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Instagram

2025.5.19

Instagramショピング機能(Shop  Now):Instagramショップの設定方法や効果的な使い方を解説!

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「Instagramショッピング機能ってなに?」

「Instagramショップの利用には料金が発生するの?」

「Instagramショップを開設する方法を知りたい。」

Instagramショップの導入をご検討のECサイト運営者の方で、上記のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、Instagramショッピング機能の特徴や開設方法、Instagramショップを活用して売上をアップさせるコツを解説します。

Instagramショッピング機能とは?


画像引用元:Instagram、フィード投稿から商品が購入できる「ショッピング機能」を日本国内で導入開始

Instagramショッピング機能とは、Instagram上に投稿された写真の商品タグをタップするだけで、その商品を簡単に購入できる機能のことです。

数タップするだけで、商品の購入ページに直接遷移できるので、購入に至るまでのスムーズな動線を作ることができます。

また、Instagramショップとは、Instagram上に無料で開設できるオンラインショップのことです。

自社のECサイトと連携し、Instagramショップを開設することで商品タグを投稿に付けることができます。

Instagramショッピング機能の4つメリット


ここでは、Instagramショッピング機能の4つのメリットをご紹介します。

ショッピング機能には、以下の4つのメリットがあります。

  1. 購入の流れがスムーズなので離脱しにくい
  2. 広告色が少ない
  3. コストを抑えて商品をアピールできる</h3>
  4. 「商品タグ」のついた投稿を広告として配信できる


それぞれ詳しく解説していきます。

1.購入の流れがスムーズなので離脱しにくい

Instagramショッピング機能を活用すれば、ユーザーは数ステップで簡単に投稿上で気に入った商品を購入できます。

Instagramの投稿で見つけた商品をGooglなどの検索エンジンで探す必要がなく、購入に至るまでの動線がスムーズなので離脱を防ぐことができます。

また、ユーザーの購買意欲を高く保ったまま購入ページへと促すことができるので、売上向上にもつながります。

2.広告色が少ない

通常の投稿に商品タグをつけれるので、広告色が少なく自然な形で商品をアピールすることができます。

広告感が強く不自然に商品を紹介すると、ユーザーの購買意欲を下げたり、ブランドイメージを悪くする可能性があります。

しかし、ショッピング機能を利用することで、広告感を出さずに商品の魅力を伝えることができるため、ユーザーから受け入れてもらいやすくなります。

ブランドイメージを損なわずに、効果的に商品をアピールすることができます。

3.コストを抑えて商品を宣伝できる

Instagramショップは、無料で開設できるため、登録料や利用料が一切かかりません。

Instagramの国内アクティブユーザーは6,600万人と言われています。(2023年12月時点)

この巨大なプラットフォームで、コストをかけずに商品の認知拡大や販売促進ができるのはECサイト運営者にとって大きなメリットと言えるでしょう。

4.「商品タグ」のついた投稿を広告として配信できる

商品タグを付けた投稿を広告として配信することができます。

Instagram広告の精度の高いターゲティング機能を活用することで、効果的にトラフィックや投稿のエンゲージメントを増やすことが可能になります。

また、商品タグ付き広告は、発見タブに配信可能です。

発見タブに投稿が表示されれば、フォロワー以外のユーザーにリーチできるため、幅広いユーザー層に商品を発見してもらうことができます。

認知向上や売上促進、新規顧客獲得などの効果が期待できます。

Instagramショッピング機能の利用条件


ここでは、Instagramショッピング機能を利用するための条件について解説します。

  1. FacebookおよびInstagramの​ポリシーに​準拠している
  2. Instagramショップと紐づけるECサイトのドメインを所有している
  3. ビジネスの所在地がInstagramショッピングを​利用できる​国にある
  4. Instagramアカウントに信頼性がある
  5. 正確な​商品情報(商品の​値段や​返金・返品ポリシーなど)を​提供している


