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2025.8.1

SNS運用管理ツールのおすすめを15選|選び方や運用ポイントも解説

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「SNS運用ツールって種類が多くて、どれが自社に合うかわからない…」

「投稿予約や分析など、欲しい機能で比較したいけど、まとまった情報がない…」

「ツール導入で失敗しないために、選ぶときのポイントや注意点を知りたい!」


このような悩みを抱えていませんか?

本記事では、おすすめのSNS運用管理ツールを厳選して14選ご紹介。さらに、失敗しないための選び方のポイントから、ツールを効果的に活用するための運用ポイントまでを詳しく解説します。

SNS運用の手間を削減し、分析を効率化したい担当者の方は、ぜひご覧ください。

SNS管理ツールとは



SNS管理ツールは、投稿予約や分析、複数アカウントの一元管理などを通じて、企業のSNS運用における手間と時間を大幅に削減し、成果を最大化するための必須ソリューションです。

複数のSNSプラットフォームを個別に運用すると、ログイン・ログアウトの繰り返しや、各プラットフォームの仕様に合わせたコンテンツ作成で膨大な工数がかかります。

例えば、毎日決まった時間に投稿したい場合でも、予約投稿機能を使えば担当者がPCの前にいなくても自動で投稿といったことが可能です。

SNS管理ツールの選び方



最適なSNS管理ツールを選ぶ鍵は、ツールの機能一覧を比較するのではなく、「自社がSNS運用で最も解決したい課題は何か」という目的を明確にすることです。

SNS管理ツールは「運用効率化」「一元管理」「リスク対策」など、それぞれ得意分野が異なります。

最初に目的を定めることで、必要な機能が過不足なく搭載された、コストパフォーマンスの高いツールを選べます。

例えば、投稿作成の時間を短縮したいなら「予約投稿」や「AIによるコンテンツ生成」機能が重要です。

一方、ブランドイメージの毀損を防ぎたいなら「キーワード監視」や「ネガポジ判定」機能が必須となります。

以下の目的別解説を参考に、自社に最適なパートナーとなるツールを見つけましょう。
 

アカウント運用を効率化したい


アカウント運用の効率化を目指すなら、投稿の予約・自動化機能に加え、効果測定を簡略化する分析・レポート機能が充実したツールを選ぶべきです。

SNS運用の工数は、投稿作成だけでなく、投稿後の効果測定やレポート作成にも大きく割かれます。

投稿プロセスと分析レポート生成を自動化できるツールを導入することで、PDCAサイクルを高速で回し、より少ない労力で成果を向上させることが可能になります。

データに基づいた最適なアクションを自動化し、クリエイティブな業務に集中する時間を生み出すための戦略的な選択なのです。

複数のSNSアカウントを一元管理したい


複数のSNSやブランド、店舗アカウントを運用している場合、すべてのプラットフォームを一つの画面で管理できる「統合ダッシュボード」を持つツールが不可欠です。

複数のアカウントを個別に管理すると、各プラットフォームへのログイン・ログアウトが頻繁に発生し、投稿内容の重複や漏れ、コメントの見逃しといったミスを引き起こしやすくなります。

 

SNSにおけるリスク管理を強化したい


SNSでの炎上やブランド毀損リスクを最小限に抑えるためには、特定のキーワードをリアルタイムで監視し、投稿の文脈まで読み取って危険度を判定するソーシャルリスニング機能が必須です。

