【GDN、YDA、Facebook広告など】バナーサイズ一覧
2022.3.10

バナー広告を始めたいけれど、どのサイズで作って良いのか分からないという方は多いでしょう。こちらでは、代表的なGDN、YDN、Facebook広告などのバナーサイズを媒体別に詳しく解説します。また、最初に用意しておくと良いサイズや画像作成時の注意点についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
1.バナーサイズ
バナー広告のサイズは広告媒体によって異なります。バナーをせっかく作っても、希望する広告媒体の規定サイズでなければ、広告は掲載できません。バナー広告を始める際には、まず希望の広告媒体のサイズを調べることから始めましょう。こちらでは、代表的な7つの広告媒体のバナー広告のサイズをご紹介します。
1-1 GDN(Googleディスプレイ広告)
GDN(Googleディスプレイ広告)は、YouTubeやGmailなどGoogleが提供するサービスをはじめ、さまざまなサイト・アプリでの配信が可能です。GDNの画像サイズは以下のとおりです。GDNの画像容量は、バナー広告は150KB、レシポンシブディスプレイ広告*は5,120KBまでとなっています。
*レスポンシブディスプレイ広告
掲載面に合わせて広告のサイズやレイアウトを自動に調整し、最適な組み合わせで配信する広告
1-2 YDA(Yahoo!ディスプレイ広告)
YDN(Yahoo!ディスプレイ広告)は、Yahoo!JAPANやYahoo!天気などのYahoo!関連のサービスサイトをはじめ、外部サイト、アプリでの配信が可能です。YDNの画像サイズは以下のとおりです。YDNの画像容量は3MBまでとなっています。
1-3 Facebook広告・Instagram広告
Facebook広告とは、Facebookをはじめ、Instagram、Messenger、Audience Networkでの配信が可能です。Facebook広告・Instagram広告の画像サイズは以下のとおりです。画像容量は30MBまでとなっています。
1-4 LINE広告
LINE広告とは、LINEの各種サービス上に出稿できる広告です。LINE広告の静止画のフォーマットは、「Card(1200×628)」と「Square(1080×1080)」の2種類です。トークリストとLINE NEWSのみの配信で良ければ「Small Image(600×400)」も推奨されています。画像容量は10MBまでとなっています。
1-5 Twitter広告
Twitter広告とは、タイムラインやトレンド欄など、Twitter内に表示される広告です。Twitterの画像広告の画像サイズは以下のとおりです。画像容量は5MBまでとなっています。
1-6 SmartNews
SmartNewsの広告は、SmartNewsのニュースフィード内に表示される広告です。SmartNewsの画像広告の画像サイズは以下のとおりとなっています。バナーサイズが2種類の場合と3種類の場合があるので、注意しましょう。300×300は2種類・3種類の場合のどちらにも必要なサイズです。画像容量は500KBまでとなっています。
1-7 i-mobile
i-mobileの広告は、ストアランキング上位のAppをはじめ、大手Webサイトなどに表示される広告です。i-mobileの画像広告の画像サイズは以下のとおりとなっています。画像容量は400KBまでとなっています。
2.最初に用意すると良いサイズは?
