Facebook広告ライブラリで競合調査!使い方や成果を出すための活用方法を徹底解説! - (株)GMSコンサルティング

Facebook広告ライブラリで競合調査!使い方や成果を出すための活用方法を徹底解説!

2022.4.12

自社の広告成果が上がらないときや、競合広告の評判が良いときは、他社の広告を調査・分析したいと考える担当者は多いでしょう。今回は、無料で調査可能な「Facebook広告ライブラリ」をはじめとする、ツールを解説します。実際の使い方や、自社の広告に活かすための方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

 

1.Facebook広告ライブラリとは?

 

Facebook広告ライブラリとは、広告を出稿している他社を、検索・閲覧できる機能です。広告の透明性を高めるために、Facebook社(現:Meta社)が2019年3月から公開を開始しました。検索・閲覧できる広告は、Facebook以外に、InstagramやAudience Networkなど、現在配信中の全ての広告を含みます。配信している企業は、PDCA*を回して出稿されていると予想されるので、成果が出やすい広告と言えます。

 

また、競合がどのような配信をしているかを調査できるのもメリットです。競合と違った視点で、ユーザーに響くようなアピールポイントの作成が可能になり、新たな自社広告を作成できます。

 

*PDCA

Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)のプロセスを繰り返すことで、品質を高めようとする概念

 

 

2.Facebook広告ライブラリで確認できる項目

 

Facebook広告ライブラリでは、広告主のFacebookページと、出稿した広告の詳細を見れます。それぞれ確認できる項目をチェックしてみましょう。

 

 

2-1 広告主が出稿した広告の詳細

 

Facebook広告ライブラリでは、成果以外のほぼ全ての詳細が分かります。確認できるのは、以下の項目です。

 

・広告の掲載開始日

・広告クリエイティブ

・広告の出稿先プラットフォーム

・広告のリンク先

・広告のタイプ(写真広告、動画広告、カルーセル広告、リード獲得広告、ダイナミック広告など)

・広告が表示されたアプリ・サービス

・掲載された広告レイアウト

 

広告に掲載されているCTA(「詳しくはこちら」などのボタン)をクリックすると、設定されているリンク先に飛べます。配信フォーマットも確認できるので、競合のリサーチに大いに役立ちます。

 

 

2-2 広告主のFacebookページ

 

広告主のFacebookページも確認できます。確認できるのは、以下の項目です。

 

・Facebookページの名前

・Facebookページのいいね!数

・Instagramのフォロワー数

・Facebookページの作成日

・ページ名の変更履歴

・ページの管理者や管理者の居住国

・社会問題、選挙または政治に関連する広告での合計消化金額

 

 

3.Facebook広告ライブラリの使い方

 

Facebook広告ライブラリの使い方や、目当ての広告が見つけられない場合の対処法を解説します。

 

 

3-1 広告ライブラリにへアクセス

 

Facebook広告ライブラリは、Facebookアカウントを持っていなくても利用可能です。ただし、「広告の報告」や「成人向けコンテンツ」の表示には、アカウントおよびログインが必要です。

 

まずは、Facebook広告ライブラリにアクセスします。「社会問題、選挙または政治関連」「すべてを検索」の2つのカテゴリーがあるので、「社会問題、選挙または政治関連」以外の広告も検索したい場合は、「すべてを検索」をチェックします。

 

 

3-2 検索欄にキーワードを入力して検索

 

検索窓に、広告主の企業名や団体名などを入力します。該当広告が一覧で表示されるので、目的の広告をクリックして詳細をチェックしましょう。一覧表示された広告は、フィルターで「国」「インプレッション時期」「プラットフォーム」で絞り込めます。

 

 

3-3 目当ての広告が見つけられない場合 

 

目当ての広告を検索しても、うまく探し出せないケースがあります。広告は、Facebookページからも検索可能です。以下の手順で進んでいくと、Facebook広告ライブラリでの確認も可能です。

 

1:Facebookで探している広告を出稿している広告主のFacebookページを開く

2:広告主のFacebookページにある「ページの透明性」からすべてを見るをクリック

3:ポップアップされた画面をスクロールし、「広告ライブラリに移動」をクリック

 

 

4.成果を出すための活用方法

 

自社広告の成果を出すために、Facebook広告ライブラリを活用する2つのコツを解説します。

 