炎上は、ネガティブな投稿が拡散される前にその兆候を早期発見し、迅速に対応することが鎮静化の鍵となります。

【目的別】おすすめのSNS運用管理ツール



ここでは、具体的な目的別に14のおすすめSNS運用管理ツールを紹介します。

自社の課題と照らし合わせながら、最適なツールを見つけるための参考にしてください。

SNS運用管理ツール14選 目的別比較一覧表


ツール名主な目的主な対応SNS価格帯の目安無料トライアル
Tofu Analytics運用効率化、効果測定X, IG, FB, YT, LINE, TikTok月額¥1万〜要問い合わせ
コムニコ マーケティングスイート運用効率化、チーム運用X, IG, FB, TikTok月額¥5万〜〇 (14日間)
SocialDog運用効率化、フォロワー増X, IG, FB無料プランあり〇 (7日間)
SINIS運用効率化、Instagram特化分析Instagram, X, TikTok無料プランあり
Social Penguin運用効率化Instagram,TikTok要問い合わせ要問い合わせ
Canly一元管理、多店舗向けIG, FB, Googleビジネスプロフィール要問い合わせ要問い合わせ
Statusbrew一元管理、コメント管理X, IG, FB, YT, LINEなど12種以上月額1.45万円〜〇 (7日間)
Social Insight一元管理、総合分析X, IG, FB, YT, LINE, TikTokなど多数要問い合わせ
Zoho Social一元管理、CRM連携X, IG, FB, YT, LinkedInなど多数月額¥1,200〜〇 (15日間)
Hootsuite一元管理、グローバル対応X, IG, FB, YT, LinkedInなど多数要問い合わせ〇 (30日間)
Buffer一元管理、小規模向けX, IG, FB, TikTok, Pinterestなど多数無料プランあり〇 (14日間)
Quid Monitorリスク管理、消費者分析X, IG, FB, YT, TikTok, Webメディア要問い合わせ要問い合わせ
モニタリングDXリスク管理、高精度判定X, ブログ, 掲示板など87媒体月額9.35万円〜要問い合わせ
Beluga大規模キャンペーン、組織運用X, IG, FB要問い合わせ要問い合わせ
Sprinklr統合顧客体験管理(Unified-CXM)30以上のチャネル要問い合わせ要問い合わせ


【アカウント運用を効率化】おすすめのSNS管理ツール5選


日々の投稿作成や分析レポート業務を効率化し、より戦略的な活動に時間を使いたい企業向けのツールです。

1.Tofu Analytics(株式会社misosil)


データ分析に特化し、キャンペーン効果やインフルエンサーの影響力を可視化することで、SNSマーケティングの費用対効果を明確にしたい企業におすすめです。

特にリツイート機能がなく拡散効果が見えにくいInstagramにおいて、独自の技術で2次・3次拡散を分析し、売上への影響を可視化できる点が強みです。

過去データの取得や、必要な機能だけを選んで導入できる柔軟な料金体系も特徴で、月額1万円からと比較的低コストで高度な分析を始められます。

2.コムニコ マーケティングスイート(株式会社コムニコ)


投稿作成から承認、分析、レポート作成まで、SNS運用担当者の日々の業務フロー全体を効率化し、チームでの運用体制を強化したい企業に最適です。

SNS運用のプロであるコムニコ社が、現場の知見を基に開発したツールであり、運用担当者目線の「かゆいところに手が届く」機能が豊富に搭載されています。

3.SocialDog(株式会社SocialDog)


特にX(旧Twitter)のフォロワーを増やし、エンゲージメントを高めるための具体的なアクションを効率的に行いたい企業や個人に強く推奨されます。

予約投稿や分析といった基本機能に加え、特定のキーワードでツイートしたユーザーを抽出してアプローチするなど、フォロワー獲得に直結する機能が充実しています。

4.SINIS(テテマーチ株式会社)


Instagram運用に特化し、アカウントの成長要因や課題を詳細に分析して、再現性の高いグロース戦略を構築したい場合に最も効果的なツールです。

Instagram運用の現場ディレクターが監修しており、フォロワー数の推移やエンゲージメント率の分析、競合比較など、実践的な機能が揃っています。

5.Social Penguin(株式会社スウィーク)

Social Penguinは、AIがインスタグラムの投稿文や画像を自動で作成してくれるSNS運用ツールです。

DMの自動返信や競ా争アカウントの分析、最適なハッシュタグの提案機能も搭載。

キャンペーンの抽選なども自動化でき、日々の投稿作成の手間を大幅に削減することができます。

【複数のアカウントを一元管理】おすすめのSNS管理ツール6選


複数のSNS、ブランド、店舗のアカウントを運営している企業が、運用を一元化し、管理をシンプルにするためのツールです。

1.Canly(株式会社カンリー)


多数の店舗を展開するチェーンストア事業者が、各店舗のSNSアカウントとGoogleビジネスプロフィール、HP情報を一括で管理・運用し、エリアマーケティングを効率化するのに最適なツールです。

店舗ごとの情報発信や口コミ対応、データ分析を本部で一元化できるため、ブランドイメージの統一と運用負荷の軽減を両立できます。
 

2.Statusbrew(Statusbrew株式会社)


複数のSNSチャネルにおける顧客とのコミュニケーション(コメント返信、DM対応)を最重要視し、チームで迅速かつ漏れなく対応したい企業向けの強力な一元管理ツールです。

全てのSNSチャネルのコメント、DM、メンションを一つの受信箱に集約し、チケットとして担当者に割り振ることができます。

不適切なコメントを自動で非表示にする機能で炎上を予防したり、AIが最適な返信文案を提案したりするなど、高度な自動化機能も特徴です。
 

3.Social Insight(株式会社ユーザーローカル)


