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2025.5.8

LINE広告にかかる費用(料金)目安は?課金形態や費用相場、費用効果を高める方法をご紹介!

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「LINE広告の運用を始めてみたいけど、予算はどのくらい必要なの?」

「LINE広告の費用が発生するタイミングは?」

「LINE広告の費用相場の目安が知りたい」

LINE広告を検討中の方で、上記のような悩みでお困りの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、LINE広告にかかる費用(料金)や課金形態や費用相場、費用効果を高める方法をご紹介します。

LINE広告とは?


画像引用元:LINEヤフー for business

LINE広告とは、日本国内の利用ユーザーが約9700万人に達するLINEアプリ上に配信できる広告のことです。

国内最大級のユーザーを抱えるLINEに広告を配信することで、他のSNSではリーチが難しいとされていたユーザー層まで幅広くアプローチすることができます。

また、LINEのサービス利用を通じて収集されたさまざまなデータを基に詳細なターゲティングができるため、確度の高いユーザーに絞り込んで配信が可能になります。

LINE広告を活用することで、認知拡大や売上向上、集客増加など、さまざまなマーケティング施策に役立てることができます。

LINE広告の料金体系


LINE広告は、登録料などの初期費用は一切かかりません。

また、決まった料金設定がないので広告主が自由に広告費にかける金額を設定することができます。

自社の事業規模や予算に合わせて金額を設定できるので導入しやすいのが特徴です。

予算の上限額を設定して始められるので、最初は少ない予算から気軽に試して見ることも可能です。

予算の上限はあとからでも変更可能なので、運用結果に応じて徐々に金額を上げていくこともできます。

運用結果に応じて上限金額を上げたり、下げたりと柔軟に調節できるので、安心して運用することができます。

LINE広告にかかる費用の目安


広告費用の目安は、広告の目的やターゲティング内容で大きく異なりますが、LINE広告の公式サイトでは費用相場として月額30万円程度が推奨されています。

LINE広告は少額で始めることができますが、LINE広告の配信枠はオークション形式で決定されるので予算が低すぎると広告が表示されないといった状況に陥る可能性があります。

そのため、LINE広告で高い成果を得るためには、ある程度の金額が必要となります。

なお、LINE広告の配信期間は、30日間以上を目安に配信するようにしましょう。

LINE広告の成果を最大限引き出すには、機械学習で広告配信を最適化することが重要です。

機械学習を活用する場合、データを収集し、蓄積させる必要があります。

なぜなら、予算や出稿期間が少ないと十分なデータが蓄積されず、機械学習がうまく働かなくなる可能性があるからです。

自動入札の機械学習に必要なコンバージョンやクリック数は、30日間で40件が目安です。

このようにLINE広告で効果的な運用をするためには、一定の予算や出稿期間が必要だということを理解しておきましょう。

【LINE広告の配信効果が安定するまでの予算と期間の目安】

広告目的認知拡大・Webサイト集客LINEアカウントへの「友達の追加」
予算月30万円程度月10万円程度
期間3ヵ月以上3ヵ月以上

配信方法
オーディエンスセグメント配信(年齢や性別、地域、趣味・関心などを設定する)類似配信(ソースオディエンスに似た属性のユーザーをLINE内で探す)


参考元:LINEヤフー for business|LINE広告の費用ガイド 必要な予算、3つの課金方式、入札方法などを解説

LINE広告の3つの課金方式とそれぞれの最低出稿金


ここでは、LINE広告の課金方式とそれぞれの最低出稿金額について解説していきます。

LINE広告には、以下の3つの課金方式があります。

  1. クリック課金(CPC)
  2. インプレッション課金(CPM)
  3. 友だち追加ごとに課金


それぞれの課金方式を詳しくみていきましょう。

1.クリック課金(CPC)

クリック課金は、広告が1クリックされるごとに料金が発生する課金方式です。

広告がクリックされない限り、表示されても費用は発生しません。

広告に興味のあるユーザーがクリックした場合のみ料金が発生するので、無駄な広告費を抑えることができます。

初期費用が安く、費用対効果が高いというメリットがあります。

Webサイトへの流入やCVを目的とした場合にオススメの課金方式です。

デメリットとしては、クリック課金は競合が多いキーワードだと、クリック単価が高騰してしまう場合があります。

クリック単価が高騰すると費用対効果が悪くなり、予算がかさんでしまう可能性があります。

2.インプレッション課金(CPM)

