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2024.7.28

2024.10.4

【2024年最新版】Instagram広告のクリック率を計算する方法からクリック率を上げる秘訣までわかりやすく解説

【2024年最新版】Instagram広告のクリック率を計算する方法からクリック率を上げる秘訣までわかりやすく解説

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「Instagram広告をなるべく低価格で出稿するにはどうすればいい?」

「Instagram広告のクリック率を上げる方法はある?」

上記のような悩みを持つ方は少なくないのではないでしょうか。

広告の成果を上げたいからこそ「クリック率」は気になります。

本記事では、Instagram広告のクリック率やクリック率が低い原因とその対策について解説します。

誰にでもわかりやすく解説しているので、是非ご覧ください。

こんなお悩みありませんか?

・Instagram広告を運用したいけど成果が出るか不安
・Instagram広告を配信したいけど方法がわからない
・広告バナーを制作したいけど自社では難しい

【30秒でおさらい】Instagram広告のクリック率とは?

広告が表示された回数に対して、どれだけクリックされたかを示した割合がクリック率です。

広告を出稿するときの、中間目標はクリック率アップになります。

というのも最終的な成果目標は、売上アップや問い合わせ増加などのCV(コンバージョン)ですが、CVにつなげるには、まずは広告をクリックして詳細をみてもらう必要があるからです。

広告成果をあげるには、いくつかの指標をもとに広告を改善する必要があります。

クリック率は、そのうちの1つの指標として重要です。

クリック率が高い広告は、「成果パフォーマンスの高い広告(クリエイティブ)」だと判断できます。

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Instagram広告クリック率の目安は1%

Instagram広告の平均クリック率は、0.5〜1.5%程度です。

ただし、業種によって平均のクリック率は異なります。

また、購入ハードルが高い場合や、興味関心があるユーザー層が少ない場合などは、クリック率は低くなります。

例えば、食品のお試しセット申込みと、住宅やリフォームの資料請求なら、お試しセット申込みの方が、購入ハードルも低く、興味関心があるユーザー層も多いはずです。

Instagramを使用するユーザーの興味関心が集まりやすい広告は、クリックされる可能性も高くなります。

業界別の平均クリック率

業界平均クリック率
通販・Eコマース1.5%~2%
システム・テクノロジー0.3%~0.5%
住宅・不動産0.5%~0.8%
金融・保険0.2%~0.5%
旅行0.8%~1%
ゲーム・アプリ1%~1.8%

