Facebook広告を出したいけれど、「Facebook広告のメリットやデメリットがわからない」「仕組みや課金方法は難しいの?」と、お悩みの方も多いかと思います。
今回は、種類や仕組み、課金方式など、Facebook広告の特徴を、初心者にもわかりやすくご紹介します。
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目次
1.Facebook広告とは
Facebook広告とはその名のとおり、世界で月間29億人ものアクティブユーザー数を誇るFacebookの、フィードやストーリーズなどに出せる広告のことです。
Facebook広告を利用すると、Facebookだけではなく、InstagramやFacebook Messenger、Audience Networkといった、4つのプラットフォームへの広告配信が可能になります。
プラットフォーム | 特徴 |
友達や家族とつながったり、自分の興味や関心のあることをシェアできるSNSです。 |
|
写真や動画をメインとした投稿を友達や家族と 共有できるアプリで、Facebookが提供しています。 |
|
Facebook Messenger | Facebookのユーザー同士でメッセージのやり取りができるアプリです。 |
Audience Network |
Facebookが提携するモバイルアプリなどに、 広告を配信できるサービスです。 |
中でも、国内の月間アクティブアカウント数が3,300万超えのInstagramは、Facebookの規模を上回るほど成長していますので、Instagramを含む様々なプラットフォームを横断して最適化できることも、Facebook広告が人気を集める理由の一つです。
2.Facebook広告の特徴
Facebook広告にはどのような特徴があるのでしょうか?
特に注目したい、5つの特徴をご紹介します。
2-1.Facebook広告の特徴1.ターゲティング精度が高い
Facebook広告には他のSNS広告にはない特徴が多くありますが、中でも最大の特徴と言えるのが、ターゲティング精度が高いことです。
一般的なSNSは匿名で利用できますが、Facebookは実名で登録することが求められています。
そのため、本名や年齢、住所や勤務先など、ユーザーが登録した正確なプロフィール情報に基づいて、広告配信が可能なことが強みです。
また、Facebookには、自社の顧客と属性や行動履歴が似通ったユーザーをターゲティングできる、「類似オーディエンス」という機能があります。
類似オーディエンスを設定すれば、自社の商品やサービスに関心を示すユーザーに、リーチを広げられます。
2-2.Facebook広告の特徴2.広告の効果測定が容易
広告の費用対効果を高めるためには、広告の効果測定が欠かせません。
Facebook広告のプラットフォームにはあらかじめ、「いいね!」の数やアプリのダウンロード数、自社のWebサイトでの問い合わせ数などを、数値で確認できる機能が備わっています。
そのため、効果測定を行うためのツールを別途導入する必要がありません。
2-3.Facebook広告の特徴3.広告出稿の手順がシンプル
Facebook広告の魅力的な特徴として、出稿の手順がシンプルなことが挙げられます。
画面上に表示される指示通りに進めるだけなので、誰でも簡単に出稿可能です。
出稿するために必要な項目には、目的や予算、ターゲティングや配信期間、画像やテキストなどがあります。
2-4.Facebook広告の特徴4.少額からの広告配信が可能
Facebook広告は他の広告と比較して、少額から広告配信することが可能です。
最低出稿金額が100円のFacebook広告は、リスクを抑えて取り組めるため、初めて広告を出稿する方にもおすすめします。
少額で広告配信をスタートできますので、予算が限られている場合や複数の広告と比較したい場合のお試し運用や、効果を確認しながら予算を拡大してより大きな効果を狙う運営が可能です。
また、Facebook広告はリスティング広告に比較して、クリック単価も低くなることが特徴です。
2-5.Facebook広告の特徴5.Meta社が運営する媒体などに配信可能
Facebook広告の掲載先はFacebookだけではなく、Meta社が運営するInstagramやFacebook Messengerなど、様々な媒体に配信できることも特徴です。
主な配信先である、4つの媒体の特徴を確認しておきましょう。
友達や家族といった現実での知り合いを中心に、自分に関連する情報やニュースをシェア・発信することで、つながりやコミュニティを広げられるサービスです。
他のSNSとは異なり、実名登録が求められています。
