アフィリエイト広告の運用代行を検討中の方必見!サービス内容・料金体系、代理店を選ぶポイントを徹底解説!
2023.10.30

今回はアフィリエイト運用代行のサービス内容や料金体系、代理店を選ぶポイントを紹介していきます!
デジタル機器が進化したことで、多くの方はweb広告から情報を得るようになりました。
web広告の中でも、低コストなアフィリエイト広告はリスクも少なく、宣伝が可能です。
ただし、自社で行うためには豊富なリソースが必要なので、成功させるまでに時間がかかったり、人事不足であったり十分な運用ができません。
アフィリエイト広告の運用代行を利用すれば、自社のリソースがなくても効果を得られ利益につなげられるでしょう。
本記事では、アフィリエイト広告運用代行の仕組みや内容、料金・代理店はどう選ぶかまでを徹底解説いたします。
目次
アフィリエイト広告とは
アフィリエイト広告は、媒体主である企業が運営するホームページや、webサイト・SNSに広告を掲載し、集客効果を狙ったり購買層を取り込む方法です。
web上で宣伝したい媒体の種類に合わせて、形式を決められます。
広告形式は、テキストとバーナーがあり、多くの企業では成果報酬型の課金体制が取られています。
アフィリエイト広告を経由して、資料請求を行い商品購入すると、コンバージョンに至り企業側に報酬が発生するシステムです。
コンバージョンは自由設定で、達成しない場合には広告費用が発生しません。
課金形態は、成果報酬型・クリック型・インプレッション型があり、広告の目的によって選べます。
広告費を抑えられ効果を得られるため、さまざまな企業のweb広告としてアフィリエイトが利用されています。
アドアフィリエイトと呼ばれる成果報酬型は、広告がクリックされることで報酬が生まれるスタイルです。
広告費をかけなくても、アフィリエイトで成果が得られない危険性がなく安定した報酬を得られます。
SNS広告・Google・ニュースサイトなど、利用者が多いサイトに広告を出せるので早くに成果が出やすいです。
APSに登録すれば、アフィリエイターが運営するブログでも商品やサービスを紹介してもらえます。
購入・会員登録・資料請求などが条件となりますので、アフィリエイターの手腕が問われますが、成功すれば収益アップに繋がる可能性が高いです。
インフルエンサーやサイト運営者、ブロガーなどが登録しているAPS(アフィリエイトサービスプロバイダー)と契約すれば、広範囲に広告を出せます。
アフィリエイト広告の軸となる方法で、確実に効果を感じられ収益を上げられる方法です。
クリック型は、アフィリエイト広告を見てもらうことを目的とした方法で、認知度を上げるために使われます。
収益はクリック毎に発生するため、成果は分かりやすく出やすいところが特徴ですが、収益は低いので認知度アップに向いた方法です。
気軽に認知してもらえますが、サービスの利用や購入には弱く、クリック型サービスの報酬も低く設定されています。
平均クリック単価が高いGoogleアドセンスの利用者は多いですが、審査基準が厳しいことや、広告の掲載位置の調整・ユーザーなど絞り込みが必要です。
インプレッション型は、サイトなどに掲載された広告がユーザーに表示されることで収益が発生する方式です。
サイトにアクセスしないと広告は表示できず、有名ブロガーのブログや検索上位のサイトに掲載することが条件になります。
収益性は低く、インプレッション単価は1円から2円程度ですから10万pvのサイトでも100円〜200円の収益です。
アフィリエイト運用代行のサービス内容
アフィリエイトといえば、個人ブロガーが商品をブログで紹介する副業のイメージがあります。
近年では、大手企業がアフィリエイト運用をはじめ、サービスの認知力を高めたり、商品購入に力を入れたりしています。
事前にリサーチを行い、SEO(検索エンジン最適化)を理解し魅力のある記事を書けば成功するでしょう。
ある程度の知識があれば、容易に始められますが、継続して成果を上げるためにはアフィリエイト運用のノウハウが必要です。
資金を投入してアフィリエイト運用を始めても、結果が出なければサイトの運用ができなくなります。
そこで企業が利用したいのがアフィリエイト運用代行サービスです。
サイトの運用だけでなく、企業向けサービスや商材を広告として運用代行してくれます。
