Facebookダイナミック広告とは?カタログ作成から設定方法まで徹底解説! - (株)GMSコンサルティング

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2024.7.3

2024.9.21

Facebookダイナミック広告とは?カタログ作成から設定方法まで徹底解説!

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「Facebook広告ダイナミック広告とは?」

「導入してみたいけれど設定方法がわからない」

「Facebook広告ダイナミック広告の作成方法を知りたい!」

導入を検討しているけれど、上記のようなお悩みをもつ方もいるのではないでしょうか。

本記事では、Facebookダイナミック広告の特徴やカタログ作成の方法、設定手順を分かりやすく解説していきます。

初心者にもわかりやすく説明しておりますので、是非ご覧ください。

Facebookダイナミック広告とは?

画像引用元:Meta公式「ダイナミック広告ガイド

Facebookダイナミック広告とは、Facebookユーザーのサイト閲覧履歴などに応じて、自動的におすすめの広告を表示してくれる機能のことです。ユーザーがこれまでにウェブサイトやアプリを通じて検索したキーワードなどから、興味関心がありそうな商品(広告)を自動的に選び表示してくれるので、同じ広告枠でも、見る人によって異なる広告が表示されるようになっています。

閲覧履歴を問わず、全てのユーザーに同じ広告が配信される従来の広告と異なり、ユーザーのニーズにマッチした商品を効率よくアピールできるので、クリック率が高く、コンバージョンにつながりやすい傾向にあります。

Facebookダイナミック広告の特徴

Facebookダイナミック広告は、「カタログ」と呼ばれえる商品フィードをもとに、下記のように1つまたは複数の商品を組み合わせてユーザーの興味がありそうなおすすめの広告を表示させる形式の広告です。

画像引用元:「Meta公式

ウェブサイトに訪問したことのあるユーザーに対して有効的にリターゲティングできるだけでなく、ウェブサイトに一度も訪問したことのないユーザーに対してもユーザーが興味を持ちそうな関連商品を訴求することができます。

Facebookダイナミック広告の配信の仕組み

Facebookダイナミック広告では、Meta広告マネージャへアップロードした製品カタログ(商品フィード)とユーザーの閲覧履歴や属性を紐付けることで、ユーザーと関連性の高い広告を配信できる仕組みになっています。

ユーザーの閲覧履歴や住居地、年齢、性別、興味関心などに合わせて、レコメンドエンジンで、ユーザーと関連性の高い広告を画像付きで配信できるのが特徴的です。

また、Facebook広告は、クロスデイバイス配信(同じユーザーがPCやスマホなど複数のデバイスを利用した場合、閲覧したサービスやコンテンツの情報が引き継がれること)が可能のため、PCで商品を閲覧したことのあるユーザーに対して、後日スマホのFacebookアプリのニュースフィードに閲覧履歴に基づいたダイナミック広告を配信することができます。

Facebookダイナミック広告のプラットフォームと配信面

Facebookダイナミック広告では、Facebook以外にも、Instagram、Messenger、Audience Networkに広告配信することができ、配信面は各媒体によってことなります。

ダイナミック広告が配信される配置先は以下の通りです。



Facebook

フィードPC右側広告枠Merketplace

Instagram

フィードストーリーズ

Messenger

ホーム


Audience Network

ネイティブバナーインタースティシャル

Facebook広告の配信面の詳しい詳細を知りたい方は、「【必見】Facebook広告の配信面、設定方法を徹底解説!」もあわせてご参考ください。

Facebookダイナミック広告のフォーマット

Facebook広告には、さまざまな広告フォーマットがありますが、ダイナミック広告の配信が可能なフォーマットは以下の3種類です。

  • シングル画像形式
  • カルーセル形式
  • コレクション形式

各フォーマットの特徴をご紹介していきます。

シングル画像形式

画像1枚とテキストで構成されている最も基本的なフォーマットです。

例:シングル画像

画像引用元:Meta公式「画像 Facebookフィード

ダイナミック広告でシングル画像形式を使用した場合、カタログ内に複数の商品を登録していれば、その商品の中から1つが自動的に選ばれ表示されます。ただ、ダイナミック広告を利用して複数の商品を宣伝したい場合、一度に1つの商品しか訴求できないこのフォーマットでの配信は効果的とはいえません。そのためダイナミック広告を使用して複数の商品を訴求したい場合は、カルーセル形式やコレクション形式で広告配信することをおすすめします。