SNSの中でも特にビジュアルを重視しているInstagramは、写真や動画の投稿がメインのプラットフォームです。
ユーザーは年々増加しており、若年層と女性ユーザーの割合が多いことが特徴です。
・Facebook Messenger
Facebookユーザー同士がリアルタイムで、簡単に連絡を取り合えるサービスのFacebook Messengerは、ビジネス目的で活用するケースが増えています。
・Audience Network
Audience Network は、Facebookと提携しているモバイルアプリや、モバイルサイトに広告配信ができる仕組みです。
大手アプリである「グノシー」や「C CHANNEL」を含め、数千以上のモバイルアプリに配信できます。
3.Facebook広告の種類
Facebook広告には目的によって得られる効果が異なる、13種類の広告フォーマットがあります。
・写真広告 ・動画広告 ・スライドショー広告 ・カルーセル広告 ・インスタントエクスペリエンス広告 ・コレクション広告 ・リード獲得広告 ・ダイナミック広告 ・いいね!広告 ・イベント参加広告 ・Messenger誘導広告 ・プレイアブル広告 ・クーポン広告 |
13種類の中でも、代表的な5種類の広告フォーマットをご紹介します。
3-1.写真広告(静止画広告)
「画像広告」や「静止画広告」とも呼ばれるのが、画像を投稿するだけの写真広告です。
写真広告は広告フォーマットの中で最もシンプルな広告で、Facebookに投稿した写真や、広告用に撮影した写真を投稿するだけで作成できます。
幅広い業界の広告に向いており、扱いやすいフォーマットですので、初心者の方にもおすすめです。
一般的に、企業やブランドの注目度や、商品やサービスの認知度の向上のために、テキストを添えて投稿します。
画像にもテキストの記載は可能ですが、画像の邪魔にならないような大きさで、文字数を抑えることがポイントです。
3-2.カルーセル広告
一つの広告枠に、複数の画像や動画、見出しやリンク、CTAボタンを設置できるのが、カルーセル広告です。
画像は最大10枚まで使用でき、画像ごとに別々のリンクを設定することも可能ですので、それぞれの商品やサービスのページに誘導できます。
商品をカタログ風に紹介したり、画像と動画を組み合わせて商品やサービスを紹介したり、様々な活用方法があります。
3-3.動画広告
音声や動きでメッセージを伝えられるのが、動画を利用した動画広告です。
動画は写真よりも情報量が多いため、商品やサービスの説明や魅力を伝えやすいメリットがあります。
動画広告の中には自動再生機能があり、ユーザーの目に留まりやすいことから、動画広告の需要も高まっています。
画像だけでは伝わりにくい商品やサービスや、高単価な商品やサービスには、より多くの情報を伝えられる、動画広告がおすすめです。
3-4.スライドショー広告
スライドショー広告は、3〜10枚の画像と、音やテキストを組み合わせ、動画のように表現できる広告フォーマットです。
商品やサービスを複数の画像で紹介できるため多くの情報が伝えられ、撮影が欠かせない動画広告よりも低コストで作成できるなどのメリットがあります。
また、スライドショーは動画よりもファイルサイズが小さいため、通信環境が悪くても配信可能です。
複数の画像を使ってストーリー性を持たせられるため、ユーザーの関心を引きやすくなります。
スライドショー広告は、動画を作成したいけれど費用や手間を抑えたい場合や、商品やサービスの説明や魅力を分かりやすく伝えたい場合におすすめです。
3-5.インスタントエクスペリエンス広告
モバイル向けの広告フォーマットのインスタントエクスペリエンス広告は、広告をタップした後にフルスクリーンで表示される広告です。
LP感覚で使用できるため、企業やブランド、商品やサービスを視覚的にアピールできます。
インスタントエクスペリエンス広告は読み込み速度が速く、Webサイトへ移動するよりも速く表示できるため、表示の遅延による離脱を防ぐことが可能です。
4.Facebook広告のメリット
Facebook広告が注目を集める理由として、様々なメリットがあることが挙げられます。
Facebook広告の代表的な3つのメリットをご紹介します。
4-1.多くのユーザーにアプローチが可能
Facebookは他のSNSと異なり、アクティブユーザーが多いことが特徴です。
InstagramやTwitterもユーザーの多いSNSとして知られていますが、InstagramやTwitterは1人のユーザーが複数のアカウントを持てるため、実際のアクティブユーザーの数は少なくなります。
一方、実名登録が求められるFacebookは、複数のアカウントを持つことが禁止されています。
