【2022年最新】LINE広告のクリエイティブ審査と制作のポイントについて解説! - (株)GMSコンサルティング

【2022年最新】LINE広告のクリエイティブ審査と制作のポイントについて解説!

2022.5.31

LINE広告は、幅広い年齢層にアプローチできる広告です。リーチできるユーザー層が多いため、他媒体の広告よりもクリエイティブ審査が厳しいと言われています。この記事では、LINE広告のクリエイティブ審査と、制作時のポイントを解説します。広告に携わるクリエイターの方はもちろん、運用を統括する広告担当者の方も必読です。

 

 

1.LINE広告とは?

 

LINE広告は、ユーザー数が8,000万人を超えるメッセージアプリ「LINE」と、それに付随する関連サービスに配信できる広告です。LINEユーザーは、他のSNSと比較して年齢層が広いのが特徴で、特に20代から40代の利用率は95%を超えています。LINE広告は、ターゲティング精度も優れているため、これらのユーザーにピンポイントで配信でき、他のSNS広告ではリーチしづらい層にも訴求可能です。

 

LINE広告には、他のSNS広告よりも厳しい規定があります。LINEで配信される広告は、多くのユーザーが目にする可能性があるため、ユーザーを不快にさせたり悪影響を与える広告は排除するようにしているためです。ここからは、入稿規定や審査基準を詳しく紹介していきます。

 

LINE広告の詳細については、こちらをご覧ください。

【図解】LINE広告とは?特徴や配信面、運用のコツまで徹底解説

 

 

2.LINE広告のクリエイティブサイズと入稿規定

 

LINE広告には5つのクリエイティブ種類があり、それぞれのサイズと入稿規定が決まっています。5つの種類は次の通りです。

 

・Card

・Square

・Vertical

・カルーセル

・画像+テキスト

 

それぞれの特徴や詳細をご紹介します。

 

2-1 Card

 

Cardは、静止画(1200x628px)と、動画(画面比率16:9、240×135px〜1920×1080px)のフォーマットです。トークリストのみならず、LINE VOOM(旧タイムライン)、LINE NEWSなどにも配信できるフォーマットなので、汎用性が高いサイズと言えます。Cardを入稿できる配信面は、次の表の通りです。

 


参照:
【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて|LINE for Business

Cardの入稿サイズ「1200x628px」は、Google及びYahoo!のレスポンシブディスプレイ広告に横展開できるサイズです。他媒体での出稿も検討している場合は、優先的に制作したいフォーマットと言えます。

 

 

2-2 Square

 

「Square」は、静止画(1080x1080px)と、動画(画面比率1:1、600×600px〜1280×1280px)の正方形フォーマットです。配信面は次の表の通りです。Cardと同様で、こちらも汎用性の高いサイズと言えます。

 


参照:
【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて|LINE for Business

Squareの入稿サイズ「1080x1080px」は、Facebook広告のほぼ全てのフォーマットや、Instagram広告のフィード広告に横展開できるサイズです。これらのSNS広告への出稿を検討している場合は、同じクリエイティブを使えることを覚えておきましょう。

 

 

2-3 Vertical

 

Verticalは動画専用で、画面比率9:16(135×240px〜1080×1920px)とスマホ画面いっぱいに表示される縦長のフォーマットです。配信面は、LINE VOOMのみに限られています。クリエイティブ制作時の注意点として、LINE VOOM上では「3:4」のサイズで配信されることに留意してください。ユーザーが画面をタップすると「9:16」の全画面表示に切り替わりますが、LINE VOOM上では見切れた状態で配信されます。ユーザーへの訴求ポイントは、常に画面中央に位置するように工夫してください。

 

 


参照:
【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて|LINE for Business

Verticalの入稿サイズ「9:16(1080×1920px)」は、FacebookとInstagramの「ストーリーズ広告」に横展開できます。

 

 

2-4 カルーセル

 

カルーセルは、スライド方式で最大10枚の正方形画像を掲載できるフォーマットで、

静止画のみ利用できます。クリエイティブサイズはSquareと同様ですが、配信面は限られています。カラーバリエーションがある商品や、ストーリー仕立てで訴求したい商品におすすめのフォーマットです。

 


参照:
【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて|LINE for Business

カルーセルの入稿サイズは、ユーザーが興味を持ちそうな特定商品を広告表示する、「LINE Dynamic Ads」に対応したフォーマットでもあります。

 

 

2-5 画像+テキスト

 