広告の良し悪しを判断したいときは、自社の広告配信データからクリック率を算出するのがベストです。

とはいえ、運用初期は1%のクリック率が目安になるでしょう。

1%より低い場合は広告内容の見直しを検討しても良いかもしれません。

Instagram広告のクリック率を確認する方法

クリック率は広告マネージャーにログイン後、管理画面から確認できます。

広告マネージャーでは、クリック率を含めた広告成果データの確認ができます。

クリック率をみたいときは、CTR(Click Through Rate)と記載された列をチェックしてみてください。

また、クリック率は以下の計算式で算出可能です。

CTR(%)=広告クリック数÷表示回数×100

例題をあげて、クリック率を算出してみます。

広告AとBの配信結果

 表示回数クリック数クリック率(CTR)
広告A30,000回320回1.06%
広告B35,000回280回0.8%

表示回数が多い広告Bよりも、クリック数/クリック率が高い広告Aの方が、広告パフォーマンスが高いといえるでしょう。

Instagram広告のクリック率と費用

クリック率が高いと、費用対効果も高くなります。

クリック率が高いと、費用対効果を示す指標の1つであるクリック単価(CPC)が安くなるはずです。

クリック単価とは、1回のクリックを獲得するのにかかった費用です。

クリック単価は、広告費÷クリックされた回数で算出します。

Instagram広告のクリック単価は、50円〜140円だと言われています。

業種や広告内容によっても変動するので、一概には言えませんが目安としてご参照ください。

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Instagram広告のクリック率が低い原因

Instagram広告のクリック率が低い原因は3つ考えられます。

3つの原因

・顧客にーズのズレ
・広告品質の低下
・詳細情報の欠如

それぞれ見ていきましょう。

原因①顧客ニーズのズレ

クリック率が思ったよりも低い場合は、広告内容が顧客ニーズとズレている可能性があります。

特に、Instagramを閲覧中のユーザーは、なんとなくSNSをチェックしているユーザーが多いはずです。

広告を「クリックしてみよう」と思ってもらうためには、顧客ニーズを捉えた広告を作成する必要があります。

顧客ユーザーが、どんな「疑問」や「課題」を抱えているのか、なにを求めているかを考察することです。

例えば、食洗機を買う顧客ニーズを考察したときに、めんどうな家事をやりたくないのか、家事の時間を短縮して自分の時間がほしいのかでは広告内容が異なります。

顧客ニーズと広告内容の関連性は、最初に見直したいポイントです。

原因②広告品質の低下

広告品質が低いと広告のクリック率が下がります。

広告の品質を左右するのは、広告に使用するイメージ素材や広告文などです。

視認性>関連性>有用性>必要性>信頼性の5つの要素で、広告の品質をチェックしてみてください。

広告品質のチェック項目

視認性画像やテキストなどの視認性が確保できているか。
関連性顧客ニーズと関連性が高い広告になっているか。
有用性メリットやベネフィットが伝わる広告になっているか。
必要性重要性や緊急性を訴求する内容を含んでいるか。
信頼性信ぴょう性や、信頼性を確保できる広告になっているか。


上記はあくまで一例ですが、参考になれば幸いです。

広告の品質を向上させながら、ユーザーの興味関心を惹くことが重要です。

原因③詳細情報の欠如

実績や具体的な数値、サポート情報などが欠落しているとクリック率が低くなります。

広告に対して多くの人は「見ない」「信じない」「行動しない」といわれています。

課題を解決するには、ユーザーにとって必要な情報をわかりやすく記載する必要があるでしょう。

例えば、「大人気商品」「好評発売中」よりも、「10万枚即日完売!」「2024年口コミランキング1位」「顧客満足度97%」などの数値を記載します。

より詳細な情報が伝わるので、ユーザーの信頼感を得やすくなるはずです。

「医師監修」「〇〇認定」など権威性や専門性が伝わる情報を記載するのも有効です。

より詳細な情報を明記してみてください。

Instagram広告のクリック率とコンバージョン改善

Instagram広告のクリック率を改善するには、コンバージョンもあわせて考える必要があるでしょう。

コンバージョンとは、広告の最終的な成果です。

クリック率とコンバージョンは相互関係が高い指標です。

クリック率が高くなれば、コンバージョン獲得にもつながります。

反対に、コンバージョンポイント(成果目標地点)が低ければ、クリック率も高くなりやすいです。

Instagram広告でよくあるコンバージョンは、投稿シェアやフォロー獲得・LINE登録・メールアドレス取得・問い合わせ・お試しセット申込み・商品購入などです。

検討ハードルが高かったり、決断をためらうような広告は、クリック数が低下する可能性があります。

Instagram広告運用の無料相談はこちら

Instagram広告にはコンバージョン測定がおすすめ

クリック率もさておき、広告成果にこだわるなら知っておきたいのが[コンバージョン測定]です。

コンバージョン測定を行うと、より詳細なデータを収集できます。

広告パフォーマンスが高い「理由」を理解できたり、効果的な広告運用の施策が打てるようになるでしょう。

ここでは、コンバージョン測定する場合の具体的な手順とデータの確認方法を解説します。

コンバージョン測定について詳しく解説した記事はこちら↓

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コンバージョン測定の手順

Instagram広告でコンバージョン測定を行うには[Metaピクセル]と呼ばれる計測ツールを導入する必要があります。

Metaピクセルとは、ユーザーのアクションを計測するためにWebサイトに設置するコードのことです。

Metaピクセルは、4つの手順で導入できます。

手順

手順①Metaピクセルの作成
手順②Metaピクセルの設置
手順③イベントの作成と設定
手順④イベントコードの設置

詳しくみていきましょう。

※Metaピクセルの設定をはじめる前に、ビジネスマネージャーのアカウントに未登録の方は、こちらより登録してください。

手順①Metaピクセルの作成

Metaビジネスにログイン後、イベントマネージャーを開いて

画面左にある[+データソースをリンク]をクリック


[新しいデータソースをリンクする]からデータを計測するプラットフォームを選択します。

[新しいデータセットを作成]で名前を入力

これでピクセルの作成が完了します。

手順②Metaピクセルの設置

ピクセル作成後、もう一度[イベントマネージャー]を開いて[データソース]をクリック

[ブラウザのアクティビティからWebサイトイベントを収集]の[Metaピクセルを設定]に進みます。

[コードを手動でインストール]を選択して、コードをコピーしてください。

コピーしたピクセルコードを、測定したいWebサイト内全てのページに貼り付けます。

引用:ビジネスヘルプセンター

ヘッダーセクション</head>の文字列のすぐ上に貼り付けてください。
(※参照画像[insert_pixel_code_here]の部分にペースト)

手順③イベントの設定

[新しいピクセルを設定]からイベントを追加します。

[ピクセルコードをインストール]から[イベントコードを追加]します。

遷移先Webサイトの業種を選択してください。

表示されるイベント名で計測したい項目を選択すると完了です。

引用:ビジネスヘルプセンター

手順④イベントコードの設置

[ピクセルコードをインストール]から[イベントコードをコピー]

