FacebookとInstagramを連携する方法を画像付きで解説! - (株)GMSコンサルティング

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2024.7.30

2024.10.4

FacebookとInstagramを連携する方法を画像付きで解説!

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「FacebookとInstagramのアカウント連携ってどうやってするの?」

「FacebookとInstagramのアカウント連携した時にどんな機能が使えるの?」

上記のような悩みを持つ方は少なくないのではないでしょうか。

本記事では、アカウント連携によって使用できる機能や、連携方法、連携できないときの対処法、連携したときの注意点を紹介します。

SNS初心者の方にもわかりやすく解説しているので、是非ご覧ください。

【30秒でおさらい】FacebookとInstagramの特徴

事前知識として知っておきたいFacebookとInstagramの特徴をまとめました。

特徴をふまえて、それぞれのSNSを運用することで、効率の良い運用につながるはずです。

特徴

・各SNS利用者数
・ユーザーの傾向
・期待できる効果

それぞれ紹介します。

FacebookとInstagram各SNS利用者数

日本国内のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の利用者は年々増加しています。

全体では7割近くの人がSNSを使用しているなか、FacebookとInstagramの利用率はそれぞれFacebookが24%、Instagramが52%です。

また、頻繁に利用するユーザーが多いのも特徴の1つです。

各SNS国内アクティブユーザー数
Facebook
2600万人(2019年時点)
Instagram3300万人(2019年時点)

(参照:2022年総務省調べ

また2022年度SNS利用動向に関する調査によると、3人〜4人に1人はアクティブユーザーだといえます。

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FacebookとInstagramのユーザーの傾向

FacebookとInstagramでは利用者層もそれぞれです。

各SNS男女比特徴
Facebook男性:51%|女性:49%ビジネス利用や実生活の友人知人との交流が主流。30代以上が中心。
Instagram男性:43%|女性:57%多目的な情報収集や情報発信に使用されている。
20代~40代が中心。

(参照:2023年総務省調べ人口推計令和4年度情報通信メディアの利用時間を情報行動に関する調査報告書

実名登録制のFacebookは、個人アカウントの使用がメインです。

プライベートの利用だけでなく、仕事関連のつながりや連絡先の交換で使用します。

一方のInstagramは、個人と企業のアカウントが入り混じって相互に情報収集や、情報発信に使用します。

商品やサービスの検索ツールとしても使用されるSNSです。

FacebookとInstagramの期待できる効果

Facebookが優れている点は、「信頼性」や「堅実性」を築くのに適しているところです。

個人のプロフィールや実生活のつながり、ビジネスの実態が見えやすいプラットフォームなので、よりフォーマルな印象があります。

信頼感や堅実さをアピールするなら、Facebookでの発信がおすすめです。

一方、Instagramが優れている点は、「拡散性」や「親和性」だといえます。

実生活の活動範囲に限らず、興味関心ベースで他ユーザーとのつながりを持てます。

地域や年代、個人・企業などの属性を超えて、情報収集や情報発信が活発にできるプラットフォームです。

より広い範囲へ、より親和性の高いユーザーに向けて発信するなら、Instagramが有用だといえるでしょう。

FacebookとInstagramを連携するメリット【5選】

それぞれ特徴が異なるFacebookとInstagramですが、各SNSのアカウントを連携するメリットは5つあります。

メリット

・SNS運用の手間が省ける
・アカウントを一元管理できる
・より広い範囲へ発信が可能になる
・相乗効果でフォロワーが増えやすくなる
・Instagramで加工した投稿をFacebookに投稿できる

それぞれみていきましょう。

SNS運用の手間が省ける

アカウントを連携すると、SNS運用の手間を減らせます。

特に、FacebookとInstagramで同じ内容を投稿するなら、連携が便利です。

同じ投稿を同時にアップできたり、特定の投稿を選択してFacebookに共有できるので、投稿時間を短縮できるでしょう。

また「クリエイタースタジオ」というツールが使用可能になります。

投稿予約できる機能があったり、データ分析に必要な機能が揃っています。

両プラットフォームを運用する手間が1/2になるはずです。

アカウントを一元管理できる

Instagramの運営元はFacebook社(現在はMeta社)なので、連携しておくとアカウントをまとめて管理できます。

特に、広告を配信する場合は、管理が楽になるだけでなく、より多くの成果につながる運用ができるでしょう。

連携したInstagramアカウントの認知度アップも期待できます。

ユーザーが広告を経由して、Instagramのプロフィールを閲覧してくれる可能性があるからです。

また、一般的な使用に留める場合でも、プロフィール編集やコメント管理が、Facebookで確認できるのは、1つのメリットだといえます。

より広い範囲へ発信が可能になる

FacebookとInstagramを連携すると、より広い範囲へ発信が可能になります。

Facebookは実名でビジネス目的や知人友人との交流目的で使用している人が多く、Instagramは幅広い目的で情報収集や、情報発信に使用している人も多いSNSです。