画像+テキストは、トークリスト上部に配信されるフォーマットです。次の表のような構成になっており、LINE広告独自の形式と言えます。

 


参照:
【LINE広告】クリエイティブの制作│配信面やサイズについて|LINE for Business

配信面は限られていますが、ユーザーのアクティブ率が高いトークリスト画面に表示できるため、認知や露出を増やしたい場合に作成しましょう。

 

 

3.LINE広告のクリエイティブ審査

 

LINE広告のクリエイティブは、配信前に厳しく審査されます。LINEは、老若男女問わず多くのユーザーが利用するコミュニケーションアプリなので、「情報の受け手がどう思うか」、「必要な情報が適切な形で提供されているか」、「ユーザーが不快に感じないか」、「安心・安全にサービスを利用できるか」といった視点でガイドラインが定められているためです。審査を通過しないとクリエイティブを作り直すことになるので、事前にポイントを押さえておきましょう。クリエイティブの審査の具体的な注意点をご紹介します。

 

 

3-1 広告主が明示されているか

 

広告主の情報は、常に明示されていなければなりません。画像の場合は視認可能な大きさで表示し、広告主が利用権を持っていない素材を使う場合は、権利者名・権利者との関係性も明確にする必要があります。ランディングページ(LP)側も同様に、ユーザーが広告内容についての問い合わせができるように、広告主の名称や住所、電話番号やメールアドレスなどが明記されているかを確認してください。

 

また、原則として、LPは広告主が保有するWebサイトである必要があります。第三者が運用するLPを利用する場合も、広告主の正式名称、住所、代表者名、メールアドレスや電話番号などの連絡先情報を明示してください。

 

 

3-2 誤解を招く表現を含んでいないか

 

クリエイティブに誤解を招く表現が含まれていないかも注意してください。例えば、優れていると誤認させる「優良誤認表示」や、安いと誤認させる「有利誤認表示」など、景品表示法に違反する表現が使われている場合は審査に通りません。また、「業界初」や「ナンバーワン」などの最大級表現を使う場合は、クリエイティブ内と遷移先LPに、データの出典元・調査機関名・調査年の明記が必要です。

 

さらに、非科学的・迷信のような情報でユーザーを惑わせる内容、ユーザーの権利を侵害する可能性がある内容も禁止です。クリエイティブに記載する情報は、明確な根拠を示せるものにしましょう。また、「簡単に稼げる」「必ず儲かる」など、投機心や射幸心を煽る可能性のある表現も禁止されています。画像で暗示的に表現するのも規制されているので、クリエイティブを作る際は注意してください。

 

 

3-3 不快感を与える表現を含んでいないか

 

ユーザーに不快感を与える表現になっていないかどうかも重要です。例えば、グロテスクな印象を与える表現や、細菌感染の恐怖を煽るような表現は禁止されています。また、過度に露出している人や胸部の不必要な強調など、性に関する表現が使われている場合も審査に通りません。さらに、肥満などのコンプレックスを露骨に表現したクリエイティブも規制されています。

 

その他、暴力的・猟奇的な表現、特定の国籍や性別、信条などを差別する表現、第三者を誹謗中傷する表現も禁止です。無自覚にこれらの制限に抵触する訴求方法になっている場合もあるので、注意してください。

 

 

3-4 ユーザビリティは確保されているか

 

クリエイティブがユーザビリティを損なう内容になっていないかも注意しましょう。例えば、画像内にスライドを促すような矢印があることで、操作できないにもかかわらず操作可能に見えるデザインは、審査落ちの可能性が高いです。加えて、写真素材に購入前を表すウォーターマークが入っている場合も審査落ちします。

 

LINE広告がリーチするユーザーは、ほとんどがスマートフォンで広告を閲覧します。そのため、スマホで見た際に、「文字が小さすぎて読めない」、「画像が小さすぎて不明瞭」、「画像が見切れている」などのユーザビリティを欠く要素が発生していないか、必ず実機を使って確認しましょう。

 

 

3-5 LINEロゴの利用方法は適切か

 

最後に、LINEロゴの利用方法が適切かどうかも気をつけてください。LINE広告では、LINEの公式コンテンツと誤認されるようなクリエイティブは禁止されています。クリエイティブ内にLINEのロゴを入れることはもちろん、LINEのコーポレートカラーを利用していることで、公式コンテンツと誤解される恐れがある場合も審査には通りません。「LINE公式アカウント」や「LINEポイント」のロゴを使う場合は、ガイドライン*に従うようにしましょう。

 

