2025.05.12
2025.5.12
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「Instagramプロアカウントってなに?」
「Instagramプロアカウントに切り替えると何ができるの?」
「Instagramプロアカウントに切り替える方法を知りたい!」
Instagramをビジネスで活用したいと考えている方で、上記のような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Instagramプロアカウントの種類やメリット、切り替え方法を分かりやすく解説していきます。
Instagramプロアカウントの活用をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
Instagramのプロアカウントとは、ビジネス目的でInstagramを運用するユーザーに向けたアカウントのことです。
Instagram個人アカウントをプロアカウントに切り替えることで、広告配信や分析機能、アクションボタンなどビジネスに役立つ機能が使えるようになります。
これらの機能は、認知拡大や売上向上、新規顧客獲得などさまざまなマーケティング施策に貢献します。
ここでは、Instagramプロアカウントの種類について解説します。
Instagramでは、下記の種類のプロアカウントが用意されており、それぞれの目的や活動内容に応じて適切なアカウントを選ぶことができます。
それぞれのアカウントの特徴を詳しくみていきましょう。
Instagramビジネスアカウントとは、企業や法人、店舗の方向けのアカウントのことです。
企業などがInstagramをビジネス目的で活用するにあたって、集客やマーケティングに役立つさまざまな機能が用意されています。
例えば、ビジネスアカウントでは、プロフィールに連絡先や住所を表示することができます。
これにより、プロフィールページに訪れたユーザーが直接お問い合わせをしたり、訪問することができます。
また、インサイト機能が利用できるので、投稿ごとのリーチ数やエンゲージメント率などを分析することができます。
さらに、ビジネスアカウントに切り替えると、Instagram広告の配信が可能になります。
特定のターゲット層に絞り広告配信することで、新たな顧客にリーチを広げることができます。
企業や店舗のマーケティングや集客、利益化を目的とした場合に適したアカウントです。
Instagramビジネスアカンついて詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
関連記事:【2025年最新版】Instagram(インスタグラム)ビジネスアカウントとは?開設するメリットや設定方法を徹底解説!
クリエイターアカウントとは、インフルエンサーやクリエイター向けのアカウントのことです。
より多くのフォロワーを獲得し、コンテンツの影響力を最大限に引き出すための機能が用意されています。
例えば、クリエイターアカウントに切り替えると、「パートナーシップ広告(ブランドコンテンツ広告)」を利用できるようになります。
パートナーシップ広告(ブランドコンテンツ広告)とは、インフルエンサーや個人と投稿を企業がそのまま広告として配信できる手法のことです。
企業はインフルエンサーの影響力を借りて宣伝を行うことで、効果的に商品の認知拡大や販促を目指すことができます。
また、インフルエンサー側も企業と連携することにより、より多くのユーザーにリーチでき、新たなフォロワーを獲得できる可能性が高まります。
個人で情報発信や集客を行いたい場合に適したアカウントです。
クリエイターアカウントとビジネスアカウントに大きな違いはありませんが、下記の4つの違いがあります。
どのような違いがあるのか、それぞれの違いを詳しくみていきましょう。
クリエイターアカウントとビジネスアカウントでは、選択できるカテゴリが異なります。
ビジネスは7種類、クリエイターは41種類からカテゴリを選択することができます。
クリエイターのほうが選べる種類が豊富にあります。
自社に当てはまるカテゴリがない場合は、近いカテゴリを選択すると良いでしょう。
【クリエイターアカウントのカテゴリ】
【ビジネスアカウントのカテゴリ】
個人ブログ、商品・サービス、芸術・技術、ミュージシャン・バンド、ショッピング・小売り、健康・美容、食料品店
クリエイターアカウントのDMの受信フォルダは「メイン」と「一般」の2種類に分けることができますが、ビジネスアカウントとは、1つの受信フォルダしかありません。