特徴が異なる2つのSNSで投稿することで、交流範囲が広がり、リーチ数が伸びる可能性があるでしょう。

新たなユーザーと接触する機会を増やせます。

相乗効果でフォロワーが増えやすくなる

2つのアカウントを連携すると、フォロワーが増えやすくなります。

その理由は、友達やフォロワーのアカウントが「おすすめ」として表示されるからです。

連携しない状態で運用すると、アカウント開設初期などは、おすすめ表示される機会が少なくなります。

FacebookとInstagramを連携すれば、知人友人フォロワーに関連する新しいフォロワー獲得につながるはずです。

Instagramで加工した投稿をFacebookに投稿できる

アカウントを連携すると、Instagramで加工した投稿をFacebookに共有できます。

Instagramは、特有のスタンプや加工も多くあり、クオリティの高い投稿も多いです。

一方でFacebookは、あまり凝った内容の投稿は多くありません。

Instagramのクオリティで作成された投稿を、Facebookに共有するだけで、他の投稿より目立たせることができます。

FacebookとInstagramを連携する方法

FacebookとInstagramを連携する方法は2パターンです。

連携方法

・スマホ画面でInstagramから連携する方法
・PC画面でFacebookから連携する方法

それぞれ手順を紹介します。

【スマホ画面】Instagramから連携する方法

スマホアプリのInstagramから連携する手順は3ステップです。

手順

・ビジネスアカウントに切り替え
・設定からページをリンクする
・Facebookアカウントにログイン

画像付きで手順を紹介しているのでご参照ください。

手順①ビジネスアカウントに切り替え

Facebookと連携するには、Instagramがビジネスアカウントでなくてはいけません。

切り替える場合はまず、Instagramのプロフィール画面右上にある[三]をタップして[設定とアクティビティ]の[アカウントの種類とツール]を選択します。

[プロアカウントに切り替える]をクリックして[次へ]進むと、カテゴリを選択する画面になるはずです。

当てはまるカテゴリを選ぶと、ビジネスアカウントへの切り替えが完了します。

参照:Instagram for Business

手順②設定からページをリンクする

Instagramアカウントのプロフィール画面[プロフィール編集]から[ページ]の[リンク作成]をタップして[次へ]進みます。

手順③Facebookアカウントにログイン

ページが遷移するので[Facebookにログイン]を選択。

ログイン情報を入力すると連携が完了します。

参照:ビジネスヘルプセンター

【PC画面】Facebookから連携する方法

PCから連携する手順は3ステップです。

手順

・Facebookページを用意する
・設定からページをリンクする
・Instagramアカウントにログイン

みていきましょう。

手順①Facebookページを用意する

まずFacebookページを用意します。

FacebookとInstagramのアカウント連結には、Facebookページが必要です。

Facebookページの作成からはじめる場合の、作成手順はこちらをご参照ください。

手順②設定からページをリンクする

Facebookページの用意ができたら、Webブラウザで連携したいFacebookページを開いて[設定]をクリック。

[設定とプライバシー]の[リンクするアカウント]を選択します。

手順③Instagramアカウントにログイン

Instagramの[アカウントをリンク]をタップ。

Instagramアカウント情報を入力してログインすると完了です。

FacebookとInstagramが連携できているか確認する方法

アカウント連携が正しくできているか確認する方法を紹介します。

確認方法

・Instagramから確認する方法
・Facebookから確認する方法

それぞれご参照ください。

Instagramから確認する方法

Instagramアプリを開いて右上の三本線から[プロフィール編集]をクリック。

[プロフィール情報]の[ページ]欄にFacebookアカウントが表示されているか確認します。

表示があれば、問題なく連結できています。

Facebookから確認する方法

パソコンでFacebookページにログイン後、右上のアイコンをクリック。

連携を確認したいページを選択して[設定とプライバシー]の画面を開いてください。

[設定]の[リンクするアカウント]から連携済みのアカウントを確認できます。

該当するInstagramアカウント右側の[見る]で詳細が表示されていれば、連携済みです。

FacebookとInstagram連携できないときの対処法

連携できないときの対処法は3つあります。

3つの対処法

・Facebookページの権限付与を確認
・Facebook個人ページを使用していないか確認
・Facebookアカウントの利用が制限されていないか確認

それぞれ解説します。

参照:ビジネスヘルプセンター

Facebookページの権限付与を確認

連携の設定は、Facebookページの所有者しかできません。

Facebookページの所有者が別のユーザーである場合は、権限を付与してもらう必要があります。

権限付与には、権限の付与を求めるリクエストを送信してください。

権限者がリクエストを承認すると、アカウントの連携を行えるはずです。

Facebook個人ページを使用していないか確認

Facebookの個人ページとInstagramのビジネスアカウントは連携できません。

連携は、FacebookページとInstagramのビジネスアカウントを使用する必要があるので要注意です。

Facebookの個人アカウント/個人ページと連携を行いたい場合は、Instagramのアカウントをクリエイターアカウントに切り替えることで解決します。