それぞれの条件を詳しくみていきましょう。

1. FacebookおよびInstagramの​ポリシーに​準拠している

FacebookアカウントやFacebookページページは、Metaの利用規約商用利用規約、およびコミュニティ規定に準拠している必要があります。

また、InstagramプロアカウントはInstagramの利用規約およびMetaのコミュニティ規定に準拠している必要があります。

参考元:Metaビジネヘルプセンター|コマース利用要件

2.Instagramショップと連携させるECサイトのドメインを所有している

Instagramショップを開設するには、ECサイトなどを運営していることが条件となります。

また、Instagramショップと連携させるECサイトのドメインを所有している必要があります。

3.ビジネスの所在地がInstagramショッピングを​利用できる​国にある

自社の所在地がInstagramショッピングを利用できる国にある必要があります。

日本は、対象国です。

参考元:FacebookとInstagramのショップでサポートされている国

4.Instagramアカウントに信頼性がある

FacebookアカウントやFacebookページ、Instagramプロアカウントは、信頼性を示す必要があります。

認証バッジの取得や十分なフォロワー数を維持するなどして、アカウントの信頼性を示す必要があります。

5.​正確な​商品情報(商品の​値段や​返金・返品ポリシーなど)を​提供している

掲載する商品情報を正確に伝える必要があります。

例えば、誤解を招くような価格設定や在庫情報がないようにしましょう。

また、返金や返品のポリシーは明確に表示し、ウェブサイトまたはFacebookやInstagramから簡単にアクセスできる必要があります。

Instagramショッピングの​導入方法


ここでは、Instagramショップの開設方法をご紹介します。

Instagramショップをするまでの流れは以下の通りです。

  1. Instagram個人アカウントをビジネスアカウントに切り替える
  2. Facebookページを作成し、Instagramビジネスアカウントと連携させる
  3. Metaビジネスマネージャのアカウントを作成する
  4. ビジネス設定でドメインを認証する
  5. コマースマネージャでコマースアカウントを作成する
  6. カタログを作成し商品を登録する
  7. Instagramショッピング機能の申請を行う
  8. ショッピング機能を「オン」にする
  9. Instagramの投稿に商品タグをつける


それぞれの手順を詳しく解説します。

1.Instagram個人アカウントをビジネスアカウントに切り替える

Instagramショップを開設するには、Instagram個人アカウントをビジネスアカウントに切り替える必要があります。

まだ、ビジネスアカウントに変更されていない方は、下記の記事を参考に切り替えてみてください。

関連記事:【2025年最新版】Instagram(インスタグラム)ビジネスアカウントとは?開設するメリットや設定方法を徹底解説!

2.Facebookページを作成し、Instagramビジネスアカウントと連携させる

Facebookページを作成し、Instagramビジネスアカウントと紐づけます。

Facebookページをお持ちでない方は、下記の記事を参考に新規作成をしてください。

関連記事:ビジネスアカウント(Facebookページ)を活用するメリットは?作成方法や運用のコツをご紹介!

FacebookページとInstagramアカウントをリンクさせる方法は以下の通りです。

1.Instagramアプリのプロフィール画面を開き、「プロフィールを編集」をタップします。

2.「ビジネスの公開情報」から「ページ」を選択します。

3.リンクさせたいFacebookページを選択します。

4.「リンクする」をタップします。

参考元:Facebookページをプロアカウントにリンクする

3.Metaビジネスマネージャのアカウントを作成する

Metaビジネスマネージャのアカウントを作成することで、FacebookページやInstagramアカウント、複数の広告アカウントを一元管理できるようになります。

Metaビジネスマネージャの作成方法は、下記の記事をご覧ください。

関連記事:Facebook(Meta)広告のアカウントとは?作成方法やエラーの対処方法をご紹介!