アクティブユーザー=実際のユーザーとなるため、アクティブユーザーが多いことで、より多くのユーザーに広告を見てもらうことが可能です。
4-2.広告フォーマットが豊富
Facebook広告はフォーマットの種類が豊富なことも、メリットの一つです。
13種類もの広告フォーマットの中から、広告配信の目的に合わせて、最適なものを選べます。
広告フォーマットの種類が多いと、画像と動画を使い分けるなど、様々な種類を試して効果を比較・検証することも可能ですので、効果的な広告配信につなげられます。
4-3.目的に合わせた広告配信の最適化が可能
Facebook広告には、「集客を増やしたい」「アプリをインストールして欲しい」「いいね!の数を増やしたい」といった目的に合わせて、広告配信を最適化する機能があります。
最適化とは、コンバージョンが獲得できる可能性が高いユーザーをFacebookが選び出し、優先的に広告を配信する機能です。
あらかじめ設定したターゲット層の中から、コンバージョンを獲得した人に似たユーザーを探し、広告を配信することで、コンバージョンの確立が高まります。
5.Facebook広告のデメリット
メリットの多いFacebook広告ですが、やはりメリットだけではなくデメリットもあります。
Facebook広告を出稿する前に、デメリットも把握しておきましょう。
5-1.ユーザーが限定されている
Facebook広告は主に、Facebookのユーザーを対象に広告配信します。
もちろん、InstagramやAudience Networkで連携しているモバイルアプリやWebサイトに、広告を配信することも可能ですが、Google広告やYahoo広告と比較すると、やはり対象となるユーザーは限定されてしまいます。
Facebook広告には低コストで出稿できたり、豊富な広告フォーマットを利用できるメリットがありますので、まずはFacebook広告でお試し運用をして検証を重ねてから、他の媒体で運用する方法が最適です。
5-2.仕様の変更が多い
Facebook広告は他の媒体と比較して、仕様の変更が多いことがデメリットです。
頻繁にアップデートが行われているため、できることも多くなりますが、操作画面のレイアウトやコンバージョン計測ルールが変わるといった変更が多くなると、変更箇所を把握して対応することが負担になってしまいます。
そのため、Facebook広告をそれほど活用しない場合には、久しぶりにFacebook広告を利用しようとしたら仕様やルールが変更され、使い方や見方が分からなくなる恐れがあります。
Facebook広告を常に運用しない場合は、変更箇所を把握して対応することを考え、広告の配信スケジュールに余裕を持って取り組むことが大切です。
5-3.成果の持続時間が短い
SNSユーザーには、飽きるのが早い特徴があります。
そのため、高い成果を上げた広告でも成果が長続きしないことが、Facebook広告のデメリットとして挙げられます。
広告配信の効果を持続させるためには、広告の定期的な検証と改善が必要です。
6.Facebook広告の仕組みと課金方式
Facebook広告を効率的に活用するためには、Facebook広告の仕組みと課金方式も、しっかりと理解しておきましょう。
6-1.Facebook広告の仕組み
Facebook広告ではユーザーに最適な広告を配信するために、「広告オークション」の仕組みを採用しており、候補に挙がっている広告の中からオークションの結果に基づいて、最適な広告を選び出して配信しています。
配信順位や表示順位を決める際には、「入札価格」「推定アクション率」「広告品質」という、3つのアルゴリズムによって広告の価値を判断しています。
A社 | B社 | C社 | |
入札価格 | ◎ | 〇 | 〇 |
推定アクション率 | 〇 | × | △ |
広告品質 | 〇 | 〇 | △ |
↓
広告オークション |
↓
A社 | B社 | C社 | |
結果 |
勝者(配信される) |
敗者(配信されない) | 敗者(配信されない) |
配信する商品やサービス、配信するエリアやターゲティングがかぶる広告主とオークション形式で競争し、最も価値が高いと判断された広告だけが表示されます。
6-2.Facebook広告の課金方法
Facebook広告では、「クリック課金」と「インプレッション課金」の、2つの課金方法を採用しています。
・クリック課金
クリック課金とは「CPC(Cost Per Click)課金」のことで、ユーザーが広告をクリックしたタイミングで課金される方式です。
Facebook広告だけではなく、Google広告やYahoo広告など様々な広告媒体で採用されています。
