2023.6.27
2024.5.16
YDNを代理店に依頼する際の手数料相場・サービス範囲から代理店を選ぶ際のポイントを徹底解説!
サービスを詳しく知りたい方はこちら
数あるディスプレイ広告の中でも、大手検索サイトYahoo! JAPAN上に掲載されるYDNについて紹介していきます。
YDNとは何か、代理店に依頼する際の手数料相場・サービス範囲から選ぶ際のポイントまで、こちらを読めばすべてが明らかになります!
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YDNとは
YDNはヤフー株式会社が提供するディスプレイ広告を指しており、Yahoo!の運営サイトや提携サイトに表示されます。
Yahoo! JAPANやヤフオクなどを開くと、サイト上に画像を使ったバーナーが表示されるのがYDNです。
健康食品や車、スマホの新機種、映画など、サイトによっても異なり、タイミングによって表示される商品やサービスも異なります。
YDNは自社がターゲットにしたいユーザーやサイトに合わせて掲載方法を選べるようになっています。
またユーザーの興味関心と広告に関連性があるとき表示する、インタレストマッチもそうです。
サイトで検索した時に、自分が気になっていたり過去に検索した商材などが広告で表示された経験があるのではないでしょうか。
これは自社サイトを訪れたことのあるユーザーに対して、依頼主の商材やサービスから興味を引くものを選んで表示するターゲティングと呼ばれるスタイルです。
また、近年はモバイルからの閲覧が多くなっているので、モバイルに広告を表示も可能です。
ターゲットに適した広告を出せるので、リスティングとYDNは同じでは?と思われるかもしれませんが配信面が異なりますので別物です。。
YDNは、Yahoo!提携サイトの広告枠に出稿しますが、リスティング広告の場合、検索エンジン上に表示がされます。
Yahoo!の提携パートナーを見ると、普段から気軽に立ち寄れるサイトがズラリと並んでいます。
特にYahoo!ニュースを利用している人も多いために、非常に有効的な媒体であり、潜在ユーザーを意識して広告を配信していきます。
YDNの課金形態
大きなディスプレイを使ったYDNは、高い宣伝効果が期待できるWebマーケティングの1つです。
広告目的に合わせて課金形態を選べますので、その特徴を掴みましょう。
クリック課金型
広告に興味があるユーザーが、クリックすれば課金される仕組みになります。
広告はランダムに表示され、サービスや商材に関心が高いユーザーのみがクリックしますのでコストの無駄を抑えながら高い効果が得られます。
クリック課金型に単価はオークションで決定されるために、高額入札の方が広告回数が多い
イメージがありますが実情はそうでもありません。
配信は単価以外にも、広告内容やランク、トレンドやユーザーの関心度などを総合評価し品質が高いと表示されます。
広告とキーワードの関連性や広告文にキーワードが含まれているか、LPの見やすさや使いやすいかなどが評価されて決まります。
品質スコアを向上させたい場合には、このあたりの要素を見直すとよいでしょう。
クリック課金型広告は予算や配信期限を変更できるので、成果が出ない場合には、一旦広告の配信を停止できます。
その間に、CV(コンバージョン)数やPV数を計測し、ターゲティングを見直して広告内容の見直しや方向性を変更することも可能です。
クリック課金型は、広告キャンペーンごとに1日の上限金額が設定できますので、予想以上にクリック回数が増えても予算オーバーになることはありません。
設定金額を超えた場合には、自動的に広告配信を停止されるのでLPへの誘導やサービスの成約目的とした広告向けです。
インプレッション課金型
インプレッション課金は、クリック課金とは違い広告が表示された回数ごとに課金されるシステムです。
ディスプレイ広告をはじめとして、SNS・動画広告で採用されており、広告が1000回表示されるごとに課金されます。
自社のサービスや新商材をアピールしたい、知名度が低いので多くの人の周知を得たい時におすすめの広告方法です。
知名度はあっても、期間限定のキャンペーンを行いたいなど、目標(KPI)を達成したい時に利用すれば効果を発揮します。
インプレッション課金型広告は、クリック率が常に高くなければ単価が低くなり、コスパが悪くなってしまいます。
クリック率が下がってきたら、バナー広告のデザイン変更などを検討したり、一時的にクリック課金型へ変更しLPへの誘導などで盛り返すようにしましょう。
YDNの運用代行を広告代理店に依頼するメリット
YDNを利用するには、Yahoo!JAPANビジネスID取得が必須です。
その後に運用できますが、自社のサービスにマッチした広告の選び方や運用について
不安がある人もいるでしょう。
