャーの作成は、Fecabookアカウントにログインした状態で作成用ページにいくことで作成できます。アカウントの登録にはアカウントの名前やメールアドレス、Webサイト情報などが必要です。
3-2.Facebook広告出稿の前に準備しておくこと2.目的を明確化しておく
広告出稿をする目的は、広告出稿の設定を始める前に決めておくことがおすすめです。Facebook広告の設定では、ビジネスの認知拡大や商品の販売などのコンバージョン獲得といった広告を出稿する目的を入力する場面があります。Facebook広告は設定された目的に合わせて最適化された方法で広告の配信が行われるため、明確化した目的をしっかりと設定に反映させることが重要になります。
広告出稿を行う目的は可能な限り明確に決めておきましょう。
3-3.Facebook広告出稿の前に準備しておくこと3.予算とKPIの設置
Facebook広告を出稿する際は予算とKPIを決めておくことも大切です。KPIとは「Key Performance Indicator(重要業績評価指標)」の略で、広告によるコンバージョン数やそのクリック単価などの目標値を設定します。一般的にはコンバージョン単価やコンバージョン数をKPIとして設定し、KPIの値に応じた予算を設定することが多いです。
KPIや予算が決まっていると広告効果の測定もできるため、あらかじめ指標にするKPIや予算を設定しておくことがおすすめです。
4.Facebook広告出稿の流れ
Facebook広告は、以下の6つの流れに従うことで出稿できます。これからFacebook広告を出稿したい人は参考にしてください。
Facebook広告出稿の流れ
- キャンペーンを作成する
- 広告セットを作成する
- 予算と掲載期間を設定する
- オーディエンスの設置
- 配信面の設置
- クリエイティブの入稿
4-1.Facebook広告出稿の流れ1.キャンペーンを作成する
Facebook広告は、キャンペーン・広告セット・広告という3つの階層で構成されています。最初にキャンペーンの設定を行います。
キャンペーンでは、購入タイプとキャンペーンの目的、A/Bテストの有無などの設定が可能です。
購入タイプは、「オークション」と「リーチ&フリークエンシー」から選びます。リーチ&フリークエンシーは一部の広告主のみ選択可能であり、基本的にはオークションで問題ありません。
購入タイプのあとは、Facebook広告で達成したい目的の設定です。事前に決めた広告出稿の目的を、「認知度」「検討」「コンバージョン」の3つのカテゴリに分けられた合計11個の項目から選択します。以下の項目の中から、自身の目的に近いものを選びましょう。
キャンペーンの設定 |
||
---|---|---|
カテゴリ |
目的 |
詳細 |
認知 |
ブランドの認知度アップ |
ブランドの認知度を高める |
リーチ |
できるだけ多くのユーザーに広告を表示させる |
|
検討 |
トラフィック |
自社のWebサイトやLPなどのURLへの誘導 |
エンゲージメント |
広告への反応が高いユーザーへのリーチ |
|
アプリのインストール |
アプリのインストールへの誘導 |
|
動画の再生数アップ |
動画の再生数を増やす |
|
リード獲得 |
メルマガの登録など、リードの獲得を行う |
|
メッセージ |
ユーザーとFecabook上でつながり、コミュニケーションを図る |
|
コンバージョン |
コンバージョン |
商品の購入や資料請求などのアクションを促す |
カタログ販売 |
商品を掲載して、売り上げを増やす |
|
来客数の増加 |
実店舗への送客を行う |
キャンペーンの目的を選択したあとは、A/Bテストの有無を選択します。A/Bテストとは、広告の変数をひとつだけ変更したキャンペーンでそれぞれ配信を行い、結果を比べることで変更した変数による効果を測定する方法です。素早い効果測定を行いたい場合は、A/Bテストの設定をおすすめします。
4-2.Facebook広告出稿の流れ2.広告セットを作成する
キャンペーンの設定が完了したら、次は広告セットを作成します。広告セットでは、予算やオーディエンス(ターゲティング)、広告配置の設定を行います。広告の配信方法にかかわる具体的な設定になるため、キャンペーンで決めた目的に合うように設定していきましょう。
4-3.Facebook広告出稿の流れ3.予算と掲載期間を設定する
広告セットを作成したら、まずは広告の予算と掲載期間を設定します。予算は1日単位や月単位のどちらでも設定可能です。平日と休日で予算を変更したい場合は、1日単位で予算を設定しましょう。
また掲載期間も自由に設定できます。あまりに短い掲載期間だとデータが正確に集まらず、配信の最適化が行われなかったり、効果測定が精確にできないなどの問題が生じます。広告の掲載期間は最低でも3日以上で設定することがおすすめです。
4-4.Facebook広告出稿の流れ4.オーディエンスの設置
広告セットでは、オーディエンスの設定も行います。オーディエンス設定では、「コアオーディエンス」「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」の3種類のターゲティングが行えます。初めてFacebook広告を行う方は、コアオーディエンスがおすすめです。設定項目が多いことに加えて、「and設定」や「or設定」を用いることで、「東京にいる半年以内に就職をした30代男性」などターゲットを絞った広告展開が可能です。
オーディエンス設定 |
|
コアオーディエンス |
年齢や性別などの基本情報、興味・関心などによってターゲティングが可能。Facebook広告において、最も基本的なオーディエンス設定。 |
カスタムオーディエンス |
既存の顧客や、自社のWebサイトに来たことがあるユーザーなどに広告を配信できる。 |
類似オーディエンス |
カスタムオーディエンスのユーザーと類似したユーザーに向けてターゲティング可能。既存の顧客と類似しているため、コンバージョン率が高くなる傾向がある。 |
4-5.Facebook広告出稿の流れ5.配信面の設置
