【LINE広告 最新版】入稿規定やバナーサイズ・フォーマット
2022.5.27

LINE広告は、目的に合わせてさまざまな配信方法を選択できます。しかし、配信面に合わせたフォーマットの作成が必要です。この記事では、LINE広告の入稿規定・バナーサイズ・フォーマットなどを、丁寧に解説していきます。初めての方にも分かりやすいように、審査基準や注意点も合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
1.LINE広告の入稿規定一覧
LINE広告は、Webやアプリに遷移させて訴求する場合や、カルーセル形式で配信する場合などによって入稿規定が異なります。広告別の入稿規定は以下のとおりです。
・Web
・アプリ
・カルーセル
2.LINE広告のバナーサイズ一覧
ここからは、入札価格や予算を自由に設定できる、LINE広告の運用型のバナーサイズをご紹介します。
2-1 静止画
静止画は、1200×628px(Card)と1080×1080px(Spuare)の2種類のサイズを用意すれば、全てのフォーマットに対応できます。ただし、トークリストとLINE NEWSに掲載したい場合は、600×400pxのSmall Image広告の入稿も推奨されています。アプリインストール広告の場合も、同様のサイズを利用可能です。
2-2 動画
動画では、16:9(Card)、1:1(Spuare)、9:16(Vertical)の3種類の動画が利用可能です。アプリインストール広告の場合も、同様のサイズが利用可能です。
3.LINE広告のフォーマット
LINE広告には、配信面に応じて5つのクリエイティブがあり、それぞれ使用できるフォーマットが異なります。こちらでは、それぞれのフォーマットと、2019年に追加された友だち追加を促す「友だち追加広告」のフォーマットをご紹介します。
3-1 Card
Cardは、静止画(1200 x 628px)と動画(画面比率16:9)のフォーマットです。以下のように、多くの配信面に対応しています。
3-2 Square
Squareは、静止画(1080 x 1080px)と動画(画面比率1:1)のフォーマットです。Cardと同様、以下のように、多くの配信面に対応しています。
3-3 Vertical
Verticalは、動画専用のフォーマットです。大きく画面表示されるLINE VOOMに対応しています。通常、画面比率は9:16ですが、LINE VOOM上で
は3:4の比率となり、ユーザーが画面をタップすると、9:16の全画面表示に切り替わります。上下が切れて表示されるので、画面下部に字幕などを入れる場合は注意が必要です。
3-4 カルーセル
カルーセルは、1つの広告枠に、スライド式で画像を最大10点まで掲載可能です。複数の商品を訴求したい場合や、ストーリー仕立てで訴求したい場合に向いています。ユーザーの閲覧履歴に基づいて、興味が持たれそうな特定商品を広告表示する「LINE Dynamic Ads」をはじめ、以下のような配信面に、対応可能です。
3-5 Small Image
LINE広告のバナーサイズ一覧でもご紹介しましたが、トークリストとLINE NEWSに掲載したい場合は、600×400pxのSmall Image広告の入稿も推奨されています。
3-6 友だち追加広告
友だち追加広告とは、LINEアプリ内に広告を掲載し、LINE公式アカウントの友だちを集める機能です。テキストやフォーマットは以下のとおりです。クリエイティブはLINE広告と同じサイズなので、画像を流用できます。
4.LINE広告の審査基準
LINE広告の出稿前には、必ず審査が行われます。大きく分けて「広告アカウント」、「広告・クリエイティブ」の2つの観点で審査は実施されます。審査落ちしないために、それぞれの審査基準やポイントを解説するので、参考にしてください。
4-1 広告アカウント審査
広告配信を管理する「広告アカウント」の作成時に行われる審査です。入力間違い、設定条件を満たしていない、広告を利用できない業種・サービスなどの場合は、審査落ちする場合があります。以下の点に注意し、チェックしてみましょう。
・広告主が管理・利用中のベーシックIDまたはプレミアムIDかどうか(認証済アカウントであることが推奨)
・企業や商材の正式名称が設定されており、入力ミスがないか
・関連法規の他に各種業界で定められているガイドラインなどを遵守した商材*1かどうか
・広告出稿できない業種・サービス*2に含まれないか
・広告出稿にあたって規制のある業種・サービス*3に含まれないか
各項目の詳細については、こちらをご覧ください。
*1 LINE for Business【LINE広告】クリエイティブガイドライン|特に注意が必要な業種・商材
*2 LINE for Business【LINE広告】出稿対象外となる業種・サービスについて
*3 LINE for Business【LINE広告】審査の注意点│健康食品、化粧品、医薬品、医薬部外品、医療機器
4-2 広告・クリエイティブ審査
広告・クリエイティブ審査では、訴求する商品及び、クリエイティブと合わせて、遷移先のLPやアプリの審査も含まれます。広告のタイトル・ディスクリプションも、広告審査の対象です。以下の点に注意し、条件をクリアしているかチェックしてみましょう。
・広告主が明示されているか
・ユーザーの誤解を招く表現を含んでいないか
・ユーザーに不快感を与える表現を含んでいないか
・ユーザビリティは確保されているか
・「友だち」の表記方法やLINEロゴの利用方法はロゴガイドライン*に基づいているか
審査基準の詳細、ロゴガイドラインについては、こちらをご覧ください。
5.LINE広告で使用可能な記号
LINE広告では、基本的な文字・記号は使用できます。しかし、原則として、絵文字や機種依存文字は入稿できません。同種の記号を連続して使えない場合や、文法的に誤った位置での使用は、掲載不可になるので注意が必要です。利用可能な記号を下記にまとめたので、参考にしてください。
6.広告作成時の注意点
広告を効果があるものにし、審査に落ちないためにも、広告作成時には、いくつか注意すべきポイントがあります。こちらでは、特に注意したい2つのポイントを解説します。
6-1 テキスト量に注意
画像内テキストは、20%以下に抑えるのがおすすめです。LINE広告では公表していないものの、一般的にテキスト量が多い画像を使用すると、あからさまな広告過ぎて、ユーザーにわずらわしいと思われる傾向があります。画像にテキスト量が多い場合は、配信量が低下したり、配信がまったくされない場合があるので、注意しましょう。
6-2 不快に感じる訴求だと審査落ちしやすい
ユーザーが不快に感じると判断された広告は、審査落ちしやすい傾向があります。例えば、ダイエット商材などは、特定のコンプレックスを露骨に表現するのはNGです。恐怖をあおる表現や、グロテスクな印象を与える画像や動画も良い印象を与えません。商材に関連した画像や表現を使用しつつ、不快に感じさせない配慮が必要です。
7.まとめ
LINE広告の入稿規定・バナーサイズ・フォーマットなどを解説しました。LINE広告は、さまざまな配信方法を選択できる一方で、配信面に合わせたフォーマットの作成が必要です。今回ご紹介した内容を参考に、素敵なクリエイティブを作成してください。出稿前は、審査基準や注意点をクリアしているかどうかを必ず確認しましょう。
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