ここでは、YDNの運用代行広告代理店に依頼するメリットを解説いたします。
メリットは見やすくした方がいいためこちらに、簡単に表にまとめた方がいいと思います。
YDNの運用代行を広告代理店に依頼するメリット1.正規代理店によるサポート
YDNには認定パートナー制度があり、正規広告代理店に依頼した場合には独自の運用サポートやコンサルを受けることができます。
広告の運用には、基礎知識はもちろんですが管理画面の使い方や入稿作業などの細かい運用方法を学ぶ必要があります。
広告代理店には培ったノウハウがありますし、さまざまな業種の広告を運用してきました。
YDNでも、効果試算が算出できるツールが用意されていますが、必ずしも試算通りに運用できるとは限りません。
Web広告は進化していますし、YDNでは新機能も随時追加されていきますので、専任の運用担当者や運用チームがないと効果的な運用を継続できません。
YDN認定パートナーである正規広告代理店にしか利用できない機能もありますし、開示されない情報もあるでしょう。
広告代理店に依頼すれば、自社で運用するよりも早く対応することができ、成果に繋がる広告を確実に作りあげられます。
YDNの運用代行を広告代理店に依頼するメリット2.定期的なPDCAサイクルの確認
広告代理店に依頼する場合、基本的に1ヶ月ごとに運用レポートを作成し報告してくれます。
運用状況がわかりやすく、効果はどうして出たのか、もしくは出なかった理由についてが記載され、改善点や変更内容、予算など細かくチェックできるようになっています。
自分たちで新しく資料を作成するなど、細かなプロセスが必要ありませんので、属人的な作業を解消し、作業効率が高く安定した広告運用ができます。
YDNの運用代行を広告代理店に依頼するメリット3.最新の傾向を取り入れた広告配信
WEB広告の配信技術は日々進化しており、目標を達成できるよう効率的なシステムへ改善されています。
新しい配信方法を使えば、ユーザーの視点も変化するので多くの人がサービスを利用したりするようになるでしょう。
しかし、ユーザーも常に新しい情報を取り入れていますので、興味や関心の対象に変化があります。
このように、最新システムを導入するだけでなく、ユーザーが今後どんな物に興味を持つのかなどの情報収集は欠かせません。
効果的な広告運用を継続するのであれば、業務を遂行しながらトレンド情報を収集し最新知識も学び続ける必要があります。
広告代理店は、最新知識はもちろんトレンド収集も得意としていますので、YDN運用に先行して利用もできます。
YDNの運用代行を広告代理店に依頼するメリット4.複数の広告媒体を組み合わせた効果的な広告配信
YDN以外にもディスプレイ広告やWeb広告媒体はありますので、自社のコンセプトやサービス、商材に合わせて最適な媒体を選ぶべきです。
Webマーケティングを行う多くの企業では、Web広告以外の方法でアピールし相乗効果を狙っています。
なぜなら、Web広告の効果は結果が出るまでに時間がかかることが特徴として挙げられるからです。
その間にも運用費用はかかりますので、企業によっては効果がハッキリ出ない広告に費用を使うのはコスパが悪いと考えるかも知れません。
Webマーケティングに即効性はありませんが、自社の弱点や強み、ユーザー満足度や期待度などをデータ解析できます。
目に見えてわかりやすく、改善点も導きやすいので、他の集客方法と組み合わせた相乗効果を狙っていけるはずです。
Web広告はWebマーケティングを行う多くの企業が取り入れていますが、Web広告以外の方法を取り入れて、相乗効果を狙うという手もあります。
広告代理店のノウハウや力量によって、期待以上の効果が期待できるでしょう。
YDNの運用代行を広告代理店に依頼するメリット5.社内リソースの効率化
広告運用は専門性が求められると同時に実作業が多くなります。
社内で運用するには人件費がかかりますし、人材育成にも時間がかかるでしょう。
担当者がいたとしても、人材育成と実作業、運用状況のチェックを同時に行うのが難しいことです。
代理店に広告運用をアウトソーシングすることで、社員の負担が減るので業務効率の面でも効率的と言えます。
YDNの運用代行を広告代理店に依頼するデメリット
広告代理店に依頼することで、たくさんのメリットが得られますが、デメリットはないのでしょうか。
YDNの運用代行を広告代理店に依頼するデメリット1.ノウハウが蓄積されにくい
YDNを自社の担当者が運用すれば、最先端の広告運用技術に関するノウハウを学ぶことができるので、あらゆる分野で活用できるようになります。
一方、広告代理店にすべてを任せてしまうと、ノウハウは蓄積しにくくなりますが、自主的に学ぶことはできます。
継続しての運用を検討しているのであれば、毎月提出されるレポートから運用ノウハウを分析し、広告の仕組みや運用方針を独学で勉強すればいいのです。
