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2025.11.25

【2025年最新】おすすめブランディング会社44選|選び方のポイントもご紹介!

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2025年の東京ではデジタル化や価値観の多様化が進み、「良い商品を作るだけ」では選ばれない時代になっています。

企業には、自社の存在意義(パーパス)を明確にし、それを一貫したブランドとして届けることが欠かせません。

しかし、事業やサービスの戦略づくりでブランディング会社を活用したいと思っても、

「どんな会社があるのか」

「自社にはどこが合うのか」

「どう選べばいいのか」

など、パートナー選びに悩む方も多いはずです。

本記事では、そうした疑問に応えるために、経営戦略レベルから企業価値向上に取り組む東京のブランディング会社を44社厳選し、その特徴と選び方のポイントをわかりやすくご紹介します。

ブランディング会社とは


ブランディング会社とは、企業の「らしさ(アイデンティティ)」を経営資源として最大化し、競争優位性を確立するための戦略的パートナーです。

多くの企業が誤解しがちですが、ブランディング会社は単なる「ロゴを作るデザイン会社」や「広告を打つ代理店」ではありません。

広告代理店が「短期間で商品を売る(販促)」ことを主目的とするのに対し、ブランディング会社は「長期間にわたり選ばれ続ける仕組み(資産構築)」を作ることを目的としています。

彼らは経営者の思考を言語化し、視覚化し、さらには組織文化や顧客体験(CX)に至るまで、企業活動のあらゆるタッチポイントを一貫した思想で統合する役割を担います。

特に2025年の市場環境においては、DX(デジタルトランスフォーメーション)とブランディングの融合が不可欠であり、経営戦略とクリエイティブを高度に結合させる能力がブランディング会社には求められています。

ブランディング会社に依頼できる業務内容


ブランディング会社が提供するソリューションは、企業の経営レイヤーから現場のオペレーションレイヤーまで多岐にわたります。

以下に、主要な業務領域とその具体的な内容、およびそれらが企業にもたらす価値を体系的に整理しました。

業務内容と期待される成果の相関図

領域具体的な業務内容期待される経営成果







ブランド戦略・コンサルティング
市場・競合調査 / ブランド監査
現状のブランドイメージや市場での立ち位置を定量・定性の両面から分析します。
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)策定
企業の存在意義や行動指針を言語化し、経営の羅針盤を設計します。
ブランドアーキテクチャ設計
企業ブランドと事業ブランド、商品ブランドの階層構造を整理します。
意思決定の迅速化
判断基準が明確になり、経営スピードが向上します。
差別化の確立
競合との違いが明確になり、価格競争からの脱却が可能になります。
事業継承の円滑化
創業者の想いが形式知化され、次世代へ継承されます。






クリエイティブ・デザイン(VI/CI)
ロゴ・シンボルマーク開発
ブランドの思想を象徴する視覚的シンボルを制作します。
デザインシステム・ガイドライン策定
色、フォント、使用規定を定め、アウトプットの品質を管理します。
アプリケーション展開
名刺、封筒、パワーポイント資料など、日常業務で使用するツールを刷新します。
認知コストの低減
一貫したビジュアルにより、顧客の記憶に残りやすくなります。
信頼性の向上
洗練されたデザインは、企業の品質や信頼感を視覚的に保証します。
ブランド資産の蓄積
全ての制作物がブランドイメージの強化に寄与します。






デジタル・体験設計(UI/UX)
コーポレートサイト・ECサイト構築
ブランドの世界観を体現し、ビジネスゴールへ導くWebサイトを制作します。
アプリ開発・UIデザイン
使いやすさと美しさを両立させ、顧客エンゲージメントを高めます。
オウンドメディア運用
コンテンツを通じてブランドの思想を発信し、ファンを育成します。
顧客体験(CX)の最適化
デジタル接点でのストレスを無くし、ブランド好意度を高めます。
データドリブンな改善
ユーザー行動に基づいた継続的なブランド強化が可能になります。
LTV(顧客生涯価値)の向上
良質な体験によりリピーターが増加します。