カルーセル形式

カルーセル形式は、複数の画像を一つの広告に表示できるフォーマットで、最小2枚から最大30枚までの画像を並べ、横にスライドしながら閲覧することができます。一つの商品を複数の画像でアピールしたり、さまざまな商品を複数枚で宣伝することができます。また、始まりと終わりの画像を固定できるので、商材に関するメッセージやコンセプト、テーマを紹介するといった使い方もできます。

画像引用元:Meta公式

カルーセル形式は、ダイナミック広告以外でも効果的に活用できるフォーマットです。Facebookカルーセル広告の詳しい詳細は、「facebook カルーセル広告とは?設定方法やメリット、効果的な活用ポイントを分かりやすく徹底解説!」をご覧ください。

コレクション形式

コレクション形式は、広告の上半分に1枚のカバー画像または動画とその下に複数の商品画像を並べて一緒に表示できるフォーマットです。コレクション形式は、一度に複数の商品を表示し、ブランドイメージと商品を同時にユーザーにアピールできるので、ひと目でユーザーの興味を引きつけることができます。

例えば、下記のようにメインの画像または、動画の下に商品の画像が4枚並んだ状態で配信され、広告をタップすることで、瞬時にフルスクリーン表示に切り替わります。最大50枚の商品を画像を掲載でき、ウェブサイトまたはアプリへとユーザーを誘導することができます。

参考元・画像引用元:Meta公式「インパクトあるビジュアル、快適なショッピング体験

コレクション形式は、商品宣伝との相性が非常に良いです。Facebookによると、アディダスは、新作および関連商品の販売促進にコレクション広告を使用して、3.5倍もの広告費用対効果(ROAS)を達成したと報告しています。

Facebookダイナミック広告のメリット

Facebookダイナミック広告には、以下のメリットがあります。

  • 潜在意識に直接アプローチできる
  • 配信効率が高い
  • 広告作成が効率的

それぞれのメリットを詳しくご紹介していきます。

潜在意識に直接アプローチできる

Facebook広告の強みの一つは、ユーザーの詳細な情報を基に非常に精度の高いターゲティングができることです。Facebookダイナミック広告を活用することでユーザーの年齢や性別などの基本属性だけでなく、趣味、嗜好、行動履歴などのFacebookのデータやアルゴリズムを基に潜在層にも効率的にアプローチができます。購入の可能性が高い類似ユーザーや過去に購入された商品の類似のものを自動で広告配信できるので、リーチ数やコンバージョン率の向上が期待できます。

配信効率が良く、費用対効果が高い

Facebookダイナミック広告は、ユーザーの属性に合わせてAIがユーザーと関連性の高い広告を配信するので、配信効率を上げることができます。ユーザーの興味関心に近い商品・サービスを一度に複数表示できるので、従来の広告と比較してクリック率・コンバージョン率が高い傾向にあります。そのため、費用対効果の高い広告運用が実現できます。

広告作成が効率的

Facebookダイナミック広告は、一つの広告で複数の商品やサービスを宣伝できるだけでなく、ユーザーの属性を絞り込んでピンポイントで配信できるため、ターゲティング精度が非常に高いです。従来の広告は、全てのユーザーに同じクリエイティブの広告を表示しますが、Facebookダイナミック広告では、個々のユーザーに合わせた最適なクリエイティブを自動作成して配信できるので、クリエイティブ作成にかかる時間を大幅に削減することができます。

Facebookダイナミック広告のデメリット

多くのメリットがあるFacebookダイナミック広告ですが、以下のデメリットもあるので認識しておきましょう。

  • 初期設定が難しい
  • フィード情報のメンテナンスをリアルタイムで行う必要がある

初期設定が難しい

Facebookダイナミック広告を導入するためには、ピクセル設定とフィード情報を登録する必要があります。

既に他の媒体で広告を利用している場合は、そのフィード情報を転用することができますが、Facebook広告に合わせて最適化しなければなりません。

また、タグの設置はサイト内の多数のページへ最適なタグを設置する必要があるため、サイト管理などの一定の知識を持った方の協力が必要となります。

設置がうまくいっていない場合、正しい広告計測ができないなど、サイトの動作自体に影響を及ぼす可能性があるので、社内に専門知識を持つ人がいない場合は、外部の専門業者や代理店に依頼することを検討しましょう。

