LINE広告とは?課金形式や費用相場について徹底解説! - (株)GMSコンサルティング

LINE広告とは?課金形式や費用相場について徹底解説!

2022.5.27

LINE広告は、多くのユーザーに効率よくアプローチできるため、出稿している企業が多いSNS広告の1つです。しかし、初めて出稿する場合は、費用がどのくらいかかるのか分からずに不安な場合もあるでしょう。この記事では、初めてLINE広告を出稿する方のために、広告の課金方式や費用相場を徹底解説します。すでにLINE広告の出稿を始めている方も、自社がかけているコストが適正範囲か知るために、ぜひご覧ください。

 

 

1.LINE広告の特徴

 

LINE広告は、コミュニケーションアプリ「LINE」に配信される広告です。アクティブユーザー数が多く、男女問わず幅広い年代層が利用しているLINEに配信できるので、比較的多くの人にリーチできる広告と言えます。また、ターゲティング精度が高く、年齢や性別、居住地域といったデモグラフィック情報での絞り込みや、一度でも自社のWebサイトを訪れたユーザーに対してのリターゲティング配信などができるため、見込み客層に絞って配信可能です。さらに、配信面が豊富なことも特徴です。トークリスト、LINE NEWS、LINE VOOM(旧タイムライン)、LINEマンガ、LINE BLOG、LINEポイント、LINEショッピング、LINE広告ネットワークといった各種LINEサービスに配信できるので、他のSNS広告やWeb広告ではリーチできない層にもアプローチできます。

 

LINE広告の特徴について、詳しくはこちらをご覧ください。

【図解】LINE広告とは?特徴や配信面、運用のコツまで徹底解説

 

 

2.LINE広告の課金形式

 

LINE広告は、基本的にはオークション形式の課金形態で、以下の3種類の課金方式があります。

 

・CPC(クリック)課金

・CPM(インプレッション)課金

・CPF(友達追加)課金

 

広告配信の目的に合わせて、最適なものを選ぶのが重要です。広告は、広告キャンペーンごとに「目的」を設定できます。設定できる目的と課金方式は次の表のように対応しているので、参考にしてください。

 

参考:入札方法と入札価格について|LINE for Business

LINE広告の課金方式を、詳しくご紹介します。

 

 

2-1 CPC(クリック)課金

 

CPC(クリック)課金は、広告がクリックされるごとに課金される方式です。CPCは「Cost Per Click」の略で、Web広告用語としては「クリック課金型」を意味します。クリックされないと課金されないため、テレビCMなどのマスメディア広告やチラシなどの紙媒体広告と比べると、費用対効果は高いと言えるでしょう。LINE広告でCPCを選ぶのは、静止画広告を配信する場合などです。自社のWebサイトに誘導したり、アプリインストールを促すのが目的の場合も、CPC課金を選びましょう。クリックされないと成果につながらないので、ユーザーがクリックしたくなるようなクリエイティブの作成が重要です。

 

 

2-2 CPM(インプレッション)課金

 

CPM(インプレッション)課金は、ユーザー画面に広告が表示されると課金される方式です。CPMは「Cost Per Mille」の略で、Web広告用語とすると、広告が1,000回表示されると課金される「インプレッション単価型広告」を意味します。LINE広告では、動画広告を配信する場合はCPM課金とします。また、キャンペーン目的を「リーチ」にする場合も、CPM課金を選択します。タイムライン上に動画広告が100%表示された場合にのみ「表示回数1回」とカウントされ、動画の一部しか表示されていない場合はカウントされません。1,000回カウントされるごとに課金されるので、多くのユーザーに認知を広げたい場合に有効な課金方式です。

 

CPMはCPCと異なり、クリックされなくても費用が発生します。そのため、配信先のターゲティングを適切に行い、動画クリエイティブも作りこまないと、広告費用が無駄になる場合もあるので注意してください。一方、どれだけクリックされても費用は変わらないので、動画クリエイティブ次第によって、ユーザーに認知を広めつつWebサイトなどに誘導することも可能です。

 

LINE広告の動画クリエイティブは、アスペクト比「9:16(縦)」「16:9(横)」「1:1(正方形)」で、最大600秒までのファイルを入稿できます。しかし、リーチするユーザーのほとんどがスマートフォンで閲覧していることを考慮すると、動画の尺は長くても30秒以下、できれば15秒程度にした方が効果的です。

 

 