空間・環境デザイン
オフィスデザイン
従業員の働きやすさとブランド体現を両立する空間を作ります。
店舗・ショールーム設計
五感(視覚、聴覚、嗅覚など)を通じたブランド体験を提供します。
サイン計画・ウェイファインディング
施設内の誘導表示などを通じて、ブランドの世界観を空間全体に拡張します。
インナーモチベーションの向上
働く環境が改善され、従業員の誇りが醸成されます。
リアルなブランド接点の強化
デジタルでは伝えきれないブランドの空気感を伝達できます。





インナー・採用ブランディング
クレド・ブランドブック制作
ブランドの価値観を従業員に浸透させるためのツールを作成します。
社内研修・ワークショップ
自分ごとしてブランドを捉えるための対話の場を設計します。
採用コンセプト・ツール制作
求める人材像に対して、企業の魅力を正確に伝えるコンテンツを作ります。
組織力の強化
ベクトルが揃った組織となり、現場の自律的な判断が促進されます。
採用ミスマッチの防止
価値観に共感した人材が集まり、定着率が向上します。
離職率の低下
会社へのエンゲージメントが高まり、人材流出を防ぎます。


このように、ブランディング会社への依頼は、単なる「制作の外注」ではなく、「経営機能の一部外部化」としての側面を強く持っています。

ブランディング会社の選び方


最適なパートナー選びは、プロジェクトの成否を分ける最も重要なプロセスです。

数ある選択肢の中から自社にフィットする会社を見極めるために、以下の4つの視点を基準に選定プロセスを進めてください。

1.自社と同じ業界、または自社の目的や課題解決につながる実績があるか


ブランディング会社の実績(ポートフォリオ)を確認する際は、単に「知っている企業のロゴを作っているか」ではなく、「どのような課題(コンテキスト)を解決したか」という文脈を読み解くことが重要です。

例えば、創業100年の製造業がリブランディングを行う場合、スタートアップの派手な立ち上げ実績が豊富な会社よりも、歴史ある企業の資産を現代的に再解釈し、社内の古参社員の意識変革まで成し遂げた実績を持つ会社の方が適しています。

また、業界特有の商習慣や規制(例:医療、金融、BtoB製造業など)への理解があるかも重要な選定基準です。

業界知見があれば、基礎的なレクチャーに時間を割く必要がなく、プロジェクトの初動から本質的な戦略議論に入ることができるため、コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスの双方が向上します。

Webサイト上の実績だけでなく、面談時には「このプロジェクトで最も苦労した点はどこか」「どのようなKPIを設定し、どう達成したか」といった具体的なプロセスを質問することで、その会社の実力を見極めることができます。

2.デザインやマーケティングなど、各分野の専門家が在籍しているかどうか


現代のブランディングは複雑化しており、一人の天才的なクリエイターだけですべてを完結させることは困難になっています。

戦略を策定する「ブランドストラテジスト」、言葉を紡ぐ「コピーライター」、視覚表現を統括する「アートディレクター」、デジタル体験を設計する「UI/UXデザイナー」、そしてプロジェクト全体を進行管理する「プロデューサー」など、各領域のプロフェッショナルがチームとして機能しているかを確認してください。

特に重要なのは、これらの専門家が社内に在籍しているか(内製率)、あるいは外部の強力なパートナーネットワークを持っているかという点です。

社内にリソースがある場合はコミュニケーションがスムーズで品質が安定しやすく、外部ネットワーク型の場合はプロジェクトごとに最適なドリームチームを組成できるというメリットがあります。

自社のプロジェクトにおいて、どの領域の専門性が最も重要になるかを定義し、その領域に強みを持つスタッフがアサインされるかどうかを契約前に確認することをお勧めします。

3.サービスの提供範囲が広く、多様なニーズに対応できるか


ブランディングプロジェクトは生き物であり、初期段階では想定していなかった課題が進行中に浮き彫りになることが多々あります。

当初は「ロゴの刷新」だけを依頼していたとしても、議論を進める中で「Webサイトの全面リニューアルが必要」「採用向けの動画も作りたい」「新オフィスの内装も相談したい」といったニーズが派生することは日常茶飯事です。

このような場合、特定の媒体(例:紙のデザインのみ)しか対応できない会社に依頼してしまうと、領域ごとに別の会社を探し、オリエンテーションを繰り返すという多大な調整コストが発生します。

