【Google広告の仕組み】掲載順位や広告ランク、オークション、支払いの仕組みを徹底解説! - (株)GMSコンサルティング

【Google広告の仕組み】掲載順位や広告ランク、オークション、支払いの仕組みを徹底解説!

2022.5.23

これからGoogle広告を始めたいと考えている場合、広告の仕組みや特徴を知りたいと思う方は多いでしょう。今回は、Google広告の特徴をはじめ、広告の掲載順位、広告ランク、オークション、支払い方法の仕組みを解説します。

 

 

1.Google広告とは?

 

Google広告とは、Googleが提供している広告出稿サービスです。Googleのサービスを利用しているWebサイトをはじめ、livedoorやgooなどの提携サイト、Googleアドセンス*に登録しているサイトに表示されるなど、配信面が多い特徴があります。

 

検索連動型広告、ディスプレイ広告、YouTube広告、ショッピング広告、ファインド広告、アプリ広告、ローカル広告など、広告の種類が多い点も特徴のひとつです。広告の種類によって、配信面やターゲティング方法が変わるので、広告主の目的に合わせて選べます。

 

*Googleアドセンス:Googleの提供しているコンテンツ連動型広告配信サービスのこと

 

 

2.Google広告の特徴

 

Google広告は、配信面や広告の種類が多い特徴がありますが、その他にも多くの特徴やメリットがあります。こちらでは、配信面や広告の種類など、Google広告を始める前に知っておきたい4つの特徴を解説します。

 

 

2-1 低予算でも出稿できる

 

広告の日予算は、100円から設定可能です。広告がクリックされた時点で課金され、費用は以下の数式で計算できます。

 


予算が少ない場合は、配信量も少なくなってしまい、最終的に掲載されなくなる場合もあります。また、検証や成果が出るまでに、時間が掛かるデメリットがあるのも特徴です。

 

 

2-2 ターゲットを絞って出稿できる

 

広告は、目的に合わせたターゲットに絞って配信可能です。性別・年齢・趣味・仕事内容・家族構成・興味関心などを設定することで、商品やサービスに関心がありそうな人に広告を出稿できるメリットがあります。また、広告文や画像などのクリエイティブで、ターゲットを明確にすることで、より関心の高いユーザーをサイトに誘導できます。

 

 

2-3 地域、時間帯を決めて広告出稿できる

 

配信したい地域、配信したくない地域に絞っての配信も可能です。時間帯を決めて出稿することもできます。例えば、「店舗などの営業時間中のみに設定する」、「店舗から5キロメートル以内の範囲に絞って設定する」などの設定が可能です。地域や時間帯を決めて広告出稿することで、来店見込みの高いユーザーに配信できます。

 

 

2-4 広告内容を常に変更できる

 

広告内容や設定は、変更したいと思った場合には、すぐに変更できます。管理画面に成果が反映されるまでのタイムラグが、通常3時間未満と少ないのが特徴です。成果が合わないと感じた場合は、リアルタイムで変更できるので、無駄な費用を抑えられるメリットがあります。

 

 

3.Google広告の掲載順位とランクの仕組み

 

掲載順位とは、オークションの結果で、他の広告と比較した広告の順位を意味します。例えば、掲載順位が1位の場合、広告は1番目に表示されます。他の広告が、掲載順位が1位の広告の前に表示されることはありません。広告の掲載順位が2位の場合は、2番目に表示されます。こちらでは、Google広告の掲載順位とランクの仕組みを詳しく解説します。

 

 

3-1 掲載順位が決まる仕組み

 

掲載される広告とその掲載順位は、広告オークションによって決まります。Google広告は、オークションのたびに、参加している全ての広告の広告ランクを算定する仕組みです。広告ランクは、広告の表示可否や掲載順位の基準となるスコアです。通常は、該当枠の下限値をクリアしている場合、広告ランクが高い順に上位の広告枠が割り当てられます。

 

 

3-2 広告ランクが決まる6つの要素

 

広告ランクは、おおまかに以下の6つの要素で決まります。

 

 

3-2-1 入札単価

 

入札単価とは、広告のクリック1回に対し、最大でいくらまで支払えるかを広告主が指定したものです。通常、最終的な支払い金額は、指定した金額よりも少なくなります。入札単価は、いつでも変更可能です。

