Facebook広告とは?始める前に知りたい費用や効果などを徹底解説! - (株)GMSコンサルティング

Facebook広告とは?始める前に知りたい費用や効果などを徹底解説!

2022.2.14

Facebook広告で何ができるのか、利用することで、どのようなメリットが得られるのかを知りたいという人のために、Facebook広告の種類や特徴をはじめ、費用・配信方法などを解説します。Facebook広告に向いている企業や商材、広告の効果を出す方法についても紹介しています。Facebook広告を導入しているが成果が伸びないという場合にも、きっと参考になるでしょう。

 

 

1.Facebookの特徴

 

FacebookやInstagramは、世界中に多くのユーザーを持つSNSです。それぞれの特徴やユーザー数について解説します。

 

 

1-1 Facebook

 

 

Facebookとは、カリフォルニア州に拠点を置くアメリカのMeta Platforms, Inc.(旧Facebook、 Inc)が提供しているSNSで、FBと略して書かれることもあります。匿名で利用できるSNSが多いなか、実名性での登録を推し進めているので、リアルでの知り合いが基本となっており、信頼性が高いSNSといえるでしょう。

 

総務省の「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」*によると、Facebookは前年と比較すると、40代及び60代を除く各年代で減少しています。10代の利用率は各年代の中で最も低い19%です。しかし、全年代では31.9%が利用しており、最も利用者が多い年代は30代の48.0%となっています。

 

 

 

*出典:総務省情報通信政策研究所「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

 

 

1-2 Instagram

 

 

 

Instagramとは、2010年10月にリリースされたSNSで、写真や動画を共有することでコミュニケーションを楽しむアプリです。総務省の「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」*によると、Instagramは、平成27年の調査開始以降、一貫して利用率が増加し続けているSNSです。年代別では、10代から30代まではいずれも50%以上の利用率を誇っており、10代の利用率が69.0%で最も高くなっています。また、10代、30代、50代では、LINEに次いで高い利用率となっています。

 

*出典:総務省情報通信政策研究所「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

 

 

2.Facebook広告の種類

 

Facebook広告のフォーマットは「画像」「動画」「カルーセル」「コレクション」があります。広告の目的や内容を踏まえて使い分ける必要があるので、それぞれの特徴について解説します。

 

 

2-1 写真広告

 

写真広告は、人々をウェブサイトに誘導したい、広告を手短に作成したい、製品の認知度を高めたいなどの目的があるときにおすすめです。手持ちの写真や広告用に撮影した商品写真などを広告のクリエイティブとして使用できます。写真にテキストを添えて投稿するのが一般的です。

 

Facebookでは、写真広告の効果を高めるために、テキストを少なめにすることを推奨しています。その理由として、見る人の目が1つのものに向けられるため、焦点を1つに絞って高画質な画像で気が散らないようにするため、ということが挙げられます。また、「Facebook広告ガイド」*において、デザインやテキストの推奨事項や技術要件を以下のとおりとしています。

 

デザインの推奨事項

・ファイルタイプ:JPGまたはPNG

・アスペクト比:1.91:1~1:1

・解像度:1,080×1,080ピクセル以上

 

テキストの推奨事項

・メインテキスト:125文字以内

・見出し:40文字以内

・説明:30文字以内

 

技術要件

・最大ファイルサイズ:30MB

・最小幅:600ピクセル

・最小高さ:600ピクセル

・アスペクト比の許容誤差:3%

 

*出典:Meta for Business「Facebook広告ガイド」

 

 

2-2 動画広告

 

動画広告では、動画を使って製品・サービス・ブランドを紹介できます。製品やサービス、ブランドを新しい方法で紹介したい、関心を一瞬で引きつけたい、1つに絞ったメッセージを伝えたいなどの目的があるときにおすすめです。動画広告は、Facebook、Instagram、Messenger、Audience Networkといった複数の配置に表示され、使用できる動画の長さは配置によって異なります。配置ごとの動画の長さ*は以下のとおりです。

 

 

*出典:Meta for Business「配置ごとの動画の長さの要件」

 

 

2-3 カルーセル広告

 

カルーセル広告は、1つの広告に複数のクリエイティブ(画像や動画)を最大10件使用することが可能で、 それぞれに別のリンクを付けられます。1つの広告枠で複数の商品を紹介し、それぞれの商品ページにリンクを貼りたい、製品・サービス・プロモーションを多角的に見せたい、ストーリーや製造プロセスを時系列で紹介したいなどの目的があるときにおすすめです。各カードのパフォーマンスに基づいて、カルーセル画像の順番を最適化するようにFacebookに任せることもできます。

