YDN運用代行のメリット・デメリットや代理店を選ぶポイントを徹底解説! - (株)GMSコンサルティング

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2023.10.1

2024.3.30

YDN運用代行のメリット・デメリットや代理店を選ぶポイントを徹底解説!

<strong>YDN運用代行のメリット・デメリットや代理店を選ぶポイントを徹底解説!</strong>

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ネットの急速な普及により、宣伝広告においてweb広告は重要なものとなりました。
しかし、web広告を出すには専門的な知識が必要なため、自社内で運用の全てをカバーするのが難しい場合があります。
そこで有効なのが、YDNの運用を広告代理店に代行依頼する方法です。
ここでは、運用代行を利用するメリットやデメリット、また代理店の選び方について説明していきます。

ネットの急速な普及により、宣伝広告においてweb広告は重要なものとなりました。

しかし、web広告を出すには専門的な知識が必要なため、自社内で運用の全てをカバーするのが難しい場合があります。

そこで有効なのが、YDNの運用を広告代理店に代行依頼する方法です。

ここでは、運用代行を利用するメリットやデメリット、また代理店の選び方について説明していきます。

 

 

YDAとは

 

 

YDAとは、Yahoo!JAPANのディスプレイ広告です。

Yahoo!JAPANが運営するサービスサイトや、提携しているパートナーサイトに表示されます。

検索画面に表示されるリスティング広告に対し、サイト内の広告内に表示されるのがYDAの特徴です。

かつては「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク」と「Yahoo!プレミアム広告」の2種類がありましたが、2021年にサービスが終了し、YDAに統合されました。

予約型と運用型の2種類があり、予約型は広告枠や時間帯を購入し指定のページに広告を表示する広告形式です。

代理店経由でのみ配信が可能となっており、予約型契約締結広告主のみが利用できるのに対し、運用型は比較的小規模の予算で配信ができる広告形態となっています。

 

 

YDAとYahoo!検索広告との違い

 

 

 

Yahoo!広告には、YDAとYahoo!検索広告(リスティング広告)があります。

リスティング広告は検索キーワードに応じてYahoo!の検索画面に表示される広告で、テキストのみとなっていますが、YDAでは画像や動画も表示が可能です。

また、CPCにも大きな違いがあり、リスティング広告はキーワードによって変動するためにビッグキーワードだと単価が1,000円以上となってしまうケースもあります。

YDAもクリック課金性なのですが、リスティング広告に比べCPCが低い傾向があり、数円〜数十円程度で運用が可能です。

 

 

YDAで広告配信を行うメリット

 

 

 

YDAを利用するに当たって、どのようなメリットがあるのかが気になるポイントです。

ここでは、YDAを利用する3つのメリットについて紹介していきます。

 

 

メリット1.潜在層にアプローチできる

これからアプローチできそうな潜在顧客には、「自分の顕在ニーズを把握している人」と「自分の顕在ニーズを把握できていない人」の2タイプがあります。

リスティング広告では、自ら検索して情報を探す「自分の顕在ニーズを把握している人」に向けたアプローチが可能です。

一方で「自分の顕在ニーズを把握していない人」は情報を探す手段がないため、リスティング広告でのアプローチはできず、ディスプレイ広告が大きな効果を発揮します。

ユーザーがYahoo!などの特定サイトを閲覧している最中に広告が表示されるため、ユーザー自らが気づいていないニーズを顕著化します。

 

 

メリット2.広告費を安く抑えられる

リスティング広告とディスプレイ広告を比較すると、ディスプレイ広告の方がより広告費を安く抑えられます。

リスティング広告は、検索キーワードを先に設定しておくため、競合の多いビッグキーワードでは入札単価が高騰します。

キーワードによっては、1クリックが1,000円以上となる場合もあるのです。

これに対しディスプレイ広告は、ターゲティング設定での変化はありますが、1クリックが数円〜数十円ほどの価格が入札単価の目安となっています。

課金システムは、クリックすることにより課金される形態のため、クリック単価が安いのはメリットといえるでしょう。

 

 

