Google広告の審査の時間や基準、落ちた時の対処法まで解説! - (株)GMSコンサルティング

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2022.5.11

2024.9.29

Google広告の審査の時間や基準、落ちた時の対処法まで解説!

Google広告の審査の時間や基準、落ちた時の対処法まで解説!

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Google広告を始める際には、審査を受けなければなりません。

初めての場合は、審査に掛かる時間や審査基準に不安を持たれる方も多いでしょう。

しかし、ポイントを押さえて広告を作成すれば、審査落ちはほとんどありません。

審査落ちしてしまっても、原因が分かれば簡単に対処できます。

本記事では、Google広告の審査基準や審査に落ちた場合の対処法を解説します。

初心者の方にもわかりやすく解説しているので、是非ご覧ください。

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1.Google広告の審査とは?

 

 

Google広告の審査とは、Google広告ポリシーに違反していないか、チェックされる手順です。審査は、広告を入稿した際や、広告やキーワードを編集したタイミングで行われます。ただし、審査がどのように行われているかは非公開とされています。

 

 

1-1 Google広告の審査対象

 

Google広告の審査対象となるのは、以下の項目です。

 

・見出し

・キーワード

・広告文

・バナー

・画像

・動画

・リンク先

 

広告を構成する、ほとんどの要素が審査対象となっています。広告主が審査申請をする必要はありません。配信したい広告を作成または編集することで、自動的に審査に入ります。

 

 

1-2 Google広告の審査にかかる時間

 

広告配信に関するあらゆるコンテンツが審査の対象です。各コンテンツの内容が、それぞれに指定してあるGoogle広告ポリシーに、違反していないかどうか審査されます。入稿されたものから順番にチェックされる仕組みです。その時期に入稿される広告数によって、審査期間は前後する場合があり、確実に何日とは言い切れません。リスティング広告の場合は、数時間~1営業日以内で終わるのが多い傾向がありますが、ディスプレイ広告の場合は、1~2営業日程度掛かります。ただし、同じタイミングで入稿される広告数が多いと、それ以上の時間が掛かる場合もあります。

 

 

1-2-1 土日・祝日は審査されない

 

審査には、機械的な「自動審査」と、人の目で行う「手動審査」があります。自動審査の場合は、土日・祝日は関係ありません。早ければ即日で審査が完了します。しかし、手動審査の場合は、土日・祝日は審査が行われません。自動審査または手動審査になるかは、ランダムで行われていると考えられます。ほとんどは自動審査で行われていますが、自動で審査が完了した後も、手動で審査が行われる場合もあります。自動審査または手動審査になるかは、広告主側では分かりません。審査日を考慮して、早めに準備するのが大切です。

 

 

1-3 Google広告の審査状況の確認方法

 

Google広告では、審査状況を確認できます。広告のページメニューで「広告と広告表示オプション」をクリックすると、広告リストが表示されるので、「ステータス」列で広告のステータスを確認しましょう。

 

 

2.Google広告の審査基準

 

Google広告ポリシーは、ヘルプページで確認可能です。広告審査で最も注意しておきたい「禁止コンテンツ」、「禁止されている行為」、「制限付きコンテンツと機能」を細かくチェックしてみましょう。

 

 

2-1 Google広告の審査基準①禁止コンテンツ

 

以下のように、宣伝自体が禁止されているコンテンツがあります。

 

 

偽造品

他の商標と同一、またはほとんど区別がつかない商標やロゴを使用している偽造品

危険な商品やサービス

損害、損傷、危害を引き起こすような商品やサービス

不正行為を助長する商品やサービス

不正な行動の実現を目的とする商品やサービス

不適切なコンテンツ

衝撃的なコンテンツを表示したり、憎しみ、偏見、差別を助長したりするような広告やリンク先

 

参考:Google広告ポリシーヘルプ

 

 

2-2 Google広告の審査基準②禁止されている行為

 

以下のように、広告掲載で禁止されている行為があります。

 

広告ネットワークの不正利用

広告の審査プロセスを回避したりごまかそうとしたりする広告・コンテンツ・リンク先

データの収集および使用

ユーザー情報の不正使用、または目的を明らかにせずに、あるいは適切な情報開示や安全対策を講じることなく収集すること

不実表示

ユーザーを騙す目的で、商品に関する情報を故意に掲載しない、商品やサービス、ビジネスについて誤解を招く情報を表示している広告・リンク先

 

参考:Google広告ポリシーヘルプ

 

 

2-3 Google広告の審査基準③制限付きコンテンツと機能

 

審査は可能でも、以下のように制限付きとなるコンテンツがあります。

 

・性的なコンテンツ

・アルコール

・著作権

・ギャンブル・ゲーム

・ヘルスケア・医薬品

・政治に関するコンテンツ

・金融サービス

・商標

・法的要件

 

また、ログインしていないユーザーおよびシステムが18歳未満であると示しているユーザーには、特定の種類の広告カテゴリの配信を制限する場合もあります。Google広告ポリシーを遵守していても、ユーザーを保護する目的で特定タイプのビジネス広告に制限を設ける場合もあります。

 

 

2-4 Google広告の審査基準④編集基準と技術要件

 

Googleでは、ユーザーが邪魔と感じる広告や操作が面倒に感じる広告を無くし、高品質で魅力的な広告配信を心掛けるために、編集基準や技術要件を設定しています。編集基準では、以下の表現は、内容・表現上の要件を満たしていないと判断されるので注意しましょう。

 

・あいまいな表現(「ここで商品を購入」などの一般的過ぎる広告)

