2024.9.19
2024.10.7
【2024年最新版・初心者向け】Instagram広告の特徴や種類、費用をわかりやすく徹底解説!
サービスを詳しく知りたい方はこちら
「Instagram広告を出したいけれど、やり方が分からない」
「Instagram広告には、どのような種類があるのか分からない」
「Instagram広告の費用相場を知りたい」
などの理由で、なかなか挑戦できない方も多いのではないでしょうか。
Instagram広告は、広告の種類によって費用相場や課金形態が異なります。
そのため、広告の目的や求める成果に応じて、活用する広告の種類を選ぶ必要があります。
そこで、今回は、Instagram広告の特徴や種類、出稿の仕方、費用対効果を上げるポイントなどを分かりやすく解説していきます。
Instagram広告とは?
Instagram広告とは、人気SNSであるInstagram上で配信できる広告のことです。
画像や動画が投稿される「フィード」や24時間限定でフルスクリーンで投稿される「ストーリーズ」内に画像や動画の広告を掲載することができます。
ユーザーの投稿の間に挿入されて広告掲載されるので、自然な流れで閲覧してもらうことができます。
Instagramの月間アクティブユーザー数は世界で20億人にのぼり、日本国内でも約6,600万人のユーザーが利用しています。(2023年11月時点)
およそ2人に1人がInstagramを利用しており、今現在、全年代でユーザー数が増加傾向にあります。
自社のビジネスに適したInstagram広告を出稿することで、広告の効果を最大化させることができます。
Instagram広告の5つのメリット
Instagram広告には以下のようなメリットがあります。
- 精度の高いターゲッティングができる
- 若年層や女性ユーザー、Z世代・ミレニアル世代にリーチしやすい
- 低予算から広告配信できる
- 目的に応じたさまざまな広告形式がある
- 企業アカウントや企業広告はユーザーに受け入れやすい
それぞれのメリットを詳しくみていきましょう。
①精度の高いターゲッティングができる
Instagram広告は、Meta社が運営するプラットフォームなので、Facebokと紐づいてます。そのため、FacebookのユーザーデータをInstagram広告でも利用することができます。
Facebookは実名登録制で、ユーザーの本名や年齢、住居地、勤務先などを基に細かいターゲティング設定ができるのが特徴的です。
一方で、Instagramでもユーザーの好みや行動を学習する仕組みが組み込まれています。
そのため、Instagram広告では、Facebookで収集された高精度なユーザーのデータとInstagramで収集されたデータの両方を利用できるので、非常に精度の高いターゲティングができます。
また、Instagram広告では運用の自動最適化が適用されるので、より成果のでやすい広告運用ができます。
②若年層や女性ユーザー、Z世代・ミレニアル世代にリーチしやすい
Instagramの年齢層別利用者を見ると、Instagramのユーザー層は10代から20代の若い世代が利用者が多く、30代から60代と年齢層が上がるにつれて利用者が少なくなっています。
しかし、30〜40代でも利用率が50%を超えていることから、Z世代・ミレ二アル世代にリーチしやすいといえます。
画像引用元:「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書」
また、Instagramは女性ユーザーが多いことから、Instagram広告はコスメ・ファッションなど女性向けの商品やマーケティングにも適しています。
③低予算から広告配信できる
Instagram広告の最低出稿金額は1日100円なので、低予算から広告運用を始めることができます。
また、予算の変更や配信の中断、クリエイティブの切り替えなど、状況に応じて柔軟な広告運用ができます。
精度の高いターゲッティングができるので、費用対効果が高いというメリットもあります。
④目的に応じたさまざまな広告形式がある
Instagram広告には6種類のフォーマットがあり、目的やターゲットに応じて、さまざまなフォーマットで広告配信することができます。
- 写真広告:静止画とテキストでアプローチする基本的な広告フォーマット
- 動画広告:動画とテキストで構成された広告フォーマット
- ストーリーズ広告:Instagram のストーリーズ枠に縦長のフルスクリーンで広告配信できる広告フォーマット
- カルーセル広告:複数枚の写真や動画でアピールする広告フォーマット
- コレクション広告::自社製品をカタログ形式にして表示できる広告フォーマット
- 発見タブ広告:発見内に掲載できる広告フォーマット
自社の目的に合わせて、上記のようなさまざまな形式で柔軟に広告作成、配信ができます。
⑤企業アカウントや企業広告はユーザーに受け入れやすい
Instagramでは、企業アカウントとの親和性が高いと言われています。
