2023.11.17
2024.3.30
【初心者向け】広告の始め方を分かりやすく徹底解説!
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今回は、Web広告の種類やおすすめの媒体、メリット、デメリット、費用相場、Web広告代理店を選ぶポイントについて初心者の方でも分かりやすく解説します。
今回は、Web広告の種類やおすすめの媒体、メリット、デメリット、費用相場、Web広告代理店を選ぶポイントについて初心者の方でも分かりやすく解説します。
Web広告の始め方ーWeb広告とは?
Web広告とは、インターネット上に掲載されている広告のことです、インターネットに関連した広告はWeb広告に分類されます。
Googole やYahoo!などの検索エンジンの検索結果ページやFacebook やInstagramなどのSNSのタイムライン上に設けられた広告枠に掲載されています。
Web広告にはさまざまな種類があり、目的やターゲット層によって広告をし出稿することが可能です。約13種ほどあり、ディスプレイ広告、リスティング広告、SNS広告、バナー広告、リターゲティング広告などと呼ばれるものがあります。
Web広告の出し方ーメリット・デメリット
Web広告のメリット①ターゲットに効果的にアプローチできる
Web広告では、ユーザーの性別・年齢・住まいなどの基本情報や趣味や関心、サイトの検索・閲覧歴などから細かいターゲットティング設定を行うことができます。ターゲットを明確に絞り込むことで、より効率の良い広告配信をすることができます。
Web広告のメリット②広告効果をデータで把握できる
Web広告は表示された回数(インプレション)、クリック数、目的を達成した数(コンバージョン)など、様々な指標の数値が取得でき、リアルタイムで効果測定をすることができます。多面的にデータを分析、改善しPDAC(計画→実行→評価→改善)を回すことで、費用対効果を高めることもできます。
Web広告のメリット③少額からでも広告運用ができる
Web広告は、広告表示だけでは費用が発生せず、ユーザーが広告をクリックや購入などのアクションをして初めて費用が発生する課金方式(クリック型課金)などがあります。広告費の上限を設定することができるので、少額から広告運用を始められます。
また、Web広告はターゲットを絞って配信したり、短期間での広告配信が可能なので、無駄な予算を使わずに効率良く広告配信が可能です。
Web広告のメリット④短期間で成果を出しやすい
Web広告は、新聞広告やテレビCM広告のようなマス広告とは異なり、短期間で出稿でき、配信してから直ぐにユーザーの反応を得ることが出来るので、短期間で効果を出すことが可能です。
扱う媒体によって異なりますが、Web広告は最低出稿金額が少ないものがほとんどです。インターネット上で広告を出し、集客したい場合は直ぐに始められるのもメリットです。
Web広告のデメリット①ある程度の専門的なノウハウや経験がなければ成果を出すのは難しい
Web広告は各媒体ごとに入稿の方法や規定などが異なったり、成果を出すために適切なターゲット設定やキーワードを選定して、リアルタイムで効果測定を行いながら繰り返し改善対策を行わなくてはならないので、成果を出すために運用するための専門的な知識や経験を積まなければいけません。
また、成果を上げるための多角的な分析力や効果測定にも専門的な知識が要求されてきます。
Webマーケティングが初心者の方は、知識を習得しつつ実践しながら学ぶ必要があるため、成果を出すためにはある程度の一定期間を要することを意識しておいた方が良いでしょう。
外部にWeb広告を委託する場合でも、最低限の広告運用のための専門知識や専門用語の意味を知っておく必要があります。独学で学ぶ場合は、オンラインセミナーやYouTube、書籍を活用するのがおすすめです。
Web広告のデメリット②分析やレポート作成の負担が大きくなる場合がる
Web広告は簡単に効果測定できますが、リアルタイムで数多くのデータが更新されたり、短期間で細かく設定を変更することも多いため、適切な媒体やキーワード、ターゲットを選択しながら、適切な予算配分で運用する必要があります。限られた予算のなかで広告運用するためには、分析やレポート作成が必ず必要となります。広告運用の数が増えるほど、分析やレポート作成の負担が大きくなってしまい、出稿を中止せざるを得ない場合もあります。その場合は、Web広告運用代理店などに委託する選択肢も視野に入れると良いでしょう。
Web広告の始め方ーWeb広告の種類・選び方