インプレッション課金とは、広告が1,000回表示されるごとに費用が発生する課金方式のことです。

インプレッション課金は、表示回数が最大になるように広告配信されるので、より多くのユーザーにリーチすることができます。

クリックされても費用が発生しないので、クリック率が高いほど費用対効果が向上します。

また、クリック数に左右されないため予算の把握がしやすいのもメリットです。

リーチ拡大やブランド認知向上を目的とした場合にオススメの課金方式です。

一方で、インプレッション課金は、表示回数に基づいて課金されるため、サイトへの誘導やコンバージョン数などの成果を把握するのが難しいといったデメリットがあります。

3.友だち追加ごとに課金(CPF)

友だち追加ごとに課金とは、ユーザーが広告を通して友達追加した場合に料金が発生する課金方式です。

広告をクリックして友だち追加されたときだけ課金されるので、クリックや表示されただけでは、費用はかかりません。

「成果報酬型」の課金方式なので、無駄な広告費を削減でき、クリック課金やインプレッション課金よりも費用対効果が出やすいのが特徴的です。

新規顧客の獲得を目的とした場合に最適な課金方式です。

この課金方式は、広告目的が「友達追加」のみ適応されます。

課金方式別の最低出稿金

課金方式広告目的最低設定価格特徴
クリック課金(CPC)自社サイトへの誘導やコンバージョン(購入)など、ユーザーへアクションを促す場合に適している・手動入札¥24/1クリックあたり
・自動入札¥36/1クリックあたり
広告がクリックされるごとに料金が発生する
インプレッション課金(CPM)認知度を向上させたいときに適している・手動入札¥200/広告表示1,000回あたり広告が1,000回表示されるごとに料金が発生する
友だち追加ごとに課金(CPF)新規顧客の獲得を狙うときに適している・手動入札¥50/友だち追加
・自動入札¥75/友だち追加
広告経由で友達追加された場合のみ料金が発生する


参考元:LINEヤフー for business|LINE広告の料金と予算の考え方

広告予算の決め方


広告予算をどれくらいに設定すべきかわからない場合は、目標とするCPAから逆算して決めることをおすすめします。

CPAとは、1件の成果を獲得するためにかかる費用のことで、「顧客獲得単価」とも呼ばれます。

CPAは、下記の計算式で求めることができます。

CPA = 広告費用 ÷ コンバージョン数(購入など)

また、目標CPAは、1件あたりのコンバージョンを獲得するのにどのくらいの広告費をかけるのかその目標額を表す指標のことです。

広告予算の目安は、目標CPAと獲得したいコンバージョンを掛けて求めることができます。

広告予算の目安 = 目標CPA × 目標コンバージョン数

LINE広告表示までの仕組み


画像引用元:LINEキャンパス|LINE広告の基礎知識③(入札編)