 

 

2-4 コレクション広告

 

コレクション広告は、カバー画像(メインの大きな画像)と、その下に複数の小さい製品画像がグリッド状のレイアウトで表示される広告フォーマットです。「Facebookニュースフィード」「Instagramフィード」「Instagramストーリーズ」など、複数の配置に配信できます。ユーザーが画像をタップするとフルスクリーンで表示される仕組みです。

 

ビジュアル中心の没入感の高いコンテンツで利用者を引きつけ、スマートフォンから商品やサービスを簡単に発見、閲覧、購入まで誘導できます。ユーザーに商品を発見してもらう喜びを与えたい、動画または画像と関連商品を組み合わせて利用者を引きつけたいときにおすすめです。コレクション広告は、「インスタントストアフロント」「インスタントライフスタイルカタログ」「インスタント顧客獲得」などのテンプレートを使用できます。

 

 

3.Facebook広告のメリット

 

Facebook広告で得られるメリットはとても多くあります。中でも代表的な4つのメリットについてご紹介します。

 

 

3-1 ターゲティングの精度が高い

 

Facebookが他のSNSや広告媒体と大きく異なる点は、実名を基本とした正確なデータベースによるターゲティング精度の高さです。匿名のサービスに比べて利用者情報の信頼性があります。Facebookでは、性別・年齢・職業・住所などの個人情報を細かく登録することができ、Facebook広告を配信するときには、ユーザーの個人情報を含むデータベースの利用が可能です。細かな設定が利用できるので、他媒体に比べて精度の高いターゲティングが利用可能になります。

例えば、「東京在住の30代男性で車に興味がある人」など、ピンポイントなターゲティングが可能です。

 

 

3-2 アクティブユーザー数が多い

 

Facebookの特徴でも解説したとおり、Facebookは全年代で31.9%、Instagramは10代から30代まではいずれも50%以上の利用率を誇るSNSなので、多くのユーザーへのリーチが可能となります。

 

SNS広告では、SNS登録会員の中でも日常的に、もしくは活発的に利用しているアクティブユーザー数が重要となります。Facebookのアクティブユーザー数は下降気味ではありますが、Instagramのアクティブユーザーは2019年3月時点で、国内の月間アクティブアカウント数が3,300万を突破*1しています。国内で最も勢い良く成長しているSNSといっても過言ではないでしょう。アクティブユーザー数が多いSNSはセッションも高いので、広告効果は抜群です。

 

総務省の調査*2によると、全年代の主なメディアの利用時間のうち、ネットの利用時間は平日・土日ともに平均150分を超えています。多くの人が1日に150分以上も目にする媒体に広告を出すことは、宣伝効果も高いといえるでしょう。

 

*出典:Meta「Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破」

*出典:総務省情報通信政策研究所「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

 

 

3-3 配信面が豊富

 

Facebook広告はFacebookのみならず、Instagram、Messenger、Audience Networkにも配置できます。それぞれの配置面は以下のとおりです。豊富な配信面のみならず、それぞれのユーザーに合った広告配信が可能です。さらに、Facebook広告の種類でもご紹介しましたが、広告のフォーマットが・画像・動画・カルーセル・コレクションなど多彩になっているので、目的によって最適な広告を選択することができます。

 

 

4.Facebook広告のデメリット

 

Facebook広告のみならず、どのようなSNSの広告媒体にもデメリットはあります。Facebook広告においてどのような点がデメリットになるのか、チェックしてみましょう。

 

 

4-1 ユーザーが限定されている

 

Facebook広告の配信対象は、主にFacebookやInstagramユーザーに限られます。つまり、FacebookやInstagramユーザーにしか訴求できないということです。FacebookやInstagramに登録していない人、または登録しているものの日常的には見ない人には訴求することができません。幅広い年齢層で、多くの人が日常的に見るGoogle広告やYahoo広告などに比べると、配信できるターゲットが限定され、リーチも広げにくいという特徴があります。

 

 

4-2 広告の運用に手間がかかる

 

どの広告でも短期間で大きな成果を上げることは難しいものです。ある程度の期間の運用を見込んでおかなければなりません。特にFacebook広告は、詳細なターゲット設定が可能である分、広告出稿と効果検証のサイクルをより多く行う必要があります。一定の効果を得るためには、運用に手間が掛かることを認識しておくことが必要です。