1.ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、Webサイトやスマートフォンアプリなどにある広告枠に表示される広告のことです。バナーで表示されることが多いため「バナー広告」とも呼ばれています。
視覚的な情報を多く与えるのでユーザーの目に入りやすく、認知拡大を目的とした広告に利用されることが多いです。
ディスプレイ広告の種類は、以下の3つに分けられます。
・Google ディスプレイネットワーク(GDN)
・Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)
・YouTube広告
2.リスティング広告
GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが検索したキーワード結果に関連して表示される広告のことです。検索結果に表示されるため「検索連動型広告」とも呼ばれています。
商品やサービス情報に興味や関心を持ったユーザーに効果的にアプローチできるので、商品の問い合わせや商品購入を増やしたい方にとてもおすすめの広告です。
3.リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、以前Webサイトに訪問したことのあるユーザーに対して、広告を表示させる広告のことです。Webサイトに訪れたユーザーは商品やサービスに興味関心を持っている可能性が高く、効率的にアプローチできるので、成果を出しやすい広告です。
近ごろは、WebサイトだけでなくECサイトで商品を見たり、カゴに入れるような行動を取ったユーザーにもリターゲティングできるようになっています。
リターゲティング広告は、ディスプレイ広告やリターゲティング広告などと併用して活用されているのが一般的です。
4.ネイティブ広告
ネイティブ広告とは、記事やニュースなどのコンテンツに自然に溶け込むような形で表示される広告のことです。Webメディア内の記事と同じような形式で表示されるので、広告という感じが少なく、ユーザーからもらいやすい傾向にあります。
ネイティブ広告なかでも一般的によく知られているのが「インフィード広告」で、
WebサイトやSNSのコンテンツとコンテンツの間に表示されます。
Facebook やTwitterなどのSNSのタイムライン上に表示されるので、ユーザーの目に入りやすく、クリックされやすいのが特徴です。
5.アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は、「成功報酬型広告」とも呼ばれ、広告を掲載するだけでは料金は発生しません。Webサイトやブログ、メルマガにリンクを貼り、ユーザーが商品購入や会員登録など広告主が設定した成果地点に達した場合のみに報酬が発生する仕組みです。
アフィリエイト広告を開始するには、アフィリエイト・サービス・プロバイダ(アフィリエイター・媒体と企業を仲介するサービスを提供する事業者)を使用するのが一般的です。
6.SNS広告
SNS広告(Facebook、Twitter、Instagram、TikTok、YouTubeなど)に配信する広告のことです。SNS広告にはいくつかの種類があり、インフィード広告、ディスプレイ広告、ネイティブ広告、アフィリエイト広告などがあります。
7.動画広告
動画広告とは動画を使用した広告のことで、動画は視野的にも情報がリアルに伝わりやすく、多くの情報を流せるので、広告として人気が高まっています。
代表的なのがYouTubeで動画再生した時の最初や途中で流れる広告が挙げられます。近頃はTikTokやInstagramを活用した動画広告も注目を集めています。
広告を選ぶポイント
広告を選択するポイントは、以下の2つです。
・ターゲティングを明確にする
・目的をしっかり定める
目的を明確にし、ターゲットに対してどのようにアプローチするかで、Web広告の種類を選択します。しっかりと考えたうえで、どの広告を効果的に使用して、自社の商品や情報をアピールするかを検討してください。
Web広告の始め方ーWeb広告の主な媒体10選
Google広告とは、ディスプレイ広告やリスティング広告(検索連動型広告)、動画広告が利用できます。詳細なターゲット設定ができ、さまざまユーザーにアプローチ出来ます。
世界最大級の検索エンジンであるGoogleは、巨大な媒体なので運用型広告でも存在感が高まっています。
認知拡大からコンバージョンの獲得まで、幅広く利用できる媒体なので、初めてWeb広告を運用する方は、Google広告から広告運用を始めると良いでしょう。
Yahoo!