お気に入りのブランドや店舗の新商品など最新情報をいち早くキャッチしたり、その企業のサービスや商品が好きという理由で企業のアカウントをフォローするユーザーが多いためです。
購買意欲を搔き立てるような写真や動画を活用することで、広告をしっかり見てもらえる可能性が高くなり、認知度拡大や購買促進が期待できます。
Instagram広告のデメリット
メリットの多いInstagram広告ですが、デメリットもあります。
Instagram広告のデメリットは、他のSNSと比較して拡散力が弱いことです。
Instagramには、X(旧:Twitter)やFacebookにあるようなシェア機能が少ないため、広告を配信してもフォロワー以外のユーザーには認知されにくいからです。
また、Instagram広告は、ユーザーの投稿の間に挿入されるため、自然な流れで閲覧してもらうことができますが、その分魅力がない広告はスルーされやすいです。
確実に成果を出すためには、ターゲティング設定をしっかりおこない、ユーザーの目を引くような魅力的なクリエイティブを作成することが大切です。
Instagram広告の4つの配信面
画像引用元:Instagram公式
配信面とは、広告を掲載させる場所のことを指し、配信面によって広告の見え方が大きく異なります。
Instagram広告には以下の4つの配信面があります。
- フィード
- ストーリーズ
- 発見タブ
- リール
各配信面の特徴を詳しくみていきましょう。
①フィード
画像引用元:Meta公式「Instagram広告の配置について」
掲載可能な広告フォーマット
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
Instagram広告のフィードとは、ホーム画面においてユーザーの投稿が表示される場所のことを指します。
Instagramのアプリを開いたときに表示される画面で、自分がフォローしているアカウントの投稿などを見ることができます。
一般の投稿と同じように広告が掲載されるので、広告感が少なく、ユーザーに違和感なく自然な流れで広告を見てもらうことができます。
ユーザーの興味・関心を引きやすく、クリック率やコンバージョン率が高い傾向にあります。
②ストーリーズ
画像引用元:Meta公式「動画Instagramストーリーズ」
掲載可能な広告フォーマット
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
ストーリーズ広告は、縦長のフルスクリーン広告で、Instagramのストーリーズ枠に配信される広告のことです。
オーガニックストーリーズ(一般ユーザーのストーリーズ)の間に挿入されて広告が流れます。スマホの画面全体に広告が表示されるので、ユーザーに強いインパクトを残すことができます。
③発見タブ
画像引用元:Meta公式「Instagram、発見タブにおける広告の提供開始を発表」
掲載可能な広告フォーマット
- 画像広告
- 動画広告
発見タブとは、フッターの虫眼鏡のアイコンをクリックした時に表示される表示されるページのことで、ユーザーの閲覧履歴や興味関心に基づいてパーソナライズされた投稿が表示されています。
表示されている投稿をタップし、スクロールしていくと広告が表示される仕組みになっています。
発見タブは、ユーザーが新しく興味をもてる内容を探している状態なので、新規顧客を増やしたいときにおすすめの配信先です。
④リール
画像引用元:Meta公式「動画Instagramリール」
掲載可能な広告フォーマット
- 動画広告
リール広告とは、リール内に縦長のフルスクリーンで表示されるショート動画広告です。ショート動画を作成し、投稿できる機能のことです。
15秒から90秒の短尺動画を投稿でき、ストーリーズ広告と同様にスマホの全画面に広告が表示されるので、ユーザーに強い印象を与えることができます。
動画の冒頭でターゲットに刺さる広告クリエイティブを作成すれば、高い宣伝・集客効果が期待できる広告です。
Instagram広告6種類
Instagram広告には、主に以下の6種類の広告があります。
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- コレクション広告
- ストーリーズ広告
- 発見タブ広告
それぞれの広告の詳細を詳しくみていきましょう。
①画像広告
画像引用元:Instagram
画像広告は、1枚の画像テキストで構成されたシンプルな広告形式です。
ユーザーの投稿に混ざって広告が表示されるので、広告感を感じにくく、ユーザーに違和感なく情報を伝えることができます。
ハッシュタグを上手く活用することで、自社の商品・サービスの認知度を向上させることができます。
画像広告はストーリーズやフィード、発見タブなどに広告掲載可能です。
画像広告の入稿規定
形式ファイル | JPG、PNG |
最大ファイルサイズ | 30MB |