 

 

4-3 仕様変更が多い

 

Facebook広告では、仕様変更を頻繁に行います。操作画面のレイアウトなどが変わることもあり、その度に新たな仕様に合わせた広告を出稿するなど、柔軟に対応しなければなりません。ソーシャルメディアの広告運用に慣れていない場合や広告の配信スケジュールに余裕がない場合は、負担になります。

 

 

5.配信の仕組み(オークション)

 

Facebookは、広告主の広告を適切なユーザーへ適切なタイミングで表示させようと動きます。そのため、Facebookの広告配信システムは、広告オークションと機械学習を使用して、広告をいつどこで誰に表示するかを決定します。次にご紹介するいくつかのプロセスが連携して、広告主とユーザー双方にとっての価値が最大限に高められます。まずは、配信の仕組みについて確認しておきましょう。

 

 

5-1 関連度の高い広告を配信する

 

Facebook広告では、広告がユーザーに表示されるときには必ず広告オークションを実施しており、Facebookが提供するアプリ全体で毎日数十億ものオークションが行われています。

 

広告主は、広告作成時にターゲットオーディエンスを設定し、広告を表示したいターゲットをFacebookに伝えるので、1人のユーザーが複数のターゲットオーディエンスに分類されることが想定されます。

例えば、ある広告主がマラソン好きの男性をターゲットに設定し、別の広告主が東京に住む全てのランナーをターゲットに設定するとしましょう。このような場合、同じ人(東京に住むマラソン好きの男性)が、両方の広告主のターゲットオーディエンスに含まれる可能性があります。

 

あるユーザーに広告を表示する機会がある場合、そのユーザーが含まれるオーディエンスをターゲットに設定した全ての広告が、オークションで競い合うことになるという訳です。オークションでは、全体的な価値が最も高い広告が落札されて、広告配信されます。全体的な価値は主に以下の3つの要素で判断されます。

 

全体的な価値=入札単価×推定アクション率+広告品質

 

ユーザーによりマッチした関連度の高い広告を表示できるように、広告オークションでは各広告とユーザーとの関連度の予測を考慮します。つまり、関連度の高い広告は、広告オークションをより低い単価で落札できるという訳です。関連度の予測では、ユーザーが広告の品質を高いと思って、広告主の期待するアクションを実行する可能性がどのくらいあるのかを推定します。広告関連度診断を使用すると、掲載した広告とリーチしたオーディエンスの関連度を把握できるという仕組みです。

 

 

5-2 パフォーマンスを最適化する

 

Facebookでは、全ての広告主に対して最小単価で目標を達成してもらいたいと考えているため、配信システムで機械学習を使用して広告パフォーマンスの向上を図っています。広告が表示される度に、配信システムの関連度予測の精度が増し、広告の表示回数が多くなるほど、配信システムは最適化イベントの単価を最小にするのに最適な広告の表示先、タイミング、表示相手を適切に決定できるようになります。

 

さらに、Facebookでは、配信システムがより柔軟に、より低いコンバージョン単価を見つけることを可能にするため、自動配置と幅広いオーディエンスを使用することを推奨しています。

 

 

6.ターゲティングの種類

 

Facebookはビジネスシーンやオフィシャルなシーンで活用されていることが多いのに対し、Instagramは趣味やプライベートで活用されているケースが多く、利用傾向や利用者層には大きな差があります。どちらにも大きなビジネスチャンスが眠っていますが、ターゲティングの種類や設定方法が分からないという人も多いでしょう。ターゲティングの種類についてご紹介するので、参考にしてください。

 

 

6-1 コアオーディエンス

 

コアオーディエンスは、年齢や性別などの利用データ、位置情報、興味・関心などをもとに構成されています。また、投稿内容やフォロワーなど、Facebook、Instagram内での行動傾向を条件にターゲット層を指定できるターゲティング方法です。コアオーディエンスを形成するデータの詳細は以下のとおりです。

 

 

コアオーディエンスでは、上記を掛け合わせたオーディエンスに配信することが可能です。掛け合わせ設定には、AもしくはBのいずれかの条件に一致する「OR設定」、AとBの両方の条件に一致する「AND設定」、特定の条件に属するユーザーを除く「除外による絞り込み」があります。広告主は、掛け合わせの設定を活用することによって、より効果的なターゲティングが可能になります。

 

 

6-2 カスタムオーディエンス

 