「運用型広告」であるLINE広告は、広告枠に表示される広告を決めるのに「オークション形式」を採用しています。

オークション形式とは、その広告枠へ広告を掲載したい各企業が入札をし、入札額が企業から優先的に広告が掲載されていく仕組みです。

最終的な入札額


画像引用元:LINEヤフー for business|LINE広告の料金と予算の考え方

LINE広告では、最も高い入札額の企業が2番目に高い入札額の価格に1円追加した価格で広告枠を購入する「セカンドプライスオークション」を採用しています。

そのため、実際に支払う広告費は、2番目に高い入札額に1円追加した金額になります。

例えば、B社が最も高い70円で入札した場合、2番目に入札額が高いC社の60円に1円加えた61円を広告費として支払います。

LINE広告の入札方法


ここでは、LINE広告の入札方法についてご紹介していきます。

LINE広告には、以下の2つの入札方法があります。

  1. 手動入札
  2. 自動入札


それぞれの入札方法をみていきましょう。

1.手動入札

手動入札は、自分で入札額を設定し、必要に応じてその都度金額を調節する方法です。

予算や目的、広告の運用状況に合わせて、入札単価を細かくコントロールすることができます。

また、オークションで確実に勝ちたいときに手動で入札単価を高く設定するなどの利用法があります。

手動入札は、CPC単価やCPM単価を自身で設定できるため、予算を柔軟に管理できるといったメリットがあります。

しかし、入札管理に手間がかかるため、出稿するキャンペーンが多いほど管理が大変になります。

手動入札は、広告運用の専門的な知識や経験を必要とするので、初心者の方には難易度が高いかもしれません。

2.自動入札

自動入札とは、事前に設定した入札単価や予算に応じて自動で最適な入札価格に調節する機能のことです。

機械学習により、クリック数やコンバージョンの数の最大化など、広告のパフォーマンスを最適化することができます。

また、自動で最適な入札金額を調整してくれるので、運用にかける手間を削減することができます。

広告の目的や予算を明確にしておけば、広告運用の経験が浅い方や専門知識のない初心者の方でも、ある程度成果を上げることができます。

一方で、LINE広告の自動入札を活用するには条件があり、最低限学習に必要なコンバージョン数40件を獲得し、学習期間を完了させる必要があります。

そのため、一定のコンバージョンを獲得するまでは、入札調整が不安定になる可能性があります

データが蓄積し機械学習がすすむことによって、広告配信の精度が高まります。

キャンペーンによって、入札方法や最適化の対象、課金方法は異なります。

LINE広告の公式では、以下のように公表しています。


画像引用元:LINEヤフー for business|最適化と入札の対応表

LINE広告2つの予算設定


ここでは、LINE広告の2つの予算設定について解説していきます。

LINE広告で設定できる予算設定は、以下の2つです。

  1. キャンペーン上限予算
  2. 1日の予算


それぞれの予算設定を詳しくみていきましょう。

1.キャンペーン上限予算

「キャンペーン上限予算」は、キャンペーン単位で予算の上限を設定することができます。

設定した費用の上限を達成すると、広告は自動的に停止されます。

そのため、キャンペーン上限予算で設定した金額を超えて広告が掲載されることがないので、明確な予算を把握できます。

キャンペーン上限予算の期間は、次の2つから選択可能です。

  • 毎月区切る「月単位」
  • 配信する「全期間」


【注意点】

キャンペーンの終了日時を設定する場合は、終了予定時刻の25時間以上前までに管理画面から設定する必要があります。

また、25時間以内に設定した場合は、終了時間以降に発生した配信超過分が請求対象になる可能性があります。

その場合は、キャンペーン上限予算を設定していても、設定した金額を超過してしまう場合があります。

例えば、2025年4月31日23時59分に配信を停止させたい場合、20245年4月30日22時59分(25時間以上前)までに終了日時を管理画面から設定する必要があります。