届いたDMは自由にメインフォルダと一般フォルダに振り分けることができるので、たくさんDMが届く場合でも管理がしやすくなります。
ビジネスアカウントでは以下の4種類のボタンを設置できますが、クリエイターアカウントでは2種類しか設置することができません。
【ビジネスアカウント】
【クリエイターアカウント】
また、クリエイターアカウントはメールと電話番号のみの記載になりますが、ビジネスアカウントでは、連絡先にメールと電話番号に住所を追加を追加して記載することができます。
クリエイターアカウントは、ブランドコンテンツをパートナーシップ広告としてInstagramとFacebookで宣伝することをビジネスパートナー(企業)に許可することができます。
クリエイターアカウントで作成したコンテンツのアクセスを許可することで企業(ビジネスパートナー)は、その投稿を広告として使用することができます。
ここでは、Instagramプロアカウントを活用するメリットをご紹介します。
Instagramプロアカウントに切り替えると、以下の7つのメリットが得られます。
それぞれのメリットを詳しくみていきましょう。
インサイト機能を活用することで、フォロワーや投稿のパフォーマンスを可視化し、分析することができます。
インサイトデータを基に投稿の効果を検証し、次の施策の改善につなげることが可能になります。
プロアカウントにすることでInstagram広告の出稿が可能となります。
また、既存の投稿をそのまま利用して広告配信することもできます。
過去の投稿を利用することで、クリエイティブ作成の手間を省くことができます
また、ユーザーの反応が良い投稿を広告にすることで、拡散力のある広告を打ち出せるといったメリットがあります。
※Instagram広告の出稿は有料です。
ショッピング機能とは、投稿につけられた商品タグをタップすることで、ユーザーをスムーズに購入ページに誘導させることができる機能です。
プロアカウントに切り替えると、Instagram上にショップを開設し、投稿に商品タグを付けることができます。
登録料や販売手数料などの初期費用もかからないため、余計なコストを掛けずに商品の宣伝や販売の促進が可能になります。
自社でECサイトを運営している場合は、ぜひ活用したい機能でしょう。
※Instagramショップを開設するには、自社で運営するECサイトをInstagramアカウントに連携する必要があります。
プロフィール写真のすぐ下に、「カテゴリラベル」を表示できます。
カテゴリラベルとは、アカウントがどのようなサービスであるかを表す表示のことです。
カテゴリを設定することで、アカウントの特徴や投稿内容がユーザーに伝わりやすくなります。
プロアカウントにすると、お問い合わせなどの連絡先を表示することができます。
電話番号やメールアドレスを登録することで、ユーザーが直接Instagramからお問い合わせできるようになります。
また、ビジネアカウントにすると住所に記載もできるため、飲食店の場合などはユーザーの来客につなげることもできます。
※クリエイターアカウントは、電話番号・メールアドレスのみの表示になります。
プロアカウントに切り替えることで、DMをフォルダに振り分けることができます。
個人アカウントの場合、DMのフォルダは1つしかありません。
しかし、プロアカウントに設定すると「メイン」と「一般」の2つに分けることができます。
プライベートや仕事、未対応、対応済みなど状況に応じた使い分けができるので、DMの管理が楽になります。
※クリエイターアカウントのみ利用可能な機能です。
先述したとおり、プロフィールページにアクションボタンを設置することができます。
アクションボタンを設定することで、ユーザーは直接店鋪などに連絡することができます。
このようにプロフィールページにアクションボタンを設置することで、ユーザーはわざわざお店の情報を検索エンジン(Googleなど)で探す必要がないので、予約や購入に至るまでの離脱を防ぐことができます。
ここでは、プロアカウントに切り替えるデメリットについて解説します。
プロアカウントにすると以下の3つのデメリットがあることを理解しておきましょう。
それぞれのデメリットを詳しくみていきましょう。
プロアカウントに切り替えると、非公開設定にできなくなります。
常に公開された状態になるので、アカウントを非公開にしたい場合は、個人アカウントでInstagramを利用する必要があります。
プロアカウントでも、ブロック機能(特定のユーザーがアカウントを閲覧できない)は使用できます。