カスタムオーディエンスは、広告主の持つ顧客データかFacebookアカウントのデータをもとに、既に交流を持っているユーザーに再度リーチできるターゲティング方法です。ターゲティング可能な条件は以下のとおりです。

 

 

6-3 類似オーディエンス

 

類似オーディエンスとは、作成したカスタムオーディエンスに類似する新しいオーディエンスに配信できるターゲティング方法です。ターゲティング精度は1〜10%までで設定可能で、無駄な配信を防ぎながらターゲットを拡大できます。割合の数値が低いほど、より類似度が高い少数のユーザーにターゲティングすることが可能です。例えば、自社の顧客リストや自社のFacebookページフォロワーの潜在ユーザーにアプローチできるようになります。ソースオーディエンスが100人以上から類似オーディエンスを作成できます。

 

 

7.Facebook広告の課金方式

 

オークションに勝利し、広告が配信されると料金が発生します。Facebook広告では、キャンペーンの目的によって適用される課金方式が異なります。メイン課金方式であるインプレッション課金とクリック課金について解説します。

 

 

7-1 インプレッション課金

 

インプレッション課金は、CPM(Cost Per Mille)とも呼ばれます。広告が1,000回表示されるごとに、オークション形式で決定した料金が課金される仕組みです。CPMが100円の場合、1,000回広告が表示されると費用は100円になります。インプレッション課金のメリットは、「いいね」やWebサイトへのアクセスなどのアクションが発生しても課金されず、認知拡大に効果的である点です。ただし、クリックされなくても表示回数によって料金が発生してしまいます。コンバージョンに繋がりにくいという点は、デメリットといえるでしょう。

 

 

7-2 クリック課金

 

クリック課金はCPC(Cost Per Click)とも呼ばれます。広告がクリックされるごとに、オークション形式で決定した料金が課金される仕組みです。例えばCPCが100円の場合、10回クリックされると費用は1,000円になります。どれだけ表示されても、クリックされない限り課金されないという点はメリットですが、関連性の低いユーザーからクリックされた場合や誤クリックの場合であっても課金されてしまう点がデメリットといえます。Facebook広告の各キャンペーンの課金方式は以下のとおりです。

 

 

ThruPlayは、動画が最後まで再生された場合にのみ料金が発生します。15秒より長い動画の場合、動画が15秒以上再生された場合に料金が発生します。

 

 

8.広告アカウントの作成方法

 

実際にFacebook広告を始めるためには、広告アカウントを準備する必要があります。手順は以下の4ステップが必要です。

 

 

8-1 Facebook個人アカウントを作成する

 

Facebookの個人アカウントを持っていない場合は、アカウントの作成から行います。Facebookの「新規アカウントを作成」のページで、氏名・携帯番号またはメールアドレス・パスワード・誕生日・性別などの必要情報を登録することで簡単に作成できます。PC・スマートフォン、ブラウザ・アプリのいずれからでも作成可能です。既にアカウントを持っている場合は、アカウントにログインします。

 

 

8-2 Facebookページを作成する

 

広告を配信したいビジネスのFacebookページがない場合は、ページの作成が必要です。ページの管理者となる人が自分のFacebookアカウントを作り、Facebookページを開設します。個人アカウントのメニューから「ページ」タブに入り、「新しいページを作成」を選択すると作成画面が表示されます。ページ名・カテゴリ・詳細説明を入力するとFacebookページが作成でき、連絡先やプロフィール画像を追加すれば完了です。

 

 

8-3 Facebookビジネスマネージャアカウントを作成する

 

Facebookビジネスマネージャとは、複数の広告アカウントやFacebookページを管理し、権限を持つ複数人で利用できる無料ツールです。ビジネスマネージャを利用することで、精度の高い広告配信やレポート機能を使った効果分析、ビジネス管理者や支払い方法の管理などが一括で行えます。

 

複数広告のアカウントが必要、担当者それぞれに権限を割り当てる必要がある、ビジネスレベルのインサイトやレポートが必要という場合は、ぜひ活用しましょう。ビジネスマネージャアカウントを作成するには、個人用のFacebookアカウントが必要です。ビジネスマネージャのアカウントの作成は、1個人アカウントにつき2つまでとなっています。

 

 

8-4 広告アカウントを作成する

 

Facebookビジネスマネージャアカウントを取得したら、広告アカウントを作成します。広告アカウントを作成・追加するには、ビジネスマネージャの管理者かつ広告アカウントの所有者であることが必要です。1つの広告アカウントに紐づけできるのは、1つのビジネスマネージャのみなので注意しましょう。