メリット3.広告の種類が豊富

リスティング広告において、使用可能な広告の種類はテキスト広告だけです。

たとえ検索エンジンの目立つ場所に表示されるとはいえ、広告のタイトルと概要文しか表示されないため、情報のアピール量が少ないといえるでしょう。

一方で、ディスプレイ広告は、テキストだけではなく画像や動画も活用が可能です。

テキストよりも商品やサービスを視覚的にアピールでき、ユーザーの印象にも残りやすくなり、活用方法によっては大きな効果が期待できます。

 

 

YDAの料金体系

 

 

 

YDAの料金体系は、クリック課金制です。

1回のクリックごとに、料金が発生する仕組みとなっています。

予算に応じた金額を事前に入金しておき、1クリックごとに予算を消化していくシステムです。

クリック数が多い場合には、1日あたりの予算をオーバーしてしまう場合もありますが、請求額の上限は1日の予算の120%までと決まっています。

広告が表示されただけでは料金が発生しないのがクリック課金制であり、Facebookなどのように「1,000回表示されたら課金」とするインプレッション課金の仕組みはありません。

 

 

YDNの運用代行を広告代理店に依頼するメリット

 

 

 

YDNを利用したいけれど、運用の方法がわからない方が多いのも事実です。

YDNの運用代行は、広告代理店に依頼できます。

ところで、YDNの運用を広告代理店に依頼するメリットとは、どのようなものなのでしょうか?

ここでは、5つのメリットについてまとめます。

 

 

YDNの運用代行を広告代理店に依頼するメリット1.正規代理店によるサポート

Yahoo!広告には、「Yahoo!マーケティングソリューションパートナー」と名付けられた制度が設けられています。

この制度における「認定パートナー」は、Yahoo!JAPANが定めた独自の審査を通過した代理店のみが認定されるものです。

Yahoo!広告が公認する正規代理店に運用代行を依頼した場合は、運用サポートやコンサルティングが受けられます。

この運用サポートとコンサルティングは、Yahoo!広告に対して豊富な実績と蓄積されたノウハウに基づくものです。

 

 

YDNの運用代行を広告代理店に依頼するメリット2.定期的なPDCAサイクルの確認

広告代理店は運用結果をレポートにまとめ、最低でも月に1回の頻度で報告を行います。

レポートに記載されるのは、効果が出たソースと出なかったソース、広告素材の改善に関する具体策や予算配分の検討など多岐に渡るものです。

広告運用で「継続的な改善」を行うには、データを分析して課題を発見して改善策を検討するのが必須ですが、自社でこのプロセスを実施するにはかなり手間がかかります。

代理店に運用代行を依頼すれば、手間をかけずに運用全般の改善が図られ、定期的なプロセス実施が可能です。

 

 

YDNの運用代行を広告代理店に依頼するメリット3.最新の傾向を取り入れた広告配信

全てのネット広告は日々アップデートされており、広告に触れるユーザーの心理や興味なども常に変化しています。

広告配信において成果を出すためには、継続的な改善が欠かせません。

しかし、代理店に依頼せずに最新のトレンドを調査し、広告運用するのはかなりの労力がかかります。

代理店への運用依頼により、最新のトレンドを反映した広告運用の実現が可能です。

 

 

YDNの運用代行を広告代理店に依頼するメリット4.複数の広告媒体を組み合わせた効果的な広告配信

一般的には、多くの代理店が複数の広告媒体を扱っており、それぞれに得意な運用方法を熟知しているため複数の媒体を合わせた効果的な広告運用で相乗効果を生み出せます。

また、YDN広告以外の効果的な広告手段の提案も期待できます。

 

 

YDNの運用代行を広告代理店に依頼するメリット5.社内リソースの効率化

広告運用業務は広告入稿作業などの実作業も多く、専門性が求められます。

そのため、特定の人しか行えず、多くの時間と労力を要する業務と言えるでしょう。

事業会社内で雇用するのは人件費が必要であり、社内で育成するにも時間がかかってしまいます。

しかし、代理店への広告運用のアウトソーシングによって実作業を代理店に依頼でき、万一成果が未達成であった場合でもいつでも契約を解除できます。

リスクヘッジをしながら、必要な業務負荷を削減できるのです。

広告運用の実作業を代理店へ依頼し、運用予算の配分を社内で判断する方が業務効率においても効果的と言えるでしょう。

 

 

YDNの運用代行を広告代理店に依頼するデメリット

 

 

 

