Yahoo!タグマネージャー(YTM)の設置方法や、使い方を徹底解説! - (株)GMSコンサルティング

Yahoo!タグマネージャー(YTM)の設置方法や、使い方を徹底解説!

2022.3.29

個別にタグを管理していると、各ページで修正する必要があるため工数が掛かります。タグが増えた場合は、ページの読み込み速度の低下につながり、頭を悩ませている方は多いでしょう。そこで、おすすめしたいのがYahoo!タグマネージャーです。この記事では、概要やメリット・デメリット、アカウント開設から設定方法を初心者にも分かりやすく解説します。GoogleやFacebookなど、他媒体のタグ発行方法も合わせてご紹介するので、運用工数の削減やページ表示の高速化を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

1.Yahoo!タグマネージャーとは?

 

Yahoo!タグマネージャー(以下YTM)とは、Yahoo!が提供する、さまざまなタグが一元管理できるツールです。具体的にどんなことができるのか、メリット・デメリットと共にチェックしてみましょう。

 

 

1-1 Yahoo!タグマネージャーの概要

 

一般的な広告媒体では、配信を行う際に、それぞれのタグを全てのページに設置しなければなりません。しかし、YTMでは、「Yahoo! JAPANユニバーサルタグ」と呼ばれる共通のタグをサイト内に1つ埋め込むだけで、複数のタグを簡単に管理できます。複数のタグは、YTMに登録し、どのページにどのタグを利用するかは、管理画面で設定します。

 

 

1-2 メリット

 

YTMを利用することで、以下のようなメリットが得られます。

 

・Yahoo!広告(検索広告、ディスプレイ広告)の利用者は、無料で利用可能

・複数タグの一元管理が実現することにより、運用工数が削減できる

・HTMLソースの書き換えが不要となり、IT担当部門へタグ設置を依頼する手間が省ける

・ページ表示が高速化され、サイトの表示速度の低下を防止できる

・設定の変更がリアルタイムのため、施策をすばやく実施できる

・国内外200以上の主要ベンダーのタグを網羅(さらに提携ベンダーは拡大中)

・カタログに掲載されているタグの動作確認が不要(全て動作保証済み)

・カタログに掲載されているタグでもカスタムタグとして利用可能

・複数タグの追加・削除が簡単でスピーディーに行える

 

 

1-3 デメリット

 

YTMは多くのメリットがありますが、サイトとの相性が合わない場合は、サイトの動作に影響を及ぼす可能性があります。また、管理するページが少ない場合は、YTMを利用せず、直接ページにタグを入力したほうが早いケースもあります。

 

 

2.Yahoo!タグマネージャーの設定方法

 

YTMを利用するには、アカウントを開設し、さまざまな設定を行う必要があります。こちらでは、設定方法の手順を解説します。

 

 

2-1 アカウント開設

 

アカウントの開設は、Yahoo!プロモーション広告にログインして行います。手順は以下のとおりです。

 

1.「運用サポートツール」をクリックし、「Yahoo!タグマネージャー」タブをクリック

 

 

 

 

2.遷移先画面の左上にある「+サイト設定」をクリックして、サイト設定に進む

 

3.サイト名と確認用URLを入力し、YTMの利用規約を読み「同意する」にチェックし、「確認画面へ進む」をクリック

 

 

 

 

2-2 設定手順

 

YTMを利用するためには、ユニバーサルタグの取得からタグが正常に動作しているか確認するまで、さまざまな手順が必要です。それぞれの設定を詳しく解説していきます。

 

 

2-2-1 ユニバーサルタグの取得

 

ユニバーサルタグを取得し、以下の手順で設置します。

 

1.YTM内画面左側メニューの「ダッシュボード」をクリック

 

 

 

2.「タグをコピー」のボタンを押し、TYMの設定に必要な「ユニバーサルタグ」の内容を取得(コピー)する

 

 

3.設置するウェブページのHTMLのソースコードを表示し、ユニバーサルタグを貼り付ける

 

 

2-2-2 ページの設定

 

サービスタグを設定するウェブサイトのページ設定を、以下の手順で行います。ページ設定は、ウェブサイト全体、またはページのグループ単位、1ページ単位での設定が可能です。

 

1.YTM内画面左側メニューの「ウェブサイト」をクリック

2.「ウェブサイトページの追加」をクリック

 

 

3.「ページ名」「URLパターン」「説明」を入力し、保存ボタンを押す

 

 