国内の主要SNSをほぼ網羅し、複数アカウントの一元管理から、大規模なキャンペーンの実施、詳細な口コミ分析まで、オールインワンで対応したい大企業や官公庁におすすめです。

運営会社がビッグデータ分析企業であるため、国内最大級のSNSユーザーデータを活用した高精度な分析が可能です。

4.Zoho Social(ZOHO Japan Corporation)


Zoho CRMなどの既存のZoho製品と連携させ、SNS上での顧客とのやり取りを営業活動やカスタマーサポートにシームレスに繋げたいと考えている企業に最適です。

Zoho CRMとの強力な連携により、SNS上の見込み顧客をCRMにリードとして取り込み、商談化を促進できます。

AIが最適な投稿タイミングを予測する「SmartQ」機能や、詳細な分析レポート機能も充実しており、15日間の無料トライアルでその機能をじっくり試すことができます。
 

5.Hootsuite(Hootsuite社)


世界的に最も広く利用されているSNS管理ツールの一つであり、グローバル基準の機能と安定性を求める企業や、大規模なチームで運用を行う場合に適しています。

長年の実績と信頼性があり、一つのダッシュボードで多数のSNSコンテンツを一元的に、かつ視覚的に管理できる点が評価されています。

6.Buffer(Buffer株式会社)


シンプルな操作性と手頃な価格帯で、個人事業主や中小企業がSNS投稿のスケジューリングを始めたい場合に最適なエントリーツールです。

直感的なインターフェースで、誰でも簡単に投稿の予約や管理ができ、特にコンテンツ管理の効率化に焦点を当てています。
 

【リスク管理】おすすめのSNS管理ツール2選


炎上の早期発見やネガティブな口コミの分析など、企業のブランドイメージを守るための機能に特化したツールです。

1.Quid Monitor(TDSE株式会社)


SNS上の膨大な口コミデータから消費者の本音を抽出し、ブランド評価や商品開発、さらには潜在的なリスクの把握に活用したいデータ分析部門向けの高度なツールです。

X(Twitter)の過去データ(2006年まで)を遡って全量分析できるなど、圧倒的なデータカバレッジを誇ります。

50以上の言語に対応しているため、グローバルな市場調査にも活用できるほか、ネガティブな投稿の急増を検知するアラート機能により、リスク管理にも大きく貢献します。

2.モニタリングDX(シエンプレ株式会社)


炎上の火種となるネガティブな投稿を、AIが文脈や感情を理解して高精度に自動で仕分けることで、目視でのモニタリング業務を極限まで削減したい企業に最適です。

人間の判定に近い96.1%以上という高精度なネガポジ判定が最大の特徴です。

「ひどい(= とても)お気に入り」のような、単語だけでは判断が難しい投稿も文脈からポジティブと判定できる能力を持っています。

【無料・個人向け】おすすめのSNS管理ツール2選


ここでは、高機能ツールの代表例として、本来は企業向けながらSNS運用の最先端を知る上で参考になるツールを紹介します。

1.Beluga(ユニークビジョン株式会社)


大規模なX(旧Twitter)キャンペーンの実施や、複数人での厳格な承認フローが求められる組織運用に特化した、信頼性の高い国産ツールです。

企業のSNS運用を一元管理する「Belugaスタジオ」と、キャンペーンを自動化する「Belugaキャンペーン」の2つのサービスで構成されており、オーガニック運用とプロモーション施策を統合的に管理できます。
 

2.Sprinklr(アルファコム株式会社)


SNS管理に留まらず、顧客からの問い合わせ、広告、マーケティング活動の全てをAIで統合管理する「統合顧客体験管理」を実現したいグローバル企業向けの最高峰プラットフォームです。

30以上のデジタルチャネルを横断して顧客データを一元化し、あらゆる顧客接点で一貫した体験を提供することを目指しています。

個人利用は想定されていませんが、SNS管理の最先端を知る上で参考になります。


企業のおけるSNS運用のポイント


ツールを選ぶ際には、機能だけでなく、自社の運用体制や目的に合っているかという視点が不可欠です。

ここでは、企業がツールを選定する上で特に確認すべき4つのポイントを解説します。

より詳しいSNS運用の戦略については、SNS宣伝の効果とは?各SNSの特徴や宣伝効果を高める方法を徹底解説!も参考にしてください。


1.投稿や運用面での機能


自社の運用体制と目的に合わせ、予約投稿、承認ワークフロー、分析レポート、コメント管理といった基本機能の中から、特に重視する機能を見極めることが重要です。

例えば、担当者が一人で運用しているならシンプルな予約投稿機能で十分ですが、複数人チームで運用し、ブランドイメージを厳格に管理したいなら、多段階の承認フローが必須となります。
 