YDNの運用には、専門的なスキルが必要です。

高いパフォーマンスの実現を目指し、運用代行を広告代理店に依頼するメリットは、大きいと言えます。

依頼に際しては、メリットがある一方でデメリットがあるのも理解しておかなければなりません。

運用を外部にアウトソーシングすると、「ノウハウが蓄積できない」「費用がかかる」「連絡などの手間」などのデメリットが発生する場合があります。

ここでは、依頼によって発生するデメリットについて説明します。

 

 

YDNの運用代行を広告代理店に依頼するデメリット1.ノウハウが蓄積されにくい

YDNを自社で運用すると、時間とコストがかかりますが、広告運用に関するノウハウの蓄積ができます。

ノウハウの蓄積は、その先のサービス展開や商品開発にも重要な要素です。

競合他社よりも良い広告効果を出すためには、蓄積されたノウハウの活用が欠かせません。

しかし、運用部分だけを広告代理店に依頼すると、ノウハウの蓄積が難しくなってしまう恐れがあります。

ノウハウの蓄積が難しくなるデメリットに対処するには、広告効果のレポートの作成や分析作業などを自社で自主的に実施するのが大切です。

自社分析のレポートと、代理店作成のレポートを見比べてみると良いでしょう。

自社でレポートを作成すれば、代理店との話し合いも建設的に行え、代理店が持っているノウハウも吸収しやすくなります。

 

 

YDNの運用代行を広告代理店に依頼するデメリット2.手数料が発生する

YDNを運用する際には、当然ながら広告配信費用が発生します。

自社で運用した場合にはこの配信費用だけですが、代理店に依頼した場合には、広告費にプラスして手数料が必要になります。

手数料の相場は、広告費のおよそ20%程度となっており、代理店に依頼する際の経費は大きくなってしまうのがデメリットです。

ただし、実際のところ自社で運用する場合にかかる経費は配信費用のみではなく、社内で広告運用を行う担当者をアサインする必要が生じます。

広告を運用するには専門性が必要なため、相応の人件費が必要になります。

さらに、一度決めた給与は変更が難しく、広告運用をストップした際に問題が生じてしまう可能性も否定できません。

代理店に運用を代行しておけば、もし広告運用をやめる場合にもすぐにコストカットが可能です。

広告配信業務をアウトソーシングするメリットもあるといえるでしょう。

 

 

YDNの運用代行を広告代理店に依頼するデメリット3.打ち合わせや連絡などのコストがかかる

YDN広告は、自社のサービスや商品を宣伝するものです。

外部の広告代理店に依頼するならば、その商品や会社の理念、そして伝えたい情報などをしっかりと共有する必要があります。

また、広告のイメージや予算など、方向性を統合しなければいけません。

社内で行う場合には、商品に関する内容や社内に関することをある程度把握した上で進められますが、社外の場合には十分な情報の共有が大切です。

また、細部の調整などをする際にも、その都度アポイントを取らなければなりません。

打ち合わせの時間や、連絡にもコストがかかってしまいます。

しかし、より良い広告の展開と運用には欠かせないため、代理店に依頼する場合には綿密なやり取りを行いましょう。

 

 

YDNの運用代行を広告代理店に依頼する際の費用

 

 

 

YDNの運用を代理店に依頼する際には、自社運用よりも費用が増加します。

YDNの運用には広告費、そして代理店に依頼する場合には広告費に加えて手数料も必要です。

また、併せて初期費用が発生する場合があるので注意しましょう。

費用相場としては、手数料が利用した広告費の20%が必要で、広告費は広告主の予算によって変動します。

手数料の相場は20%程度ですが、相場よりも安い料率や料金で行う代理店もあります。

初期費用を必要としていない代理店や5万円程度が必要な代理店もあるため、しっかりと事前リサーチを行いましょう。

 

 

失敗しないYDNの運用代行代理店の選び方

 

 

 

数多くの代理店が、YDNの運用代行を利用しています。

どの代理店に依頼すればいいのか、迷ってしまうケースもあるのではないでしょうか。

自社の商材やサービス、そして希望する広告の制作ができるのかなど、代理店選びにはいくつかの大切なポイントがあります。

ここでは、失敗しないYDN運用代理店の選び方について説明していきます。

 

 