2-3 CPF(友だち追加)課金

 

CPF(友だち追加)課金は、LINE広告独自の課金方式です。広告経由でLINE公式アカウントの友だちを獲得した場合に課金されます。友だち追加広告は、利用者の多いLINE NEWSやLINEアプリのトーク画面に表示されるので、認知度を高める効果も見込めます。公式アカウントの友だちになるユーザーは、自社の商材やサービスに対して関心度が高く、優良顧客になる可能性が高いです。メッセージ機能を通じてダイレクトにアプローチできるため、リピーターが欲しい場合や定期的に販促イベントを開催する場合などは、CPF課金で友だちを増やすと良いでしょう。

 

 

3.LINE広告の費用相場

 

LINE広告にはCPC・CPM・CPFの3種類の課金方式があるのが分かったところで、費用相場をご紹介します。

 

LINE広告では、各課金方式によって最低設定価格が定められています。どのキャンペーン目的で配信しているかや、入札方法が手動なのか自動なのかによって最低制限価格は変わり、それぞれ次の表のようになっています。

 

参考:入札方法と入札価格について|LINE for Business

これらの最低設定価格は「設定できる最低価格」と言うだけで、実際に広告を配信するにはもう少し費用が必要です。なぜなら、LINE広告ではどの広告が表示されるかが「オークション形式」によって決定されるためです。そのため、最低設定価格で入札してしまうと、広告が1回も表示されない場合も考えられます。これからご紹介する相場を参考に、自社に最適な入札価格を決めてみてください。

 

 

3-1 初期費用

 

広告を自社で出稿する場合、初期費用はかかりません。広告アカウントもLINE公式アカウントも無料で開設できるので、出稿開始時に費用がかかる場面はありません。しかし、広告代理店に出稿を依頼する場合は、代理店手数料として初期費用がかかります。代理店手数料の相場については、後ほど詳しく解説します。

 

 

3-2 出稿費用の相場

 

CPC課金の場合、1クリックあたりの単価相場は24円〜200円程度が一般的です。クリックからのコンバージョン率(CV率)が1%とすると、240円〜

2,000円でCVが1件獲得できる計算です。入札目的をCVにして自動設定する場合、1,200円/CVが最低設定価格なので、この数字よりCV単価を低くできれば広告費用対効果はかなり高いと言えます。広告経由で何件のCVを獲得したいのか、手動で入札した場合にどのくらいの単価で配信できそうかといった要因をもとに、トータル予算を検討しましょう。

 

CPM課金の場合、1,000回表示あたりの単価相場は400円〜650円程度です。最低設定価格は200円/1,000インプレッションですが、競合出稿先との関係があるので、最低ラインで表示できることは稀だと認識しておきましょう。また、CPMの場合はインプレッションで課金されるため、ユーザーの詳細な行動を測りづらいことには注意してください。広告が何回表示されたら、どれだけ認知が広まるのか、といった仮説を広告出稿前に立てるのが重要です。

 

CPF課金の場合、友だち追加1件あたり100円〜250円程度を見込んでおきましょう。最低入札額は手動入札で50円/友だち追加、自動入札で75円/友だち追加ですが、競合の存在もあるので、単価を低く設定しすぎると1件も友だち追加を獲得できない場合があります。友だち追加1件あたりの単価は高く感じるかもしれません。しかし、LINE公式アカウントの友だちはリピーターになりやすいため、LTVで費用対効果を見るとCPF課金は有効な施策と言えます。

 

これらの相場から自分で入札価格を決めるのが難しい場合は、自動入札の利用を検討してみましょう。自動入札の最適化は広告グループ単位で行われ、ある程度のイベント数が確保できれば高い効果が見込めます。LINE広告も自動入札を推奨しているので、1度試してみるのがおすすめです。

 

 

4.代理店に依頼する際の費用

 

LINE広告の出稿を代理店に依頼する場合は、代理店手数料が発生します。ここからは、代理店手数料の構造と相場をご紹介します。運用を依頼する代理店の手数料が適正かどうか見極めるためにも、構造と相場感の理解は深めておきましょう。

 

 

4-1 費用の構造

 

広告代理店に運用代行を依頼する場合、大きく分けて次の3種類の費用が発生します。

 

・初期費用

・手数料

・広告実費

 

初期費用は、広告配信を開始するための設定や準備などにかかる費用です。LINE公式アカウントや広告アカウントの開設、広告キャンペーンの作成などに加えて、広告戦略の立案などを行ってくれる場合もあります。