フィード情報のメンテナンスをリアルタイムで行う必要がある

Facebookダイナミック広告は、登録したフィード情報に基づき自動で商品を表示するため、フィード情報は、初期設定した後も定期的にメンテナンスする必要があります。

特に商品の品数が多いECサイトの場合、セール価格や在庫切れ商品などの登録情報の更新をリアルタイムでおこなう必要があるため、手動で更新するのは現実的ではありません。そのため、データフィードの管理ツールの使用や、Facebookピクセル経由で自動更新する必要があります。導入を検討する際は、どういう方法でメンテナンスをするかを考慮しながら検討することをおすすめします。

Facebookダイナミック広告と相性の良い商材

画像引用元:Meta公式「買い物客がまさに求めている商品を表示しましょう

Facebookダイナミック広告は、多品種の商材を扱っている業界と非常に相性が良いといわれています。なぜなら、一般的な単一の広告でアピールするよりも、ユーザーの属性に合った商品を提示する方が効果が高くなるからです。

具体的には、下記のようなサービスの利用に向いています。

  • ECサイト
  • 旅行・ホテル予約サイト
  • 不動産サイト
  • 求人サイト

ECサイト

品数が多いECサイトは、ダイナミック広告と非常に相性の良いサイトです。ダイナミック広告は、一つの広告の中に異なる商品やサービスを表示できるので、ユーザーが閲覧したりカートに入れた商品と似たような関連商品がおすすめ商品として表示されれば、より購買につなげやすくなります。

商品の種類が多いほど、ダイナミック広告の効果は高くなるため、ユーザーの属性に合った適切な広告を自動配信することで、コンバージョン率の向上につなげることができます。

旅行・ホテル予約サイト

旅行・ホテル予約サイトの場合、旅行プランやホテルの客室など多数の商品があるため、ダイナミック広告を活用することで、複数の商品を宣伝することができます。データフィードに商品情報を登録し、Facebookダイナミック広告にアップロードしておくことで、広告を閲覧したユーザーに対して興味関心をもった商品と関連性の高い商品を配信できます。

また、Facebookピクセル設置をすることで、ユーザーがサイト名で閲覧した商品情報を集め、その情報を基に広告を表示させることも可能になります。Facebookダイナミック広告を活用することで、ユーザーの興味関心や購入意向に基づくターゲティングが可能になります。

不動産サイト

不動産サイトに掲載されている物件をダイナミック広告を活用して配信することで、ユーザーに対して個別に広告を配信することができます。物件を探しているユーザーに対して、適切な広告(興味のありそうな物件など)を表示できるので、クリック率やコンバージョン率の向上が期待できます。

また、不動産サイトは物件情報がリアルタイムで変動するため、常に新しい情報を更新していく必要があります。物件数が多く更新作業が大変な場合でも、ダイナミック広告を活用すれば、自動的に最新情報を更新できるので、広告の更新作業の手間をは省くことができます。

不動産購入など大きな買い物の場合、ユーザーは購入をするまでに何度かサイトへ訪問する傾向にあります。そのため、ダイナミック広告のリターゲティングキャンペーンを活用すれば、過去に物件情報を閲覧したユーザーに対して効率的に適切な広告を配信し、再びユーザーの興味関心を引き付け、サイトに再訪問させることができます。

求人サイト

求人サイトは、多様な職種・業種の求人情報が掲載されています。ダイナミック広告を活用することで、ユーザーの求人サイトの閲覧状況に基づき、求職者にとって興味のありそうな求人案件を効率的に配信することができます。

Facebookダイナミック広告に不向きな商材

Facebookダイナミック広告は、単品通販のECサイトなど、商品が少ないサイトでの利用はおすすめできません。なぜなら、Facebookダイナミック広告は、大量のデータフィード情報から自動的に最適な広告を表示する仕組みになっているので、販売商品が1〜2個などラインアップが少ない場合、ユーザーに合わせて広告を生成するための十分な情報を得られないからです。そのため、単品の通販サイトの場合は、通常の広告キャンペーンでその商品に合った設定をおこなう方が効果的に広告運用できるでしょう。