 

4-1 競合の配信媒体を確認

 

Facebook広告ライブラリでは、競合がどのようなクリエイティブを、どこに掲載しているかを研究できます。Facebook広告は、Facebook、Instagram、Audience Networkに出稿可能です。

 

Audience Networkとは、Facebookが提携しているメディア、ゲーム、教育、エンターテイメント、スポーツ、ライフスタイルなどを扱う、さまざまなアドネットワークを指します。競合が配信媒体によって、広告テキストや内容を変えていることが確認できたら、「どのような違いを付けて効果を得ているのか」を予測するのに役立ちます。

 

 

4-2 競合の掲載期間を調べる

 

広告掲載期間の絞り込みも可能です。過去「7日間」「30日間」「90日間」のパターンで検索できます。例えば、競合が「90日間」の長期間で広告を掲載していた場合、「コンバージョンが見込めるので長期掲載している」と仮説が立てられ、一定の効果が出ていると予測できます。

 

Facebook広告ライブラリは、クリエイティブの参考以外にも、掲載期間による広告効果を調査・分析できる便利なサイトです。

 

 

5.活用する際の注意点

 

Facebook広告ライブラリは、競合の広告調査に便利なツールですが、いくつか注意が必要です。特に注意したい3点を解説します。

 

 

5-1 掲載終了後は見られなくなる

 

Facebook広告ライブラリは、現在配信中の広告のみ閲覧できます。掲載が終了した広告には確認できません。ただし、社会問題などに関する広告は例外です。広告掲載日から7年分の「アクティブ」、「非アクティブ」両方の広告の結果が確認できます。もし、競合のリサーチをする場合は、掲載が終了しても見られるように、バックアップを取っておくのがおすすめです。

 

 

5-2 成人向けの広告の閲覧はアカウントへのログインが必要

 

アルコール飲料やギャンブルなど、年齢制限のある広告は、Facebookにログインしていないユーザーや、未成年ユーザーに対して表示されません。広告ジャンルによっては、アカウントのログインが必要になることもあるので、注意が必要です。

 

 

5-3 実際の広告と異なる場合がある

 

クーポン付きの広告は、クーポンが無効化されており、クリックできないように設定されています。実際の広告レイアウトの表示と異なる場合があるので、クーポン付きの広告はFacebook広告ライブラリからではなく、広告主のFacebookページをチェックしましょう。

 

 

6.その他のクリエイティブ検索ツール

 

Facebook広告ライブラリ以外にも、競合の広告をチェックできる検索ツールがいくつかあるので、3点ご紹介します。

 

 

6-1 TikTokビジネスクリエイティブセンター

 

TikTok(ティックトック)は、150の国と地域で配信され、全世界で30億ダウンロードを達成したアプリです。2018年からは、広告配信できるようになっています。TikTokビジネスクリエイティブセンターでは、「地域」「業種」「キャンペーン目標」などの条件を指定すると、人気の広告クリエイティブを確認できます。

 

 

6-2 Youtube広告まとめサイト「動画広告研究所」

 

Youtube広告まとめサイト「動画広告研究所」は、2020年1月にオープンした広告まとめサイトです。性別毎に分類された主な広告を、ジャンルから選択して閲覧できます。また、さまざまなタグが準備されており、タグからの検索も可能です。時間や具体的な商品など、120種類以上のタグが準備されています。

 

 

6-3 バナーデザインアーカイブ

 

インターネット上に存在する、さまざまなバナーが収集されたサイトです。2,000種類以上のバナーデザインから、「色」「サイズ」「業種」を指定して検索できます。更新は、2017年で止まっていますが、過去の広告の歴史や傾向を検索可能です。実際のデザインやサイズ感を掴む参考になるでしょう。

 

 

7.まとめ

 

自社広告を初めて作成するときや、広告の成果が上がらないときは、競合他社の動向が気になる担当者も多いでしょう。広告は出稿先も幅広く、費用対効果も考えなければなりません。成果を上げている競合を調査・分析することで、自社の成果を上げられます。

 

この記事では、Facebook広告ライブラリを中心に、いくつかのツールをご紹介しました。競合のクリエイティブ・配信先・配信期間などを参考にし、自社の広告運用に役立ててみましょう。

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