別のビジネスマネージャが所有する広告アカウントは追加できません。別のビジネスが所有する広告アカウントで作業する必要がある場合は、アクセスをリクエストしてアクセス許可を付与してもらう必要があります。また、ビジネスマネージャで作成した広告アカウントを、ビジネスマネージャを所有していない個人の所有者に移行することはできません。

 

 

9.Facebook広告に向いている企業・商材

 

Facebook広告には、向いている企業・商材があります。ここでは広告効果が現れやすい企業や商材の3つの特徴についてご紹介します。

 

 

9-1 コンバージョンのハードルが低い

 

Facebook広告は、FacebookやInstagramの登録ユーザーにしかリーチができないため、商品やブランドの認知獲得や安い商品、無料体験、特典付きなど、最終的な成果ともいえるコンバーションのハードルが低い商材が向いています。安価な商品の品数が多いECサイト、セミナーやイベントの集客などは、Facebook広告に合う商材といえるでしょう。アクティブユーザーが多いので、多くのターゲット層に広告を届け、潜在層の認知獲得やコンバーションが期待できます。Facebook広告は数百円からの低予算で手軽に始められるという点もメリットです。PRや広告にあまり費用を掛けられない企業や商材にも向いています。

 

 

9-2 写真映えする商品

 

「インスタ映え」という言葉が多くの人に認知されているように、Instagramでは写真や動画でインパクトを与えるクリエイティブが効果的です。写真映えする商品やおしゃれなブランドイメージ動画で、商品やブランドの認知度の拡大や好感度を上げることができます。Instagramは、若い世代の利用が多いため、アパレルや化粧品などと相性が良いという傾向があります。細かいターゲティングが可能なので、Facebook広告でもターゲットが魅力的に感じるような写真や動画を掲載すれば効果は期待できるでしょう。

 

 

9-3 ターゲットのボリュームがある

 

Facebook広告はユーザーの母数が大きいので、ターゲット層が広い企業や商材が向いています。ただし、ユーザー層と売りたい商品がマッチしていないと効果は出ません。広告効果を高めるためにも、ある程度はターゲットを絞る必要があります。

Facebook広告は、さまざまな角度でターゲットを絞り、広告主が求める適切なユーザーに配信することが可能です。ターゲットが絞れるという特徴を最大限活用し、商材を求めるユーザーや認知を広めたい層へ適切に広告配信しましょう。

 

 

10.Facebook広告に向いていない企業・商材

 

FacebookやInstagramを利用するユーザーは、検索広告と違って能動的に商材を求めている顕在層がほとんど居ないといって良いでしょう。高額な商品や十分な母数を獲得したい企業や商材は向いていません。また、Facebook広告には一定の審査基準があります。審査を通過するために確認しておきたいのが、Facebookの広告のポリシーです。広告を掲載するのに制限がある商材や配信できない商材もあるので、事前に必ずチェックしておきましょう。

 

 

10-1制限がある商材

 

Facebookでは、宣伝禁止とまではいかないものの、宣伝内容・表現に制限が必要な14のコンテンツが以下のとおり設定されています。広告ポリシーの基準が守られていない場合は、禁止コンテンツと同様に広告出稿が承認されないため注意が必要です。

 

Facebook広告の制限コンテンツ

1:アルコール

2:デート

3:オンラインギャンブルおよびオンラインゲーム

4:オンライン薬局の宣伝

5:市販薬の宣伝

6:購読サービス

7:金融商品や金融サービスと保険商品や保険サービス

8:ブランドコンテンツ

9:社会問題、選挙、または政治に関する広告、社会問題、選挙、または政治に関する広告の免責情報

10:暗号通貨に関連する商品やサービス

11:薬物およびアルコール依存症の治療

12:美容処置とウェルネス

13:ソーシャルカジノゲーム

14:処方薬の宣伝

 

 

10-2 配信できない商材

 

Facebookでは、以下のとおり配信できない禁止コンテンツがあります。該当する商材は、広告出稿の承認がされません。せっかく広告を制作したのに、禁止コンテンツに該当するために掲載できなかったという事態にならないように、事前に禁止コンテンツを確認しておくことが大切です。

 

