2025.03.03
2025.2.3
2025.3.7
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「Instagram広告の支払いにおいて、どのような決済方法が使えるのか知りたい」
「広告費の支払いに失敗した際の対処法を知りたい」
上記のような悩みを持つ方は少なくないのではないでしょうか。
本記事では、そんな方々に向けて、Instagram広告の支払い方法やトラブル時の対処方法について詳しく解説します。
Instagram広告初心者の方にもわかりやすく解説しているので、是非ご覧ください。
Instagram広告における広告費の支払い方法には、以下の2通りがあります。
それぞれについて詳しく解説いたします。
自動決済は、あらかじめ設定された「請求単位額」に基づいて請求が行われる支払い方法で、多くの決済方法に採用されています。
Instagram広告で自動決済を利用する際には、「請求単位額」を設定するかどうかによって請求のタイミングが変わります。
《請求単位額を設定した場合》
設定した金額に達するたびに請求が発生します。
例)請求単位額を800円に設定すると、広告費が800円に到達するごとに自動的に請求が行われます。
請求単位額に達しない残額は、請求日にまとめて請求されます。
例)総額1,000円の広告費で請求単位額が800円の場合、まず800円が先に請求され、残りの200円は請求日に請求されます。
《請求単位額を設定しなかった場合》
媒体側が少額からスタートし、広告費の支払い実績に応じて請求金額が段階的に引き上げられます。
最初は数百円単位ですが、問題なく支払いが行われると、数千円や数万円に上がる場合もあります。
決済額が自動的に増えていくのが不安な場合は、請求単位額を手動で設定するのがおすすめです。
このように、自動決済の仕組みを理解し、自分に合った方法で管理することが重要です。
手動決済とは、広告アカウントに事前にプリペイド残高を入金しておき、その残高から広告費が引き落とされる仕組みの支払い方法です。
自動決済とは異なり、請求単位額の設定は不要で、1日に最大1回、発生した広告費がプリペイド残高から差し引かれます。
イメージとしては、交通系ICカードにあらかじめチャージしておき、利用するたびに料金が引き落とされる仕組みに似ています。
なお、手動決済は特定の支払い方法でのみ利用可能です。
利用できる支払い方法はアカウントに設定された地域によって異なり、日本のアカウントの場合、手動決済が可能なのはオンライン銀行振込のみです。
日本においてInstagram広告で選択できる広告費の決済方法は、以下の4つの決済方法があります。
それぞれについて詳しく解説します。
PayPalは、PayPalアカウントに登録されたクレジットカードやデビットカード、またはPayPal残高を使用して広告費を支払う方法です。
メリットとして、クレジットカード情報を広告アカウントに直接登録せずに決済が可能で、世界的に広く利用されており、セキュリティが高い上に、複数の支払い方法をまとめて管理できます。
デメリットとしては、PayPalアカウントを作成しておく必要があり、日本国内では銀行口座と連携した支払いは一般的ではないため、クレジットカードの登録が必要になる場合があります。
クレジットカードは、広告アカウントに直接クレジットカード情報を登録して支払う方法です。
主要な国際ブランド(Visa、Mastercard、American Expressなど)が利用可能です。
メリットとして、支払いがスムーズで、引き落としのタイミングを気にする必要がない点と、ポイントやマイルが貯まるカードを使用することで、メリットが増える点が挙げられます。
デメリットとしては、カードの有効期限や限度額を事前に確認しておく必要があり、複数の広告アカウントを利用する場合、カード情報の管理に注意が必要なことです。
デビットカードは、銀行口座に直接紐づいたデビットカードを利用して広告費を支払う方法です。
メリットとして、利用額が即時に銀行口座から引き落とされるため、使い過ぎを防ぎやすい点と、クレジットカードを持っていない場合でも利用可能な点が挙げられます。
デメリットとしては、残高が不足していると決済が失敗する場合があり、銀行によっては、一部のデビットカードが対応していない場合があることです。
オンライン銀行振込は、手動決済に対応しており、広告アカウントに事前に入金したプリペイド残高を使用して広告費を支払います。
メリットとして、事前にチャージしておくため、支出をコントロールしやすい点と、クレジットカードやPayPalアカウントがなくても利用可能な点が挙げられます。
デメリットとしては、手動決済のため、自動決済に比べると管理に手間がかかることと、日本のアカウントではオンライン銀行振込のみが対応しているため、地域設定を確認する必要があることです。
Instagram広告のカード登録方法は、以下の8ステップです。
それぞれについて詳しく解説いたします。
まずは、Meta Business Suite にログインしましょう。
Facebookの個人アカウントをお持ちで、さらに必要な権限が付与された方のみログインが可能です。
ログインできない場合は、まずFacebookの個人アカウントを作成し、その後、権限を持つ方にアクセス権を付与してもらってください。
次に、上記の写真の◯で囲んである「全てのツール」をクリックしましょう。
次に、上記の写真の◯で囲んである「広告マネージャ」をクリックしましょう。
次に、上記の写真の◯で囲んである広告マネージャ画面の左下の「歯車マーク」をクリックしましょう。
次に、広告アカウント設定が開くので上記の写真の◯で囲んである「支払い設定を開く」をクリックしましょう。
