バナーデザインの参考になるサイトとデザイン制作のノウハウを媒体別に解説 - (株)GMSコンサルティング
バナーデザインの参考になるサイトとデザイン制作のノウハウを媒体別に解説

バナーデザインの参考になるサイトとデザイン制作のノウハウを媒体別に解説

2022.4.6

バナーとは、直訳すると「のぼり」「旗」のことを指します。のぼりは、商店街のお店の前に出ている、ひらひらとしている旗が思い浮かぶと思います。ウェブ上のバナーも似たようなもので、ホームページ上にある旗のようなものです。

 

バナーを作成する際に、なかなかデザインが思い浮かばない人やイメージが湧かない人のために、参考にするおすすめサイトや、デザイン制作のノウハウをご紹介します。

 

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1.おすすめバナーデザインギャラリーサイト

 

 

広告を出稿する媒体別に、おすすめのバナーデザインギャラリーサイトをご紹介します。

 

 

1-1 Facebook/Instagram広告

 

Facebook広告、Instagram広告のバナーデザイン参考のおすすめは、「広告ライブラリ」です。「広告ライブラリ」は、Meta(旧Facebook)が運営する公式サイトで、Metaが提供する広告を閲覧できます。

 

広告検索する際は、「国」「広告カテゴリ」「キーワード」の3つから絞り込みができ、Facebookアカウントを持っていなくても利用可能です。

 

詳細はこちらからご確認ください。

広告ライブラリ

 

 

1-2 Twitter広告

 

Twitter広告のバナーデザイン参考のおすすめは、「Twitter広告透明センター」です。Twitter社の公式サイトで、各アカウントが出稿している広告を検索できます。

 

競合他社のバナーデザインなどを参考にする際、重宝するサイトです。

 

詳細はこちらからご確認ください。

Twitter広告透明センター

 

 

1-3 YouTube広告

 

YouTube広告のデザイン参考のおすすめは、YouTube広告まとめサイト「動画広告研究所」です。「動画広告研究所」は公式サイトではありませんが、YouTubeに出稿されている広告が多数まとめられています。

 

広告はカテゴリ別で検索できるので、こちらも競合他社の分析などに役立ちます。

 

詳細はこちらからご確認ください。

YouTube広告まとめサイト「動画広告研究所」

 

 

1-4 汎用性の高い参考サイト

 

広告媒体に限らず、汎用的に使えるデザイン参考サイトをご紹介します。

 

 

1-4-1 BANNER LIBRARY

 

さまざまなバナーがまとめられており、カテゴリ別やテイスト別、トピック別、カラー別など、さまざまな角度から参考デザインを探せます。

 

詳細はこちらからご確認ください。

BANNER LIBRARY

 

 

1-4-2 バナー広場

 

こちらのサイトも、各種バナーがまとめられています。男性や女性などバナーに使われている要素別、不動産や飲食店など業種別に検索できるのが特徴です。

 

詳細はこちらからご確認ください。

バナー広場

 

 

2.バナーデザインの制作ポイント

 

 

ここからは、広告掲載先に関わらず必要になる、バナーデザイン制作のポイントをご紹介します。

 

 

2-1 「誰に・何を・どこで伝えるか」を明確に

 

まず、「誰に・何を・どこで伝えるか」を明確にすることが求められます。

 

例えば、出稿主にとっては当たり前のことでも、クリエイティブを見る側は知らないこともあります。そのため、広告で伝えたい内容は、分かりやすく載せる必要があります。また、掲載先によって、ユーザーの置かれている状態が異なります。Twitterでは、ある程度ふざけた広告の方がバズるかもしれませんが、Instagramでは、フォトジェニックなデザインの方が受けがいいでしょう。

 

ターゲットを絞り、ターゲットの置かれた状況を意識することが重要です。

 

 

2-2 サイズ・レイアウト

 

出稿先の媒体に合わせたバナーサイズや、レイアウトを考慮することもポイントです。例えば、Google広告のディスプレイ広告で使われるバナーサイズは、約50種類あります。

 

しかし、工数が多いため、これら全てのサイズを制作することは少ないです。スマホユーザー向けなのか、PCユーザー向けなのかなどの戦略に応じて、10種類程度作ることが望ましいでしょう。

 

また、各サイズに応じて、キャッチコピーのレイアウトなどを変更します。小さいサイズのバナーでは伝えられることが限られるため、情報の取捨選択が重要です。

 

バナー広告のサイズについて詳しく知りたい方はこちら

 

 

 

2-3 フォント

 