また、複数の会社が関わることで、ブランドのトンマナ(トーン&マナー)が統一されず、ちぐはぐな印象を与えてしまうリスクも高まります。

したがって、デジタルからアナログ、空間、映像までワンストップで対応できる総合力のある会社、あるいは全体を統括ディレクションできる能力を持った会社を選ぶことが、一貫性のあるブランド構築への近道です。

4.料金体系がわかりやすく、納得できる内容になっているか


ブランディングには「定価」が存在せず、会社によって数百万円から数千万円まで、見積もり額に大きな開きが出ることが一般的です。

このブラックボックス化しやすい費用構造に対して、透明性を持って説明できる会社は信頼に値します。

見積もりを比較する際は、総額だけでなく、以下のような内訳の詳細を確認してください。

  • 戦略フェーズ: 調査費、ワークショップ開催費、コンセプト策定費
  • 制作フェーズ: デザイン費、コピーライティング費、撮影費、コーディング費
  • 管理費: プロジェクト進行管理費(ディレクション費)
  • 権利関係: 成果物の著作権譲渡費、商標調査費
  • 運用費: Webサイトの保守費、ブランド定着のためのコンサルティング費


特に注意すべきは、「一式」という記載で詳細が不明な場合や、修正回数の制限、プロジェクトが長期化した際の追加費用の規定です。

また、安さだけで選ぶのではなく、「投資対効果(ROI)」の視点を持つことが重要です

例えば、費用が高くても、採用コストを大幅に削減できたり、価格競争から脱却して利益率が向上したりするのであれば、それは「高い費用」ではなく「賢い投資」となります。

ブランディング会社おすすめランキング44選


東京には世界レベルのデザインファームから、特定の領域に特化したブティック型エージェンシーまで、多種多様なブランディング会社が集積しています。

ここでは、実績、専門性、独自性などの観点から厳選したおすすめの44社を、その特徴ごとに分類してご紹介します。

【トップクリエイター率いる代表的なデザインファーム】


1. 株式会社SAMURAI

日本を代表するクリエイティブディレクター・佐藤可士和氏が率いるスタジオです。

ユニクロ、楽天、セブン-イレブンといったナショナルクライアントのブランディングを一手に引き受け、ロゴ一つで企業のフェーズを変えるほどの影響力を持ちます。

整理・整頓の哲学に基づき、複雑な情報を極限まで削ぎ落とし、本質のみを視覚化する「アイコニック・ブランディング」が特徴です。

2. 株式会社日本デザインセンター (NDC)

原研哉氏が代表を務め、日本のグラフィックデザインの最高峰として知られています。

無印良品や蔦屋書店のアートディレクションに見られるように、「空(Emptiness)」の概念を用いた、受け手が意味を見出す余白のあるデザインを得意とします。

静謐でありながら圧倒的な存在感を放つ、普遍的なブランド構築を求める企業に最適です。

3. 株式会社エイトブランディングデザイン

「ブランディングデザイン」という言葉を世に広めた西澤明洋氏が代表を務める会社です。

独自のデザイン開発手法「フォーカスRPCD(リサーチ・プランニング・コンセプト・デザイン)」を用い、経営者と膝を突き合わせたワークショップを通じてブランドを共創します。

クラフトビール「COEDO」や抹茶カフェ「nana’s green tea」など、中小企業を全国区のブランドへと成長させた実績が豊富です。

4. good design company

水野学氏が率いる、「デザインで経済を動かす」ことを体現する会社です。

熊本県の「くまモン」や相鉄グループの「デザインブランドアッププロジェクト」など、単発のデザインではなく、長期的なコンサルティング契約を通じて企業の根本から変革するスタイルを貫いています。

「センスは知識からはじまる」という水野氏の哲学通り、論理的かつ美的なソリューションを提供します。

5. 株式会社Takram

デザインとエンジニアリングを越境する「デザイン・エンジニアリング」ファームです。

田川欣哉氏を中心に、メルカリのコーポレートロゴ刷新やトヨタの未来モビリティプロジェクトなど、テクノロジー、ビジネス、デザインの3要素を高度に融合させたプロジェクトを手掛けます。