ただし、担当者のスキルが上がることで、余分な仕事で運用できなくなることに不満を持ってしまい離職してしまう可能性もあります。
ノウハウが蓄積されにくいことをデメリットと取らずに、広告代理店の仕事を見ることで社員の士気が上がるような環境作りをしましょう。
コミュニケーションを綿密に取り役割分担をしていけば、YDNは広告代理店に一任し、その他を自社で運用しコスト面でも効率化を図れます。
YDNの運用代行を広告代理店に依頼するデメリット2.手数料が発生する
自社でYDN運用すれば発生する広告費用のみです。
広告代理店に依頼することで、広告費にプラス約20%程度の手数料が発生すると言われています。
これだけ聞けば、手数料までかかるのはどうなのかと憤慨する人もいるかもしれません。
多くの広告代理店では、テーブル制度といって金額で手数料を固定しコストを抑えています。
この手数料とは、YDNの運用を代行しておこなう料金です。
広告費というのは、企業などが「このような企画や商材・サービスを宣伝したい」という要求に答えて、デザインを考えたり企画をして動かすためにYDNに支払う料金です。
既存のコンテンツを利用する場合、使用料金を支払うわけですから、広告費、手数料合わせたものが広告代理店の収益になるわけではありません。
自社でやれば、必要なのは広告費だけにはなりますが、社員の負担が増えるので他の業務効率が悪くなり生産性が低くなります。
広告代理店に依頼すれば、予算の無駄遣いが発生しなくなり、追加施策などもおきません。
長期的な運用を考えると、デメリットに感じることは自社のメリットへ繋がっていくのです。
YDNの運用代行を広告代理店に依頼するデメリット3.打ち合わせや連絡などのコストがかかる
効果的な運用を継続する場合には、綿密な打ち合わせを繰り返すことが大切です。
打ち合わせや連絡で時間が取られてしまい、他の仕事に支障が出るのではないだろうかと心配になる人もいるでしょう。
ですが、自社でやるにしても人員確保ができなければ、同じように業務に支障が出てしまいます。
打ち合わせは、情報交換やノウハウを身につけるチャンスです。
担当者同士でコミュニケーションをしっかり取り続けていれば、ためになる話や勉強になる話も聞けるでしょう。
YDNを代理店に依頼する際の手数料相場とサービス範囲
YDN運用を代理店に代行してもらうと、手数料はどれくらいになるのでしょうか。
また、サービスの範囲にも差があるのかを解説します。
こちらの下にもサービスの金額範囲内で簡単に表にまとめた方がいいと思います。
YDNを代理店に依頼する際の手数料相場とサービス範囲1.月10万円以下のサービス範囲
YDNの場合には、Google・Yahoo!・GDNが同時に使えて広告配信の操作代行をしてもらえます。
Googleの場合には、検索結果画面に広告文・商品情報を検索結果に表示したり、GDNでは情報サイトやアプリにディスプレイ広告、YouTubeなど動画内に表示があります。
モバイルアプリ インストール広告も含まれるので、より多くの媒体が使えるのがメリットです。
広告配信以外では、運用配信レポートを作成し効果を明確に把握できるようにします。
これを元に、数値が変化した原因を調べ、翌月以降の運用に活かせるように改善策を考えられます。
Web広告運用が初めてで少額な予算で始めたい、テストを兼ねて部分的な運用を代行をして欲しいのであれば、このプランから始めてみましょう。
YDNを代理店に依頼する際の手数料相場とサービス範囲2.月20~30万円のサービス範囲
広告媒体の配信の操作代行やレポートの作成に加えて、運用コンサルティングがプラスされます。
従来、公告を出したい企業を、メディアとつなぐ役割を担ってたのが広告代理店です。
依頼者の希望にマッチしたメディアを選択し、サービスや商材をターゲットに周知してもらうのが仕事でした。
商材やサービスのプロモーションをするのが広告代理店の役割でしたが、近年ではビジネス全体を支える業務にも力を発揮するようになっています。
Web広告の場合には、マーケティングプランナーやアートディレクター、コピーライターなどがチームとなって効果的な広告をどのように制作するのかをアドバイスします。
自社サービスや商材の認知度が低いけれど、少なからず興味がある潜在的なユーザーにアピールし収益アップに繋げられます。
自社でYDN運用したいと検討しているが、ノウハウがないので不安がある企業や、運用効果が得られずに困っている・人材不足で有効な公告が出せていない企業におすすめのプランです。
YDNを代理店に依頼する際の手数料相場とサービス範囲3.月50万円以上のサービス範囲
サービス範囲としては従来の広告媒体に加えてSNSを利用した広告にも運用代行を依頼するといった流れが一般的です。
とくにSNS広告の場合、配信先によって利用者の年齢や性別にばらつきがあり、ターゲットを絞り込むのが大変です。