 

手数料は、毎月の広告運用に対してかかる費用です。月額固定の場合もあれば、運用する広告実費の5%〜25%で設定されている場合もあります。広告実費に対する手数料率が低い場合は広告運用のみ、手数料率が高い場合はレポーティング業務などを行ってくれる場合が多いです。また、月々の手数料の中で、簡単な広告クリエイティブを制作してくれる企業もあります。広告クリエイティブの制作は別の料金体系となっている企業もあるので、事前に確認しておくのがおすすめです。

 

最後に広告実費ですが、これは実際に配信する広告費用です。クライアント企業がLINE広告に直接入金する場合もあれば、広告代理店がLINE広告に入金し、クライアント企業に実費を請求する場合もあります。

 

 

4-2 費用の相場

 

代理店への初期費用の相場は、0円〜数十万と幅があります。既にクライアント企業がアカウントを開設済みで広告設定すれば配信できる場合は、初期費用がかからない場合もあります。アカウント開設から代理店に依頼する場合、相場は5万円程度です。一方、広告戦略の立案から依頼する場合は、リサーチ・分析・立案プラス広告設定費用として、数十万の初期費用がかかる場合もあります。どのレベルで代理店に依頼したいかは、どれだけの初期投資が可能かで判断しましょう。ランニングコストの手数料相場は、広告実費の5%〜25%とご紹介しました。広告実費の相場が30万円〜50万円程度であることをふまえると、手数料率が5%の場合は1万5,000円〜2万5,000円、手数料率が25%の場合は7万5,000円~12万5,000円が相場と言えます。

 

 

5.代理店を利用する場合に手数料を抑えるポイント

 

広告代理店に払う手数料は、決して安くはありません。しかし、いくつかのポイントを抑えれば、手数料を安くできます。

 

 

5-1 安い手数料の代理店を利用

 

まず、手数料の安い代理店を探すのがポイントです。広告代理店業務のみを生業としている企業は、手数料が20%前後の場合が多いです。しかし、ホームページ制作やデザイン業務も並行して行っている代理店は、手数料が20%以下の場合があります。また、起業したてのスタートアップ企業や、代表者が1人で運営している小規模代理店などは10%前後の手数料の場合もあるので、ランニングコストを抑えたい場合はおすすめです。

 

 

5-2 広告のCVR(CV率)を高める

 

広告のCVR(CV率)を高めることも、手数料率を下げることにつながります。CVRが低いと、目標CVに達するために多くの広告実費が必要です。広告実費が増えれば必然的に、代理店手数料も増えていきます。広告クリエイティブや遷移先LP(ランディングページ)を見直してCVRを改善し、広告実費を下げることで、代理店手数料の節約につながります。

 

 

5-3 詳細なターゲティングを設定

 

詳細なターゲティングを設定することも、代理店手数料を下げることにつながります。購買意欲の高いユーザーにリーチできれば、それだけCVRが向上します。また、そのようなユーザーにリターゲティング配信することで、広告実費のコストパフォーマンスも高まります。ターゲティング設定は代理店に依頼している場合が多いと思いますので、自社の既存顧客の情報をまとめた資料を渡すなどして、定期的にターゲティング設定の見直しを依頼しても良いでしょう。

 

 

6.まとめ

 

LINE広告の課金方式や出稿費用相場を解説してきました。LINE広告にはCPC課金、CPM課金、CPF課金の3種類の課金方式があり、広告出稿の目的に合わせて適切なものを選ぶのが重要です。それぞれの課金方式には相場がありますが、どの方式で出稿する場合も、毎月10万円以上の広告予算を確保した方が良いでしょう。ある程度の予算をかけて広告配信数を増やすことで、配信先の最適化が進み、結果として費用対効果が高まります。

 

一方、広告代理店に依頼する場合は、最低でも月間30万円〜50万円、高い効果を望むのならば100万円以上の広告予算を確保しましょう。広告代理店は広告実費からの手数料が売上です。広告実費が30万円だと、代理店手数料は1万5,000円〜7万5,000円程度です。これ以下だと代理店側が赤字になるため、効果的な運用は期待できません。代理店にしっかり動いてもらうためには、代理店側にも利益が出るように広告実費を多めに設定するのが望ましいです。

この記事のURLをコピーする

ディスプレイ広告