「振り子(Pendulum)」のように思考を行き来させ、未知の体験を実装する能力に長けています。

【戦略と経営視点に強いコンサルティング型】


6. 株式会社インターブランドジャパン

世界最大のブランドコンサルティングファームの日本拠点であり、ブランドを「資産」として評価する「Brand Valuation」の手法を確立しています。

グローバル展開を目指す大企業の合併・統合(M&A)に伴うブランド再構築や、長期的なブランド価値向上戦略において、圧倒的な信頼と実績を誇ります。

7. グラムコ株式会社

日本最大級の独立系ブランドコンサルティングファームです。

「ブランド定着化(Internal Branding)」に強みを持ち、調査・分析に基づいた堅実な戦略立案から、厳格なVIマニュアルの策定まで、企業のブランド管理体制を盤石にする支援を行います。

中国やアジア圏への展開支援にも定評があります。

8. 株式会社パラドックス (PARADOX)

「志の実現」をミッションに掲げ、企業の根本的な理念策定から採用・育成までを一気通貫で支援します。

特に「言葉」の力に定評があり、経営者の想いを魂のこもったミッション・ビジョン・バリュー(MVV)へと昇華させます。

採用ブランディングの領域でもトップクラスの実績を持ち、企業の「人的資本経営」をクリエイティブで加速させます。

9. 株式会社MIMIGURI

組織コンサルティングの「MIMIGURI」とデザインファーム「DONGURI」が統合して生まれた会社です。

「Creative Cultivation Model」を提唱し、ワークショップなどのファシリテーション技術とデザイン制作を融合させ、組織の内側から文化を変容させるブランディングを得意としています。

10. 株式会社バニスター (Bannistar)

細部まで計算された「ブランド・アーキテクチャ」の構築を得意とする戦略特化型ファームです。

市場調査とインサイト分析に基づき、売れ続けるためのブランド構造を設計します。

ネーミング開発やパッケージデザインにおいても、感性だけでなく論理的な裏付けを持った提案が特徴です。

11. 株式会社ギフト (Gift)

「Start True, Stay True」を掲げ、企業の理念策定と、その社内外への浸透に特化した会社です。

穏田神社のリブランディングなど、伝統的な組織から現代的な企業まで、100年続くブランドの核を作るために経営者に深く伴走します。

インナーブランディング、アウターブランディング、採用ブランディングの3本柱で企業成長を支援します。

12. 株式会社ブランディング (Branding, Inc.)

1999年設立、社名そのものが示す通り、日本のブランディング業界の草分け的存在です。

ファッションやライフスタイル領域でのメディア運営経験を持ち、トレンドを捉えた感度の高いブランドプロデュースを行います。

【デジタル体験とUI/UXに強いテック型】


13. 株式会社グッドパッチ (Goodpatch)

デザイン会社として初の上場を果たした、UI/UXデザインのリーディングカンパニーです。

「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」をビジョンに、デジタルプロダクトの使い勝手だけでなく、サービス全体の体験設計を通じてブランド価値を高めます。

クライアントと一つのチームになる「共創」スタイルが特徴です。

14. 株式会社セブンデックス (SEVEN DEX)

UXデザインとブランディングを統合し、事業成長(グロース)にコミットする会社です。

スタートアップや新規事業の立ち上げにおいて、ユーザー調査からロゴ制作、UI実装までをスピード感を持って実行します。

「QIX」や「うるる」などのリブランディング実績があり、ビジネス視点とクリエイティブ視点のバランスが絶妙です。

15. FRACTA

Shopifyを用いたECサイト構築とD2C(Direct to Consumer)ブランドの支援に特化した会社です。

単なるサイト制作にとどまらず、ブランドの立ち上げ、物流、運営支援、そしてデジタル上での顧客コミュニケーション設計まで、ECブランドに必要な要素をトータルでサポートします。

16. ブランディングテクノロジー株式会社

中小・中堅企業を主要ターゲットとし、Web制作とインターネット広告を軸にした実利的なブランディングを提供します。

9800件以上の制作実績を持ち、集客数や問い合わせ数といった具体的なKPI(重要業績評価指標)の達成を重視する、マーケティング直結型の支援が強みです。

17. 株式会社ゼロ (Zero)