2.対応可能なSNSの種類


自社が現在注力している、また将来的に展開を考えているSNSプラットフォームに完全に対応しているツールを選ぶことが大前提です。

ツールによって対応するSNSは大きく異なり、Instagramに特化したSINISのような専門ツールもあれば、Social Insightのように国内のほぼ全てのSNSを網羅するツールもあります。


3.一元管理可能なアカウント数


現在管理しているアカウント数だけでなく、将来的な事業拡大(ブランド追加、店舗展開など)を見越して、余裕を持ったアカウント数を管理できるプランを選ぶべきです。

ツールの料金プランは管理可能なアカウント数によって変動することがほとんどです。

Bufferの無料プランは3アカウントまで、SocialDogのBusinessプランは5アカウントから、Canlyは多店舗展開を前提としており多数のアカウント管理に適しています。
 

4.対応言語


チームに海外メンバーがいる場合や、グローバルに事業を展開している場合は、多言語対応のインターフェースとサポート体制を持つツールが必須です。

ツールの管理画面が日本語のみだと、海外の担当者が利用できず、運用が非効率になります。

また、海外で人気のSNSを分析する場合、その言語のネガポジ判定に対応しているかも重要です。

HootsuiteやStatusbrewのような外資系ツールは多言語対応に強い一方、Quid Monitorは50以上の言語の分析に対応しているなど、ツールによって強みが異なります。
 

SNS運用におすすめのプラットフォーム



どのSNSを主戦場にするかによって、選ぶべきツールや運用戦略は変わります。

各プラットフォームの特性を理解しましょう。


1.X(旧Twitter)


リアルタイム性と高い拡散力を活かした情報発信や、顧客とのオープンなコミュニケーション、キャンペーン実施による認知度拡大に最適なプラットフォームです。

リツイート機能により、面白いコンテンツや有益な情報は瞬く間に拡散される可能性があります。
 

2.Facebook


実名登録制による信頼性の高さを活かし、特に30〜50代のビジネス層へのターゲティングや、企業の公式情報発信、BtoBマーケティングに適しています。

ユーザーの役職や業種といった詳細なデータに基づいた高精度なターゲティングが可能です。
 

3.Instagram


ビジュアルを主体としたブランディングやUGCを活用したファンとの共創に最も効果的なプラットフォームです。

写真やリール動画を通じて、商品やサービスの魅力を直感的に伝えることができます。

SINISのような特化型分析ツールで投稿ごとの効果を詳細に分析し、勝ちパターンを見つけることが成功への近道です。


4.Tiktok


ショート動画によるトレンドの創出や、若年層へのリーチに圧倒的な強みを持つプラットフォームです。

エンターテイメント性の高いコンテンツで爆発的な認知を獲得できる可能性があります。

独自のアルゴリズムにより、フォロワーが少なくてもコンテンツ次第で多くのユーザーに表示されるのが特徴です。

StatusbrewやSocial Insightなど、TikTokに対応したツールで投稿管理や分析を行うことが成功の鍵となります。


5.LINE


友達追加してくれたユーザーに対して、直接的かつ確実に情報を届けられるクローズドなコミュニケーションツールであり、顧客のリピート促進やロイヤリティ向上に最適です。

他のSNSと異なり、メッセージの開封率が非常に高いのが特徴です。

一部の管理ツールはLINE公式アカウントの管理にも対応しています。


まとめ


SNS運用管理ツールを選ぶ上で最も大切なのは、自社の目的(効率化、リスク管理など)を明確にし、それを達成できる機能を持つツールを選ぶことです。

本記事で紹介したように、ツールには「コムニコ マーケティングスイート」のような投稿作成の効率化が得意なものや、「モニタリングDX」のようにリスク監視に強いものなど、それぞれに得意分野があります。

多機能さに惑わされず、自社の課題解決に直結する機能かを見極めることが、投資対効果を高める鍵です。まずは無料トライアルで操作性を試し、自社に最適なツールか確かめることを強く推奨します。

SNS運用は、顧客との関係を築きビジネスを成長させる重要な経営活動です。このガイドを参考に、貴社のSNS運用を次のステージへ進める最適なパートナーを見つけてください。


Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部

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