「1クリック=○〇円」で課金される金額は、オークション形式で算出されますので、常に変動します。
ユーザーに何度も広告が表示されても、クリックされなければ課金されません。
・インプレッション課金
インプレッション課金とは「CPM(Cost Per Mille)課金」のことで、ユーザーに広告が1,000回表示されたタイミングで、課金される方式です。
クリックや「いいね!」といったユーザーのアクションに関係なく、広告の表示回数に応じて課金されるため、広告費用を抑えられます。
しかし、クリック率の低い広告では、効果が出ないまま予算が消費されてしまう可能性があるため、注意が必要です。
7.Facebookの広告アカウント作成方法
Facebook広告を出稿するには、Facebookの広告アカウントが必要です。
Facebookの広告アカウントは、4つのステップで作成できます。
1.Facebookの個人アカウント作成する 2. Facebookページを作成する 3.Facebookビジネスマネージャのアカウントを作成する 4. 広告アカウントを作成する |
7-1.Facebookの広告アカウント作成方法1.Facebook個人アカウントを作成する
Facebookの個人アカウントを持っていない場合は、個人アカウントを作ることから始めましょう。
Facebookの「新規アカウントを作成」ページにアクセスし、氏名・携帯電話番号またはメールアドレス・パスワードなど、必要な情報を入力します。
すでに、Facebookの個人アカウントを持っている場合は、ログインします。
7-2.Facebookの広告アカウント作成方法2.Facebookページを作成する
続いて、広告配信したいビジネスのFacebookページを作成しましょう。
ページの管理者となる人の個人アカウントで、Facebookページを開設します。
個人アカウントでFacebookにログインしたら、メニューから「ページ」→「新しいページを作成」に進みます。
表示された「ページを作成」に、ページ名やカテゴリなどのページ詳細と、プロフィール画像やカバー画像、連絡先などの基本データを追加したら、Facebookページの作成は完了です。
Facebookカテゴリについて、詳しく知りたい方はこちら
7-3.Facebookの広告アカウント作成方法3.Facebookビジネスマネージャアカウントを作成する
Facebookビジネスマネージャは、複数の広告アカウントやFacebookページを、複数人で管理する場合に必要です。
無料のFacebookビジネスマネージャでは、精度の高い広告の配信だけではなく、ビジネス管理者や支払い方法の管理、レポート機能を活用した効果の分析などができます。
・Facebookビジネスマネージャアカウントを作成する
Facebookビジネスマネージャのアカウントを作成するには、ビジネスマネージャの「アカウントを作成」をクリックしましょう。
表示された「ビジネスマネージャアカウントを作成」に、ビジネスおよびアカウントの名前・名前・仕事用メールアドレスを入力して「次へ」をクリックし、ビジネスの詳細を入力して「送信」クリックしたら完了です。
・作成したFacebookビジネスマネージャアカウントとFacebookページを紐付けする
Facebookページを管理するためには、作成したFacebookビジネスマネージャアカウントと、紐付けしなければなりません。
ビジネスマネージャの画面にあるメニューから、「ビジネス設定」→「アカウント」→「ページ」と進みます。
ページの画面で「追加」をクリックし、Facebookページ名またはURLを入力すれば完了です。
ただし、1つのFacebookページに紐付けできるのは1つのビジネスマネージャだけで、管理者は同一でなければなりません。
7-4.Facebookの広告アカウント作成方法4.広告アカウントを作成する
ビジネスマネージャの画面にあるメニューから、「ビジネス設定」→「アカウント」→「広告アカウント」と進み、「追加」をクリックします。
「新しい広告アカウントを選択」を3つのオプションの中から選び、広告アカウント名を入力すれば完了です。
広告アカウントの作成や追加をするには、ビジネスマネージャの管理者であり、広告アカウントの所有者でなければなりません。
また、1つの広告アカウントに紐付けできるのは、1つのビジネスマネージャのみです。
8.Facebook広告の作成方法
Facebookの広告アカウントが作成できたら、いよいよFacebook広告を作成しましょう。
Facebook広告は、3つのステップで作成できます。
1. キャンペーンを設定する 2. 広告セットを設定する 3. 広告を設定する |