Web制作を中心に、デジタル領域でのブランドプレゼンス向上を支援する会社です。

ユーザー目線のサイト設計とSEO対策などを組み合わせ、認知拡大とコンバージョン向上を同時に実現します。

18. 株式会社OICHOC (オイチョック)

「ワクワクウェブランディング」を掲げ、Webと動画を融合させた動的な表現を得意とします。

5G時代の到来に合わせ、静止画だけでは伝えきれないブランドの空気感やストーリーを、リッチな映像コンテンツとしてWebサイトに実装します。

【社会課題解決・イノベーション型】


19. 株式会社NEWPEACE

「ビジョンリング」を掲げ、従来のブランディングの枠を超えた社会的なムーブメント作りを行う会社です。

ミツカンの「ZENB」や、受発注プラットフォーム「PRONI(旧アイミツ)」のリブランディングなど、社会的な問いを投げかけ、コミュニティを巻き込みながらブランドを浸透させる手法が特徴です。

20. 株式会社NOSIGNER

デザイン活動家・太刀川英輔氏が率いる、ソーシャルイノベーションを生み出すデザイン事務所です。

「東京防災」のブックデザインや、地域活性化プロジェクトなど、デザインの力で社会課題を解決し、そのプロセス自体をブランドの価値として定着させる独自のアプローチを持ちます。

21. 株式会社AMIDUS

「カルチャーデザインカンパニー」として、ブランドの総合プロデュースを行います。

単なる広告宣伝ではなく、映像、キャスティング、PRを駆使して、世の中に新しい文化や流行を作り出す「仕掛け」を得意としています。

【特定の強みを持つブティック・エージェンシー】


22. 株式会社セイタロウデザイン

山崎晴太郎氏を中心に、グラフィック、Web、プロダクト、そして建築・空間までをシームレスにデザインします。

「社会の右脳を刺激する」をテーマに、論理だけでは到達できない美意識の高いクリエイティブを提供し、企業の美学を形にします。

23. POOL inc.

著名なコピーライター小西利行氏が率いる会社です。

「伝わる言葉」を核にしたコミュニケーション設計が得意で、CM、商品開発、店舗プロデュースまで、人の心を動かし行動を変える「言葉のブランディング」を行います。

24. 株式会社原宿デザイン (Harajuku Design)

「ブランディングを、デザインする」を掲げ、原宿から世界基準のクリエイティブを発信しています。

iFデザイン賞やRed Dot賞など海外のデザイン賞を多数受賞しており、グローバルに通用する洗練されたビジュアルアイデンティティ構築に強みがあります。

25. 株式会社EPOCH

映像制作会社を母体とし、デジタルコンテンツやイベントプロデュースに強みを持つクリエイティブプロダクションです。

ブランドの世界観を没入感のある映像体験やリアルイベントとして具現化し、顧客の感情を揺さぶるプロモーションを得意とします。

26. PARK Inc.

「愛される」ブランド作りを目指すクリエイティブエージェンシーです。

スタートアップのCI開発だけでなく、メンズコスメ「LOGIC」などの自社ブランド運営も行っており、事業者としての肌感覚を持った「当事者意識の高い」提案が魅力です。

27. 株式会社MA design

空間デザインとグラフィックを横断し、日本的な「間」の美意識をデザインする会社です。

オフィスや商業施設の空間設計から、そこで使われるツール類まで、統一された美意識でブランド体験を作り上げます。

28. 株式会社カラビナ

採用ブランディングに特化した独自のノウハウを持つ会社です。

リクルート出身の知見を活かし、求職者のインサイトを突くコンセプト設計と、企業の魅力を最大化するクリエイティブで、人材獲得難の時代における企業の救世主となります。

29. 株式会社NASU

元任天堂のデザイナー前田高志氏が率いる、「勝てるデザイン」を提供する会社です。

遊び心と機能性を兼ね備えたデザインで、ファンを生み出すコミュニティ運営(前田デザイン室)の知見も活かした、愛されるブランド作りを提案します。

30. デザインで株式会社

「デザインで成す」をテーマに、経営課題をデザインで解決するパートナーです。

スタートアップから上場企業まで、スピード感を持って事業成長に直結するクリエイティブを提供し、企業の可能性を最大化します。

【その他、注目の実力派ブランディング会社】


31. 株式会社TAMBO

デザインの力で新しい日常を作ることを目指し、グラフィックからWebまで、クライアントの想いを丁寧に汲み取った温かみのあるデザインワークを提供します。

32. 株式会社Right Design

インテリアデザインとグラフィックデザインを融合させ、「右腕」となるパートナーとしてブランドの世界観を空間と視覚情報の両面から構築します。

33. シーソー株式会社 (SEESAW)

