2024.9.3
2024.9.10
Instagramフィードとは?効果的な広告展開に向けた基本と活用法
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Instagramをビジネスに活用したい、ビジネス用のInstagram閲覧者数を増やしたいという方は多いでしょう。
プライベートでInstagramを使っているけれど、専門用語についてはよく分からないというケースもあります。
こちらでは、Instagramのフィードの基本的な投稿方法や使える機能などを解説します。
フィードが表示される順番や広告のコツについてもご紹介するので、閲覧者数を増やしたいという方も、ぜひ参考にしてください。
1.Instagramのフィードとは
Instagramのフィードとはどのような意味があるのか、フィードの掲載場所をはじめ、掲載可能な素材のサイズや基本的な投稿方法について解説します。
1-1 Instagramのフィードの掲載場所
Instagramのホーム画面は大きく分けて3つで構成されています。
上部にはストーリーズ、ストーリーズの下にフィード、フィードの下にタブボタンが配置されています。
つまり、フィードとはホーム画面の1つです。
フィードはInstagramにログインしたら、真っ先に目に飛び込んでくる場所です。
掲載画面は、スマホでもPCでも変わりはありません。
フィードに表示されるのは、自分がフォローしている相手の投稿と自分の投稿のみです。
フィードは他のSNSでいうタイムラインのような役割を果たしており、画像や動画がInstagram独自のアルゴリズムによって表示され、常に更新されます。
1-2 Instagramのフィードの画像・動画サイズ
フィードの画像サイズは以下のとおりとなっています。
解像度は、320px〜1050pxです。
最小解像度が320pxを下回る場合は、320pxまで自動的に拡大されるので、画質が粗い画像になります。
形 |
アスペクト比 |
ピクセル |
---|---|---|
正方形 |
1:1 |
1080×1080 |
横長 |
1.91:1 |
1080×566 |
縦長 |
4:5 |
1080×1350 |
フィードに投稿できる動画は、時間は最大60秒、解像度は1936×1936px、容量は4GBとなっています。
60秒に納まるように編集しておかないと、動画は途切れてしまうので注意が必要です。
1-3 Instagramのフィードの投稿方法
フィードの通常投稿の手順は以下のとおりです。
- プロフィール画面またはホーム画面上部右上にある四角に囲まれた「+」マークをタップ
- メニューから「投稿」をタップ
- 投稿したい素材を選んで画面上部右上にある「次へ」をタップ
- 素材を好みに編集したら画面上部右上にある「次へ」をタップ
- キャプション*1、タグ付け*2などを行い、画面上部右上にある「シェア」をタップ
3の段階で画面中央右側にある「四角が2つ重なったような」マークをタップすれば、複数の素材(最大10枚まで)が選べます。
画像や動画を複数掲載したいときにはおすすめです。素材は1枚ずつ、それぞれ別の加工ができます。
複数の素材が投稿された場合は、画像を右にスライドしていけば連続して見ることが可能です。
*1キャプション…投稿した画像の補足情報を入力する項目
*2タグ付け…フィードで投稿した写真や動画に関連するアカウントを紐付けられる機能
2.Instagramのフィードで使える機能
フィードで使える3つの機能をご紹介します。
3つの機能は使わなくても投稿可能ですが、それぞれの機能を使いこなすことで閲覧数を増やすことが期待できます。
どの機能も簡単に行えるので、積極的に使ってみましょう。
2-1 インスタグラムのフィードの機能1.#(ハッシュタグ)
#(ハッシュタグ)は、投稿した画像の補足情報を入力する項目「キャプション」に打ち込むタグを意味します。
Instagramには、検索機能がありません。
Instagramで自分が見つけたい情報を探すときは、ハッシュタグで検索すると興味のある情報を効率的に探すことが可能です。
投稿にハッシュタグを付けると、該当のハッシュタグページが表示されます。
ハッシュタグページでは、該当するハッシュタグが付いた全ての投稿を見ることができるので、ハッシュタグで検索したユーザーに見られる可能性は格段に上がるといえるでしょう。
Instagramは、他のSNSのようにシェアやリツイートなどの機能がないので、ハッシュタグページに表示されることが閲覧数を増やすコツとなります。
ハッシュタグは最大30個まで利用可能です。
しかし、ただ数を付ければ良いというのではなく、投稿内容に関連性のあるハッシュタグを使用します。
また、検索したときに引っかかりやすい、多くの人が目にする、ボリュームがあるハッシュタグを付ける、というのがポイントになります。
2-2 Instagramフィードの機能2.人物タグ
フィードで投稿した写真や動画に関連するアカウントを紐付けることを「タグ付け」といいます。
タグ付けは、投稿の際にタグ付けしたいアカウントを入力するだけという簡単な手順です。