ここでは、アフィリエイト運用代行のサービス内容を解説します。
・広告戦略の策定
今までどのような広告を出していたか、成果はどうであったのかをヒアリングで聞き出し戦略を考え立案します。
初めての場合には、どのような目的でアフィリエイト広告を出すのかなど、クライアント側からの提案が必要です。
要望をまとめたら具体的な施策を提案し、広告内容にあった掲載サイトや出稿先、アフィリエイトの型式を決めます。
・運用代行
戦略やプランの条件で承認を得られたら、運用代行作業に取りかかります。
APSに登録し、アフィリエイトサイトと提携、原稿作成・配信の条件や入稿、タグの発行・報酬条件・単価設定などを進めていきます。
・APS(アフィリエイトサービスプロバイダー)の登録
運用代行会社は、企業のニーズにマッチした広告があるAPSを選んでくれます。
同じように見えますが、得意・不得意なジャンルは少なからずありますし、同じジャンルでも扱っている広告が異なります。
また、登録されているアフェリエイターも様々ですから、依頼された企業のサービスや商材を生かすために選別しなければなりません。
同じ広告を複数のASPが取り扱っていると、単価が異なる場合がありますので依頼主と相談し、複数登録するのか1社だけにするか、決めていきます。
・APSに掲載する広告紹介文の作成
アフェリエイターに選んでもらうには、企業の魅力や目的などをわかりやすく紹介しなければなりません。
目に留まりやすく、簡潔で分かりやすい紹介文を作成します。
・アフィリエイトサイトに掲載する広告バナーの作成
画像を使った広告バナーは目を引きますので、視覚的なアピールに非常に有効です。
大きすぎると記事が読みにくく、ストレスを感じやすいです。
逆に小さいと目に止まりにくく、認知してもらえません。
PCやタブレット・スマホに合わせたサイズを用意し、自然と目が行くようなデザインを考えてくれます。
ファツションや美容商材やサービスでは、写真を使った広告バナーが効果的です。
・テキストリンク文言の作成
文章を読んだ流れで、自然に目にとめられやすくキャッチーな文言にするとクリック(タップ)されやすくなります。
スマホの誤タップ予防にも効果があり、リンクの色を工夫することで多くの人に認識されやすくなり成果につながるでしょう。
・報酬条件と単価の設定
APS所属のアフェリエイターに支払う報酬や、クリック型であれば単価を設定します。
報酬を支払うのは企業側なので、平均的な価格を企業側に提示し承認されれば設定していきます。
・広告出稿とアフィリエイトサイト提携
ターゲット顧客をどうするのか企業側とすり合わせし、ペルソナを定めたらアプローチ方法や出稿する目的を決めます。
効果測定を行うことで、目標の策定は数値であらわせる、CV(コンバージョン)や自社サイトへのアクセス数で決めましょう。
広告をどこに出向すれば理想的な成果を得られるのか、媒体の検討を行います。
・アフィリエイトサイト提携と確認
アフェリエイターの個人ブログやポータルサイト・動画配信サイト・SNSなど、APSの提携する媒体から選びます。
APSで承認されている安全なサイトではありますが、依頼された広告内容とマッチしているのかなども代行で確認します。
・SNS運用代行
アフィリエイト広告はSNSにも発信できるので、InstagramやTwitterでも始めることが可能です。
特に若者に人気が高いInstagramは、web広告の中でも需要が高まっているため、利用する企業が増えています。
Instagram運用代行は、アカウント設定から写真・動画撮影・投稿・分析までをプロが企業に代わって行う方法です。
写真だけであれば、広報担当者でも投稿できますがアフィリエイト広告ともなれば、プロの知識とノウハウが必要になります。
定期的な投稿を行うことで、ファンが増え公式サイトへの流出が見込めます。
また、インフルエンサーと提携している運用代行であれば、効果的なアフィリエイト広告をアップできるので成果が期待できるでしょう。
・成果承認作業
ASP上に商材の広告を公開すると、アフィリエイターがそれを見つけて提携の申請を出してきます。
申請に対して、企業側からの要望にマッチするかしないかを判断し、承認の可否を決定してください。
ASPから成果が送られてきたものを、1つ1つチェックし確定したものに関して成果報酬を支払っていきます。
