Facebookビジネスマネージャへのログイン方法・出来ることを解説 - (株)GMSコンサルティング

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2023.1.11

2024.9.18

Facebookビジネスマネージャへのログイン方法・出来ることを解説

Facebookビジネスマネージャへのログイン方法・出来ることを解説

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「Facebookビジネスマネージャってってどうやって使うの??」

「Facebookビジネスマネージャってどうやってログインするの?」

このような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、Facebookビジネスマネージャのログイン方法から使い方まで詳しく解説しております。

初心者の方にもわかりやすく解説しているので、是非ご覧ください。

1.Facebookビジネスマネージャとは

 

 

Facebookビジネスマネージャとは、Facebookへの広告出稿などを一元管理できる公式ツールのことを言います。

 

Facebookでは、自社商品の宣伝や広告の配信を個人のページで行うことを禁止されています。これらを宣伝や広告の配信をするには、商業用のアカウントを作成する必要があります。

 

商業用のページは個人用アカウントがあれば誰でも作成は可能ですが、他にもいくつかのアカウントを作成しなければいけません。複数のアカウントを個別で管理するのは大変手間がかかります。

 

また、商品やサービスのページを1人で管理するのは作業にかかる時間や手間を考えると限界があります。複数の従業員でFacebookページを管理した方が、負担も少なく効率的に運用できます。

 

そこで重宝するのが「Facebookビジネスマネージャ」です。Facebookマネージャを利用することで、Facebookに広告を出す際の管理・運用がしやすくなります。また、複数の従業員でひとつのFacebookページの情報共有や管理を行うことが可能となります。

 

 

2.Facebookビジネスマネージャ、Business Suite、ビジネスアカウントの違い

 

Business Suiteは、FacebookとInstagramを一元管理できるツールです。Meta business suiteでは、次のような機能の利用が可能です。

 

  • アカウント情報の確認
  • アクティビティの確認
  • メッセージ管理
  • ストーリーズの作成や投稿
  • 広告の作成や掲載
  • インサイトの確認
  • その他ツールの利用

 

Business Suiteは、ビジネスマネージャの進化版と言えるツールです。基本的な機能に違いはありません。以前からビジネスマネージャを利用していた場合、自動でビジネスマネージャからBusiness Suiteに移行しているはずです。

 

Business Suiteでは、ビジネスマネージャで使えていた機能に加えて、広告マネージャ、コマースマネージャ、イベントマネージャといった機能の一元管理が可能です。

一方Facebookビジネスアカウントは、Facebookを利用している一般ユーザーに対して、自社商品やサービスの紹介や宣伝を行える商業用アカウントのことを言います。「Facebookページ」とも呼ばれており、ビジネスアカウントと同じ意味を持ちます。

 

Facebook上に商品などの広告を掲載したい場合は、ビジネスアカウントを開設する必要があります。ビジネスアカウントは、Facebookの個人アカウントを持っていれば誰にでも作成可能です。

 

まとめると、「ビジネスアカウント」はFacebookに広告を掲載するために必要な商業用のアカウント。その広告の掲載や支払いなどを一元管理できるツールが「ビジネスマネージャ」や「Business Suite」となります。

 

 

3.Facebookビジネスマネージャで出来ること

 

 

ビジネスマネージャには次のような役割や機能があります。

 

  • ユーザー

ビジネスマネージャの管理者は、各種設定の変更や従業員のリストへの追加や削除、アカウントの変更や削除が可能です。また、ビジネスマネージャのリストに追加されている従業員は、設定の閲覧や管理者から役割の割り当てを受けられます。ただし、設定の変更や削除は行えません。

 

  • Facebookページ

Facebookページの新規作成や、既存のFacebookページへの連携リクエストが行なえます。

 

  • Instagram

既存のInstagramアカウントに連携リクエストができます。

 

  • 広告アカウント

Facebook上に広告を配信する際に必要な「広告アカウント」の新規作成や連携リクエストができます。

 

  • アプリ

既存アプリへの連携リクエストや、連携した広告アカウントと紐づけができます。

 

  • カタログ

Facebookショッピング機能で使われるカタログの新規作成や、既存カタログへの連携リクエストが可能です。

 

  • ドメイン認証

AppleのiOS 14がリリースされたことで、ビジネスマネージャでドメインを取得しないと広告に影響を与える可能性があります。

 

Appleが発表したiOS 14での変更点は、Metaピクセルなどのツールからのコンバージョンイベントの受信と処理に影響を及ぼします。モバイルアプリを宣伝しているビジネスや、ビジネスツールのいずれかからウェブコンバージョンイベントの最適化、ターゲット設定、レポートを行っているビジネスは影響を受けます。

 