ピクセル数(最小) | 正方形(600x500px)横型(600x315xp) |
ピクセル数(最大) | 1,936x1936xp(正方形、横型、縦型) |
アスペクト比 | 1:1および4:5~1.91:1 |
テキスト数 | 最大2,200文字 |
最大ハッシュタグ数 | 20件 |
②動画広告
画像引用元:Meat公式「動画Instagramフィード」
動画広告は、動画とテキストで構成された広告です。
動画広告は、視覚だけでなく聴覚でも訴求でき、画像広告よりも多くの情報を伝えることができるため、ユーザーの目に止まりやすいです。
映像や音声を組み合わせることで、自社の商品・サービスの特徴や使い方を魅力的なストーリー仕立てでユーザーに伝えることができます。
動画広告はストーリーズ、フィード、発見タブ、リールの配信面に広告掲載することができます。
動画広告の入稿規定
形式ファイル | GIF、MOV、MP4など |
最大ファイルサイズ | 4MB |
アスペクト比 | 1:1または~1.91:1 |
掲載時間 | 最大60秒 |
テキスト数 | 最大2,200文字 |
最大ハッシュタグ数 | 30件 |
Instagramの動画広告について詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
参照:【2024年最新】Instagram動画広告の活用法!成果が上がる広告の出し方を紹介
③カルーセル広告
画像引用元:Meat公式「カルーセル Instagramフィード」
カルーセル広告は、1つの広告に複数の写真や動画を表示できる広告です。
ユーザーが画面をスワイプさせることで、次の広告に切り替えることができます。
画像や動画を1つの広告に組み合わせたい場合や1つの商材を詳しく説明したい場合、複数の商品を紹介したいときにおすすめです。
カルーセル広告は、フィード、ストーリーズ、リール、発見タブに配信可能です。
カルーセル広告の入稿規定
形式ファイル | 画像:JPG、PNG 動画:GIF、MOV、MP4など |
最大ファイルサイズ | 画像:30MB 動画:4MB |
アスペクト比 | 1:1または~9:16 |
掲載時間 | フィード:60秒ストーリーズ:15秒 |
枚数 | 最小2枚~最大10枚 |
テキスト数 | 125文字以内 |
最大ハッシュタグ数 | 30件 |
Instagramのカルーセル広告について詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
参照:Instagramカルーセル広告の入稿規定や作成方法を3つの事例とあわせて紹介
④コレクション広告
画像引用元:Meat公式「コレクション Instagramフィード」
コレクション広告は、1つの広告に大きな画像または動画(メイン画像または動画)の下に複数の商品画像を表示できる広告です。
下部の画像は「インスタントエクスペリエンス」になっており、モバイルディバイスでタップすると、商品画像が拡大されて、フルスクリーンで表示されます。(※配信できるのは、モバイルデバイスのみ可能)
カルーセル広告と似ていますが、カルーセル広告はユーザーが画像をスライドしなけれが次の画像を見ることができないのに対して、コレクション広告は、1つの画面に複数の商品を表示できるため、一度に多くの情報をユーザーに伝えることができます。
コレクション広告は、ストーリーズとフィードに掲載可能です。
コレクション広告の入稿規定
形式ファイル | 画像:JPG、PNG 動画:GIF、MOV、MP4など |
画像形式 | 1,080×1,080px |
アスペクト比 | 1.91:1~1:1 |
⑤ストーリーズ広告
画像引用元:Meat公式「動画 Instagramストーリーズ」
ストーリーズ広告は、ストーリーズに配信できる広告です。
通常、ストーリーズは投稿後24時間経過すると自動削除されますが、ストーリーズ広告は、24時間経過しても削除されることはありません。
フルスクリーンで広告表示されるので、より強いインパクトを与えてユーザの興味関心を引くことができます。
ストーリーズは、日常的に多くのユーザーに利用されているので、エンゲージメント率が高く、ユーザーの投稿の間に溶け込むように広告配信されるので、広告感を減らし自然な流れでユーザーに商品をアピールすることができます。
ストーリーズ広告の入稿規定
形式ファイル | 画像:JPG、PNG 動画:GIF、MOV、MP4など |
最大ファイルサイズ | 画像:30MB 動画:4MB |
アスペクト比 | 9:16および4:5~1.91:1 |
掲載時間 | 画像:5秒動画:60秒 |
テキスト数 | 最大2,200文字 |
Instagramのストーリーズ広告について詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
参照:Instagramストーリーズ広告の出し方!出稿の手順や費用、作成ポイントなど徹底解説!