Facebookダイナミック広告の配信の流れ

画像引用元:Meat公式「ダイナミッククリエイティブ広告のベストプラクティス

ここでは、Facebookダイナミック広告の配信の流れをご紹介していきます。Facebookダイナミック広告の配信の流れは、以下の通りです。

1.カタログ情報の作成

2.カタログの登録

3.ピクセルタグの設定

4.キャンペーン作成

1.カタログを作成する

始めに「カタログ」と呼ばれる、Facebookで宣伝する(または販売する)商品すべての情報を保持するコンテナを作成します。これはいわゆる「データフィード」のことを指し、カタログを作成して、アイテム情報を登録していきます。

カタログを作成する

1.コマースマネージャを開き、「カタログ作成」を選択し、「開始する」を選択します。

すでにカタログがある場合:カタログのリストが表示されるので、「+カタログを追加」を選択して、新しいカタログを作成します。

2.宣伝または、販売する商品の種類を選択し、「次へ」をクリックします。今回は、「Eコマース」、「オンライン商品」を選択していきます。

3.Eコマース(商品)の場合のみ、カタログにアイテムを追加する方法を以下の2つから選択します

商品情報をアップロードする:コマースマネージャでアイテムを自分で選択する場合。

パートナープラットフォームにリンクする:Shopifyなどのサードパーティプラットフォームからインポートする場合。

パートナープラットフォームからアイテムをインポートする方法の詳しい詳細は「パートナーのプラットフォームからカタログにアイテムをインポートして管理する」をご参考ください。

4.カタログを含めるビジネスポートフォリオを選択し、カタログ名を入力します。

※ビジネスポートフォリオを選択するには、全権限を持つ必要があります。

5.「作成」をクリックすれば、カタログの作成は完了です。作成したカタログは、コマースマネージャでいつでも管理できます。

2.カタログを登録する方法

カタログを作成したら、アイテムを登録していきます。登録の仕方にはいくつかの方法があり、販売するアイテムの数や種類、アイテム情報の変更頻度などで方法が異なってきます。下記の表で、どれが自社に適した方法か比較しながら検討してみてください。



手動

データフィード

パートナープラットフォーム

Metaピクセル

バッチAPI
インベントリーのサイズ小:頻繁に変更しない中~大:または変更が頻繁中~大:または変更が頻繁中~大:または変更が頻繁大:かつ変更が頻繁
インベントリーのタイプ商品のみすべてのインベントリータイプ商品のみ商品のみすべてのインベントリータイプ
必要なもの商品の詳細と画像・正しい仕様で作成されたデータフィード
・ファイルホスティングサイト(任意)
パートナープラットフォームでホスティングされている商品・インストール済みのピクセル
・商品ページに追加されたマイクロデータタグ
・ウェブサイトでの最近のアクティビティ
開発者向けサポート
設定の難易度
管理の難易度
追加方法の詳しい詳細はこちらをご参考ください。手動データフィードパートナープラットフォームMetaピクセルカタログバッチAPI

参考元:Metaビジネスヘルプセンター「カタログにアイテムを追加する方法

カタログを登録する方法は、データフィードを使用して登録する方法が一般的です。また、手動による登録方法は、商品の数が少ない場合は有効的ですが、今後商品の品数が増える可能性がある場合は、管理が大変になってくるのでおすすめできません。

Metaピクセルの場合、ECサイトなどの商品タイプのみで実施可能で、不動産サイトなどでは実施できません。

3.ピクセルタグの設定

Facebookダイナミック広告を配信するためには、ピクセルタグの設定も必要不可欠となります。なぜなら、タグ設定することによって、閲覧履歴のある商品を表示したり、閲覧はしていなくてもユーザーが興味ありそうな商品を表示できるようになるからです。

ウェブサイトの場合、ピクセルをインストールし、Facebookダイナミック広告の掲載に必要なピクセルイベントとパラメータを設置しましょう。モバイルアプリの場合は、アプリにSDKをインストールして、Facebookダイナミック広告の掲載に必要なアプリイベントを設置します。

Metaピクセルの作成・設置方法の詳しい詳細は「【初心者向け】facebook広告 コンバージョンの設定や効果的な活用方法を分かりやすく解説!」をご参考ください。