具体的には、AppleはApp Storeのすべてのアプリに、AppleのAppTrackingTransparencyフレームワークに従って、iOS 14デバイスの利用者にトラッキングの許可を求めるオプトイン設定画面を表示することを義務化する制度を開始します。Appleのポリシーでは、利用者がiOS 14デバイスでこのオプトイン設定画面からトラッキングを許可した場合を除き、一定のデータの収集と共有が禁じられます。トラッキングを許可しないiOS 14デバイスが増えると、アプリのコンバージョンイベントとウェブのコンバージョンイベントの両方に影響が生じ、広告のパーソナライゼーションとパフォーマンスのレポートが制限されます。

 

ウェブサイトキャンペーンに今後支障が出ないようにするために、ウェブサイトのドメインの所有者認証が必要になる場合があります。

 

引用:Metaビジネスヘルプセンター|AppleのiOS 14リリースが広告センターおよびMeta Business Suiteの広告に及ぼしうる影響について

 

ドメインの認証はFacebookビジネスマネージャから行うことになります。広告のパフォーマンスの低下を防ぐためにも、Facebookビジネスマネージャは必須のツールと言えるでしょう。

 

 

4.Facebookビジネスマネージャのメリット

 

Facebookビジネスマネージャを利用することで、次のようなメリットが得られます。

 

  1. 仕事用と個人用を使い分けられる
  2. Facebook・Instagramの管理を効率化できる
  3. セキュリティの強化

 

以下では、Facebooビジネスマネージャのメリットを詳しく解説します。

 

 

4-1.Facebookビジネスマネージャのメリット1.仕事用と個人用を使い分けることができる

 

ビジネスマネージャを利用することで、アカウントを個人用と仕事用で分けられます。

 

ビジネスマネージャを使わない場合、個人用アカウントでビジネス関係のユーザーと強制的に友達になる必要があります。

 

ビジネスマネージャを使用することで、メールアドレスを紐づけるだけで済むため、個人用と仕事用のアカウントを切り離して管理できます。

 

 

4-2.Facebookビジネスマネージャのメリット2.Facebook・Instagramの管理を効率化できる

 

Facebookページ、Instagramアカウント、広告アカウントをまとめて管理できます。

 

ビジネスマネージャを利用しない場合、Facebookページや広告アカウントなどを管理する際に、その都度ログインする必要がありました。

 

ビジネスマネージャを使うことで、複数のページをビジネスマネージャだけで管理できるため、煩雑な作業の手間を省けます。

 

 

4-3.Facebookビジネスマネージャのメリット3.セキュリティの強化

 

ビジネスマネージャを使わない場合、決済方法など各種設定の変更が簡単にできる状態にあります。

 

ビジネスマネージャを利用することで、2段階認証や各ユーザーごとに必要な権限の設定が可能になるため、セキュリティの強化に繋がります。

 

 

5.Facebookビジネスマネージャへのログイン方法

 

 

Facebookビジネスマネージャへのログイン方法は、次の手順で行います。

 

  1. ビジネスマネージャのページを開く
  2. 「アカウントの作成」をクリックする
  3. アカウント名、本人の氏名、仕事用のメールアドレスを記入する
  4. 会社に関する情報(国、住所、電話番号、ウェブサイト)を記入する
  5. ビジネスマネージャに移動してログインする

 

 

6.Facebookビジネスマネージャの設定方法

 

Facebookビジネスマネージャにログインできたら、続いて以下の手順で設定を行います。

 

  1. ビジネスマネージャ内で広告アカウントを作成する
  2. Facebookページと紐付ける
  3. 他のユーザーを追加する
  4. Facebookビジネスマネージャに支払い情報の設定をする

 

以下では、ビジネスマネージャの設定方法を解説します。

 

 

 

6-1.Facebookビジネスマネージャの設定方法1.ビジネスマネージャ内で広告アカウントを作成する

 

まずは「広告アカウント」の作成を行います。広告アカウントとは、FacebookやInstagramで広告を配信するために必要なアカウントのことを言います。広告アカウントでは、キャンペーン、広告セット、広告などの設定が可能です。

 

ビジネスマネージャ内で広告アカウントを作成する方法は以下の通りです。

 

  1. ビジネスマネージャを開く
  2. 「ビジネス設定」内にある「アカウント」から「広告アカウント」をクリックする
  3. 「新しい広告アカウントを作成」をクリックする
  4. 広告アカウント名、通貨、時間帯などを記入する
  5. 「広告アカウントを作成」をクリックする

 

通貨は必ず「JPY-日本円」を選択してください。

 

Facebookビジネスマネージャを作成できない場合は、以下の記事をご覧ください

 

 

 

6-2.Facebookビジネスマネージャの設定方法2.Facebookページと紐付ける

 

ビジネスマネージャ内で広告アカウントを作成したら、次はFacebookページと紐づける必要があります。

 