このような細かい作業もすべて、運用代理店が行ってくれるのです。
・分析・レポーティング
広告やバーナーが、どれくらいの割合でクリックしているか、実態を把握しなければなりません。
そのためには、アフィリエイトサイトの記事が広告にマッチしていたのかも重要なポイントです。
記事の内容と読者の年齢層が嚙み合っていなかったり、配置がよくなかったり、成果がでない原因はさまざまです。
ユーザーの動向や、どこの広告に興味を示しているかなど、数値化し分析を行いましょう。
すると、市場調査や競合の動向、自社の動きを合わせた結果がレポートとして提出されます。
そして、記事の閲覧された回数であるPV数とユーザー数の分析を行います。
ユーザー数が少なくても、クリック数が多いサイトは「何度も読みたくなる」魅力があるということです。
このように何度も訪問したくなるサイトであれば、中長期的な運用で成果が出る可能性が高いと言えます。
アクセス回数は多くても、直帰率が高いサイトでは、次回の訪問が期待できません。
このようなサイトに長く広告を出しても成果を望むことはできず、その場合は離脱を検討しましょう。
滞在時間が長いサイトでは、ユーザーが興味を引くような記事が多いため、満足度が高くリピート率も期待できます。
滞在時間が長いほど、広告をクリックしてもらいやすいため、このようなサイトには継続して広告を出すのがいいでしょう。
あまりにも文字数が多いと、ユーザーは途中で離脱しやすいので、広告を掲載するのであれば、滞在時間のデータも分析も必要です。
・改善施策の提案と実施
分析結果からクライアントの弱点や強みを分析し、改善点を導きだしてから、今後の戦略についてアドバイスと提案を行います。
ブランディングの実施も改善には重要なポイントですが、テキストリンクの文言やバーナ変更は効果があらわれやすいです。
視覚情報は記憶に残りやすいため、毎回同じバナーデザインや文言を見るとクリック率が下がります。
定期的に入れ替えれば、クリック率も自然に上がるため、成果が急に落ち込むリスクを避けられます。
また、複数のバナーを配信してクリックやコンバージョン率差を明確に検証もできるでしょう。
競合のバナーを研究したり、ユーザー属性ごとにバナーを変えたりすることで効果が期待できます。
アフィリエイト広告の運用代行を依頼するメリット
自社でリソースをせずに効果的なアフィリエイト広告を行うには、運用代行会社に依頼する方法があります。
すでに多くの企業がweb広告運用を始めており、中でも収益アップに繋がるアフィリエイト広告は注目です。
運用代行会社を依頼することで得られる4つのメリットをご紹介します。
アフィリエイト広告の運用代行を依頼するメリット1.運用の改善
アフィリエイト広告運用とは、ASPに登録されたアフィリエイターによってサービスや商品を認知してもらうサービスです。
企業やサービスを認知してもらいファンを増やすためには、魅力的な広告を作りクリックしたくなるような見せ方をしなければなりません。
ベースとなる戦略作りができなければ、広告を出しても無意味に終わってしまいます。
効果を出すには商材の魅力を引き出す広告内容のほか、適切な戦略の立案が必要です。
ノウハウを学び、自社でリソースしてアフィリエイト広告を運用するよりも、実績と戦略に長けた代理店に任せた方が効果は絶大です。
代理店に頼めば、プロのノウハウを学ぶことができ、専門家の意見やアドバイスを社内でシェアできます。
アフィリエイト広告の運用代行を依頼するメリット2.リソース不足の解消
自社でアフィリエイト広告を運用する場合、広告戦略を社内で立案し、内容の確認やすり合わせを行わなければなりません。
方向性が決まれば広告のデザインを考え、内容によっては専門知識やノウハウを持ったリソースが必要になります。
動画を使ったアフィリエイト広告であれば、動画制作や編集知識などを持った人材を集めるなど多くのタスクが発生します。
これらを予算内で納めるには広告戦略を練り上げ、広告媒体も自社のサービスや商品にマッチしなければ意味がありません。
コンバージョンの確認と分析、レポート作成など限られた社内リソースですべてを消化するのは難しいことです。
運用代行サービスでは、これらすべてを一任できるので、リソース不足で思うように運営ができないと悩む心配も減ります。