⑥発見タブ広告
画像引用元:Instagram
発見タブとは、ユーザーの興味関心に基づいてInstagramがおすすめの投稿を自動表示してくれるページのことで、ユーザーが画面下部の虫眼鏡のアイコンをタップすることによって表示されます。
そして、ユーザーが表示された画面から興味のある投稿をタップ、クリックした投稿を下にスクロールしていくとタイムライン形式で広告が表示される仕組みになっています。
発見タブ広告は、新しい情報を求めているユーザーにリーチできるほか、ブランドの認知拡大や新規顧客獲得などをしたい場合におすすめです。
発見タブ広告の入稿規定
形式ファイル | 画像:JPG、PNG 動画:GIF、MOV、MP4など |
最大ファイルサイズ | 画像:30MB 動画:4MB |
アスペクト比 | 1:1および4:5~1.91:1 |
テキスト数 | 最大2,200文字 |
最大ハッシュタグ数 | 30件 |
Instagram広告の出し方4ステップ
Instagram広告は、初心者の方でも簡単に出すことができます。ここでは、Instagram広告の出し方の手順を具体的にご紹介します。
具体的な手順は以下の通りです。
- InstagramアカウントとFacebookアカウントを連携する
- キャンペーンを作成する
- 広告セットの作成をする
- 広告クリエイティブの作成・設定をする
①InstagramアカウントとFacebookアカウントを連携する
連携方法には、FacebookページからInstagramに連携させる方法と、InstagramからFacebookページに連携させる2つの方法があります。
FacebookページからInstagramに連携させる方法
- Facebookページを開きます。
- 「設定」から「Instagram」、「アカウントをリンク」を選択します。
- InstagramアカウントのIDとパスワードを入力して、ログインします。
以上で連携は完了です。
②InstagramからFacebookページに連携させる方法
- Instagramのアプリにログインし、 プロフィール画面にある「プロフィールを編集」をタップします。
- ビジネスの公開情報ページの「リンクまたは作成」を選択します。
- 「既存ページのリンク」をタップします。
以上で連携は完了です。
※ブラウザから連携できないので、アプリから連携をおこないます。また、Instagramのアカウントをプロアカウントに変更する必要があります。
※Facebookページを連携されるには、Facebookページの管理者である必要があります。
②キャンペーンを作成する
Instagram広告の掲載方法は3つあります。
1.Instagramから直接広告を作成する
プロフィールをプロアカウントに切り替えることで、Instagramのアプリから、フィードやストーリーズに投稿することで宣伝ができるようになります。
2.Facebookページから広告を作成する
FacebookページにInstagramのアカウントをリンクしFacebookページから広告を作成することで、FaceboookとInstagramの両方に広告掲載ができます。
3.広告マネージャを利用して広告を作成する
Instagram広告は、FacebookとInstagramの連携作業をおこなうことで、Facebook広告の「広告マネージャ」で、Instagram広告の作成や管理をすることができます。
Facebook広告は、「キャンペーン」「広告セット」「広告」の3階層で構成されています。
まず始めに、広告マネージャを開き、「キャンペーンの作成」をおこないます。下記の目的から、Instagram広告の目的を選択します。
キャンペーンでは、広告の目的・最適化方法、キャンペーン予算、広告スケジュールを設定していきます。
③広告セットの作成をする
次に、広告セットで広告の予算や掲載期間、広告のターゲット設定をおこないます。
ターゲット設定では、Facebookユーザー情報をもとに非常に精度の高いターゲティング設定ができます。
ターゲット設定についての詳しい詳細は、「Facebook広告(Meta広告)セグメントの種類、詳細ターゲット設定の活用ポイントをご紹介!」をご参考ください。
④広告クリエイティブの作成・設定をする
最後に、「広告の設定」で広告のクリエイティブを入稿していきます。広告として表示させたい画像や動画、テキスト、CTAなどを設定していきます。
入稿が完了したら、設定に問題がないか最終確認をしましょう。
「確認して公開」をクリックすると、すぐに広告の審査ステータスに入ります。
審査は、基本的に申請から24時間以内におこなわれます。しかし、あくまで目安であり、場合によっては24時間以上かかる場合もあります。
Instagramの課金方式とそれぞれの費用相場
課金形態 | 詳細 | 費用相場(目安) |
インプレッション課金(CPM) | 広告が表示された回数に応じて金額が決まる | 約500円~1,000円/1,000回表示 |
クリック課金(CPC) | 広告がクリックされた回数に応じて金額が決まる | 約40円~100円/1クリック |