タグ付けされた投稿は、画面に吹き出し形式でアカウントが表示されるので、クリックするとその人のアカウントに飛べるようになります。
タグ付けされたユーザーには投稿と同時に、「○○さんが投稿にあなたをタグ付けしました」という通知が必ず届きます。自動的に届くものなので回避はできません。
投稿に関係するユーザーに紐付けて交流を楽しむ場合や、使用している商品の企業アカウントを紐付けて情報を拡散したりする場合に使います。
2-3インスタグラムのフィードの機能3.場所
フィードで投稿した写真や動画に、関連する位置情報を追加して場所を紐付けることも可能です。
同じ場所で撮られた画像や動画を見ることができる、位置情報から検索した投稿を見つけてもらえるなどのメリットがあります。
位置情報の追加も投稿の際にキャプション入力画面の「場所を追加」をクリックするだけで行えます。
3.Instagramのフィードでの表示順(タイムライン)
Instagramのフィードでは、Instagram独自のアルゴリズムが用いられており、ユーザーが見たい投稿や関心がある投稿を見落とさないようにできています。
表示順は時系列ではありません。フィードでは、ユーザーが最も関心を持つコンテンツが表示されます。
表示順の決定に影響する要素は以下の3点です。
Interest(関心度)…ターゲット層の関心に合ったコンテンツ
Relationship(親密度)…アカウントと利用者の親密度
TimeLiness(鮮度)…最近の投稿であるか
例えば、関心度の場合、車の画像ばかり見ているユーザーには車のコンテンツを優先的に表示させます。
親密度はユーザーが滞在した時間、コメント、いいね!、保存、プロフィールタップの5つが基準です。
鮮度は、古い投稿よりも新しい投稿が優先されます。
Instagramでは、投稿や投稿者、および利用者の好みに関するあらゆる情報のことを「シグナル」と呼びます。
重要なシグナルは以下のとおりです。重要度の高いシグナルから順番にご紹介します。
3-1 投稿に関する情報
投稿に関する情報は、投稿の人気度と投稿に関する一般的な情報がシグナルとなります。
投稿の人気度は、投稿の「いいね!」数が重要です。投稿に関する一般的な情報は、投稿日時、投稿が関連付けられた地域などになります。
動画投稿の場合は動画の長さもシグナルになります。
3-1-1. Instagramの投稿に適したゴールデンタイム
投稿のゴールデンタイムは基本、出勤・お昼・退勤の時間に合わせるとベストです。
通勤中や休憩中、仕事終わりはSNSをみて時間を潰す人が多いため、反応率も上がります。
3-2 投稿者に関する情報
投稿者に対するユーザーの関心の度合いを表すシグナルです。
直近の数週間で、投稿者とユーザーの間に何回のやり取りがあったのかなどがシグナルになります。
3-3 あなたのアクティビティ
ユーザーが「いいね!」した投稿数なども優先されるシグナルです。
ユーザーがどのような投稿に関心を持つ可能性があるのかわかるようになります。
3-4あなたと特定の利用者とのやり取りの履歴
ユーザーが特定の利用者の投稿にどれくらい興味を持っているかが分かるシグナルです。
ユーザーが相手の投稿にコメントしたかどうかなどで判断されます。
4.Instagramのフィードにおける良い投稿とは?
良い投稿とは、ユーザーに投稿を見てもらえる投稿や共感を得られる投稿です。
せっかく画像や動画を用意しても、ユーザーに見てもらえなければ無駄になってしまいます。
閲覧数が増えることによって、「いいね!」数やフォロワー数の向上も期待できるでしょう。
こちらでは、良い投稿にするための3つのポイントについて解説します。
4-1 統一感のある画像
アカウントや投稿で好感を持たれるためには、アカウントや画像・動画の統一感が大切です。I
nstagramで多くのフォロワーを抱えている人気のアカウントは、統一感をうまく作り出しています。投稿のコンセプトがぶれておらず、独自の世界観を持ったアカウントはフォローやいいね!などのアクションに繋がりやすく、ユーザーが投稿の雰囲気を気に入れば、「他の投稿も見てみよう」「プロフィールをチェックしてみよう」という気分になるでしょう。統一感を持たせるためには、以下の3つがポイントになります。
1:投稿テーマやジャンルを統一する
テーマやジャンルを決めておくと統一感が演出できます。例えば、素敵な風景ばかりの投稿に、いきなり旅先で食べたラーメンの写真が出てきたら、フォロワーはびっくりするでしょう。世界観が崩れてしまったことを残念に思う人もいるかもしれません。たまには良いかもしれませんが、毎回世界観がごちゃごちゃだと、何をコンセプトにしているのかが伝わりにくくなります。同様に企業のアカウントにおいても、何を発信しているアカウントなのかを一般ユーザーに伝わりやすくするのがコツです。
2:サイズや色味を統一する
投稿画像や動画のサイズが毎回バラバラだったり、エフェクトやフィルターがコロコロ変わると統一感は出ません。画像や動画のサイズは同じにする、加工方法は統一するなどの工夫をして、雰囲気を作り上げることが大切です。
3:投稿順に規則性を持たせる