論理(左脳)と感性(右脳)のバランスを重視し、ビジネスの勝ち筋を見つける戦略フェーズから、ユーザーの心に届く制作フェーズまでを一貫して担います。

34. フォアビスタ株式会社

デジタルマーケティングとデザイン戦略に強みを持ち、データに基づいた戦略立案と、それを具現化するクリエイティブで、クライアントの売上向上に貢献します。

35. BREST株式会社

企業の「らしさ」を視覚化し、Webや紙媒体など多様なツールへ展開するブランド構築を一貫して行うパートナーです。

36. TOY BOX

遊び心のあるクリエイティブとユニークな企画立案により、他社との差別化を図り、埋没しないブランド個性を打ち出します。

37. 株式会社kumu

地域の魅力を掘り起こすローカルブランディングや、ストーリーテリングを重視した共感を呼ぶ商品開発支援に定評があります。

38. ごりらデザイン

インパクトのあるビジュアルとネーミングで、中小企業の活性化を得意とし、親しみやすく記憶に残る力強いブランドを作ります。

39. 株式会社Piic

写真や映像のクオリティにこだわり、InstagramなどのSNS展開を見据えた「映える」ブランド世界観を構築します。

40. 合同会社アイエスクリエイト

小規模事業者や個人事業主に寄り添い、コストを抑えつつも効果的なロゴやWebサイトの制作を柔軟に提供します。

41. 株式会社フィールビー

美容・健康業界などの女性向けブランディングに強みを持ち、ターゲットの感性に響く繊細なデザインとコピーライティングを提供します。

42. 株式会社たきコーポレーション

大手広告制作会社としての歴史と規模を持ち、高いデザイン品質と安定した制作体制で、大規模なブランディングプロジェクトも安心して任せられます。

43. 株式会社Venture Ocean

ベンチャー企業の成長支援に特化し、限られたリソースの中で最大の効果を出すための、マーケティングとブランディングを融合させた戦略提案を行います。

44. 株式会社Scanner

北青山に拠点を置き、洗練されたグラフィックデザインを中心に、都会的でスタイリッシュなブランドイメージの構築を支援します。

企業の成長につながるブランド施策


ブランディング会社を選定し、ロゴやWebサイトを刷新しただけでは、企業の成長は約束されません。

ブランドを「作る」フェーズから「育てる」フェーズへと移行し、具体的な成果につなげるための施策について解説します。

1.BtoB事業におけるブランディングノウハウを伸ばす


一般的にブランディングはBtoC企業のものと思われがちですが、実はBtoB企業こそブランディングの投資対効果が高い領域です。

BtoBの購買プロセスは合理的で長期にわたりますが、最終的な決定には「信頼」という情緒的な要素が大きく影響するからです。

ブランディングによって「業界のリーディングカンパニー」「技術力のある会社」という認知(ブランドエクイティ)を確立できれば、以下のメリットが生まれます。

  • リード獲得の効率化: 指名検索が増え、広告費を抑えても質の高い問い合わせが入るようになります。
  • 価格競争の回避: 「高くてもこの会社に頼みたい」という信頼が生まれ、利益率が維持できます。
  • 決裁スピードの向上: 担当者だけでなく、決裁者(役員クラス)にも名前が知られていれば、承認プロセスがスムーズになります。


具体的には、専門性を発信する「ホワイトペーパー」のデザイン統一、展示会ブースでの圧倒的な世界観の演出、そしてコーポレートサイトでの事例紹介のストーリー化などが有効な施策となります。