アフィリエイト広告の運用代行を依頼するメリット3.ASP/有力アフィリエイターのつながりを活用できる
アフィリエイト広告が成功するかどうかは、ASPの選び方にもかかっています。
アフィリエイターには資格は必要なく、誰でもアフィリエイト広告で収入を得ることは可能です。
この、アフィリエイト広告で収入を得る方をアフィリエイターと呼びます。
アフィリエイターは、自分のブログやSNSにアフィリエイト広告を貼り、報酬を得ています。
アフィリエイト広告を出す側は、運営に関わってもらう代わりに報酬を支払うので、集客ができるアフィリエイターが求められるでしょう。
企業のサービスや商品を理解し、魅力を発信できるアフィリエイターを探すのは容易ではありません。
その点、運用代理店は実績のあるASPや、有力アフィリエイター・インフルエンサーと繋がりを持っていることもあり、即戦力になります。
強力な繋がりを利用すれば、アフィリエイト広告の集客数を効率よく伸ばし、売り上げアップに繋げられます。
アフィリエイト広告の運用代行を依頼するメリット4.目的の明確化
自社のWebサイトでは、会社側の意向や意見を中心に発信されることで、利用や購入に結びつけることが難しいでしょう。
同じような内容の広告では、しつこく感じてしまうため、顧客離れが起きやすいです。
アフィリエイト広告を運用すれば、アフィリエイターによる「消費者目線」での宣伝効果が得られます。
アフィリエイターが有益であると発信すれば、ユーザーが求めるコンテンツに近づき、集客が増えていくからです。
企業目線だけでは分からなかった部分が、アフィリエイト広告の運用代行によって、明確化されていきます。
データ分析を行えば、消費者が企業に求めていることが見えてくるので、今後の計画や方針を考えやすいでしょう。
アフィリエイト広告の運用代行を依頼するデメリット
アフィリエイト広告を運用代行へ依頼すると、リソース不足の解消や目的の明確化など、企業側だけでは改善しにくい部分をカバーできます。
このように、さまざまなメリットが期待できると同時にデメリットが存在することを頭に入れておきましょう。
アフィリエイト広告の運用代行を依頼するデメリット1.手数料がかかる
リソース不足や経験が少ない企業に代わって、アフィリエイト広告を運用してくれるので、その運用手数料が発生します。
手数料内訳は、初期費用・月額費用・成功報酬となっている代行会社が多いですが、料金システムは各社で異なるので比較・検討しましょう。
ASPと契約するために初期費用が必要がかかりますが、初期費用が掛らない会社もあります。
初期費用以外に、利用料として月額費用も支払わなければなりません。
成約がなくても毎月手数料は発生してしまい、初期費用が0円でもアフィリエイターが少なかったり質が低かったりすると損をしてしまいます。
集客に繋がり収益がアップしたときには、成功報酬の支払いが必要です。
報酬額は企業側が設定できますが、高く設定するとアフィリエイターは集まりますが、広告費の負担が大きいでしょう。
アフィリエイト広告によって成果報酬が発生すると、ASPに対して報酬と手数料を支払う必要があります。
手数料に関しては、広告代理店によって手数料の設定が異なりますので、料金相場を調べておく必要があります。
手数料を支払っただけの、利益を自社で確保できるかも確認しておきましょう。
アフィリエイト広告の運用代行を依頼するデメリット2.広告運用のノウハウがたまらない
運用代行会社には、アフィリエイト知識のある担当者が在籍し、確実に自社に利益をもたらしてくれる方法や対策を考えてくれます。
一見するとメリットのように思えますが、企業側はレポートから出された改善案などに目を通して、可否を決定するだけになります。
代理店に依頼すれば、無駄な経費を省いたり社内リソース不足を補えたりできますが、自社内に運用ノウハウが蓄積されなくなるでしょう。
これではweb広告はパターン化してしまい、収益が伸び悩むこともあるでしょう。
また、外部に委託を継続することで、自社の広告戦略やブランディングが反映されにくくなり、個性が失われていきます。
結果的に、広告運用の知識やノウハウが社内にインハウスできず、人材を育てることができません。
独自性を維持しながらアフィリエイト広告運用を継続したい、インハウス化を目指すのであれば適切なサポート提供する広告代理店を選びましょう。