この時間を過ぎてから終了日時を設定すると、2025年4月31日23時59分以降の配信超過分が請求対象になる場合があるので気をつけましょう。

2.1日の予算

1日の予算は、1日の目安となる予算を広告グループ単位で設定することができます。

1日の予算の設定は必須なため、「キャンペーン上限予算」を設定していても設定する必要があります。

【1日の予算の下限額についての注意点】

下限額はキャンペーン目的と広告グループの設定によって異なるので、確認する必要があります。

ただし、「キャンペーン予算の最適化」を使用している場合の下限額は5,000円となります。

広告グループで1日の予算を設定する場合は、1円単位での設定が可能です。


画像引用元:LINEヤフー for business|日予算について

【請求についての注意点】

LINE広告は、24時間で効率的に広告配信されるように自動調節されています。

そのため、1日の予算は設定は、あくまでも予算の目安の設定になり、場合によっては設定金額を超えてしまう可能性があります。

しかし、かかった費用のうち、1日の予算の200%を超えた金額は請求対象にはなりません。

例えば、1日の予算を2,0000円に設定し、その日にかかった費用が4,5000円だったとします。

200%を超えた5,000円は請求の対象外となり、その日の請求金額は40,000円になるということです。

LINE広告の支払い方法と決済タイミング


ここでは、LINE広告の支払い方法と決済のタイミングについてご紹介していきます。

LINE広告では、オンラインアカウントとオフラインアカウントの2つのアカウントがあります。

オンラインアカウントでLINE広告を申し込んだ場合、クレジットカード・LINE社が発行するクーポンでの支払いが可能です。

LINE広告をオンライン以外で申し込んで作成したアカウントの場合は、クレジットカードのみの支払いになります。

LINE広告では、、以下のクレジットカードブランドをご利用することができます。

  • VISA
  • Mastercard
  • アメリカン・エキスプレス
  • JCB
  • ダイナースクラブ


※一部デビットやプリペイドカードは、利用できない場合があるので注意が必要です。

決済のタイミング

LINE広告を決済するタイミングは「自動決済」「手動決済」の2種類から選択できます。

自動決済の場合、最後の決済が行われてから20日以内にLINE広告が定めた金額に到達してなければ自動で決済されます。

また、利用状況に応じて1日に複数回決済される場合もあります。

一方で、手動決済は管理画面から自分の好きなタイミングで決済することができます。

決済金額は、広告マネージャーの画面左上の [≡] から「設定」を選択し、「請求と支払い」  をクリックすることで確認できます。

LINE広告の費用対効果を高める3つのポイント


ここでは、LINE広告の費用対効果を高めるためのポイントをご紹介していきます。

  1. 自動入札を活用して広告パフォーマンスを最適化する
  2. 見込みの高いユーザーに絞って配信する
  3. クオリティの高い広告クリエイティブを作成する


それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

1.自動入札を活用して広告パフォーマンスを最適化する

機械学習にデータが蓄積されてきたら最適化が働く自動入札の設定を行いましょう。

自動入札を設定することで、入札管理の負担を軽減したり、最大限のコンバージョン数やクリック数が得られるように、入札単価を自動で調整できるようになります。

また、自社の広告目的に応じて適切な自動入札戦略を選択することで、自動入札をさらに最適化することができます。

LIN広告でケース別に推奨される入札戦略は、以下の通りです。


画像引用元:LINEヤフー for business|LINE広告の費用ガイド 必要な予算、3つの課金方式、入札方法などを解説

自社の予算とKPIに合った戦略を選択し、広告の効果を最大限に引き出しましょう。

2.見込みの高いユーザーに絞って配信する

LINE広告のターゲティング精度は非常に高く、ユーザーの属性や行動履歴に基づいて細かな設定が可能です。

また、LINE広告には、以下の4つのターゲティング機能があり、目的に応じて効果的に広告配信することができます。

  • オーディエンスセグメント配信
  • オーディエンス配信
  • 類似配信
  • 自動ターゲティング


これらのターゲティング機能を活用して、より見込みの高いユーザーに絞り込んでアプローチすることで、広告の効果を高めることができます。

<h33.クオリティの高い広告クリエイティブを作成する

広告の成果は広告クリエイティブ(画像や動画、テキスト)で大きく左右します。

そのため、LINE広告の効果を最大化させるには、質の高い広告クリエイティブを作成することが重要です。

LINE効果を高めるためには、ユーザーが思わずクリックしたくなるような魅力的なクリエイティブを意識して制作しましょう。

例えば、ユーザーの目を引く配色やコントラストにしたり、スマホユーザーを意識し、視認性の高いクリエイティブを作成するなどの工夫が必要です。

また、クリエイティブは、情報を詰め込みすぎずに、必要な情報をわかりやすく簡潔に伝えるようにしましょう。

まとめ

本記事では、LINE広告にかかる費用(料金)や課金形態、費用相場、費用効果を高める方法をご紹介しました。

LINE広告は、アカウント料などの初期費用がかからず、金額も自由に設定することができます。

事前に予算の上限金額も設定できるので、少額の予算からでも安心して始められるといった特徴があります。

また、日本最大級のユーザー数を誇るLINE上に広告配信できるため、他のSNS広告ではリーチできなかったユーザー層にまでアプローチすることができます。

うまく活用することで、認知度拡大や売上向上、新規顧客の獲得などさまざまな効果を期待することができます。

弊社では、LINE広告の配信において、ターゲティング設計から広告作成、成果改善までサポートしております。

LINE広告の運用にてお困りの方は、是非お気軽に弊社までお問い合わせください。

Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部

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