また、ピクセルやアプリSDKをインストールしたら、イベントデータソースとしてカタログにリンクする必要があります。

カタログにリンクする方法の詳細は、「コマースマネージャでMetaピクセルまたはFacebook SDKをカタログにリンクする方法」をご参考ください。

参考元:Metaビジネスヘルプセンター「Advantage+ カタログ広告の要件

4.キャンペーン作成

上記の1〜3の設定が完了したら、キャンペーンを作成します。

1.Meta広告マネージャを開き、「+作成」をクリックし、キャンペーンを作成します。

2.目的を売上、アプリの宣伝、リード、エンゲージメント、トラフィックから選択します。

3.キャンペーンの目的に応じて、キャンペーンまたは、広告のレベルでカタログを選択します。

売上:キャンペーンレベルで「カタログを使用する」を選択

アプリの宣伝:広告のレベルでカタログを選択。

※上記の目的では、ダイナミックオーディエンスのオプションは使用できません。

4.これでFacebookダイナミック広告の作成は完了です。

Facebookダイナミック広告の運用のコツ

ここでは、Facebookダイナミック広告の運用のコツをご紹介します。

「自動設定」を活用する

Fecebookダイナミック広告の魅力は、ユーザーに合わせた適切な広告を自動配信できるところです。そのため、Facebookダイナミック広告の設定をする際は、自動化を選択できる箇所は、すべて自動化にすることをおすすめします。「自動設定」にすることで、AIが最新ユーザーの状況に合わせて、適切な広告を常に自動配信してくれるからです。

商品の特徴に合わせてリターゲティングの有無を設定をする

リターゲティング設定とは、一度広告をクリックしたり購入に至ったユーザーに対して再度広告表示させる機能のことをいいますが、商品の特徴に合わせてリターゲティング設定をおこないましょう。例えば、消耗品などユーザーの購入頻度が高い商品の場合、リターゲティング設定をオンにしておくことで、ユーザーの再購入をしてもらえる可能性が高くなります。一方で、一度購入したらしばらくは再購入が必要ない商品の場合は、リターゲティング設定をオフにしておくことをおすすめします。このように商品の特徴に合わせて適切なリターゲティング設定をおこなうことが大切です。

Facebookダイナミック広告の出稿相場

Fecebook広告の一般的な出稿相場は、月に約10万から30万程度と言われていますが、予算は求める成果や目標によって異なります。

Facebook広告では最低100円から出稿することができ、誰でも手軽に広告を出稿することができます。自社の広告予算に合わせて運用できるので、いきなり大きな費用をかけるのではなく、まずは1日1,000円、月3万程度の予算から運用を始め、徐々に広告費を増やしながら、広告を最適化していくことをおすすめします。

Facebook広告の支払いは、クレジットカード・デビットカード、PayPal・口座売り込みのいずれかから選択できます。

Facebook広告の課金形式

Facebook広告の料金体系(課金方式)には、以下の2種類があります。

  • クリック課金
  • インプレッション課金

Facebook広告は、ターゲティング精度が非常に高いことから、インプレッション課金が推奨されていますが、課金対象は、キャンペーン目的で何を選ぶかで選択が変わってくるので、目的に応じて選択するようにしましょう。

Facebook広告の料金の仕組みや課金方式についての詳しい詳細は「Facebook広告の費用を徹底解説!課金の仕組みや広告効果を高める施策もご紹介」をご参考ください。

Fcebook広告 課金方式


課金方式

費用の目安

活用シーン

クリック課金(CPC)

1クリック100~200円

商品販売サービスコンバージョン獲得アプリの宣伝など

インプレッション課金(CPM)
100~500円ブランドの認知度アップリーチなど

動画再生課金(CPV)

1回の再生100~150円

商品販売ブランドの認知度アップコンバージョン獲得など

まとめ

今回は、Facebookダイナミック広告の特徴やカタログ作成の方法、設定手順を分かりやすく解説しました。

Facebookダイナミック広告は、ユーザーのサイト閲覧履歴などに応じて、ユーザーに合わせた最適な広告を自動表示してくれるので、商品を効率よくアピールできるという特徴があります。シングル画像やカルーセル、コレクションといったさまざまな形式を選択することができ、ECサイトのように、扱っている商品数が多いサイトほど威力を発揮することができるので、Fecebookダイナミック広告を上手く活用し、クリック率やコンバージョン率を高めましょう。

Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部

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