Facebook広告では、Fecabook以外にもInstagramやMassengerなどで広告の出稿が可能です。そのため若者のユーザーが多いInstagramやビジネス利用の多いMassengerなど、それぞれの特徴を活かした広告配信が行えます。
また広告配置を「自動配置」に設定することで、目的に合わせて最適化された配信が行われます。自動配置を活用することで、Web広告の運用が初心者な方でも、簡単に効果的な広告展開が可能になります。
4-6.Facebook広告出稿の流れ6.クリエイティブの入稿
広告セットの設定のあとは、広告の階層でクリエイティブの入稿を行います。ここでは主にフォーマットやクリエイティブ、リンク先を設定します。
フォーマットは画像や動画、カルーセルといった合計13種類の中から選択可能です。広告の目的やターゲット、使用したい画像の枚数などに合わせたフォーマットを選択しましょう。
フォーマットの次は実際に配信するクリエイティブを作成します。クリエイティブは使用する画像などのメディアと、表示するテキストを設定することで作成できます。クリエイティブの作成は一見難しいように感じますが、画像のサイズやテキストの文字数など推奨された値に従い、プレビューを見て調整することで誰でも作成可能です。
クリエイティブが完成したら、最後にユーザーが広告をクリックした際の遷移先を設定します。自社のホームページや商品の購入サイトなど、広告の目的に合わせて設定しましょう。
5.Facebook広告出稿後の審査について
Facebook広告を配信するには、Fecabook審査への承認が必要です。審査は広告出稿の設定が完了し、「公開」ボタンをクリックすると自動で行われます。通常審査は24時間以内に行われ、承認されると自動的に掲載が開始されます。Fecabook広告ポリシーに違反していると審査に通らないため、事前に最新版を確認しておきましょう。
参考:【2024年最新版】Facebook広告の審査基準や審査落ちの対処法を紹介
6.Facebook広告を出稿し成果を出す秘訣
Facebook広告は、キャンペーンやオーディエンスを適切に設定することで高い広告効果を出せます。しかしFacebook広告の設定項目は多く、複雑な面も存在します。Facebook広告を初めて利用する方にとって、最初から高い広告効果を出すことは困難です。
ここからはFacebook広告を出稿し成果を出す秘訣を紹介します。これから初めてFacebook広告を出稿する方は参考にしてください。
6-1.Facebook広告を出稿し成果を出す秘訣1.予算・ターゲティングを絞りすぎない
Facebook広告で成果を出すためには、「予算やターゲティングを絞りすぎない」ことが重要です。Facebook広告では、AIの機械学習によって広告の最適化が行われます。そのため予算やターゲティングを絞りすぎていると、機械学習を行うためのデータが十分に集まらず広告の成果がでないことがあります。
機械学習が十分に行われるように、予算やターゲティングは絞りすぎないようにしましょう。目安としては、オーディエンス設定の推定オーディエンスが適切となるように意識します。
6-2.Facebook広告を出稿し成果を出す秘訣2.配信面ごとに適切なクリエイティブサイズを準備する
Facebook広告を出稿する際には、「配信面ごとに適切なクリエイティブサイズを準備する」ことも大切です。Facebook広告では配信面によって、推奨されているクリエイティブのサイズが異なります。基本的には、「1:1(スクエア)」と「9:16(縦長)」の2つのサイズを用意すれば問題ありません。代表的な配信面は以下の2つです。
代表的な配信面
- フィード:1:1(スクエア)サイズが推奨されています。画像・動画ともに1,080*1,080px以上が望ましいです。
- ストーリーズ:9:16(縦長)サイズが推奨されています。画像・動画とも1,080*1,920px以上が望ましいです。
Facebook広告の画像サイズ詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
参照:【2024年最新版】Facebook広告の概要、画像サイズや文字数を解説
6-3.Facebook広告を出稿し成果を出す秘訣3.ピクセルを活用する
ピクセルを活用することも、Facebook広告を出稿し成果を出す上で大切です。Facebook広告では「ピクセル」というタグを活用することで、Fecabookにさまざまな情報を送信できます。ユーザーの滞在時間や来訪時間、ページ内の行動などの情報が送信可能です。多くの情報を送ることで、AIによる機械学習の精度が向上し配信がより最適化されます。
6-4.Facebook広告を出稿し成果を出す秘訣4.配信結果は定期的に確認する
Facebook広告を出稿し成果を出す最後の秘訣は、「定期的な配信結果の確認」です。配信面やターゲットによる成果を確認することで、広告の分析が行えます。Facebook広告はユーザーのトラッキングが精確に行われるため、他のWeb広告より精確な配信結果を得られます。これらの結果を分析し、設定を改善していくことが、より大きな成果を出すことにつながるのです。
7.まとめ
Facebook広告は、豊富な掲載媒体や高いターゲティング精度などの理由から、費用対効果が高い広告として人気があります。そしてFacebook広告は、キャンペーンの作成など本記事で紹介した6つの流れで出稿可能です。
本記事の最後には予算やターゲティングの絞り方など、Facebook広告で成果を出す秘訣も紹介しました。これらのFacebook広告を出稿する方も、現状成果が出ずに悩んでいる方もぜひ参考にしてみてください。
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Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部
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