アフィリエイト広告の運用代行を依頼するデメリット3.効果に即効性があるとは限らない
自社のイメージや方向性などを伝えることで、代理店は培ったノウハウや実績などから企業にマッチした広告デザインや内容を考えてくれます。
社内リソースを利用しなくても、すべてを代行してくれるので、あとは結果が出るのを待つだけです。
社内の企画では成果が出なかったという理由から、代理店を利用する企業も在ります。
経験が少なく、広告代行に頼らざるを得ない会社もいるでしょう。
どちらにしても、広告を出したからすぐに効果が得られるわけではなく、力のある運用代行であっても期待通りの結果が得られるとは限りません。
アフィリエイト広告を効率よく、確実に運用するにはノウハウの量や実績の高さと言ってもいいでしょう。
どんなに力のある人材が代理店にいたとしても、発揮できるようなシステムでなければ力量はあっても使いこなせません。
力があるように見せかけている運用代行会社を選んでしまうと、効果が発揮できず赤字になってしまいます。
実績のある代理店であっても、依頼された企業のコンセプトや目的を理解していなければ結果に繋げることはできません。
運用代行会社は、いかにして結果を出すのか、出せるのかを求められています。
最初から確実な運用ができる代理店は少なく、始めないと改善策や欠点は見えてこないものです。
数カ月の運用はデータ化されレポート提出し、企業と話し合いながら改善企画を立案し、運用を継続する繰り返しです。
代理店に任せっきりにするのではなく、定期的に連絡を取って進行状況を確認しながら改善を進めていかなければなりません。
即効性を求めるのではなく、中長期的な視点での運用効果を期待しましょう。
アフィリエイト広告運用代行の料金体系
アフィリエイト広告の運用代行会社を選ぶ前に、料金相場の把握をしておくことが大切です。
代行会社によってシステムが異なりますので、業務内容や範囲を把握せずに選ぶのは危険です。
料金相場はもちろん、自分たちが希望する業務を代行してもらえるのか、サービス範囲も確認しておきましょう。
アフィリエイト広告運用代行の料金相場は、月額固定型で50万円程度から、月額 ・成功報酬型では20万円程度に成果報酬がプラスされます。
成果報酬型は成約によって利益が発生した場合、そのうち数%を代行会社に支払うシステムです。
代行会社によってシステムや作業内容は異なるため、広告運用代行の料金内訳を理解し、どの型が良いのかを考え比較して選びましょう。
【広告運用代行の料金内訳】
・月額費用
ASPシステムの利用料金として、毎月支払いが発生するのが月額費用です。
プランによって料金が細かく設定されており、相場は3万円〜5万円程度の支払いになるでしょう。
ASPはアフィリエイト広告のプロバイダーなので、契約した以上は成果がなくても、支払いは続きます。
月額費用を無料のASPにした場合、サービス内容が限定されてしまうので思うような効果を得ることができません。
契約を更新すると割引になるところもあるので、契約内容をしっかり確認し判断してください。
・成果報酬
成果報酬型のアフィリエイト広告は、ASPを通じてアフィリエイターの協力を仰ぎます。
そのため、コンバージョンにつながったアフィリエイターには報酬を支払う形になっています。
報酬額については企業側が設定できるので、成果に応じて商材価格の何%を報酬にする定率か、1件あたりの金額を決める定額支払から選ぶことが可能です。
成果報酬に関しては、成果がでなければアフィリエイターに報酬を支払う必要はありませんから負担はありません。
ただし、報酬額を低すぎて設定してしまうと、自社サービスや商材を扱ってもらえず、高額にするとにすると費用対効果が悪化します。
成功報酬の設定は、担当者と話し合い適正価格を決めることが大切です。
・アフィリエイター募集費用
ASPには、さまざまなアフィリエイターが登録していますが、実力・実績の他にも得意とする商品やサービスにも違いがあります。
アフィリエイターに自社商材を取り扱ってもらえば、消費者目線で紹介してもらえますが、誰でも同じような成果を上げられるものではありません。
広告効果を最大化するには、有力なアフィリエイターを確保しなければなりません。