次に、上記の写真の◯で囲んである支払い設定画面で「支払い方法を追加」をクリック。
地域と通貨、時間帯に注意して選択してください。
後から変更することはできませんので、必ず日本を選ぶようにしてください。
最後に、カード番号や有効期限などの情報を追加して保存します。
これにて、決済方法の登録は完了です。
Instagram広告において、決済履歴や請求金額の確認方法は以下の2通りの方法があります。
それぞれの確認方法について解説します。
Instagram広告をFacebook広告の同時出稿機能を利用して出稿する場合、Facebook広告アカウントを通じて決済履歴や請求金額を確認することができます。
ビジネスマネージャを使用してこれらを確認する手順は以下の通りです。
決済履歴は画面下部に表示されており、金額や使用された支払い方法を確認することができます。
また、決済ステータスを確認することで、支払いが正常に処理されたかどうかも確認可能です。
広告アカウント名の右側に表示されている未払い残高は、次回請求予定の金額を示しています。
「今すぐ支払う」ボタンを使用すると、請求日を待たずに未払い残高をすぐに支払うことができます。
Instagram広告を単体で利用する場合、アプリ内で請求金額や決済履歴を確認することができます。
Instagramアプリを利用した方法は、以下の手順をご参照ください。
Instagram広告の「広告の支払い」画面にアクセスするには、プロアカウントに切り替える必要がある場合があります。
また、広告費の請求金額は「現在の残高」として表示されます。
Instagram広告やFacebook広告では、設定のミスなどが原因で「広告費の支払いができない」というトラブルが発生することがあります。
簡単な作業で解決できるケースが多いため、以下の5つの対処法を確認いたしましょう。
それぞれについて詳しく解説します。
希望する決済方法が正しく支払い方法として設定されているか、再度確認しましょう。
FacebookページとInstagram広告アカウントをリンクしている場合、Facebook広告と支払い方法が共有されます。
そのため、Facebook広告アカウントで行った支払い設定の変更が、Instagram広告にも影響を与えることがあります。
もし支払いエラーが発生する直前にFacebook広告の支払い方法を変更していた場合は、変更前の設定に戻して状況を確認してみてください。
Instagram広告の料金を支払うには、Facebookページとのリンクが必要です。
「支払い方法が追加できない」という場合は、Facebookページとのリンクが正しく行われているか確認してください。
なお、リンクの設定はFacebookページの管理者のみが行えます。
そのため、管理権限を持つ広告主のアカウントを使用して設定を進めてください。
クレジットカードやデビットカードを支払い方法として利用する場合は、有効なカードを登録する必要があります。
例えば、カードの利用可能残高が請求額を下回っている場合や、有効期限が切れている場合、支払いがエラーとなり完了できません。
そのため、広告費の支払いが失敗する原因となります。
すぐに支払いを行う必要がある場合は、有効なカードを新たに登録するのが確実な対応策です。
自動決済を利用している場合、請求単位額に基づいて支払いが行われます。
そのため、請求単位額を引き下げることで支払いが成功する可能性があります。
クレジットカードには、一度の取引における上限額が設定されている場合があります。
支払い回数を減らすために請求単位額を高めに設定している場合は、この金額を低めに調整することで、上限額によるエラーを防ぐことができます。
上記の対策を試してもエラーが解消されない場合は、カード会社やFacebookのサポートデスクに問い合わせることを検討してください。
登録情報に問題がないにもかかわらず支払いができない場合、カードやInstagram広告のシステム側で何らかのトラブルが発生している可能性があります。
また、カードやFacebookのセキュリティ機能が、不正利用と誤認して支払いをブロックしているケースも考えられます。
特に、短期間のキャンペーンなどで配信の停止が重大な影響を及ぼす場合は、自力で解決しようとせず、早めに専門サポートに連絡することをおすすめします。
Instagram広告の支払い方法に関するよくある質問は以下の2つです。
それぞれの質問について回答いたします。
Instagram広告でクレジットカードの登録ができない理由としては、主に、以下の6つが挙げられます。
当てはまるものがないか、確認いたしましょう。
広告が表示された際に課金が発生します。
通常、デフォルト設定ではインプレッション課金が適用されており、広告アカウントを開設した直後はインプレッション課金のみが選択可能です。
例えば、広告配信に10万円を費やし、CPM(コストパー1000インプレッション)が1000円の場合、約10万インプレッション分の広告露出が得られる計算となります。
本記事では、Instagram広告の支払い方法やトラブル時の対処方法について解説しました。
Instagram広告の広告費の支払いに失敗すると、Instagram広告の配信停止やアカウント停止といった最悪の事態につながりかねません。
弊社では、Instagram広告の配信において、ターゲティング設計から広告作成、成果改善までサポートしております。
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Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部
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