プロアカウントに切り替えた場合、シェアできる範囲がプロアカウントに紐付いているFacebookページのみに限られてしまいます。
Facebookの個人ページへのシェアができなくなるため、プライベートとビジネス用で併用している方は、注意が必要です。
ビジネスアカウントに切り替えると、著作権の関係で商用利用を禁止している音源が利用できなくなります。
特に有名アーティストの楽曲は利用できない可能性が高いです。
そのため、よくリールやストーリーズで音楽を使う方にとってはデメリットになり得るかもしれません。
ただし、クリエイターアカウントであれば商用利用不可の音源も利用することができます。
ここでは、Instagramプロアカウントに切り替える方法をご紹介します。
1.Instagramのプロフィールページを開き、画面右上にある3本線「≡」をタップします。
2.「アカウントの種類とツール」をタップします。
3.「プロアカウントに切り替える」をタップします。
4.カテゴリを設定します。
5.ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントのどちらかを選びます。
クリエイターアカウントは、「次へ」をタップすれば切り替えが完了します。
6.ビジネスアカウントを選択した場合は、連絡先を登録します。
7.FacebookページとInstagramビジネスアカウントを連携します。
※連携する必要がなければスキップしても問題ありません。
プロアカウントに切り替えた後でも設定した情報は簡単に修正することができます。
1.プロフィールページにある「プロフィールを編集」をタップします。
2.「ビジネスの公開情報」で、該当の部分を修正することができます。
【外部リンクの設定】
Instagramの外部にユーザーを誘導したい場合、リンクをプロフィール上に表示することができます。
例えば、自社の公式サイトやECサイト、キャンペーン情報ページなどのURLを記載することができます。
最大5件までリンクを設定することができます。
ここでは、プロアカウントから個人アカウントに戻す方法をご紹介します。
個人アカウントに戻す手順は以下の通りです。
1.Instagramのプロフィールページを開き、画面右上にある3本線「≡」をタップします。
2.「プロフェッショナル向け」セクションの「ビジネスツールと管理」をタップします。
3.「アカウントタイプを切り替え」をタップします。
4.「個人用アカウントに切り替える」を選択します。
ここでは、インサイトデータを確認する方法をご紹介します。
プロフィール画面を開き、「プロフェッショナルダッシュボード」をタップすることで過去30日間のインサイデータを確認することができます。
または、アカウントのプロフィール画面の右上の三本線(メニュー)をタップし、「インサイト」をタップすることでも確認可能です。
インサイト機能を活用すれば、年齢、性別、地域などフォロワーの情報や各投稿のデータ数値を確認できます。
投稿のパフォーマンスに関するデータを分析することで、自社のアカウントの改善点を発見し、より効果的なコンテンツ制作やアカウント運用を実現することができます。
インサイト機能では、具体的に以下の項目を確認することができます。
Instagramプロアカウントに関するよくある質問として、以下の2つが挙げられます。
それぞれについて詳しく解説します。
プロフィールページにアクションボタンの設置やカテゴリラベルを表示できるのは、ビジネスアカウントやクリエイターアカウントのみです。
そのため、カテゴリラベルやアクションボタンの有無で、プロアカウントかどうかを見分けることができます。
一般の方でも簡単にプロアカウントに切り替えることができます。
無料で切り替えられるので、Instagramを活用して新しい情報発信や集客をしたい方は、ぜひ積極的に利用してみましょう。
本記事では、Instagramプロアカウントの種類やメリット、切り替え方法を解説しました。
Instagramプロアカウントに切り替えることによって、ビジネスに役立つさまざまな機能を使うことができます。
Instagramをビジネス目的で積極的に活用したい方は、ぜひプロアカウントに切り替えて運用してみてください。
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Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部
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