広告代理店に依頼すれば、長年の経験や事例からデータとして割り出し効果的に公告を配置します。
YDNを含む広告媒体の操作代行の配信のレポート作成は当然ですが、コンサルティングにて改善案の提案、広告作成や改善までをサポートしてくれます。
具体的にどのような内容かを見てみましょう。
プランニング
広告主から目的や要望をヒアリングし、最終的なKPI(重要業績評価指標)を設定します。
どのようにすれば実現できるのか、綿密な話し合いを重ねて広告内容を決めたら、出稿先(YDN・Google・Yahoo!・GDN)やプラン、スケジュール調整をして広告戦略を決めていきます。
広告媒体の運用管理
各広告媒体にアカウントを開設し、作成したWeb広告の入稿から運用代行までを管理します。
効果を出すには、より多くのユーザーの目に止まる必要がありますので、随時調整が行われ
データ分析したレポートが提出されます。
このレポートを元に改善施策が提案されるので、自社の意見とすり合わせながら作りなおしていきます。
SNS運用代行
画像解析、動画マーケティングに対応している代理店では、LP制作から動画広告なども依頼できます。
SNSの企業アカウントは企業内で行われることが多いのですが、専門知識が必要な運用ですので代行を依頼した方が効率的でしょう。
このSNS代行は非常に便利ですが、アカウントの共有や権利譲渡が発生しないので、構成方法や運用ノウハウに関しては企業側とシェアされません。
契約が切れると同時に、アカウントは消されてしまいますので、継続的に依頼する前提で運用をしてもらうのか、社内でSNS運用チームを作ることになります。
Web広告は、自社のサービスや商材を多くの人に周知してもらうだけでなく、魅力を感じてもらうのが目的です。
拡散性があり、より多くの人の目に止まるような施策が必要になりますが、仕組みや利用者の特性を理解していないと成果に繋げるのは難しくなります。
だからこそ、プロ=広告代理店に運用代行を依頼するのが好ましいのです。
YDNを担う広告代理店を上手に選ぶポイント
ここからは、自社にぴったりの広告代理店を選ぶポイントについて、ご案内していきます。
YDNを担う広告代理店を上手に選ぶポイント1.担当者のスキル
広告代理店担当者は、クライアントの希望に合わせて広告媒体を紹介し、運用サポートのために担当者を引き合わせてくれます。
運用の流れや方法、どのような担当者が希望の公告を制作するのか、料金の内訳などの詳細を丁寧に説明してくれる担当者かをチェックします。
また、小さな疑問にも親身になって答えてくれたり、疑問や質問にはしっかり答えてくれるなど人間性もチェックしましょう。
YDNを担う広告代理店を上手に選ぶポイント2.広告運用の実績
運用するだけであれば、自社の社員でチームを作ればいいだけですが、成果がでなければ予算を使って運用する意味がありません。
自社のサービスには、どのような広告媒体が適しているのかをデータから解析し、効果を最大限引き出すスキルが必要です。
広告運用実績はもちろんですが、目に見える実績があるのか、効果が出ている広告代理店を選びましょう。
特に、自社の運営に近い、サービスや商材が似ている企業で高い実績があるかを調べましょう。
同じようなものを扱った実績があれば、理解も深くスキルもあるので運用効果が期待できます。
また、担当者とのヒアリングで、信頼できる担当者がいるかスキルの高い技術者が揃っているかをチェックしましょう。
YDNを担う広告代理店を上手に選ぶポイント3.他媒体との組み合わせ運用が可能か
YDNはYahoo!JAPANのディスプレイ広告ですが、これ以外の媒体と組み合わせて運用することで大きな成果を得られます。
YDNのパートナー代理店なので、Yahoo!JAPANだけに強いのではなく、その他の媒体と組み合わせた運用が可能なところがいいでしょう。
特にディスプレイ広告と相性のよい、映像や動画などのクリエイティブ制作のスキルがあり、SNSなどを組み合わせた運用実績があるか、得意にしているかもチェックしてくださ
い。
まとめ
今回の記事ではYDNを代理店に依頼するメリット・デメリット、選び方について開設いたしました。
YDNの母体であるYahoo!JAPANは、Googleと並ぶ大手市場ですので、Web広告を出したい企業も多く扱う代理店も増えています。
どんな広告代理店を選ぶか、今回の記事を参考にして自社のコンセプトや方針に寄り添ってくれるか、積極的に施策を出してくれるかなどで決めるといいでしょう。
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Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部
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