イベントコードを、Webサイトに貼り付けます。

計測するイベントの項目によって、イベントコードを貼り付けるページは異なります。

例えば、「問い合わせ獲得」のデータを計測するのであれば、問い合わせ申込後に表示されるページに、コードを設置してください。

貼り付け位置は、ヘッダーコードの</head>直前です。

コンバージョンの確認方法

Metaピクセルの設置とイベントの設定が完了したら、コンバージョン測定が開始されます。

測定結果を確認するには、Facebook広告マネージャーにログイン後、画面右上[列:パフォーマンス]から[列をカスタマイズ]をクリック。

[コンバージョン]から測定イベントを選択すると、データの確認が可能です。

Instagram広告のクリック率を上げる!5つのポイント

Instagram広告のクリック率をあげる5つのポイントを紹介します。

ポイント

・訴求力の高い広告メッセージにする

・オファーの魅力を上げる工夫をする

・広告配信面にあわせて構成を組む

・面倒でストレスになる要素を排除する

・広告配信データを分析して活用する

それぞれチェックしてみてください。

訴求力の高い広告メッセージにする

Instagram広告のクリック率を上げるには、ユーザーに響く広告メッセージにする必要があります。

ユーザーに響く広告メッセージを作成するには、顧客ユーザーのニーズ把握が役立ちます。

例えば、品質の良さを伝える場合「故障トラブルなし」「コスパ最強」と伝えるか、「業界最高峰の高性能」と伝えるかでは、顧客ニーズが異なるはずです。

顧客の興味関心やニーズに基づいて、広告メッセージを工夫することでクリック率アップが期待できます。

オファーの魅力を上げる工夫をする

ユーザーが得られるメリットが大きいと、クリック率も高まります。

例えば、Amazonギフト券プレゼントや、無料お試しセット申込みなどは、多くのユーザーにとって魅力的なオファーです。

ただし、購買意欲が低いユーザーが集まってしまうリスクもあります。

プレゼントキャンペーンや、お得なオファーではなく、顧客ステージによってオファー内容を工夫するのがおすすめです。

すでに商品に対して購買意欲が高いユーザーにとっては、30%オフは魅力的なオファーに思えるはず。

一方で、まだ商品についてよく知らない人からすると、30%オフは魅力的ではないかもしれません。

顧客ステージごとに魅力的なオファー内容にする必要がありそうです。

広告配信面にあわせて構成を組む

広告が表示される配信面に合わせて工夫することで、クリック率アップが期待できるでしょう。

Instagram広告が表示される配信面は、4つあります。

4つの配信面のなかでも、特にフィードと発見タブは、広告をクリックしてもらえないと、内容をじっくりみてもらえません。

一方で、ストーリーズとリールは、投稿間にまじって広告が配信されます。

広告から遷移ページにたどり着くまでに必要なクリック数が異なることに注意が必要です。

広告が表示される配信面の特徴を考慮することで、クリック率アップにつながるはずです。

面倒でストレスになる要素を排除する

クリック率を上げるために、ユーザーが面倒に感じる要素を排除します。

インターネット使用時に、ちょっと操作性が悪くてページを閉じた経験がある人は多いはずです。

Instagram広告も同じように、ちょっとでも煩わしく思われるとスキップされる可能性が高くなります。

ストレスになるような要素がないかチェックしてみてください。

広告配信データを分析して活用する

Instagram広告は、定期的に効果検証を行いながら、クリック率を向上させていくのが一般的です。

実際、Instagram広告代理店の実務の大半が、データ分析や効果検証に当てられています。

専門スキルが必要な場面もありますが、[ABテスト]の実施は比較的取り組みやすい施策としておすすめです。

AとBの2パターンを作成してクリック率の良い広告を、採用していきます。

広告配信データを分析して活用すると、広告パフォーマンスの改善が期待できます。

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まとめ

この記事ではInstagram広告のクリック率について解説しました。

Instagram広告は、多くのユーザーに広告を配信できる魅力的なプラットフォームです。

ただし、クリック率向上が成功の鍵を握っています。

クリック率を上げる施策を講じれば、広告にかける費用対効果を高めることも可能です。

本記事で紹介したInstagram広告のクリック率が低くなる原因や、改善するポイントが参考になれば幸いです。

効果的な広告キャンペーン実施に向けて、クリック率アップを目指しましょう。

こんなお悩みありませんか?

・Instagram広告を運用したいけど成果が出るか不安
・Instagram広告を配信したいけど方法がわからない
・広告バナーを制作したいけど自社では難しい

Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部

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