Facebook広告の禁止コンテンツ

1:コミュニティ規定違反

2:違法な製品やサービス

3:差別的な行為

4:タバコおよび関連製品

5:危険な物質

6:武器、弾薬、爆発物

7:成人向けの商品やサービス

8:成人向けコンテンツ

9:第三者の権利侵害

11:個人的特質

12:偽情報

13:賛否両論のコンテンツ

14:機能しないランディングページ

15:不正行為および詐欺行為

16:文法と不適切な言葉

17:存在しない機能

18:個人の健康

19:給料日ローン、給料前のキャッシング、保釈保証サービス

20:マルチ商法

21:ペニーオークション

22:誤解を招くような主張

23:低品質または邪魔なコンテンツ

24:スパイウェア、マルウェア

25:許容されないビジネス慣行

26:システムの回避

27:禁止されている金融商品や金融サービス

28:人体の一部の販売

29:反ワクチン運動

30:扇動的なコンテンツ

31:軍国主義的な社会運動、暴力を誘発する陰謀ネットワーク

 

制限コンテンツ・禁止コンテンツについて詳細を知りたいという場合は、Facebookの広告ポリシーをご覧ください。

 

引用:Facebook 広告ポリシー

 

 

11.Facebook広告の効果を出す方法

 

Facebook広告の効果を上げるためには、いくつかのコツがあります。成果を上げるためにできる3つのポイントをご紹介するので、初心者はもちろん、広告の成果が上がらないという場合も参考にしてください。

 

 

11-1オーディエンスを複数設定する

 

オーディエンスは初めから多めに用意しておきましょう。広告効果が悪ければ、オーディエンスを使用している広告セットを止めれば良いだけです。オーディエンスを複数準備しておくと、あまり成果が出なかったときに、すぐに代わりのオーディエンスに切り替えることができます。

 

また、類似したターゲットは成果の判断がしにくいため、複数設定するときにオーディエンスのターゲットを被らせないこともコツになります。広告効果の検証をできるようにするため、自社アカウント内で競合を作らないため、広告を無駄にしないためという点においても、類似したターゲットを作らないようにするのがポイントです。

 

 

11-2 クリエイティブを複数作成する

 

Facebook広告では、1広告セットの中に画像クリエイティブを最大6枚まで登録できます。登録した画像は、全てFacebookが独自アルゴリズムによって効果を判定します。パフォーマンスの高い広告に予算を集中してくれるので、複数の画像を登録して比較運用しながら、より効果が高いものを見つけていきましょう。

 

同じ画像でも、テキストを変えるだけで反応に違いが見られるケースがあります。比較的効果の高い画像が分かれば、同じ画像で複数のキャッチコピーを試して画像とテキストのより良い組み合わせを見つけましょう。結果を見ながら、クリエイティブの改良を重ねていくと成果は上がっていきます。

 

Facebook広告にはA/Bテストがあるので、活用するのもおすすめです。テストしたい1つの変数だけを変え、他の条件を揃えたキャンペーンをいくつか作成します。重複しないように無作為に振り分けたターゲット層にそれぞれ配信して、結果を比較する仕組みです。広告に変更を加えたときに測定したい場合や、2つの広告を比較したい場合におすすめです。

 

 

11-3 コンバージョンポイントの確認

 

Facebook広告で成果が得られないときは、コンバージョンポイントに問題があるケースが頻繁に見受けられます。例えば、コンバージョンポイントが単価の高い「高級時計の購入」などの場合、コンバージョンしにくいので、なかなか広告の成果を得られません。Facebook広告では、コンバージョンで獲得した件数に応じて配信を自動調整する機能もあります。しかし、件数が少なすぎる場合は、自動で調整する機能がうまく活用できません。コンバージョンポイントが高いと判断された場合は、「高級時計パンフレットの請求」など、ハードルを低く設定すると成果に繋がりやすいでしょう。

 

 

12.まとめ

 

Facebook広告は、Facebookをはじめ、Instagram、Messenger、Audience Networkの4つの掲載先へ配信できます。中でもInstagramは、10代・30代・50代では、LINEに次いで高い利用率で、国内アクティブユーザー率も高く、広告効果の高さは図り知れません。

今回解説した、Facebook広告の種類、配信の仕組み、宣伝効果を出す方法などを参考に、広告のメリットを活かした配信を行ってください。広告の成果が現れない場合は、コンバージョンポイントを見直し、オーディエンスやクリエイティブの設定を工夫するなど、広告効果の検証を行い、改善点を見つけてみましょう。

この記事のURLをコピーする

ディスプレイ広告