Instagramプロフィール右上の三本線メニュー[設定]から[アカウントの切り替え][クリエイターアカウントに切り替える]で設定可能です。

Facebookアカウントの利用が制限されていないか確認

アカウントが規定違反していると判断されると、Facebookの機能が使用できなくなる可能性があります。

アカウントに問題が起きていないか確認するには[facebook.com/accountquality]からアカウントの状態を確認できます。

FacebookとInstagram連携後の投稿設定

アカウントの連携が完了したら、共有する投稿の設定を行います。

投稿設定

・すべての投稿を連携したい場合
・一部の投稿を連携したい場合

目的にあわせてご参照ください。

すべての投稿を連携したい場合

連携したアカウント間で、すべての投稿を共有する設定のやり方は、まずInstagramプロフィール画面、右上のメニューから[設定]を開きます。

つぎに[アカウント][リンク済みアカウント]の[Facebookで投稿をシェア]をオンに設定します。

ストーリーズの投稿も共有したい場合は、[Facebookでストーリーズをシェア]機能もオンに切り替えてください。これで完了です。

一部の投稿を連携したい場合

共有する投稿を選びたい場合は、投稿時に設定します。

タグやキャプションをつける画面で、Facebookを選択して投稿します。

すでに投稿済みのものをFacebookにも共有するには、投稿を選択して[シェア]ボタンをタップしてください。

一部の投稿だけを共有するには、投稿ごとに設定が必要です。

FacebookとInstagram連携の解除方法

アカウントの連結を解除するときは、FacebookとInstagramそれぞれで設定を変更します。

手順を紹介します。

Facebookを解除する方法

Facebookページを開いて[アカウント設定]をクリック。

[アカウント]をタップすると連携済みのアカウント一覧が表示されるので、連携を解除したいアカウントの右側にある[削除]をクリックすると完了です。

Instagramを解除する方法

Instagramにログイン後、[設定]から[リンク済みアカウント]をクリック。

Facebookを選択して[アカウントのリンクを解除]をタップすると完了です。

FacebookとInstagramを連携の注意点

連携するときの注意点は3つあります。

注意点

・連携できるアカウントは1つだけ
・設定や投稿内容の使い分けに注意
・ショッピング機能が利用できない場合がある

それぞれみていきましょう。

連携できるアカウントは1つだけ

連携できるアカウントは、Instagramのアカウント1つにつき、Facebookページ1つまでです。

使用目的が異なるアカウントが複数ある場合は、用途が一致しているか要注意です。

現在では、商品やサービスごとにFacebookページを使用していたり、Instagramアカウントを複数開設しているケースも少なくありません。

ビジネス用のアカウントと個人用のアカウントで連携するアカウントを間違えてしまうと、誤った情報が流れてしまったり、個人情報にアクセスできるユーザーを制限できなかったりトラブルにつながります。

個人アカウントを使用するのか、ビジネス使用するのか、広告でも使用するのか、事前に使用範囲を決めておくのがおすすめです。

複数のアカウントを使用している場合や、複数の使用用途がある場合のアカウント連携は慎重に行う必要があるでしょう。

設定や投稿内容の使い分けに注意

アカウント設定や投稿内容は両SNSそれぞれに最適か要注意です。

Facebookの個人アカウントとInstagramアカウントを連携すると、Facebookで使用している実名がInstagramに反映されることがあります。

Instagram側では変更ができなかったり、使い分けしづらい場合があるので気をつけなくてはいけません。

また、設定変更の融通が利かなくなるだけでなく、投稿内容に違和感がでる場合もあるでしょう。

両SNSは、利用しているユーザー層や利用目的などが異なります。Instagram特有のハッシュタグや、アンケート機能、GIFモーションなどの表示が、適用されない可能性もあります。

まったく同じ内容で、それぞれのユーザーに最適なアプローチができるか考える必要がありそうです。

ショッピング機能が利用できない場合がある

FacebookとInstagramを連携すると、使用可能になる機能の1つに「ショッピング機能」があります。

ショッピング機能を使用すると、投稿から商品購入ページへの誘導が簡略化されます。

投稿画像に商品ページのリンクを設置できるので、小売や販売をしている方におすすめの機能です。

ただし、ショッピング機能が使用できるアカウントは一部です。

ショッピング機能を使用する場合は、必要条件を満たして審査を通過する必要があるので注意してください。

ショッピング機能の活用について詳しくはこちら

ショッピング機能の使用許可があるか確認するには、アカウントの[設定]から[ビジネス]をクリックして、[Instagramショッピングを設定する]が表示されているかをチェックします。

まとめ

この記事では、FacebookとInstagramの連携について知っておきたい情報をまとめました。

FacebookとInstagramを連携すると、運用の手間が省けたり、使用できる機能も増えたりとメリットも多いです。

一方で、それぞれのアカウントが紐付くことで、不都合になるケースも紹介しました。

本記事の内容が、安全で効率的なSNS運用の参考になれば幸いです。

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Writer GMSコンサルティング編集部 マーケティング部

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