2.ブランディング会社ごとの得意分野を踏まえ、自社に合うパートナーを選ぶことが重要


前述の通り、ブランディング会社には「戦略系」「デザイン系」「デジタル系」など明確な得意分野があります。

企業の成長フェーズに合わせて、付き合うパートナーを変えていく、あるいは複数のパートナーを組み合わせることが重要です。

例えば、創業期(0→1)は、創業者の想いを熱量高く形にしてくれるデザイン会社(例:NASU、PARKなど)が適しています。

事業拡大期(1→10)には、マーケティングと連動して数値を伸ばせる会社(例:ブランディングテクノロジー、Seven Dexなど)が必要です。

そして、成熟期や変革期(10→100)には、組織全体の意識改革やグローバル戦略を描けるコンサルティングファーム(例:インターブランド、パラドックスなど)の力が必要になります。

また、経営戦略全体の見直しやM&A、海外進出を含めた複雑な経営課題を抱えている場合は、GMSコンサルティングのような、経営コンサルティングの知見を持つパートナーと連携し、経営戦略とブランド戦略を同期させることも一つの有効な選択肢です。

3.イベントやセミナーの企画にブランディング施策を組みこむ


リアルイベントやウェビナーなどのイベントは、顧客がブランドを「体験」する重要なタッチポイントです。

ここでWebサイトのイメージと実際の体験に乖離があると、ブランドへの信頼は大きく損なわれます。

逆に、「神は細部に宿る」の精神で徹底したブランディングが行われていれば、参加者は強力なファンになります。

具体的な施策例:

  • 登壇資料のデザイン統一: 全社員が同じフォーマット、フォント、色使いの資料を使うことで、組織の一体感を演出します。
  • 会場の演出: 音楽、香り、照明、スタッフのユニフォームや言葉遣いまで、ブランドのトンマナを徹底します。
  • ノベルティの質: 捨てられるバラマキ品ではなく、ブランドの思想を体現した、長く使いたくなるアイテムを選定します。


イベントは単なる集客装置ではなく、ブランドの世界観に顧客を没入させる「装置」として設計することが重要です。

ブランディング会社は企業だけでなく地域行政や自治体のブランディングにも対応できる


人口減少や少子高齢化が進む日本において、地方自治体や行政組織にとってもブランディングは喫緊の課題です。

「選ばれる地域」になるためには、観光客誘致(交流人口の増加)だけでなく、移住定住(定住人口の増加)、そして地域に関わり続ける人々(関係人口の増加)を増やす必要があります。

ブランディング会社は、外部の客観的な視点で地域の隠れた資産(歴史、食、産業、景観)を再発見し、現代的な価値へと磨き上げます。

主な支援内容:

  • 観光ブランディング: 「来らっせ銚子」キャンペーンのように、地域の魅力を伝えるプロモーションを展開します。54
  • 特産品開発: 地元の農産物や工芸品を、都会の消費者に響くパッケージやストーリーでリブランディングします。
  • シビックプライドの醸成: 住民参加型のワークショップを通じて、住民自身が地域の良さに気づき、誇りを持つ(インナーブランディング)ための活動を支援します。


地域ブランディングの成功事例としては、good design companyによる熊本県の「くまモン」や、NOSIGNERによる行政資料のデザイン刷新などが挙げられます。

行政特有の縦割り構造を超え、地域全体を一貫したストーリーで統合できる点において、ブランディング会社の知見は公共分野でも大きな力を発揮します。

まとめ

2025年の東京は、世界中から情報と才能が集まるブランディングの最前線です。

本記事でご紹介した44社は、それぞれが異なる哲学と強みを持ち、企業の課題解決に真摯に向き合うプロフェッショナル集団です。

ブランディングに「正解」はありませんが、「最適解」は必ず存在します。

それは、自社の経営課題を深く理解し、同じ熱量で未来を語り合えるパートナーとの出会いから生まれます。

表面的なデザインの良し悪しだけでなく、「誰と組めば、自社のポテンシャルを最大化できるか」という視点で、じっくりとパートナーを選んでください。

本記事が、貴社のブランド価値を飛躍させる運命の出会いにつながることを願っています。

Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部

私たちは現在の自分に甘んじず、チャレンジをすることで、お客様にプロとしての価値を提供いたします。常に知識・技術をアップデートし、お客様の成長に貢献してまいります。

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