 

 

3-2-2 広告とランディングページ(LP)の品質

 

広告とLPが、ユーザーにとって、どれほど有用で関連性が高いかが判断基準となっています。広告の品質評価の結果は、品質スコアで分かります。品質スコアは、Google広告アカウントで確認でき、改善も可能です。

 

 

3-2-3 広告ランクの下限値

 

Google広告では、常に質の高い広告を掲載するため、表示される広告が満たすべき最低限の基準が定められています。

 

 

3-2-4 オークションでの競争度

 

掲載順位を競い合う2つの広告ランクが同じだった場合は、対象の広告枠を獲得するチャンスは同等の状態です。それぞれの広告主の広告のランクに違いが生じた段階で、ランクが高い広告主の広告が、掲載される可能性は高くなります。ただし、引き換えに、CPCが上昇する可能性も高くなる点

に、注意が必要です。

 

 

3-2-5 ユーザーが検索に至った背景(コンテキスト)

 

広告ランクを算出する際は、ユーザーが入力した検索語句、検索時のユーザーの所在地、使用しているデバイス( モバイルデバイスやパソコンなど)、時刻、検索語句の性質、同じページに表示される他の広告や検索結果をはじめ、さまざまなユーザーシグナルや属性が考慮されます。広告オークションにおいて、ユーザーが検索に至った背景(コンテキスト)は、重要な要素です。

 

 

3-2-6 広告表示オプションやその他の広告フォーマットの効果

 

広告を作成する際は、サイト内の特定のページへのリンクや電話番号などの特定の情報を広告に追加できる、「広告表示オプション」の機能が利用可能です。Google広告では、「広告表示オプション」や、その他の広告フォーマットの見込み効果も考慮されます。

 

 

3-3 広告の品質が重要な理由

 

Google広告は、ユーザーにとって有用で関連性が高い広告を表示することで、広告主、ユーザー、サイト運営者、Googleの全てがメリットを得られる仕組みになっています。広告の品質は、掲載結果を左右する重要な指標です。品質が高くなればなるほど、費用が抑えられ、掲載順位が上がり、広告効果が高まる仕組みになっています。品質を高めるためにも、以下の項目には特に注意しましょう。

 

・広告オークションの参加資格

広告の品質評価は、広告ランクの下限値を決定する要素のひとつです。品質の評価によっては、広告に掲載資格自体が与えられない場合もあります。

 

・実際のCPC

広告ランクは、一般的に以下の数式で算出されます。

 

 

広告の品質が高くなり、品質スコアが上がれば、CPCは低くなる仕組みです。広告の品質が高いほど、1クリックに対する支払いは抑えられます。

 

・広告の掲載順位

一般的に、広告の品質が高いほど掲載順位が上がり、広告がページ内のより高い位置に表示されます。

 

・広告表示オプションやその他の広告フォーマットの表示資格

広告表示オプションやその他の広告フォーマット(サイトリンクなど)を表示できるかどうかは、広告ランクによって決まります。

 

広告ランクは、オークションにかけられる広告が掲載候補になるたびに計算されます。広告の品質は、さまざまな要素で判定されますが、特に以下の要素は品質の改善に繋がります。

 

 

 

4.Google広告のオークションの仕組み

 

Google広告の掲載順位やランクの仕組みを解説しました。ここからは、実際のオークションの仕組みを解説します。

 

 

4-1 オークションの流れ

 

オークションとは、Google検索が行われるたびに発生するプロセスです。広告は、検索で掲載候補となるたびに、広告オークションにかけられます。

ユーザー個々の検索に対して、広告を掲載するかどうか、表示する広告、ページでの掲載順位などが決定します。オークションの流れは以下のとおりです。

 

1.ユーザーが検索を行うと、検索内容と一致するキーワードが設定された広告が全て検出される

2.検出された広告のうち、別の国をターゲットとする広告、ポリシー違反に基づいて不承認となっている広告などは、対象外となり無視される

3.残った広告の中で、広告ランクが十分に高いものだけが表示される

 