ASPでは、より成果を上げるアフィリエイター募集のために、アフィリエイター向け広告を用意しています。
費用相場は20〜30万円の出費にはなりますが、有力アフィリエイターを確保し、アフィリエイト広告を成功させるためにも必要経費と言えます。
これに関しては、必ずしも必要ではなく、ある程度の運用を行いデータを集めてからでも遅くはないでしょう。
・手数料
ASPと契約している以上は、システム使用料だけでなく成功報酬にプラスしてASPの利益の支払いをしなければいけません。
手数料に関しては、成功報酬の30%前後が相場になっています。
もちろん成果がなければ、成功報酬も生まれませんので支払う必要もありませんが、成果が上がれば手数料は増えていくでしょう。
アフィリエイト広告の運用代行会社を上手に選ぶポイント
アフィリエイト広告の運用代行会社を選ぶ際に、費用だけで選ぶことはおすすめできません。
何を基準として選べば良いのかが曖昧になってしまい、なかなか決められなくなってしまいます。
自社のサービスや商品をアフィリエイト広告でアピールしてもらうには、企業の方向性にマッチしていることが大切です。
ここでは、運用代行サービスを選ぶ際に抑えておくべきポイントを5つご紹介します。
アフィリエイト広告の運用代行会社を上手に選ぶポイント1.実績があるか
どんなにアフィリエイト広告に詳しい人材がいる運用代行でも、実績がない会社に依頼してはいけません。
アフィリエイト広告で成果を出すには、中長期的な運用が必要ですし、長く利用していれば高い成果を得られません。
成果を上げるには、クライアントと競合する会社がどんな方法で成功しているかをリサーチし、成果を上げやすい方法を知ることです。
競合分析を行い、クライアントの意見を取り入れた上で、アフィリエイト広告の運用をすれば成果は上がっていきます。
このスタイルを貫き実績を上げれば、多くの企業がその運用会社を利用するようになります。
新しい会社であっても、成果をあげるためのノウハウがあれば、短期間でも満足度の高い実績を上げられます。
リソース不足だけに気を取られてしまい、実績の有無を確認せずに選んでしまうと、無駄な費用だけを支払って得るものなく終わってしまうでしょう。
ホームページなどで、公開されている実績の中に、自社と競合するサービスや商品を取り扱っているかを確認してください。
運用代行会社によって得意とする分野があるので、自社の強みを引き出してくれるノウハウがある会社を選ぶべきです。
特に過去に実績はあるけれど、直近では実績件数が減っている会社には要注意です。
web広告は技術が進化しているので、つねに新しい方向性から対策を考えていく必要があります。
トレンドを把握し施策を考えている運用代行会社であれば、直近の実績も多く成功例も参考になると判断できます。
アフィリエイト広告の運用代行会社を上手に選ぶポイント2.広告予算とサービス内容が料金とマッチしているか
広告の運用代行会社に頼む場合、手数料がかかりますので、広告費にプラスした予算を組まなければなりません。
アフィリエイト広告の運用代行料金相場よりも、高額過ぎる場合には注意が必要です。
料金が高いからといって、手厚いサービスが受けられるとは限らず、必要ないサービスがついているケースもあります。
自社の広告費用予算と、運用代行会社に支払う金額に誤差がなく、十分なサービス内容であるのかをチェックしましょう。
高額な場合には、どうして金額が高いか、サービス内容は料金に見合うものであるかの見極めも大切です。
また、アフィリエイト広告以外で、自社のサービスにマッチしたプロモーションの企画を提案してくれるかも重要です。
今後、アフィリエイト広告以外の方法を検討している場合には、幅広く柔軟なサービスを提供してくれる会社が良いでしょう。
特に新しいサービスを積極的に取り入れ、ASPとのコミュニケーションが密に取れている会社では人脈も深く確実に成果を上げられます。
自社メディアでの運用ができたり、成功報酬型でSNS運用ができたりする運用代行会社もあります。
アフィリエイト広告だけでなく、自社にマッチしたweb広告がいつでも選べるようなサービスが予算内でできるかも見ておきましょう。
アフィリエイト広告の運用代行会社を上手に選ぶポイント3.連絡のレスポンスが早いか
多くの企業が運用代行会社を利用していますので、連絡してもすぐに対応することは難しいでしょう。