4.ビジネス設定でドメインを認証する

Instagramショップと連携させるECサイトのドメイン認証を完了させましょう。

ドメイン認証の手順は以下の通りです。

1.Metaビジネスマネージャを開き、サイドバーから「設定」をクリックします。

2.「ブランドセーフティと適合性」にある「ドメイン」をクリックします。

3.「追加」をクリックし、リンクしたいECサイトのドメインを入力します。

4.「追加する」をクリックします。

5.ドメイン認証を行う方法には、以下の3つの方法があります。

  • 「メタタグを追加」
  • 「ルートディレクトリにHTMLファイルをアップロードする」
  • 「ドメインレジストラーでDNS TXTレコードを更新する」


3つのうち、どれか1つの方法を選択します。

6.選択した認証方法のドメイン認証の流れの案内に沿ってドメイン認証を設定します。

Facebookのドメイン認証について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。

関連記事:【簡単ガイド】Facebook広告のドメイン認証や手順、影響を解説!

5.コマースマネージャでコマースアカウントを作成する

コマースマネージャでコマースアカウントを作成します。

コマースアカウントの作成手順は以下の通りです。

1.コマースマネージャを開き、「開始する」をクリックします。

2.「ショップ作成」ページに移動します。

3.パートナープラットフォームを設定します。

連携して設定したい場合は、プラットフォームを選択します。

4.ショップの所在地を設定します。

5.チェックアウト方法の選択で「他のウェブサイトでチェックアウト」を選択します。

6.販売チャネルを選択し、Instagramビジネスアカウントを選びます。

7.ビジネスアカウントを選択します。

8.Instagramショップで利用するカタログを選択します。

カタログをまだ作成していない場合は、「商品追加」で新しいカタログを作成します。

9.商品の販売をするECサイトのリンクを入力します。

10.販売契約の同意書を確認し「設定を終了」をクリックします。

6.カタログを作成し商品を登録する

次に、コマースマネージャから商品を登録していきます。

1.コマースマネージャにアクセスし、「商品を追加」をクリックします。

2.カタログタイプで「オンライン商品」を選択します。

3.パートナープラットフォームを利用して商品をすでに掲載している場合は、「パートナープラットフォームにリンク」をONにし、リンクしたいプラットフォームを選択します。

4.ビジネスポートフォリオを選択します。

5.カタログの名前を入力し「次へ」をクリックします。

6.「リンクしてイベントをトラッキング」でウェブサイトやアプリで利用者がアクションを実行している商品のトラッキングに使用するMetaピクセルまたはアプリSDKを選択します。