連続してページを追加したい場合、「保存してさらに追加」ボタンを押せば、次のページ設定を追加できます。

 

 

2-2-3 タグの設定

 

各媒体でタグを取得したら、ユニバーサルタグに利用したい各種サービスタグを追加します。手順は以下のとおりです。各媒体のタグ発行方法は、後ほど解説します。

 

1.広告管理ツールの「運用サポートツール」タブから「Yahoo!タグマネージャー」タブをクリック

 

 

2.対象のアカウント名の左横にある「ログイン」ボタンを押す

 

3.「Yahoo!タグマネージャー」画面を表示し、画面左側メニュー「サービスタグ管理」をクリック

 

4.「サービスタグを追加」をクリックし、一覧から追加するサービスタグを選択

 

 

 

5.「サービスタグ名」「コンバージョンID」「コンバージョンラベル」を入力する

 

 

6.「サービスタグの作成」をクリックし、追加したタグを実行したいページ名を確認し、横の「未設定」ボタンをクリック

 

 

 

 

 

7.「設定」項目のボタン名が「設定済み」に変わるので、画面右上の[プレビュー]ボタンを押す

 

 

 

8.プルダウンメニューの「有効」を選択する

 

 

 

9.「このタグを有効にしますか?」のポップアップ画面が出るので、「OK」をクリック

 

 

 

2-2-4 タグが発火するページの設定

 

まず、タグの発火条件を作成します。

 

1.YTM内画面左側メニューの「ウェブサイト」から、右上の「ページを追加」を選択

 

 

 

2.ページの情報を入力し、保存ボタンをクリック

URLパターンは、対象サイトのドメインを「**」で囲みます。「**」は、「○○を含む」の意味になるので、ドメイン配下の全てのURLが発火対象です。

 

 

 

次に以下の手順で、どのタグをどのページで発火させるかを設定します。

1.YTM内画面左側メニューの「サービスタグ」をクリックし、タグ一覧を表示させる

 

 

 

2.各媒体で取得したタグを選択

 

3.「ページの設定」をクリックし、発火させるページを指定する

設定するとこのようにボタンが「設定済」に変わります。

 

 

 

 

最後に設定したタグを有効化します。

1.YTM内画面左側メニューの「サービスタグ」をクリックし、有効にしたいタグのチェックボックスにチェックする

 

 

2.「操作」を選択し、「有効にする」をクリック

 

 

 

 

2-2-5 タグが正常に動作しているかの確認方法

 

設定したユニバーサルタグが正しく動作しているかは、以下の方法で確認可能です。

 

1.YTM内画面左側メニューの「運用サポートツール」タブをクリックし、「Yahoo!タグマネージャー」タブをクリック

2.対象のアカウント名左横の「ログイン」ボタンを押し、「Yahoo!タグマネージャー」画面を表示

3.画面左側メニュー「ダッシュボード」をクリックし、表示されているグラフを確認する

4.画面下側の「サービスタグのエラー」「ページのエラー」をクリックし、エラーが発生していないか確認する

 

 

3.各媒体のタグ発行方法

 

YTMはYahoo!のサービスですが、他媒体のタグでも問題なく使えます。追加可能なサービスタグ一覧は、YTMの「サービスタグを追加」画面で確認可能です。こちらでは、YTMのサイトジェネラルタグや、コンバージョン用のタグの発行方法をはじめ、GoogleやFacebookのタグ発行方法について合わせて解説します。

 

 

3-1 Yahoo!

 

Yahoo!のサイトジェネラルタグとコンバージョンタグの発行方法について解説します。

 

 

3-1-1 サイトジェネラルタグ発行手順

 

サイトジェネラルタグとは、Yahoo!が用意したITP対策に必要不可欠なタグです。Yahoo!では、設置を強く推奨しています。どのアカウントでも記述は共通で、他のタグと違い、管理画面上から取得する作業が要りません。発行方法の手順は以下のとおりです。

 

1.YTM内画面左側メニューの「サービスタグ」をクリックし、Yahoo!広告の中の「サイトジェネラルタグ(Javascript)」をクリックする

 

 

 

2.サービスタグ名を入力し保存する

 

 

 

3-1-2 コンバージョンタグ発行手順

 

検索広告とディスプレイ広告のコンバージョンタグの発行方法を解説します。手順はそれぞれ、以下のとおりです。

 

 

検索広告のコンバージョンタグ発行手順

 