Facebook広告は、ビジネスマネージャの画面にあるメニューから「広告マネージャ」と進み、「作成」をクリックして作成します。
8-1.Facebook広告の作成方法1.キャンペーンの設定
購入タイプとキャンペーンの目的を選択します。
・購入タイプ
購入タイプには、「オークション購入」と「リーチ&フリークエンシー購入」の2種類がありますが、一般的にはオークション購入を選びます。
・キャンペーンの目的
「認知」「検討」「コンバージョン」のカテゴリには、11項目がありますので、適切な目的を設定しましょう。
目的 |
説明 |
リーチ | できるだけ多くのユーザーに広告を表示します。 |
トラフィック |
Webサイトやアプリ、LPやFacebookイベント などにユーザーを誘導します。 |
ブランドの認知度アップ |
商品やサービスの記憶が残る見込みが高い ユーザーに広告を表示します。 |
アプリのインストール |
アプリをダウンロードしてアクションを起こす 可能性が高いユーザーに広告を表示し、 App StoreやGoogle Playストアに誘導して、 アプリのインストールを促します。 |
動画の再生数アップ |
動画を継続して視聴する見込みの高い ターゲット層に、動画広告を表示します。 |
リード獲得 |
フォーム、通話またはチャットを利用して、 ビジネスに興味があるユーザーの情報を取得します。 |
メッセージ | Messengerでの広告をクリックしたユーザーに、コミュニケーションを促します。 |
コンバージョン |
商品やサービスの購入や、問い合わせや 資料請求など、最もアクションを実行する 可能性が高いユーザーに広告を表示します。 |
エンゲージメント |
ページへの「いいね!」やイベントへの参加、 投稿のエンゲージメントなどを促します。 |
購入タイプとキャンペーンの目的を選んだら、「次へ」をクリックします。
詳細を入力する画面が表示されたら、キャンペーン名やカテゴリ、キャンペーンの詳細やA/Bテスト、キャンペーン予算の最適化を設定すれば完了です。
8-2.Facebook広告の作成方法2.広告セットの設定
キャンペーンの設定の完了後に「次へ」をクリックすると、広告セットの画面が表示されます。
広告セット名やオーディエンス、最適化と配信、予算と掲載期間などを設定しましょう。
8-3.Facebook広告の作成方法3.広告の設定
広告セットの設定の完了後に「次へ」をクリックすると、広告の設定の画面が表示されます。
広告名や広告に表示する名前、トラッキングやクリエイティブなど、必要な項目を設定すれば完了です。
9.Facebook広告の費用対効果を高める方法
Facebook広告の費用対効果を高めるには、主に3つの方法があります。
9-1.Facebook広告の費用対効果を高める方法1.予算・ターゲティングを絞りすぎない
Facebook広告を含む運用型広告では、「機械学習による最適化」を行っていることがほとんどです。
広告の成果を高めるために、機械学習をうまく行うには、それなりのデータ量が必要になりますので、予算やターゲティングを絞り過ぎないことをおすすめします。
9-2.Facebook広告の費用対効果を高める方法2.動画クリエイティブを活用する
動画は短時間で多くの情報を伝えることが可能で、写真よりもユーザーの目に留まりやすいため、広告でも動画クリエイティブの配信が欠かせません。
ただし、離脱を防ぐためには冒頭の3秒が重要ですので、動画クリエイティブを作成する際には、ユーザーを引き付ける工夫が必要です。
9-3.Facebook広告の費用対効果を高める方法3.配信面ごとに適切なクリエイティブサイズを準備する
Facebook広告では、「16:9」や「4:5」など、様々なアスペクト比で表示できますが、配信面に合わせて適切なクリエイティブサイズを準備することが重要です。
中でも、「1:1(スクエア)」と「9:16(縦長)」は、画像と動画のどちらの広告でも、必ず準備することをおすすめします。
10.まとめ
ターゲティングの精度が高く、広告出稿の手順がシンプルなFacebook広告は、初心者でも始めやすい広告です。Facebook広告の構造をしっかりと理解して広告を配信すれば、高い効果が期待できますので、ぜひこの記事を参考に取り組んでみてください。
また、広告は配信するだけではなく、配信した後の分析と改善が重要です。
Facebook広告には成果を簡単にまとめられるレポート機能もありますので、レポートを活用して分析し、改善していくことをおすすめします。
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