7.カタログにアクセスできるメンバーを割り当てます。

8.カタログに商品を追加する方法を選択します。

  • データフィードに接続
  • 手動で商品を追加


商品の数が多い場合は、データフィードに接続して追加すると良いでしょう。

また、後から商品を追加したい場合は、スキップできます。

以上で、カタログの作成は完了です。

参考元:Metaビジネスヘルプセンター|コマースマネージャでカタログを作成する

7.Instagramショッピング機能の申請を行う

商品の追加ができたらInstagramショップを審査に出します。

審査を申請する手順は以下の通りです。

1.Instagramアプリを開き、プロフィール画面右上の3本線「三」をタップします。

2.設定にある「ビジネス」をタップします。

3.「Instagramショッピングを設定する」をタップします。

5.「スタート」をタップします。

6.Instagramと連携させるFacebookページをチェックし、「次へ」をタップします。

7.作成したカタログを選択し「次へ」をタップします。

8.遷移先となるECサイトやネットショップのURLを入力します。

9.ショップの詳細を確認し、「審査を申請」をタップします。

審査結果がでるまでには、約1週間程度かかります。

審査に通過すると、アカウントのプロフィール上部に「Instagramで製品をタグ付け」という文章が表示されます。

「スタート」を押せば、ショッピング機能が使えるようになります。

7.Instagramの投稿に商品タグをつける

投稿に商品タグを付けていきましょう。

商品タグの付け方は以下の通りです。

1.通常の投稿と同じように、投稿する写真を選択しキャプションを追加します。

2.「商品をタグ付け」をタップします。

3.写真または動画内で、タグ付けする商品をタップします。

4.タグ付けする商品を検索し、検索ボックスに名前が表示されたらそれを選択します。

5.Androidの場合は「完了」、iOSの場合は「シェア」をタップします。

参考元:Instagram投稿にショッピングタグを追加する

Instagramショピング機能で売上をアップさせる5つのコツ


画像引用元:Instagramで商品をタグ付けして、より多くの顧客を惹きつける

ここでは、Instagramショッピング機能を活用して売上をアップさせる5つのコツをご紹介します。

  1. さまざまなフォーマットに商品タグを活用する
  2. 商品ページの内容を充実させる
  3. ハイライトを活用する
  4. インスタライブで商品を紹介する
  5. テーマ別にコレクションを作成する


それぞれの詳細を解説します。

1.さまざまなフォーマットに商品タグを活用する


画像引用元:Instagramで商品をタグ付けして、より多くの顧客を惹きつける

商品タグは、フィードやストーリーズ、リール動画、ライブ配信に付けることができます。

各フォーマットによって、商品の見せ方は変わってきます。

広告の目的やターゲットによって、フォーマットを使い分けることで、より効果的なアピールができます。

また、商品タグを付ける際は、積極的に商品タグを使って自社の商品をアピールする機会を増やしていきましょう。

1つの投稿で設定できる商品タグは最大5件までです。

ユーザーがタップしやすいように商品タグの配置に気をつけながら、売上向上を目指しましょう。

2.商品詳細ページの内容を充実させる

投稿上の商品タグをタップすると、商品の詳細ページに遷移します。

商品の詳細ページは、購入するかどうかを判断する大事なページです。

そのため、商品詳細ページの情報が充実していないと、購入に至らない可能性があります。

商品の魅力が十分に伝わるように、商品画像や説明内容を充実させることが重要です。

例えば、アパレルであれば、商品単体の写真だけでなく、実際に着用したコーディネート写真も掲載することで、ユーザーは商品のイメージを把握しやすくなるでしょう。

3.ハイライトを活用する

過去に商品タグをつけて投稿したストーリーズをハイライトで保存しましょう。

ハイライトとは、ストーリーズが24時間経過しても保存してプロフィール上に公開できる機能のことです。

プロフィールページの目立つ位置に丸いアイコンで表示されます。

ハイライトを活用することで、カテゴリや特集別でまとめることで、ユーザーは情報を探しやすくなります。

特に注目してもらいたいハイライトを一番左に表示させることで、集客や売り上げアップにもつなげられます。

4.インスタライブで商品を紹介する


画像引用元:Instagramのライブショッピングを設定して商品を宣伝する

ライブ配信では、コメントやいいねの他に質問機能があるため、ユーザーとコミュニケーションを取りながら商品のアピールができます。

商品に対する疑問や不安を回答してあげることで、ユーザーにリアルな体験を共有することができます。

ユーザーとのリアルな交流を通じて、商品に対する信頼性を高めながら、売上促進へとつなげることができます。

5.テーマ別にコレクションを作成する

Instagramショップでは、カタログに登録した商品を特定のテーマでキュレーションして、コレクションすることができます。

例えば、新着アイテムやシーズンごとのトレンド、イベント別に商品をまとめることで、ユーザーは求めている商品を探しやすくなります。

まとめ

本記事では、Instagramショッピング機能の特徴や開設方法、Instagramショップを活用して売上をアップさせるコツを解説しました。

Instagramのショッピング機能を活用することで、投稿の商品に興味を持ったユーザーをスムーズに購入へと促すことができます。

数ステップで簡単に購入ページへと遷移させることができるので、購入までの離脱を防止し、効率的に売上向上を図ることができます。

弊社では、Instagram広告の配信において、ターゲティング設計から広告作成、成果改善までサポートしております。

Instagramショッピング広告の出稿にてお困りの方は、是非お気軽に弊社までお問い合わせください。

Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部

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