既存のFacebookページと紐づける場合は、次の手順で行います。

 

  1. ビジネスマネージャを開く
  2. 「ビジネス設定」内にある「アカウント」から「ページ」をクリックする
  3. 「ページを追加」をクリックする
  4. 適切なページを入力する
  5. 「ページを追加」をクリックする

 

Facebookページを作成していない場合は、以下の手順で行います。

 

  1. ビジネスマネージャを開く
  2. 「ビジネス設定」内にある「アカウント」から「ページ」をクリックする
  3. 「新しいFacebookページを作成」をクリックする
  4. 「会社または団体」をクリックする
  5. Facebookページ名とカテゴリーを選択する
  6. 「Facebookページを作成」をクリックする

 

 

6-3.Facebookビジネスマネージャの設定方法3.他のユーザーを追加する

 

ビジネスマネージャを利用することで、ひとつのFacebookページを複数のユーザーで管理できます。

 

他のユーザーを追加する場合、以下の手順で行います。

 

  1. ビジネスマネージャを開く
  2. 「ビジネス設定」内にある「ユーザー」から「ユーザー」をクリックする
  3. 「メールアドレスを入力」欄に追加したいユーザーのメールアドレスを入力する
  4. 「社員アクセス」か「管理者アクセス」を選択する

 

追加したユーザーに新規で権限を与える方法は以下の通りです。

 

  1. ビジネスマネージャを開く
  2. 「設定」をクリックする
  3. 「ページ設定」内にある「ページの管理権限」を選択する
  4. 必要なユーザー情報を入力してユーザーを追加する

 

 

6-4.Facebookビジネスマネージャの設定方法4.Facebookビジネスマネージャーに支払い情報の設定をする

 

Facebookで広告を配信する際に、広告費がかかります。広告費の支払い方法には「クレジットカード」「デビットカード」「PayPal」「手動決済」などがあります。

 

ビジネスマネージャに支払い方法を追加するには、次の手順で進めます。

 

  1. ビジネスマネージャを開く
  2. 「ビジネス設定」内にある「支払い」をクリックする
  3. 「支払い方法を追加」をクリックする
  4. カードの名義やカード番号などの情報を入力する
  5. 「次へ」をクリックする
  6. 指示に従い支払い方法を追加する

 

 

7.Facebookビジネスマネージャにログインできない時の対処法

 

 

Facebookビジネスマネージャを作成したものの、次のような理由からログインできなくなることがあります。

 

  1. 個人アカウントが停止、制限されている
  2. 管理者不在で、ログインできない

 

以下では、Facebookビジネスマネージャにログイン出来ない時の対処法を解説します。

 

 

7-1.Facebookビジネスマネージャにログインできない時の対処法1.個人アカウントが停止、制限されている場合

 

個人用のアカウントが停止すると、Facebookビジネスマネージャにログインできません。Facebookで定めているポリシーや法律に違反している広告を配信した場合、アカウント停止の処置が行われます。

 

Facebookが定めるポリシーには、一例として次のようなものがあります。

 

  • Facebookの広告ポリシーと規定に従っている
  • 法令や広告規約に従っている
  • 商品やサービス等について正確に表現している
  • 広告に不適切な文法や句読点が含んでいない
  • 性的な内容が含まれていない
  • 人種や性別などの差別的な内容が含まれていない
  • 誤解を招く表現や虚偽の情報が含まれていない
  • 成人向けの商品やサービスの広告ではない
  • タバコや違法な薬物などの広告ではない
  • 武器屋爆発物の広告ではない

 

Facebookで定めているポリシーや法律に違反するような広告を配信すると、アカウントにログインできなくなる恐れがあります。場合によっては新規でアカウントを作成することになるため、広告を配信する際はポリシーや法律に違反しないように十分に注意しましょう。

 

 

7-2.Facebookビジネスマネージャにログインできない時の対処法2.管理者不在で、ログインできない場合

 

Facebookビジネスマネージャへのログインには、管理者の個人用アカウントが必要です。例えば管理者が退職したり転職すると、ログインするために必要なアカウントがないため管理者権限が使えなくなります。

 

管理者が不在になりFacebookビジネスマネージャにログインできなくなった場合は、速やかにFacebookのヘルプセンターに連絡することで、管理者の変更といった手続きが可能です。

 

 

8.まとめ

 

当記事ではFacebookビジネスマネージャでできることや利用するメリット、ログイン方法から各設定を解説しました。

 

Facebookで自社商品やサービスの宣伝や広告を配信する場合、Facebookページや広告アカウントが必須となります。

 

Facebookビジネスマネージャは、Facebookページや広告アカウントの管理・運用が格段に楽になります。Facebookページを利用して、自社商品やサービスの紹介や宣伝をお考えであれば、今回ご紹介した方法を参考にしてください。

 

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Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部

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