アカウントのトップ画面には、全ての投稿が一覧で表示されます。投稿順を考えずに規則性のない投稿を続けていると、トップ画面において見栄えが悪くなります。構図を統一させることも一覧で表示されたときに美しく見えるポイントです。
4-2 ハッシュタグをつけて投稿する
シェアやリツイートがないInstagramでは、ハッシュタグが非常に重要な役割を果たします。
ハッシュタグで検索するユーザーが多く、投稿数の多い人気のあるハッシュタグを付けると、人気投稿に載る可能性も出てきます。
ただし、投稿数の多い人気のハッシュタグは、他の人も付けることが多いので、埋もれてしまうこともあるでしょう。
投稿内容に関連性があるハッシュタグを付けることは前提として、投稿数の多い人気ハッシュタグと投稿数が少なめのハッシュタグをバランスよく使うのがおすすめです。
ハッシュタグは以下の3つのキーワードに分けられます。
例えば、ビックキーワードである「#エステ」のみのハッシュタグだと、他の投稿に埋もれてしまいます。「#エステ」に加え、同じくビックキーワードになる「#美容」「#エステサロン」など広義的なキーワードとして入れてみましょう。
ミドルキーワードには、具体的な施術や目的である「#シミ取り」「#美白」や「#〇〇県」「#〇〇市」などの地域名を入れるのもおすすめです。
スモールキーワードには、店名やコース名などを入れると良いでしょう。
ただし、画像・動画とハッシュタグは、あくまでも関連性があるものにするというのが原則なので、ハッシュタグが多ければ良いというものでもありません。
4-3 接点を持つ
表示される順番(アルゴリズム)で解説したとおり、「いいね!」やコメントは表示順の決定に影響します。
上の方に表示されやすくするためにも、「いいね!」やコメントを付けたくなるような投稿を心掛けるのが大切です。
Instagramは、画像や動画に対する意識が高いユーザーが多いので、投稿画像や動画の質にこだわりましょう。
また、投稿時間を工夫するのも、「いいね!」やコメントを増やす重要なポイントになります。
AppApeLab.*が行った調査によると、インスタグラム投稿で「いいね!」がもらえるベストな時間帯は、6〜8時の通勤通学の時間帯、12〜13時のランチタイム、20〜22時のゴールデンタイムがおすすめのようです。
*出典:AppApeLab.「【2020年最新版】インスタグラム投稿、いいねがもらえるベストな時間帯は?」
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5.Instagramフィードでは足りない!配信を増やしたい時は広告を検討
フィードに投稿するだけではなく、さらに多くの人に自社製品やサービスを知ってほしい、もっと多くの配信を行いたいという場合は、Instagram広告を検討するのもおすすめです。
Instagram広告は、Facebookが提供するインターネット広告サービスで、Instagramのフィードに画像や動画で配信されます。
以下のようなビジネスの目的がある場合は、Instagram広告も検討してみましょう。
5-1 認知度を上げたい(認知度)
Instagram広告は、ブランドの認知度を高めたい、商品やサービスに関心を持ってもらいたいなど、認知度を高めたいときに最適です。
Instagram広告では、年齢・性別・言語など、ユーザーがプロフィール上で公開している情報を基にターゲット設定が可能です。
また、ユーザーのInstagram上での行動データや興味・関心を利用することも可能です。
ターゲットオーディエンスの利用者に広告を表示させることで認知度を上げることができるでしょう。
5-2 コンバージョンを増やしたい(コンバージョン)
コンバージョンとは、Webサイト上にて獲得できる成果のことです。
成果は、アプリのダウンロード、サイトへの会員登録、お問い合わせなど、広告の目的によって異なります。
Instagram広告は、他のSNS広告に比べて画像や動画の精度が高く、ユーザー投稿のような自然なアプローチの広告が多いので、コンバージョンに繋がりやすいといえます。
5-3 興味持っている人にアピールしたい(検討)
Instagram広告は、既存顧客・サイト訪問者・ 動画閲覧ユーザー・アプリの利用者など、自社に対して過去に何らかのアクションを起こしたユーザーに広告を表示することができます。
サイトに訪れたことのある人や「いいね!」したことある人など、自社に興味を持っている人にアピールしたいときに有効です。
6.まとめ
Instagramのフィードをビジネスに活用するために、フィードやハッシュタグの使い方、表示される順番などを解説しました。
Instagramは、画像や動画に対して意識の高いユーザーが多いのが特徴です。
統一感のある美しい画像や動画を使用し、ハッシュタグを効果的に利用して、まずは「いいね!」やコメントをたくさんもらえる投稿を心掛けてみましょう。
さらに配信を増やし、ユーザーにアプローチしたいときは、広告を検討してみるのもおすすめです。
Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部
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