Yahoo!JAPANに配信できる広告のことで、Google広告と同じくディスプレイ広告やリスティング広告(検索連動型広告)があります。BtoB向けの商材とYahoo!広告はとても相性の良い広告です。Yahoo!広告とGoogle広告は、仕様内容は似てますが、使用できる機能や配信できるユーザーが異なります。Yahoo!広告は女性ユーザーが多かったりするので、狙いたいユーザーに合わせて媒体を選択することをおすすめします。
世界で最もユーザー数が多く、日本では30代〜40代がメインユーザーです。ターゲット設定を詳細におこなえ、ビジネス利用する人が多いためBtoB向けの商材なら、少ない費用でも高い費用対効果が期待できます。BtoB商材向けのSNS広告を始めたい方は、非常におすすめの媒体です。
ユーザー数が3300万人を突破するInstagramは、10代〜30代がメインユーザーで、女性のユーザーが多いのが特徴です。見た目の良い「インスタ映え」する商品にユーザーは反応しやすく、Facebook と同じプラットフォームからターゲットの設定などが可能になっています。
動画や写真で視覚的に映えるクリエイティブを作成することで、潜在顧客や顕在顧客に効率的にリーチできます。
TikTok
若年層を中心に注目を集めているTikTokは、累計ダウンロード数が20億回を突破する今最も盛り上がりが加速する急成長アプリです。10代〜20代がメインユーザーなので、若い世代を狙ったマーケティングに適しています。
まだ配信している企業が少なくないので、競合となる広告が少ないです。しかし、クリエイティブの親和性がとても重要で、ユーザーが広告をクリックするようなクリエイティブを作る必要性があります。
Twitterのタイムライン上や検索結果などに広告を掲載できます。Twitterを利用しているユーザーの興味関心は明確化している傾向にあるためターゲットを絞りやすく、潜在層に合わせた情報を配信することが可能です。
Twitter広告は自分の予算に合わせて決定でき広告費の目安は、
・1クリックにつき100円~数千円
・月額約10万円~
多くの企業がTwitter広告を利用し、月額30〜50万円前後の費用をかけて広告を運用している傾向にあります。
YouTube
YouTubeの動画内で広告が配信され、動画の冒頭や途中に動画広告が流れます。YouTubeのユーザーは年々増加しており、ユーザー層も幅広いので、多くのユーザーにアピールすることができます。企業の多くがYouTube広告を使用し、大体1日の予算を3,000円、月額に予算を10万以内に設定している所が多いです。
LINE
日本国内のSNSで最もユーザーが多く、ユーザー数9,500万人のLINEは、ユーザー層にも偏りがありません。また、使用ユーザーの性別にも男女ともに偏りがありません。ユーザーの多くが毎日使用しているため、広告の認知効果は高いです。
幅広い年齢層に対応した商品やサービスなら、高い広告効果が得られます。
Web広告の始め方ーWeb広告代理店を選ぶ際の重要なポイント
料金
費用が安いだけで広告代理店を選ぶのはやめましょう。重要なのはどれだけ安いかではなく、料金に見合った成果をだしてくれる代理店です。Web広告は運用する担当者の運用技術や経験で成果にかなりの差がでるため、安さだけで選んでしまうと大きな費用対効果の損失をだす可能性があります。広告代理店に依頼する際には、広告費と手数料を支払いますが、費用の提示には大まかに2つの種類があります。
1.料金が固定されている場合
全体でかかる費用の合計が把握しやすいが、広告費や手数料の具体的な金額が分からないというデメリットがあります。
2.広告費に対して設定した料率によって手数料が決まる場合
広告費、手数料がそれぞれいくらかかったのか把握しやすいが、総合的な費用の合計が分かりにくいというデメリットがある。
一般的な広告代理店の費用相場は、手数料が20%です。
例)料率20%の場合、広告費100万円かかるとしたら、手数料は20万円となります。
代理店によっては、〇〇万円以上〜と出稿最低金額を設けている代理店もあるので、確認してみると良いでしょう。
運用の実績
広告運用を依頼したい広告代理店が、自分の求めている分野で実績があるか、どのような広告媒体や施策を得意としているのか確認しておきましょう。
Webサイトに運用実績を紹介している代理店もありますが、具体的にどのような課題にどうのように施策しているのかを直接聞いて確認することをおすすめします。
また、あなたと同業他社をクライアントに持ち成果を出したかどうかも、あなたにとって有望な代理店かどうかを判断することができます。過去の実績で成果を出していれば、依頼した際にも同じように成果が見込める可能性が高いと言えます。
運用担当者のスキル
広告運用を依頼する際には、担当者がどのような人なのかも確認する必要があります。
成果を上げるためには、ある程度運用のノウハウや経験がある方が望ましいので、担当者の運用実績をしっかり確認しておきましょう。
また、運用担当者の今現在のクライアント数を確認しておくことをおすすめします。抱えているクライアント数が多すぎると、連絡が取りづらかったり、対応が遅かったりする可能性があるからです。運用担当者が柔軟かつスピーディーに対応してくれる方を選びましょう。
運用担当者との相性
運用担当者との相性は、代理店選びでとても重要です。どれだけ担当者が実績を持っていても、相性が合わないと、運用結果にも影響が出てしまいます。コミュニケーションに問題がなく、一緒に仕事がしたいと思える相手を選びましょう。担当者に運用を任せるかどうかを決める前に、一度面談することをおすすめします。
まとめ
今回は、Web広告の種類やおすすめの媒体、メリット、デメリット、費用相場、Web広告代理店を選ぶポイントについてご紹介しました。
広告を始める際は、まず広告媒体を決め広告を出稿した後、運用していかなくてはいけません。
Web広告で高い成果を出すには、広告運用の知識や経験が必要となってきます。もし、自分で運用するのが難しいと感じた場合は、広告代理店に依頼することも検討しましょう。
Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部
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