広告ランクとは、入札単価、広告の品質、広告ランクの最低基準、ユーザーの検索状況、広告表示オプションやその他の広告フォーマットの見込み効果に基づいて、算出されるスコアです。競合相手が、自社よりも高い入札単価を設定していても、自社の広告の方がキーワードと広告の関連性が高ければ、低い入札単価で相手を上回る掲載順位を獲得できるチャンスがあります。

 

Google検索が行われるたびにオークションは行われるので、オークションの結果は、その時点での競合状況に応じて毎回変わる可能性があります。オークションのたびに、ページ上の広告の掲載順位が変動したり、広告が掲載されなかったりすることは、普通に起こる現象です。

 

 

4-2 入札価格を決めるセカンドプライスオークション

 

Google広告では、単純に入札額だけを基準にしない「セカンドプライスオークション」を採用しています。広告主は、自分で決めた入札額を満額支払う必要はありません。セカンドプライスオークションによって、次点の広告主より、1円高い入札額を支払う仕組みになっています。つまり、広告主は支払う意思がある最大金額を提示するものの、実際に支払う金額は、他社に勝てる最小限の金額です。

 

例えば、以下のように検索結果ページの広告枠に、同時にA社・B社・C社の3社が広告主として出稿した例で考えてみましょう。それぞれA社が400円、B社が300円、C社が200円で入札していた場合、1位のA社は400円で入札していますが、実際に支払うのは、2位のB社の入札額より1円高い301円です。2位のB社は201円、3位のC社は101円支払うことです。

 

 

 

5.Google広告の支払い方法の仕組み

 

実際のオークションの仕組みや、入札価格を決めるセカンドプライスオークションが分かったところで、支払い方法の仕組みを確認しておきましょう。Google広告の費用は、「自動支払い」と「手動支払い」の2種類あります。それぞれの支払い方法の内容と支払い手順を解説します。

 

 

5-1 手動支払い

 

手動支払いは、クレジットカードで広告費を先払いして、入金した金額を消化すると広告が停止する仕組みです。利用の地域と通貨における最小取引額以上であれば、好きな額を支払えます。最小額は、支払い時に確認が可能です。利用可能なお支払い方法は、国や通貨によって異なります。

 

ただし、Googleが指定した国に関しては、新規アカウントで手動支払い設定ができない仕組みです。「日本」も新規アカウントの場合、手動支払い設定ができない国に含まれています。手動支払い設定ができない国のリストは、Google広告ヘルプ*ページで、確認できます。

*Google 広告 ヘルプ

 

 

5-2 自動支払い

 

自動支払いは、クレジットカード情報を登録しておき、広告費用が発生した後に自動的に決済が行われる仕組みです。以下のタイミングで請求が行われます。

 


既定の限度額(お支払い基準額)は、初期の段階では1万円で設定されます。30日以内に規定の限度額を超えた場合、以下のように自動的に引き上げられます。

1万円 → 2万5,000円 → 5万円 → 10万円

 

例えば、以下のように、初期の基準値1万円を10日で使い切ってしまった場合は、10日後に1万円の請求が行われます。同じ月に次の基準値である2万5,000円を15日で使い切ってしまった場合は、15日後に2万5,000円の請求が行われます。つまり、前回の自動請求から30日経っていない同じ月であっても、2回の支払い(1万円+2万5,000円=3万5,000円)を行うことです。

 

 

アカウントの費用が限度額(お支払い基準額)を超えていなくても、上記で説明したとおり、30日に1回は請求が行われます。

 

 

 

5-3 入金の手順

 

広告費用の入金手順は以下のとおりです。

 

1.Google広告アカウントにログインする

2.ツールアイコンをクリックして「料金」の「概要」を選択する

3.「お支払い」をクリックする

 

上記の手順まで進んだら、アカウントに登録済みの支払い方法を選ぶか、新しい支払い方法を追加できます。なお、支払い方法は、以前は「銀行振り込み」や「Pay Easy」などの選択肢がありましたが、現在は一部のクレジットカードに加え、AMEX、JCB、Visa、MasterCardと提携するデビットカードのみとなっています。

 

 

6.まとめ

 

これからGoogle広告を始めたいと考えている方向けに、広告の特徴、広告の掲載順位やランクの仕組み、オークション、支払い方法を解説しました。効率良く配信を行うためにも、広告とLPが、ユーザーにとって有用かつ関連性の高いものになるように、広告の品質を重視しましょう。

 

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