また、LINEのトーク画面を模したデザインや、公式スタンプのキャラクターを使ったデザインも規制されています。さらに、LINE広告独自の注意点として、「友だち」表記にも留意してください。LINE公式アカウントとユーザーがつながることを「友だち」と呼びますが、クリエイティブ内やLP内でLINEの「友だち」のことを、「友達」「ともだち」「トモダチ」などと表記している場合も審査落ちの原因です。

 

*ロゴに関するガイドラインは、こちらをご覧ください。

ロゴガイドライン|LINE for Business

 

 

4.クリエイティブ作成のポイント

 

クリエイティブ審査の注意点が分かったところで、作成時のポイントをご紹介します。LINE広告のクリエイティブには、「画像」「タイトル」「説明文」の3要素がありますが、それぞれにどのような役割を持たせるのかを意識するのが重要です。

 

 

4-1 画像につい

 

LINE広告にはさまざまなフォーマットがありますが、どの形式でもユーザーが最初に目を留めるのはビジュアルです。そのため、画像クリエイティブでユーザーに注目してもらう必要があります。ポイントとして、まずは商材・サービスを連想しやすい画像を利用しましょう。また、ユーザーがストレスなく認識できるように、視認性を確保することも重要です。

 

 

4-2 タイトルについ

 

画像に目を留めたユーザーに、商材・サービスを「自分ごと」化してもらうためには、タイトルでの訴求が重要です。そのために、「〇歳の男性へ」「〇〇にお悩みの方へ」など、ターゲットを明確にするキーワードを入れましょう。もちろん、商材・サービスを連想しやすいキーワードを入れることも重要です。さらに、タイトル冒頭に「〇〇で注目」「〇〇で話題」などのキャッチーな台詞を入れるのも効果的です。

 

 

4-3 説明文につい

 

画像とタイトルで興味を惹きつけたユーザーをコンバージョン(CV)につなげるためには、説明文での訴求が不可欠です。テキストが長くなりすぎないように注意しながら、訴求すべき内容は全て盛り込むようにしましょう。また、商材・サービスを利用した後の利益、すなわち、ユーザーにとってのベネフィットを強調するのも重要です。

 

 

5.クリエイティブ制作に使える無料ツール

 

最後に、クリエイティブ制作に使える無料ツールをご紹介します。デザインのテンプレートが用意されているツールもあるので、デザインに自信がない方にもおすすめです。

 

 

5-1 Creative Lab

 

「Creative Lab」は、LINEが提供しているクリエイティブ制作ツールです。LINE広告用のクリエイティブ制作に特化しているのが特徴で、静止画と動画、どちらも作れます。それぞれテンプレートが用意されているので、デザインが専門ではない広告担当者は重宝するでしょう。

 

 

5-2 Canva

 

「Canva」は、無料でさまざまな機能が使えるグラフィックデザインツールです。クリエイティブのサイズは任意で設定可能で、静止画も動画も作れます。豊富なテンプレートが用意されているのが特徴で、デザイン初心者も素材を組み合わせれば完成度の高い作品を制作できます。また、有料版にアップグレードすれば、プロ使用にも耐えられる機能が使えるようです。チームでデザインを共有する機能もあるので、担当者が複数いる場合にもおすすめです。

 

 

5-3 Quik

 

「Quik」は、スマートフォンやGoProなどで撮影した動画の編集に特化したサービスです。容量無制限のクラウドバックアップ機能がついているので、動画素材を保管しておきたい場合にも活用できます。動画編集はハードルが高いクリエイティブ制作ですが、「Quik」ではテキスト挿入やBGM追加などが簡単に行えるので、広告担当者が動画コンテンツを作りたい場合におすすめです。

 

 

6.まとめ

 

この記事では、LINE広告のクリエイティブ審査と制作時のポイントをご紹介しました。LINE広告は、ユーザー数が多く、多くの潜在顧客にアプローチできるのが特徴です。多くのユーザーが存在しているため、配信される広告にはさまざまな規制が設定されており、それらの基準をクリアしなければ配信できません。LINE広告の審査基準は、「ユーザーが安心してLINEを利用できるか」が根底にあるので、クリエイティブ制作時はそのことを常に意識しておきましょう。しかし、審査に通るために当たり障りのないクリエイティブを作ってしまうと、どのユーザーにも刺さらない広告になってしまいます。記事内でご紹介した広告の3要素、「画像」「テキスト」「説明文」それぞれに役割を与えることで、効果的な広告となるようにしましょう。

 

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