1.広告管理ツールの「検索広告」タブを選択し、「ツール」をクリック

 

 

2.「ツール」のプルダウンメニューから「コンバージョン測定」を選択し、該当のコンバージョン名をクリック

 

 

 

3.「コンバージョン測定タグ」にてタグの設定を確認

 

 

 

 

 

検索広告のコンバージョンタグの場合、必須項目は以下の2項目です。

・yahoo_conversion_id(ID)

・yahoo_conversion_label(ラベル)

 

 

ディスプレイ広告のコンバージョンタグ発行手順

 

ほとんど検索広告と同様の流れです。

 

1.広告管理ツールの「ディスプレイ広告」タブを選択し、「ツール」をクリック

2.「共有ライブラリー」の「コンバージョン測定」を選択

3.コンバージョン設定一覧の「測定タグ」項目で「タグを表示」をクリック

 

ディスプレイ広告のコンバージョンタグの場合、必須項目は以下の2項目です。

・yahoo_ydn_conv_io(ID)

・yahoo_ydn_conv_label(ラベル)

 

 

3-2 Google

 

Google広告には、YTMと同じようなGoogleタグマネージャ(以下、GTM)と呼ばれるツールがあります。Google広告のタグは、GTMで使うのがおすすめですが、YTMも使用可能です。コンバージョンを把握するためには、「グローバルサイトタグ」と「イベントスニペット」が必要です。

 

 

3-2-1 グローバルサイトタグ発行手順

 

グローバルサイトタグとは、Google広告のコンバージョンタグで、コンバージョンの効果を知りたい全てのページに設置するタグです。以下で紹介するイベントスニペットと組み合わせて使用します。イベントスニペットとは異なり、複数のページに設置します。手順は以下のとおりです。

 

1.Google広告の管理画面から「ツール」を選択し、「コンバージョン」をクリック

 

 

 

2. 「新しいコンバージョンアクション」をクリックする

 

 

3.「ウェブサイト」をクリック

 

 

 

4.自分で追加するをクリックし、「グローバルサイトタグ」の記述をコピー

 

 

 

 

5.YTM内画面左側メニューの「サービスタグ」をクリックし、右側にある「スマートカスタムタグを追加」をクリック

 

 

 

6.「サービスタグ名」を入力

7.「提供元」にGoogleと入力

 

 

 

8.「タグコード」に4でコピーした記述を貼り付け、「サービスタグを保存」のボタンをクリック

 

 

 

3-2-2 イベントスニペット発行手順

 

イベントスニペットは、Google広告でコンバージョンが完了するページに設定するタグです。グローバルサイトタグと一緒に組み合わせて使用します。発行手順は以下のとおりです。

 

1.Google広告の管理画面から「ツール」を選択し、コンバージョンを開いて「新しいコンバージョン」をクリック

 

 

2.通常のサイトのコンバージョンを計測する場合は「ウェブサイト」を選択

 

 

 

3.設定を選択し、「作成し続行」をクリック

 

4.「タグを自分で追加する」を選択

 

 

5.イベントスニペットの記述をコピーする

 

 

YTM内の設定は、グローバルサイトタグの手順5以降と同様です。タグコードには、5でコピーした記述を貼り付けます。

 

 

3-3 Facebook

 

Facebookでは、Facebookピクセルと呼ばれるツールを提供しています。広告効果の計測精度向上や、Facebook広告の配信システム最適化を実現するもので、YTMでも使用可能です。ピクセルの発行方法やYTMへの設置手順は以下のとおりです。

 

1.Facebook管理画面のメニューバーから「イベントマネージャ」をクリック

 

 

 

2.通常のウェブサイト上での計測の場合、「ウェブ」にチェックを入れて「リンクする」をクリック

 

 

 

3.Facebookピクセルにチェックを入れて、「リンクする」をクリック

 

 

 

4.「コードを手動でインストール」をクリック

 

 

 

5.「ベースコードをコピー」に表示されているコードをコピーする

 

 

 

YTM内の設定は、Google広告のグローバルサイトタグの手順5以降と同様です。タグの「提供元」にFacebookと入力し、タグコードには、5でコピーした記述を貼り付けます。

 

 

4.まとめ

 

YTMを活用することで、さまざまなメリットが得られます。特に各ページの修正工数に手間が掛かっている場合や、ページの読み込み速度が気になっている場合におすすめです。YTMのアカウント開設や設定方法を詳しく解説したので、ぜひ参考にしてください。

 

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