それぞれの広告媒体が対応しているバナーサイズが多岐に渡るうえ、サイズがバラバラなことが理解できたと思います。初めてバナー
広告を配信する場合は、どのサイズを準備すれば良いか迷ってしまうでしょう。せっかく作ったバナーでもサイズによっては配信量が少ないことがあるので注意が必要です。今後、さまざまな広告媒体で配信することを考えた場合、各配信先に共通するサイズで作っておくと他の広告媒体でも使えるのでおすすめです。そこで最初に用意しておくと良い代表的なバナーサイズや使用できる媒体、配信面などについて解説します。
2-1 1200×628
Facebook広告の多くで推奨サイズであるほか、GDN、YDNのレスポンシブディスプレイ広告、LINE広告(Card)など下記6媒体で利用可能なサイズです。
2-2 1080×1080
Facebook広告・Instagram広告の多くの推奨サイズであるほか、LINE広告(Square)でも利用可能なサイズなのでおすすめです。
2-3 600×500
600×500はSmartNewsの静止画バナー(3種類)で使えます。600×500は300×250の2倍サイズです。大きいサイズで作る方が画質が良くなるため、600×500で作っておき、300×250の広告にも使用するのも良いでしょう。300×250は、GDN・YDNのバナー広告どちらにも使えます。
2-4 300×300
300×300は、GDNやYDNのレスポンシブディスプレイ広告、静止画バナー(2種類・3種類)に共通するサイズです。300×300はサイズが小さいので、画像だけの広告に向いています。文字を入れると視認できないほど小さくなるときもあるので注意が必要です。
3.画像作成時に注意すること
バナー広告を入稿する際は、審査に通るためにも広告媒体ごとの規定サイズに合わせることが重要です。ただし、サイズ以外にも注意するポイントがあるのでチェックしておきましょう。以下の3点は、特に審査で重要な項目になるので注意が必要です。
3-1 文字は画像面積の20%以内
バナー広告のテキスト量が多いと、あからさまな広告というイメージが付き、ユーザーから煩わしいと思われてしまうことがあります。ユーザーのSNS体験を阻害させないため、画像テキストの量を広告基準に設けている場合もあります。広告媒体によっては審査に落ちてしまうこともあるでしょう。
Facebook広告・Instagram広告・LINE広告などでは、広告画像のテキストを20%未満に抑えるといったテキスト量の制限が以前はありました。テキスト量が20%を超えると、広告審査で承認されずに配信できなかったり、広告表示回数が極端に少なかったりしていました。現在、Facebook広告・Instagram広告・LINE広告の20%ルールは撤廃されましたが、現在でも広告画像内のテキストを少なくすることを推奨しています。
テキストを20%以内に抑えると広告としてのパフォーマンスも高くなるので、文字は画像面積の20%以内を目安にしましょう。
3-2 データサイズと拡張子の確認
各広告媒体のバナーサイズをご紹介した際に容量についても記載しましたが、画像のデータサイズにも規定があります。下記のように広告媒体ごとにデータサイズが異なるので注意が必要です。
また、使用できるファイルタイプ(拡張子)も基本的に「.jpg(.jpeg)」「.png」「.gif」になっているので注意しましょう。媒体ごとに「.jpg(.jpeg)」「.png」はOKだけれど「.gif」はNGであることもあるので、事前に必ずチェックすることが大切です。バナーサイズ、画像容量、拡張子は3つセットで事前に確認しておくことをおすすめします。
3-3 著作権・広告表現
バナー広告は、画像・動画・イラスト・テキストなどで構成されています。完全にオリジナルのものもあれば、他のコンテンツを一部参考にして作成するというケースもあるでしょう。しかし、効果の高い広告であっても、著作権を侵害する内容であれば、トラブルの原因になってしまうので、注意が必要です。そもそも広告には「広告自体に関する著作権」と「広告に使用する素材の著作権」の2種類の著作権があります。以下のような素材は、トラブルの原因となりやすい著作物になるので、注意しましょう。画像を自社で作らない場合は、フリー素材もしくは、商用可能な素材を購入して使う必要があります。商用可能な素材であっても、アダルトコンテンツなどの使えない条件付きのものもあるので注意が必要です。
トラブルの原因となりやすい著作物
・写真
・画像
・動画
・イラスト
・キャラクター
・キャッチコピーや説明文などのテキスト
・ロゴデザイン
・レイアウトなどのデザイン
ユーザーに誤解を与えるような表現はNGとなります。「日本一」「No.1」など最大級・絶対的表現となる言葉は、誇大広告にあたる可能性があります。また、医薬品・医薬部外品・化粧品・医療機器などは、間違った認識や使い方をしてしまうと人体に大きな影響を及ぼすため、広告には細心の注意を払わなければなりません。商品の中で、広告の表現に虚偽、誇大にあたらないか、不適切な表現がないかを必ず確認しましょう。特に化粧品には注意が必要です。一般化粧品で表示可能な効能効果は56種類*と定められているので、効果効能をよく調べたうえで、間違った表記がないかを必ずチェックしてからバナー広告を入稿しましょう。
参考:*日本化粧品工業連合会「化粧品等の適正広告ガイドライン」
4.まとめ
バナー広告のサイズについてご紹介しました。バナー広告を始めてみたい、バナー広告の広告媒体を増やしたいという方は、ぜひ参考にしてください。バナー広告ではサイズ以外にもテキスト量、画像容量、拡張子、著作権、広告表現など気を付けなければならないポイントがいくつかあります。広告を入稿する際は、規制等に引っかからないかを必ず確認することが大切です。
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