動画視聴課金(CPV) | 動画の再生数に応じて金額が決まる(15秒以上再生されると1再生となる) | 約4円~7円/1再生 |
アプリインストール課金(CPV) | 広告経由でアプリがインストールされたときに課金される | 約100円~250円/1インストール |
Instagram広告の費用についての詳しい詳細は「Instagram広告の費用は?課金方法や外注費用を徹底解説!」をご参考ください。
Instagram広告で成果を上げるための5つのポイント
ここでは、Instagram広告の成果を最大化するポイントをご紹介します。
- ターゲットを絞りこみすぎない
- コンバージョン数を増やす
- 広告の目的に応じて、適切な最適化メニューを選択する
- ハッシュタグを上手く活用する
- インスタ映えするようなクリエイティブを作る
①ターゲットを絞りこみすぎない
ターゲティング設定で細かく絞りすぎてしまうと、配信量が狭まり、リーチできる範囲も小さくなるのでコンバージョン獲得が難しくなります。
広告のパフォーマンスを高めるためにも、一定のオーディエンス規模を確保し、最適化がきくようにターゲット設定しましょう。
②コンバージョン数を増やす
コンバージョンの発生回数が少ないと、広告のパフォーマンスが伸びないため、広告のパフォーマンスを高めるためには、Facebook広告のアルゴリズムの学習に必要な十分なコンバージョン回数を確保する必要があります。
最適化学習を進めるために、コンバージョンの回数を増やしましょう。
コンバージョン数を増やす方法は、以下の2通りがあります。
- 広告の予算を増やしてコンバージョンを増やす。
- コンバージョンポイントを変更し、コンバージョンを増やす。
③広告の目的に応じて、適切な最適化メニューを選択する
予算やクリエイティブ、ターゲティング設定など、広告の内容が同じでも、「目的」や「最適化」の設定で広告の効果は大きく変化します。
Instagram広告では、広告の目的に応じて、広告の「パフォーマンスの目標」を設定することができます。
例えば、目的が「認知度」の場合、「インプレッション数を最大化」のパフォーマンス目標を設定することによって、インプレション数が伸び、CPMを安く抑えることができます。
インプレッション数を最大化:広告の表示回数を最大限に増やす
一方で、目的が「トラフィック」の場合、「リンクのクリック数の最大化」のパフォーマンス目標を設定すれば、クリック数が伸びCPMが安くなります。
リンクのクリック数の最大化:広告をクリックする可能性が高い利用者に広告が配信される
Instagram広告のパフォーマンスの目標の種類についての詳しい詳細は、「パフォーマンスの目標について」でご確認ください。
④ハッシュタグを上手く活用する
「#:ハッシュタグ」は、通常の投稿だけでなく、Instagram広告においても有効的です。
うまく活用することで、自社の商品やサービスの認知度をアップさせることができます。
ハッシュタグを活用する場合は、投稿数を確認し、自社の商材と関連のあるものを設定することで、効果的な広告運用をすることができます。
また、短時間で認知拡大を目的としたいときは、ハッシュタグを利用したキャンペーンの実施も効果的です。
⑤インスタ映えするようなクリエイティブを作る
Instagram広告では、「インスタ映え」するようなインパクトのあるビジュアルを意識したクリエイティブ作成が重要となってきます。
いくら広告費用をかけても、その広告のクリエイティブ(画像や動画)に魅力がなければ、ユーザーの興味関心を引くことができません。
また、広告の効果を高めるためにも、配信目的やターゲットに適したクリエイティブを作成するように心がけましょう。
Instagram広告って効果ないって本当?
「Instagram広告って効果ないって本当?」と疑問を抱いている方も多いと思いますが、結論から言うと、Instagram広告に効果はあります。
Instagram広告は、日本国内の月間利用者数が約6,600万以上(2023年12月時点)を誇る強大なプラットフォームです。
広告フォーマットが豊富で、精度の高いターゲティングができることから、多くの企業がInstagram広告を活用しています。
そのため、Instagram広告をうまく活用すれば、費用対効果の高い広告運用をすることができます。
しかし、Instagram広告で成果をだすには、適切な運用をしないと効果が感じられません。
効果のでない原因や広告の効果を最大化するポイントなどをしっかり理解し、運用していくことが大切です。
まとめ
今回は、Instagram広告の特徴や種類、出稿の仕方、費用対効果を上げるポイントなどを分かりやすく解説しました。
Instagramは、今現在もアクティブユーザー数が増え続けている人気のSNSです。利用している年齢層が幅広くなってきているため、うまく活用すれば十分な成果を出すことができます。
Instagram広告の出稿をご検討の方は、ぜひこの機会に導入してみてください。
Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部
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