バナーに載せる文字は、ターゲットや訴求内容に合わせてフォントを変えます。文字のフォントによって、バナーの印象は大きく変わります。そのため、伝えたい情報にマッチしたフォントを選ぶことが重要です。

 

例えば、ビジネスパーソン向けのセミナー情報であれば、太めのゴシック体を使用するのが良いでしょう。女性向けアパレルECサイトの期間限定セール情報であれば、細めの明朝体を使用するなど、ターゲットのペルソナに合わせてフォントを使い分けましょう。

 

 

2-4 キャッチコピー

 

バナーに掲載するキャッチコピーは、バナーデザインのなかで最も重要な要素です。限られた情報の中で、ユーザーに行動を起こしてもらうために、一目でベネフィットが伝わる内容にしましょう。宣伝したい商品やサービスのメリットなどは、バナー内で伝えるには情報過多です。商品やサービスを使うと「どうなるのか」という未来(ユーザーにとってのベネフィット)をキャッチコピーに使うのがベストです。

 

 

2-5 写真・イラスト

 

バナーに使う写真やイラストは、ユーザーの目を留めるアイキャッチとして重要な役割を果たします。写真やイラストの印象で、バナー全体の印象が決まります。キャッチコピーや文字情報が読みづらくない程度に、含めるようにしましょう。

 

 

2-6 バナーの色

 

バナーの色合いは、ターゲットを惹きつけるために重要な要素です。色はそれぞれ意味を持っています。そのため、伝えたい情報やターゲットに合わせた色を選ぶ必要があります。

 

例えば、サマーフェスティバルのバナーであれば、夏らしい青色をベースにすることが多いです。黄色や赤色がメインだと秋のイメージ、ピンク色がメインだと春のイメージとなるため、伝えたい情報と色の持つ意味がちぐはぐとなってしまい、ユーザーに不快感を与えます。

 

バナーの色合いに迷ったときは、バナークリック後のLPサイトのメインカラーを参考にすると良いでしょう。

 

 

3.成果UPにつながるバナーデザインの特徴

 

 

ここからは、成果につながるバナーデザインの特徴を紹介します。

 

 

3-1 ユーザーの導線に沿ったデザイン

 

バナー全体のデザインは、ユーザーの導線に合わせることが望ましいです。人の視線は、左上から右下に向かって動きます。そのため、最も重要度の高い情報を左上に配置するようにしましょう。また、目線が最後に行きつく右下には、「詳細はこちらをクリック」など、アクションを促す要素を入れておくことがおすすめです。

 

 

3-2 メリットが分かりやすいデザイン

 

バナーデザインは、伝えたい情報がシンプルに掲載されている状態が良いでしょう。バナーなどの画像クリエイティブは、「読む」というよりは「見る」状態です。そのため、情報を詰め込みすぎると、何も伝わらなくなってしまいます。文章を読まなくても、訴求したい内容が伝わるデザインにしましょう。

 

 

3-3 文字と背景のコントラストを強くする

 

文字と背景のコントラストを強くすることもポイントです。先述したように、バナーをパッと「見る」だけで、情報が伝わるデザインにすることが重要です。そのためには、文字の視認性を高める必要があります。文字色と背景色の組み合わせを考えてデザインしましょう。背景が、画像でコントラストを出しづらい場合は、文字に背景をつけることも有効的です。

 

 

3-4 バナーデザインとランディングページに一貫性を持たせる

 

最後に、バナーデザインとランディングページ(LP)のデザインは一貫していることが重要です。バナーの目的は、LPにユーザーを誘導することです。そして、LPの目的は、ユーザーをコンバージョンに結びつけることです。

 

バナーとLPの印象が乖離していると、戸惑いを与えます。そのような場合、ユーザーはLPから離脱してしまう可能性が高いです。バナーとLPのデザインには一貫性を持たせ、ユーザーをコンバージョンまでつなげられるように意識しましょう。

 

 

4.まとめ

 

成果UPにつながるバナーデザインをするためには、競合他社が出稿しているバナーを参考にすることが重要です。自社の差別化ポイントは、強みやベネフィットです。

 

限られたサイズのクリエイティブの中で、ユーザーにとってのベネフィットを効果的に掲載することがポイントです。その際には、バナー掲載先やターゲットを意識したデザインにすることはもちろん、ユーザーの目線の動きや、遷移先のLPデザインとの統一性を持たせることも必要です。

 

成果を出すバナーデザインには、バナー以外の総合的な視点も求められていることを意識しましょう。

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