・単語、数字、文字、句読点、記号を使って、人目を引く目的で使用した表現(花束を「87たば」「は-な-た-ば」などと表現)

 

技術要件とは、広告が明快で機能的であるように、特定の技術要件を満たすことを指します。詳細は、Google広告ポリシーのヘルプで確認できます。

 

Google広告ポリシーのヘルプ 技術要件

 

 

3.Google広告の審査落ちの例

 

審査が不承認となった場合は、広告配信ができません。こちらでは、よくある審査落ちの例を3つご紹介します。事前に審査落ちの例を知ることで、不承認になる事態を避けられるので、ぜひ参考にしてください。

 

 

3-1 Google広告の審査落ちの例①広告が原因の場合

 

広告が原因の審査落ちの例は、以下の4点です。

 

 

3-1-1 記号

 

広告見出しでの感嘆符「!」は許可されません。例えば、「今なら限定価格!!」の表現はNGとなっています。記号の代わりに具体的な訴求点を追加すると良いでしょう。

 

 

3-1-2 誇張表現

 

「最高」「最先端」「No.1」などの表現は、誇張表現とみなされます。誇張表現を使わずに、具体的な訴求点の表現が大切です。

 

 

3-1-3 画像の品質

 

不鮮明な画像や、判読できないテキストを含む画像は認められません。画像編集、またはGoogle広告ポリシーに準拠している別画像を使用しましょう。

 

 

3-1-4 不実表示

 

現実味のない効果を、見込みがあるように表現するのは「不実表示」とみなされます。特に以下のような文言は注意が必要です。詳細は、Google広告ポリシーヘルプに記載されています。

 

・健康と減量に関連する文言

・金融商品や資産の形成方法に関連する文言

・政治、社会問題、国民の関心事に関連する文言

 

Google広告ポリシーヘルプ「信頼できない文言」

 

 

3-2 Google広告の審査落ちの例②キーワードが原因の場合

 

キーワードと商材の関連性がない場合は、審査落ちの原因です。 以下のような広告は、関連性が不明瞭とみなされるので注意しましょう。

 

・関連性の高い「デフォルト」のキーワードを指定せずに、キーワードの挿入機能を使用している

・広告や広告見出しと広告コンテンツとの関連性がない

・検索結果ページがリンク先となっていることを明示していない

・リンク先で表示される内容を正確に伝えていない

・一般的すぎるキーワードを使用している

・キーワードによるスパム行為に関係している

 

 

3-3 Google広告の審査落ちの例③ランディングページが原因の場合

 

ランディングページで審査落ちする場合は、以下の原因が考えられます。

 

・404などの無効なリンク先

・iOS、Androidどちらかの端末で開けないサイト

・サービス、商品比較サイトなど、アフィリエイトサイトなどに誘導する為だけに作られたサイト

・ユーザーに表示されるランディングページの場所を、正確に表していない広告(本当は表示URLが「www.〇〇〇.com」でありながら、実際に表示

されるランディングページが「www.×××.com」など)

 

 

4.Google広告の審査に落ちた時の対処法

 

審査に落ちた場合は、以下の方法で対処しましょう。

 

 

4-1 Google広告の審査に落ちた広告・キーワードを確認

 

審査落ちした場合は、対象の広告・キーワードを確認をします。まずは、管理画面にログインし、審査状況の確認から始めましょう。広告またはキーワードのタブを選択し、表示項目でステータスを確認します。審査後のステータスが「不承認」となっている場合は、広告・キーワード・リンク先がGoogle広告ポリシーに違反しているため、掲載不可だと判断できます。

 

 

4-2 Google広告の審査に落ちた広告・キーワードを修正

 

「不承認」となった、広告・キーワード・リンク先が特定できたら、Google広告ポリシーに準拠するように修正します。修正する手順は、違反の種類によって異なるので注意が必要です。広告自体が違反している場合もあれば、広告のリンク先に問題がある場合もあります。リンク先と関係のない違反の場合は、次の手順で修正します。

 

1.広告または広告表示オプションにカーソルを合わせ「編集」をクリックする

2.広告または広告表示オプションを編集して、ポリシー違反を解消する

3.「保存」をクリックする

 

保存をクリックすると、広告は自動的に再審査に提出されます。審査状況や結果は、「広告と広告表示オプション」ページの広告のステータスで確認可能です。既存広告の実績を残しておきたい場合は、該当の広告・キーワードを複製し、その後に該当箇所を編集して保存するのをおすすめします。

 

 

4-3 Google広告のサポート窓口に問い合わせ

 

不承認の具体的な抵触箇所が分からない場合や、理由が不明な場合は、サポート窓口へ問い合わせるのがおすすめです。サポート窓口は審査部署とは異なるので、審査プロセスは把握できていません。しかし、審査落ちした箇所や対処例を挙げてもらえます。サポート窓口への問い合わせ手順は以下のとおりです。

 

1.広告管理画面へログインする

2.右上にある「?」をクリックし「お問い合わせ」を選択する

3.お問い合わせフォームを入力する

 

回答は、チャットかメールで受け取ります。問い合わせの際、下記項目を聞かれるので、事前に準備しておきましょう。

 

・アカウント ID

・担当者名

・メールアドレス

・電話番号

 

 

5.まとめ

 

 

Google広告では、審査落ちすると広告が配信されません。審査落ちした場合には、修正が必要なだけでなく、再審査するので時間が掛かってしまいま

す。無駄な時間を掛けないためにも、広告を始める際は、ご紹介した審査基準や審査落ちの例を把握しておくのが大切です。審査に落ちたときの対処法もご紹介したので、ぜひ参考にしてください。

Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部

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