失敗しないYDNの運用代行代理店の選び方1.業界・商材での運用実績があるか

YDNを公開する「Yahoo!JAPAN」は、国内において有数のユーザー数を誇るポータルサイトです。

Yahoo!広告を活用すれば、幅広いユーザーへ情報を届けられます。

しかし、ただ広告を公開するだけでは意味がないために、しっかりとニーズのあるユーザーに届けるのが大切です。

効果的にニーズの高いユーザーに届けるためには、同じ業界や近い商材で運用実績のある代理店を探すと良いでしょう。

業界や商材に対しての理解度が高い代理店であれば、最適な広告の種類の提案や適切なキーワードの選定が可能であり、より良い施策が期待できます。

代理店によっては、運用実績をWebサイトに公開しているところもありますが、実際に具体的な施策などをヒアリングするのが大切です。

どのような課題をどのようにクリアしたかなども確認しましょう。

 

 

失敗しないYDNの運用代行代理店の選び方2.媒体からの認定があるか

YDNの運用代行代理店を選ぶ際には、媒体からの認定の有無もチェックしましょう。

Yahoo!JAPANは、Yahoo!広告を総合的に活用して優秀な実績を持った代理店に対して、「セールスパートナー」認定を行っています。

セールスパートナーは「★(星)」で示されており、一定の売上基準を持った代理店には最大で7つの★が付与される制度です。

さらに、広告運用や動画広告・マーケットグロース・広告審査認定といった4種類の広告領域ごとに実績を満たした代理店に与えられる称号が、「認定パートナー」です。

セールスパートナーや認定パートナーは、Yahoo!広告運用代行においての代理店の実力の目安となっています。

さらに、Yahoo!JAPANではセールスパートナー限定で最新情報を提供しており、市場動向にマッチした最新の提案を行えます。

 

 

失敗しないYDNの運用代行代理店の選び方3.クリエイティブ制作が可能か

YDNでは、広告内容が重要です。

動画や画像など、クリエイティブ制作が必須のため、代理店を選ぶ際にはクリエイティブ制作が可能かどうかを確認しなければいけません。

ユーザーへ強くメッセージを伝えるためには、クリエイティブの質が肝心なため、プロのスキルが必須です。

代理店を探す際には、クリエイティブ制作までを一括して任せられる業者を選択すれば、施策をスムーズに進められます。

そして、成果にもつながりやすくなります。

 

 

失敗しないYDNの運用代行代理店の選び方4.他媒体との組み合わせ運用が可能か

Yahoo!広告においては、検索広告(リスティング広告)とディスプレイ広告(運用型)がGoogle広告とよく比較されます。

どちらもWeb広告として運用できる範囲には、いくつか共通する部分がみられます。

共通点がある一方で相違点は、配信先やユーザー、そして広告機能です。

データによると、Web広告の出稿媒体はGoogle広告がもっとも多い60%の数値になっており、続いてYahoo!広告・Facebook広告が利用されてます。

しかし、多くの広告主は、ターゲットに合わせて複数の媒体を組み合わせて出稿しています。

それぞれの手法に絞って出稿しているわけではないので、気をつけなければなりません。

Web広告では、出稿先を一つに絞るのは得策ではなく、効率的に成果を上げるためには複数媒体との組み合わせを行うと良いでしょう。

注意点としては、媒体が変わることで出稿の手順や方法が異なる点です。

複数媒体に広告を展開する際に、それぞれの媒体の対応した幅広いスキルを自社で賄うのは大変ですが、運用代行を広告代理店にアウトソーシングすればカバーできます。

代理店を選ぶ際には、Yahoo!広告など1社のみに強い代理店より、複数の媒体を組み合わせた運用に対応できる代理店を選ぶのがいいでしょう。

 

 

まとめ

YDNは上手な運用により、高いパフォーマンスを発揮する広告形態です。

しかし、運用するには高いスキルが必要であるため、自社で行うには人材の手配などの問題を解決しなければなりません。

その点、運用を広告代理店にアウトソーシングした場合には、効率よく効果的にWeb広告の活用ができます。

広告代理店への運用代行にはメリットがありますが、一方でデメリットが生じる可能性もしっかりと把握しておかなければなりません。

自社に合った最適な運用方法を見極めて、代理店を選んでください。

Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部

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