とはいえ、重要事項に対するレスポンスが遅いのは困りますし、提出期限が決まっている企画の提出などは早急に返答してもらう必要があります。
一般的な営業の場合には、1時間内のレスポンスが好ましいと言われています。
遅くても、24時間以内には返信してもらいたいですし、多忙とはいっても返信が遅すぎるのは良くありません。
リソース不足解消のために運用依頼した代理店が、人員不足に陥り運用が滞っている可能性があります。
連絡のレスポンスは、できるだけ早いほうがいいのですが、自分達の都合だけで急かすわけにもいきません。
急ぎの場合、担当者以外で連絡が取れるのか、もしくは担当者につなぎレスポンスがもらえるようなシステムなのかを確認しておきましょう。
社内連絡がしっかりしていれば、素早く担当者につながりレスポンスが返ってきます。
アフィリエイト広告の運用代行会社を上手に選ぶポイント4.、施策提案を実施してくれるか
運用だけするのであれば、代行会社に頼む必要はありません。
第三者の視点から、冷静にコンサルティングしてくれる力を持つことも運用代行会社には求められます。
企業からの提案を運用しやすいように策定し、広告を出せば成果を上げられるかを考え実践します。
実践しても、すぐに結果がついて来る訳ではありませんから、サービス向上や売り上げアップのためには改善策も必要です。
成功報酬型の場合、売り上げを上げれば自分たちの利益が上がるため、それだけを考えがちですが、目先の利益だけで成果は上がりません。
月額型の運用代行会社は、少しでも長く利用してもらうことが重要となり、データ分析や解析などの細やかなサービスが行われています。
それだけでなく、改善点を拾い上げ、どのようにすれば成果に繋がるのか、改善案を考え、企画を立案してくれる代理店がいいでしょう。
もちろん、自社からも企画や改善案の提出は必要ですが、フォロー体制がしっかりしていて積極的に行動してくれる代理店がおすすめです。
アフィリエイト広告の運用代行会社を上手に選ぶポイント5.担当者とのコミュニケーション
運用代行会社に頼んだが定期的なレポートを提出させるだけで、具体的な話し合いを行ったことがないのでは意味がありません。
常に企業とコミュニケーションを取り、意見交換したり現状を把握し、素早く対応できるような状態が理想です。
少しの変化でも細かく報告をしてくれたり、新しい企画や今後の流れについて意見してくれる担当であれば成果も見込めます。
運用を任されている責任感があり、全うするために企業側の考えを常に把握して反映させられるようなやる気のある担当者がいる会社がいいでしょう。
代行会社から積極的にコミュニケーションを取ってくれるのが理想ですが、自社からも定期的に連絡をして話し合いの機会を設けることも大切です。
まとめ
アフィリエイト広告は、主にアフェリエイター個人が運用するサイトで使用されています。
そのために、BtoC向けやコンプレックス商材は、消費者のニーズも高く成果がでやすいでしょう。
リソース不足によって自社サイトでは効果が思うようにでなくても、広告運用会社を利用すれば改善することが可能です。
代行会社には独自のノウハウがあり、自社で運用するよりも成果が上げやすくなっています。
しかしながら、運用代行を利用してもすぐに求める効果が得られる訳ではありません。
中長期的に運用代行を依頼することを考慮した上で、計画を立てて実行に移します。
まずは、広告費用にどれくらい予算をかけるのかを会社で話し合い、その上で代理店選びを始めましょう。
代理店を選ぶ際には、料金相場を調べどんなサービスを受けられるのか、いくつのASP提携しているかを調べます。
ASP以外に、自社運用メディアがあるか、インスタグラムなどSNSをつかった実績もある会社なのか確認が必要です。
運用代行は、データの集計や管理・分析などを行い可視化することで生産性向上に繋げてくれます。
リソース不足だけでなく、企業全体の生産性向上のために、アフィリエイト広告を始めるのであれば運用代行を利用しましょう。

私たちは現在の自分に甘んじず、チャレンジをすることで、お客様にプロとしての価値を提供いたします。常に知識・技術をアップデートし、お客様の成長に貢献してまいります。
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